164 天つ星舞え緋を纏い
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[その心根のまま、人としては生きられぬ、と、諭した住職も、己の行く手を阻む者として殺したいとこどもは思い…殺さぬために里を出た]
[住職を慕っていたというわけでもない。ただ、殺してしまえば終わりだ、と、どこかで何かが囁いたのだ]
(100) 2014/02/16(Sun) 01時半頃
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[それは或は、寺にも里にも馴染めず、寺で遊ぶ子供達を睨みつけるばかりだったこどもに、たった一人、誘いの声をかけた少年の事を、思い出したからかもしれなかった......]
(101) 2014/02/16(Sun) 01時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 01時半頃
[貫いた刀を引き抜けば、傷口は凍り付いていて、血が滲むこともない。]
ああ、そういえば……。
この着物、気に入ってたんだけどね……。
[首をめぐらせ、先に怪我した左肩に視線を向ける。
裂かれた肩は、血の色に染まっているものの。
今はもう血は止まっている……正確には、凍り付いているのだが。]
……否定、出来ないよね。
どれも、これも……人間に出来ることじゃないもの。
[ふらり、木の幹に身体を預け、真っ暗な空を仰ぐ。]
ほかにも化け物はいるの?
それとも私だけ?
ま、どっちにしろ、一度手当しなくちゃ、かな……。
[正確な状況はやはりわからないなら、万が一に備えればいいだけ、と女は自宅へと足を向ける。]
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さて、誰ぞ生き延びておるのか...
[遠い記憶は焔の中に飲み込まれ、坊主は笑みを刻んだまま、再びゆっくりと歩み出す]
[生き延びた者はきっといる、だから、探せ、と、目覚めた闇が*教えていた*]
(102) 2014/02/16(Sun) 02時頃
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[女が立ち去った後、残っているのは胸元を貫かれた老婆の*遺体のみ*。]
(103) 2014/02/16(Sun) 02時頃
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……? 一、なにがあったか見てきてはもらえ……、一?
[茶屋の椅子から立ち上がるも、惑う人の波で何が起きているのかよくみえない。傍らにいたはずの一平太は何時のまにか姿を消していて、細い目を瞬かせる>>72]
……年寄りを置いて先に退くような若人ではないと睨んで居ったがのぅ。
[どうも悲鳴の起きた先から逃げるように流れていく人波を見るに、先日の川でのことのように自分から確かめに首を出しに行ける状況ではなさそうだ。ではとりあえずは流れに乗ってここを離れよう、とよたよた駆け出した瞬間。]
(104) 2014/02/16(Sun) 02時頃
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機織り 雪客は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 02時頃
説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 02時頃
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[逃げ惑う民を上から押しつぶすように、 闇に染まった空からそれは飛来した]
(105) 2014/02/16(Sun) 02時頃
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…………。
[また一つ大きな悲鳴が至る所から上がると、人の波は形を成さずに散り散り四方へとばらけていく。 育ちすぎた醜い猩々のような『それ』の大きな二つの足は、今しがたまで走っていた者の着物と血を踏みつけていた]
[常、見えているのかわからないほど細い老人の目が猩々に向けられる]
……ふむ。長生きはするものじゃな。得難い経験がある。 雷門よ、おぬしは……これを見越しておったのかの?
