人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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……お父様、
ひとつ伺いたいことがあるの。

手柄を立てたら、ご褒美を下さると先ほど仰られました。

[>>:*68 その囁きが届いた後しばし、
本当に不意に思いついた、とでもいうように
“父”の元へと届く、こえ]

――所望したいものが、
他にもあると言ったら、聞いて下さるのかしら。


[真弓は、初めて人を殺してから従順になった。

もちろん従順さがすべからく美徳とは限らぬけれど、
吸血鬼はそも人の言う美徳など好まぬだろう。
従順という美徳の反対は、反抗という悪徳。

はじめて人を殺した時 
憎しみという感情がどういうものかを知った。
その感情は他の全ての感情ごと氷の下に押し殺した。

―― 少女はあの時の言葉を覚えている。]


―回想―

僕にぃ?拒否権はないのでぇすねぇ?

[やはりこの頃も、敢えて「狂って」見せていた。
それでもなお、嫌な顔せずに付き合うのは。]

僕の言葉ぁ?さぁて、何ぞ言いましたかねぇ。

[恍けているのか、どうなのか。ただ、これだけ言った**。]

一夜にしては成らず。よく―……時勢を見たまえよ。


    − 過去 −

[城の全てが己の部屋。
扉の向こうに何があろうが、
どのような状況か等確認する必要は無い。
女の部屋だろうと構わず開けた]

何をしている?

[最初の頃こそ絹裂く悲鳴を聴かせてくれていたが、
マユミはそのうち、悲鳴をあげる心を
何処かに隔離する術を覚えた様だった。
ホリーの教育も素直に吸収し、素直に育っている様には見えた]

教育係の吸血鬼が覚えが良いと褒めていた。
持って生まれた素質だろう。良い事だ。

[マユミの上達は認める所だから、そこは正しく評価してやる事に。
もう少し抵抗するかと思ったが、
今はその容姿も相俟って人形の様にも見える]


……時勢を動かすのは、難しいのね。

[>>:111 自分と直円と、
折られた鶴は2羽ある。

1つは黄金色の月手毬
1つは漆黒の花模様、

両手にもって、かつんと、その嘴をぶつけた*]


[マユミが折っていたのだろう、紙から生まれた形を手に取り
眺めて見るが、それが何かを理解出来ない。
興味が無いのだから当然だが]

一枚の紙から出来ているのか。
面白い事を考え付く。
元は同じものが、過程1つで全く違うものに変わる。

[まるでお前達家畜の様だと、薄ら笑う]

人間達はこんなものを折って愉しいのか?

[子供の遊戯以外に、祈りを込めて、願いを込めて、
想いを込めて折られる等想いもつかない]


【人】 営利政府 トレイル

[地面に落ちたままの刃は、まだ戦いの意思を見せず。
 理依の前から逃げたのなら、まだ彼は無事だと。直円の身に起きたことを知らず、零瑠は安堵する。]

……

[伸ばした腕を引き寄せた。
 学帽を被った頭を緩く振り、残念だと言葉を零す。]

もう、理依とは会えないかも知れないよ。


サミュエルは、ねぇ、それで――――誰と、戦うの?

[武器の気配に唇を結ぶ。]

(464) 2014/02/11(Tue) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

 ――――…や

[行かないで。
 周の背を掴む指先に力が籠る。]

俺が、周を匿う、から……。
一緒に――――…

(467) 2014/02/11(Tue) 23時半頃

    − マユミの問い掛け −

[折り紙の返答は何だったか、と雑魚を斬り捨てながら
ふと思い出していると、
まるで測ったかのように問いが届く]

お前が望む等、珍しいな。
何が欲しい。

[叶えるとも叶えぬとも言わず。
いつも控え目に、従順なマユミの望みに、
ただ興味が沸いたと言う様に]


【人】 営利政府 トレイル

[『斃す』だなんて、言うな。

 『なんとかしてやる』だなんて、言うな。


 そんなことを、言ってはいけないんだ。周。]

(471) 2014/02/11(Tue) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

サミュエルにとって、『家族』って、なんなのさ。

[零瑠を『吸血鬼』だと認めた口が、
 『吸血鬼と戦う』という。

 つまり。
 彼の意思は明白。>>471


寄るなっ

[手を掴みはしなかったのに。
 足に体重が乗るのに気付き、後ろに跳ぶ。

 同時に、刃を警戒して右の武器を前に構えた。]

(483) 2014/02/12(Wed) 00時頃

―回想―
[>>:*112父の訪れに立ち上がる、
学んだ作法に適った振る舞いは動作の一つ、
しぐさの一つとっても、優美なものといえただろう。
――作法の教育係は1人か2人は裂かれて死んだけれど]

ごきげんよう、お父様。

[部屋のそこかしこに散らばる色とりどりの折鶴たち]

お褒めいただくのは、光栄です。
――けれど、お父様、わたし思うのです。
いつになったら、お姉様に追いつけるのでしょう。

[双眸の、緋花のような虹彩は“父”を見上げる。
その存在にこの血が焦がれるのは、抗いようのない事実だ。]



……お父様もお姉様も、
誕生した時から変わることのない存在なのですか?

たとえば、愛したものを憎んだり、
憎んだものを愛したり、そんな変化はないのでしょうか?

[>>:*114 薄く笑う表情を見た、
爪先は1羽の鶴をとる、広げた羽は羽ばたきの形になった]

お父様は祈りというものをご存知ですか?

――いいえ、きっと孤独というものをご存知ではないから、
祈りなど、不要なものなのでしょうね。

[言葉の真意は愉しさを問うものではなかっただろう。、
だがその問いを、額面どうりに捕らえて少女はそんな風に答えた]


【人】 営利政府 トレイル

[周の言葉が引鉄になる。

 背から心臓に向けて、抉り出すこともできる――程に。]

(493) 2014/02/12(Wed) 00時頃

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