47 Gambit on board
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―廊下へ―
[眠りは浅かったとは言え、必要な分は休めた。 手短に身支度を整えて略装の軍服に袖を通す。 剣を佩けば、己も部屋を出た。
回廊を歩いていれば、そこから見える中庭に人影。 どこかに訓練場でもあれば良いと思って探していたが、 やはり似たような事を考える者はいるらしい。
剣舞>>398に見入る。]
(403) 2011/03/23(Wed) 00時頃
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……ヴェスパタイン皇子に、仕えたい。
[瞑想するような姿勢で、思案する。
会議でも述べた、本心。
直接聞いた、取るべき道の具体性。
何より、戦場を共にした際の雄々しさ。
国を護りたいと、それも嘘ではない。
けれど。
強く率いて行こうと言うものに惹かれるのは、軍人の血か。]
現状、ランドルフ皇子が優勢か。
会議で説得をするのも良いけれど。
[…武力で、意思を通す。対戦により周辺諸国を抑えようとする姿勢をなぞるように。
和平を望むのであれば。
例えば、南の大国がそう言う姿勢に出たとして、跳ね除けられなければ、ならないのだろう。]
[模擬戦と、イアンに告げた気持ちは真実自身の思っている所でもあった。
自分如き、留められなければ和平への道を行くのは難しいだろう。
ある種、試すような。
傲慢にも思える心持ち。]
[意思を、通すには。
ランドルフ皇子を強く推す者が、邪魔だろうか。
その結論は、奇しくも第11師団長と似ているだろう事、気づく事は無い。]
[具体的な動きに関しては、どうすれば良いのか、暫し深く思案する。直ぐに動くのかどうか。それはまだ決めかねている心の内に、少し苛立ちながら。]
[考えている、サイモンをとりあえずは黙らせなければならないと。
そこから、話はまた始まる。
思考は、5番のものと似ていること、もちろん、まだ知ってはいないが、同じ思考ならばサイモンを抑える行為、その時が偶然に重なるかもしれない。
その場にもし、3番もいたならば、その意向も知ることができるか。]
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/23(Wed) 00時頃
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―中庭―
[下手に気を散らさぬように多少の距離は取ったが、 それでもやはり察知されるものらしい]
貴方を見ていた。
[ぼけっとしていた訳ではないのだと直截に答え、>>410 中庭に出ると、日差しに影が一段と濃く落ちた]
……エステラの型だな。
[戦場は長い。様々な敵味方と相対して来て覚えがあった]
(413) 2011/03/23(Wed) 00時半頃
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ふと、首許に触れる。
ナユタの言葉で思いついたそれは、
こ ち ら 側 の送受信 だ け を 一 方 的 に 切る装置。
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/23(Wed) 00時半頃
[ラミケシュのヴェス皇子を推す考えには、すぐに同意を示したくなるも、あえて、表情、発言には出さずにいる。]
……やっぱり"向いていない"。
[やはり無意識で零した通信。
それは、キリシマの作った新たな装置によって遮断されたのだろうか。]
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国が消えれば人も失せる訳ではない。 ……エステラの名は、仲間に聞いて知った。
[均整の取れた円状の型と、強烈に放たれる斬撃。 武舞が止んで、張り詰めた空気は散る。 硬い音を鳴らす首を見遣って、それから、 謝罪の言葉>>420には首を振った]
いや、気にしなくて良い。
[制御出来ぬ力への後悔は、自律心の為だろうと思うのだった]
逆に今、邪魔をしたのならすまなかった。
(423) 2011/03/23(Wed) 01時頃
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― おそらくは会議がはじまる数時間前 ―
[そして、サイモンの自室前に影が一つ、たつだろう。
いや、それは、隠れたもう一つ、そして、それを見るもう一つもあったかもしれない。
いずれにせよ、サイモンが会議を進めるならば、ローレンスに決まる。それを阻止しようと動いたものだっただろう。]
[最初に立った人物は誰だったか。3番か5番か11番か。
おそらく15番はまだ動かなかっただろう。]
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