[あちこちで人が動き回るこの場で、足を止めた老人と猩々だけが動かず。 先に均衡を破った猩々が雄叫びと共に前足を振り下ろして、]
(106) 2014/02/16(Sun) 02時頃
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―回想―
ばあさんや、なんぞここの所おかしいのじゃが。 『なにがです?』 儂が弄ると盆栽が妙な育ち方をしおる。 『気のせいですよ、きっと』 いや、気のせいにしては度が過ぎておる。ほれ、枝を切ったのにすぐに生えおったわ。 『まぁまぁ、すばらしいではありませんか。きっと神様からの賜り物ですよ』 なんぞ地味な奇跡じゃのう。盆栽が生きたところでどうにもなるわけではなしに…。 『いえいえ、神様が下さったものです、きっと……』
(107) 2014/02/16(Sun) 02時半頃
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―祭り、陽の呑み込まれた空の下―
『…役に立つ』、のぅ。 果たしてこれで何が変わるのやら……。
[人のいなくなった通りで老人が溜息をつく。 見渡す辺りに人の影はなく、遠くではまだ微かに人の声が聞こえる。
見渡す辺りに人の影はない。人として動くことはない骸ばかりが血の海に転げる。]
(108) 2014/02/16(Sun) 02時半頃
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……さて、雷門を探すとしようかの。 無事でおればよいが……。
[夕顔も共にいるだろうか。少なくとも先刻までいたであろう、儀式の行われていた社へとよたよた、歩みを進めていく]
[あとには 何処からか生えだした樹の無数に別れた枝で 雁字搦めに張り付けられた猩々だけが*残っていた*]
(109) 2014/02/16(Sun) 02時半頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 02時半頃
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[消えてゆく。 馴染んだ鼓動が一つ、また一つと消えてゆく。 何故それが感じ取れるのか、半紙の蝶は一体何なのか。 何もかもが分からないことだらけだったけれど、広場から駆け出して分かったことは]
くそっ……もう、こないに……!
[あちこちに転がる、数多の里の者達の骸。 それに紛れ、ところどころに転がる異形のものの骸。 誰かが残っていたとしても、その数は数えるほどしかないのでは無いかという推測だった]
…… 一、親父……それに雷門小父…。 皆……頼むから、無事で……!
[仲違いしているとは言え残る片親。 弟と共に身を案じる想いはあり、呟いて骸転がる道をひた走る。 途中、道を塞ぐ異形があれば、蝶を繰り力尽くで切り拓いた]
(110) 2014/02/16(Sun) 03時半頃
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[生ける者は居ないか、探しながら駆け続けて、ふと弱々しい鼓動を感じて足を止める。 方向を定め、早足で近付いて行くと、男女の骸の間に浅い呼吸をする幼子を見つけた。 傷は深く、手当てしても助かりそうには思えぬ様相。 それでも手を伸ばしたのは、弱々しくもようやく見つけた鼓動だったから]
坊、大丈夫か? 今手当てして────
[心の奥では、この命を助けることは出来ない、という諦めもあったかもしれない。 楽にしてやった方が良いのではと思う部分もあったかもしれない。 無意識の想いは思考とは逆の力を齎して]
(111) 2014/02/16(Sun) 03時半頃
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──────…………くそおおおぉっ!!
[手が幼子の頬に触れた瞬間、弱々しい鼓動はぴたりと止まった]
(112) 2014/02/16(Sun) 03時半頃
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[気が狂いそうだった。 無意識とは言え、求めた鼓動を止めたのは自分だと言うのが分かってしまったから。 鼓動が止まる瞬間を感じ取ってしまったから]
はぁっ……はぁっ……。 ……さが、さんと……。
[発動した力のためか、精神的に追い詰められたためか、息をあげて何度も呼吸を繰り返す。 探す対象を定めきれぬままに呟き、ゆらりと骸が並ぶ場所から立ち上がった]
(113) 2014/02/16(Sun) 03時半頃
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[また一つ分かったことがある]
[理由は分からないが、自分は生命を操ることが出来るらしい。 先程は微かに残る幼子の生を吸い取ったのだ。 傷つき弱り、苦しんでいる者に安らかな死を。 苦しみから救う慈悲と言えば聞こえは良いが、要は相手を苦しませずに殺すことが出来るのだ。 生命溢れる者にこれが通用するかまでは定かではないが。 半紙の蝶もこの力が作用しているのだろう。 生抱かぬものへ命を与える──。 きっとこの力は以前から無意識に使っていたのではないだろうか。 華月斎が胡蝶の舞を得手とするのも道理だったのだろう]
(114) 2014/02/16(Sun) 03時半頃
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[歩き始めながら華月斎は息を吸い込む]
誰かおったら返事しぃ!!
