122 BAR: a returnee
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[下手くそな舌遣いでも、いいと言ってくれれば
嬉しいと思ってしまう単純な心に、内心で苦笑。
時折ぴくりと震えるマドカをもっと悦ばせたくて、
亀頭をちゅ、と唇で挟むが]
………もういいのか?
[制止を受けて、素直に口を離す。
自分の唇と、マドカとが細い唾液の糸で繋がったのは一瞬の事。
まだイってないのに途中でやめると言う事は、
やはりダメだったのかとしゅんと落ち込む。
すこし不貞腐れていれば、ソファへと押し倒される]
え、あ なにを、 ……──!
[後孔にぴとりと当たる熱い、それ。
無知だった男同士のやり方を、うっすら理解する。]
む、むり……いやだ、絶対、むりだろ……
[多少ほぐれたとはいえ、そんな場所にそんなモノを
押し込まれるのは初めての事。
すんなり入るなんてことはまず無いだろう。
未知の体験に小さく肩を震わせた]
だって、俺トレイルより年上だもん。
――――、恥ずかしいだろ。
[思わずぷい、と顔を背けた。
出来れば心の中だけにしておいてほしい。
……恥ずかしがる姿を毎回見たいのなら
言えばいいのだけど、きっと悶えてしまう。]
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