人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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【人】 いきもの係 キャロライナ

――会議室――

[『僕のほうが、無理 でしょ。もう 』 その言葉に悲しそうに眉根を寄せ]
 
 無理なんて、そんなこと、絶対にないよ。
 ――……だって、私みたいな ばかな子のこと心配してメールくれたでしょ。
 それに、最初にこれを見たとき、

[黒い花咲き誇る手を見せて]

 気持ち悪がらなかったじゃない。私についてきてくれたじゃない。
 そんなひとが、だめなわけ……ないよ。

(133) 2010/03/05(Fri) 15時頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

[そう言って、微笑を向ける。
もうだめになってしまったのは自分。自ら異形に身を差し出すような愚かな少女]

 あのね、信じてもらえるか、わかんないけど……。
 私には "赤" を持ってるひとが見えるんだ。

 だから、そのひとたちと話して、ケイトに協力なんかしないように言って、その間にあいつを見つければ……止められるよ、きっと。
 
[少女はフィリップの裡を深く侵食した闇をしらない、宿る狂気に気付かない。――だから、希望を掲げて見せる]

(134) 2010/03/05(Fri) 15時頃



  だいじょう ぶ
  まだ、心配してくれるの…?

  [ やさしい子 ] 

  [ 気配は かすかに 微笑む ]
  


――、

   せんせい。





     『センセは、いつだって、心配だよ。』

       『あぶなっかしー、じゃない。』




  もう。
  ――…もう、先生にまたそんなこと、言って。


[少しだけ 冷たい 声音。]

『覗き見の子  鬼 が解るって言うよりも。』


          『赤 いのが わかるん だって。』


『それで、その人たちを説得して ケイトに協力しないようにしてもらって』


               『遊びを止めさせるんだって、さ。』




『…… 心配 だよ。』



[このまま 闇 に飲まれて消えてしまったら。
 貸す手も今は 闇 の向こうで。]


                おっさん、しっかり、してよね。


[セシルはまだ、大丈夫そうだと。]


――、…

      …、

  ――気にかけるのは 多分

…立場、…関係、ない。


  だから、 …、先生。

気にかけたら
…気にかけられておいて ください


[嗚呼。らしく、ないと 思う。
言葉が、聞こえる。覗き見の子。キャロライナ。
紅いのが、わかる。 どういうことなのか。]


…遊びを

   とめる


[その意味は。]

       ……――


 ――死、



[――しねってことですか、
と、叩きつけた言葉 が、]



  セシル君にまで言われちゃった。
  君、変わったね。



            ―――…ね、お願い、2人とも。
                     こわれないでね**                                          


――…、


  [変わった、  という 言葉に]
  [――― 沈黙が、]


       ……  わかりません


 いえ


   …、きっと、

(お節介が伝染ったんだ。)

  [――声にならない。]


【人】 いきもの係 キャロライナ

 ほらね……やっぱり、リッター君は大丈夫。

[泣いてる子をほっとけない――その言葉に晴れやかな笑顔を浮かべるが、]

 違うよ!

[フィリップの紡いだ『死ね ってこと?』には気色ばむ]

 そんなこと、言っちゃだめだよ。
 ……そんなこと平気で言えるようになったら、私達、本当に化け物になっちゃうんだよ?

(142) 2010/03/05(Fri) 16時頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

[寂しげな視線を向けるフィリップに真摯な瞳を向けて。
胸に開いてしまった穴から目を背けるようにして] 

 私はもう遅いかもしれないけど、リッター君やミッシェルや……あいつは、まだ間に合うはずだよ。
 本当に堕ちちゃう前に、何とかして、家に帰ろう? ……ね?

[そう言ってフィリップの闇に蝕まれた手を取ろうとする]

(143) 2010/03/05(Fri) 16時頃

―――

   ……、…


[こわれないでね]

  [こわれないで。――嗚呼]

[わからない。]

  [わからない。わからない。]





    [担任の声には ただ、微笑む、空気だけ。]
 


いきもの係 キャロライナは、飼育委員 フィリップの手を取ることができただろうか。

2010/03/05(Fri) 16時頃


[死ね、と 言わずとも。
 思っているのか、と。]

『そうだね、仕方ない、仕方ないよね……。』

                『でも、見つけるのは 鬼 だから。』




『皆 みつけて 送ってあげよう。』


[   皆 を    そうすれば  さびしく ない から   ]


[闇から声が

   聞こえた。 聞こえ、]


 …――嗚呼、

     …… さみしくは


[おにさん、  こちら。  手の、]
[おに、 はんぱものの、  おに ]
[力のない、 鬼は どうして   ]

[かえるばしょなんか、 ない  のに]




  ……、   ――


[――ないのに。]





              『皆』  


            *『送ってあげよう』*


【人】 いきもの係 キャロライナ

――会議室――

 あっ……。

[取ろうとして逃げられた手を呆然と見詰める。
どうして、今更になって彼は自分を避ける?――触れられたくない?]

 (あぁ、そっか、そういうことなんだ) 

[きっと、自分の裡から臭いがするから、胎からは、あの異形の蒔いた種の臭いがするから。フィリップにはそれが分かるから、汚らわしい手を避けたに違いない。

ドナルドやピッパが言っていた匂いが自分には分からなかった。きっと嗅覚がおかしくなっていて、自分の臭いすら分からないのだろう]

(157) 2010/03/05(Fri) 17時頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

 あはは、ごめん、ね……。

[離れて顔を背けて俯くフィリップに近付くこともできずに立ち尽くす]

 ……話を聞いてくれて、ありがとう。

[ポケットから飴玉を取り出し、長机の上におく。その色は少女と同じ "蒼" ]
 
 これ、あげるね。……疲れたときには、甘いもの、だよ。
 ――……これは、私と違って、汚くなんか……ないから。

[俯いたフィリップの口に浮かんだ言葉も、その嗤みも知ることなく、逃げるように会議室を飛び出した]

(158) 2010/03/05(Fri) 17時頃

いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 17時頃


いきもの係 キャロライナは、絶望が黒を揺らすのを感じた (09)

2010/03/05(Fri) 17時頃


いきもの係 キャロライナは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 17時頃


【人】 いきもの係 キャロライナ

――中庭――

[砕けてしまった "蒼" が天を振り仰ぎ、叫ぶ]

 ケイト! 見てるんでしょ!?
 もう、いいよ! 私の負けでいいから、もう、終わりにしてよ!!

 ――……友達にでもなんでもなるから――早く、連れてってよ。
 もう、嫌なんだよ。……叩いたこと、怒ってるなら、謝るから。

 だから、もう、終わりにしてよ……。

[力なく、座り込んだ]

(164) 2010/03/05(Fri) 17時半頃

【人】 いきもの係 キャロライナ

――中庭――

[声を嗄らして呼びかけても、あの哂い声は聞こえてこない]

 ――……何だよ。
 もう、ケイトでさえ、私のこといらないんだ。

 なら、もういいよ。 

[ミッシェルとドナルドに見られていることには気付かない
乾いた声でぶつぶつと呟きながら、二人と反対の方に歩き出す小さな背中を、赤い蝶がひらりと追った]

(168) 2010/03/05(Fri) 18時頃

…、
   ……用具室は

 北棟にある、みたいだ。
 




   ……、チャールズ「せんせ」…

 



  ……彼女の夢の住人に、
  なっていてあげたかったけれど。

  そう、そうね。
  探さなくちゃ、早く…



  ……用具室は北棟、ね

              そしてあの せんせ……                 




   だって。

     この夢は

  2月25日《今日》

     終わる夢なんだ。


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