[近付けば鼓動で分かるけれど、その範囲も高が知れている。 異形のものにこの声が聞きとがめられたなら屠るまで。 華月斎はしばしの間、声を張り上げ通りを進んだ**]
(115) 2014/02/16(Sun) 03時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 03時半頃
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だれ、か。
いないの、ですか。
[此処は神社へと続く通りの途中。 人は沢山いたはずなのに、何故人の声が聞こえないのか。 地に転び、立ち上がれぬままに呼びかけるも、返る声はない。
影に飲ませた異形たちは、皆苦悶に歪ませた顔で地に伏せている。 そういえば、このものたちは一体何なのだろう。
昔語りに聞かされた、鬼に似ているようにも思えるけれど。]
(116) 2014/02/16(Sun) 14時半頃
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[どくん。どくん。
鼓動は収まることを忘れたように、強く脈打つ。 怖い。この場に一人、居ることが怖い。 祖父が目覚めぬことが怖い。
自分の中の、「自分」が、怖い。
奥底、目覚めた闇に、飲まれていくことが。]
…こわ、い。
[そう、呟いたところで、声が、聞こえた。]
(117) 2014/02/16(Sun) 14時半頃
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この、お声、は…
[周囲からは、異形に襲われた村人達の苦悶の声もまだ少なからずあるのだが、それは耳に届かない。
耳朶を打つのは、己の鼓動と、]
華月斎、さま
[何故か耳に届いた、その声の主の名を紡ぐ声は、掠れて、小さなもの。 胸の内のなにかが、また、どくんと強く、脈を打った**]
(118) 2014/02/16(Sun) 15時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 15時頃
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― 通り ―
[宙を舞う身を、きらきらと清冽な銀の光が覆った>>97]
(これ、は)
[呪いの類ではない。 むしろ、自身が身に宿した力に近しいものだとわかる]
(あり、がと。あなたもご無事で)
[力の主が誰かはわからない。 ただ、気持ちだけでもと、小さく頭を下げ心中で礼を述べる。 少女の声>>86が耳に届いたのは、その時だった]
夕ちゃん……!
[屋根の上に立ち見渡せば、臙脂の着物はすぐ目に留まる。 逃げる途中に疲れ果て倒れたのだろう、と娘は認識した]
(119) 2014/02/16(Sun) 16時頃
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[すぐにでも夕顔の許へ向かおうとした娘を、追ってきた異形が阻む]
く……。
[立ち止まり、忌々しげに相手を睨む。 一人なら逃げ続けることは出来ても、十になる子を抱えていてはどうだろう。 立ち止まり逡巡していた所に、もう一つ覚えのある声>>115が届いた]
華月さん……!
[また一人、生きた者の声を聞いて安堵で大きく息を吐く。 大人の男である彼なら、夕顔を安全な場所まで運べるかもしれない。 期待を籠めて、風車を口から離し、大きく息を吸った]
(120) 2014/02/16(Sun) 16時頃
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華月さん! 頼みます!!
[自身の生存と、もう一人の生存者の居場所を報せる意で、声を張り上げる。 大声を出すのは得意でないはずなのに、その声は淀む空気をぴいんと張り詰めさせ、どこまでも届いていくような錯覚を受けた]
……あたしは、こいつらをなんとかする。
[取り囲む妖魔たちに向き直る。 何故自分が、化け物の相手を出来ると思っているのかはわからない。 でも、ようやく見つけた子供の命を護るためなら、やってやるという気持ちになっていた]
さ、……こっちだ。
[相手を睨み付けたまま、夕顔から離れる方向へ再び屋根を跳ぶ。 異形らが、真っ直ぐに自分の方を追ってくれることを願いながら**]
(121) 2014/02/16(Sun) 16時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 16時頃
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─ 通り ─
[屠る命。 消え行く命。 それらを感じ、耐えて。 更には声を張り上げて通りを進む。 どれもこれも息を上げるものだったが、足を動かすのは止めなかった]
こなくそ………去ね!!
[空から翼と鉤爪を持って急降下してきた異形のものに、背中を掠られながらも蝶を繰る。 これまでも打ち倒してきたために蝶の数は最初よりもかなり減っていた]
はぁっ……はぁっ……。 …また半紙刻みよったら増えるんやろか。
[異形のものを打ち倒すことは苦しくはないが、護るものが減れば喰らう傷も増えていく。 力も無限ではないだろうし、乱用はしたくないのだが]
(122) 2014/02/16(Sun) 17時半頃
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ふぅっ………。
誰か……───っ!!
[呼吸を整え、再び声を出そうとしたその時。 真っ直ぐと飛び込んでくるような声>>121が耳に届いた]
今ん声……日向、か? んや、それよりも!
[聞き覚えのある声は何かを託すようなもの。 つまり他に誰かがそこに居るのだ。 そう推測した途端、足は地面を蹴っていた。 この声は信じられる、何故かそう思うことが出来る]
(123) 2014/02/16(Sun) 17時半頃
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[駆ける毎に近付く鼓動。 離れ行く鼓動。 日向は後者か、と何故か知覚することが出来た。 ならば残る鼓動は誰かと意識を凝らして。 視界にも入り始めた辺りで足が一度止まる]
──────…………
[妙な気配がする。 異形のものとは異なる、華月斎が好まぬ鼓動。 慎重に足を進めると、その鼓動の持ち主が誰なのか、少しずつ姿が見えてきた]
………夕?
[地に伏す臙脂の着物。 それを纏うは、世話になっている里長の養女。 感じる鼓動に戸惑いを覚えながらも、華月斎はその傍へと寄った]
(124) 2014/02/16(Sun) 17時半頃
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夕、夕! おまえ、雷門小父と一緒やなかったんか!?
[声をかけながら抱え上げようと手を伸ばしたが、触れる直前で止まる。 またあの時のように生を奪うことにはならないだろうか。 この子が弱っているならばその可能性もあり得ると思考が巡る。 逡巡し、夕顔を見詰めて。 その鼓動が力強いものであると分かると、意を決して伸ばしかけた手で彼女に触れた]
[鼓動は、確かに響き続けている]
(125) 2014/02/16(Sun) 17時半頃
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はぁ……無事か。 …一旦、どっかに運ぶ必要あるやろか。
[この場には異形のものは居ないらしい。 離れ行く日向の鼓動を追うように異形の鼓動が移動しているようだから、彼女が引きつけてくれたのだろう]
……やけど日向ん奴、なんちゅー動きしとんのや。
[遠目に見える日向の動き。 風に乗るような軽やかな動きに華月斎は一時呆けた]
(126) 2014/02/16(Sun) 17時半頃
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夕、屋敷戻んで。 ここよかはなんぼかええやろ。
[夕顔の意識があるならそう声をかけて。 右手を塞がないように、夕顔の正面を自分の左上半身に凭れさせて左手だけで抱え上げる。 彼女が別の場所へ行きたいと言うのなら僅かな思案の後に望む方へと向かうが、何も無ければ里長の屋敷へと戻るつもりだ**]
(127) 2014/02/16(Sun) 17時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 17時半頃
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─ 自宅への道 ─
[駆けて行くのは、来る時に辿った畦道。 元より人通りのなかったそこに、血の跡はない。 この辺りには異形はいなかったのか、それならば──と。 淡い期待が内を掠めるものの、嫌な予感は消えなかった]
『……祭りが終わったら、大事なお話があります』
[支度整え、出ようとした矢先に母から告げられた言葉がふと、過ぎる]
『それを聞いた上で、これからどうするかを考えなさい』
[言われた時は突然なのと、急ぎ出なければ、という思いに急かされていたから、深く考える事はしなかった。 けれど、今、こんな状況になって。 母は何かを感じていて、その上で、ずっと言わずにいた事を伝える決意をしたのでは、と。 そんな風にも思えていて、それが、嫌な予感を高めていた]
(128) 2014/02/16(Sun) 18時頃
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