人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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【人】 執事見習い ロビン

 ……シュレーゲルさまに、執拗に……?

[信じがたいと漏れる声。
気付けばイアン相手に幾らも気安く感情を表に出していた]

 寒いなら、布団くらいかけておくんだね。
 畳の上で風邪を引きたいなら止めないけど。

[溜息ひとつ。
無言で掛け布を押しやった。
熱を帯びた身が、夜の空気にひやりと触れる。
身震いをして、敷布をくるり丸めて防いだ。
巻き寿司のような格好だったが、直ぐに寝入ってしまったイアンにはわからない]

 誰の花になったって……結果は、同じさ
 噂の芸なんて何ひとつ無いボクじゃ
 駄目なんだ、きっと

[寝息を立てている相手には聞こえないだろうと、零す音]

(472) 2010/08/04(Wed) 03時頃

【人】 執事見習い ロビン

 せめて一つでいいんだ……ボクにも
 何か秀でた所があれば

 ……そんな考えも、出来るかもしれないけどね。

 花主を選びたい
 ボクだって

 
 けど、もうあと二日――…とても足りないよ

(474) 2010/08/04(Wed) 03時頃

【人】 執事見習い ロビン

 せめてひとつ……手に入るなら
 悪魔に魂売ったって……

[呟きながら、少年の意識はおちていく。
深く









                  *深く*]

(475) 2010/08/04(Wed) 03時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/04(Wed) 03時頃


[眠っているとは知らず]

 高嶺が鵠と華月を摘もうとしているらしい。
 さて、これをどう見るか。

 高嶺はもう少し、慎重に剪定をする男に見えたがな。


 ―――…んぁ?

[聞こえた通信機器をとうした声
 意味もわからず返した声は眠そうな声だった]


 寝ぼけてやがる。
 それとも色事の最中か?

[くくくと笑いつつ…。]


 ――……かんぴょーまき

[敷布にまるまるロビンに添い寝中と
 言いたかったらしい。
 うとうと眠る青年は聞こえた笑いに答えた]


 かんっぜんに寝ぼけてるな。
 かんぴょう巻もってこいってか?

[そして、かんっぜんに勘違いした。
 大広間の食事の中にかんぴょう巻があるかどうか探している。]


 えーっと、かんぴょう巻あったけど、切れてないな。
 まぁ、あとでもってってやっから、端っこから咥えて食ってくれよな。

[声は多少エロくなった。たかがおっさんだった。]


[違う][違うのだが]

 ……………はら、へったぁ…………

[宴で酒しか口にしなかった青年は
 若い食欲には勝てず
 夢うつつにそう反応した]


 ……うん、そーする、あり、がと
 おもて、ざ、しき、ロビンにも………
 
[えろい含みにも気づかぬまま、
 ぼんやり頷いて笑みながら礼を溢して]
[まだみぬ干瓢巻きを夢にみつつ、
 また眠りは深くなり次にかえるは寝息ばかり]
[半分以上寝てる青年にくわえさせたら
 *寝ながら食べそうだ*]


 表座敷な。
 他も見繕ってもってきてやらぁ。

[と一応言ってるけど、食べながらだった。
 片や寝ながら、片や食いながら。


 だけど、それでも仕事はちゃんとやるつもりである。**]


【人】 執事見習い ロビン

― 深夜→翌朝へ ―
[短い髪に触れるなにかに、薄らと意識が戻る。
回廊では使用人の声
高嶺の花がふたつ剪定されたと、それはもうキマリごとのように。噂は常に尾ひれをつけて広まっていく]


 嗚呼……


[小さく呻いた。
撒いた敷布に吸い取られて、それはイアンまで届かない。
絶妙のタイミングでまた頭を撫ぜられ、ゆっくりと瞳を閉じた]

(498) 2010/08/04(Wed) 09時頃

【人】 執事見習い ロビン

 子供の居る場所など、何処にも無いじゃないか

[遠い昔の記憶。
親は子を持つ年とは思えぬ美しさで
けれどあの人は花ではなかった
仕切りなど無い一つ間取りの小屋
夜毎違う男を招いて囀る彼の声を覚えている]

 ――いっそボクも安宿でなら、芸など無くても……
 嗚呼、どうして花になれなんて謂われたのか

[鳴き声はやがて止まり
寝付けずに居た少年の傍へ、残り香と共に舞い降りて
あの唄を歌ってくれたものだ]

 誰が雛鳥を……殺したの

[夜は明ける
人知れず蕾をはらんでいた花が一つ*散った*]

(500) 2010/08/04(Wed) 09時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/04(Wed) 09時頃


[そして散った花のあとに咲くのは
生あるものを惑わせからめとる、毒の花]

  我こそ
 巷に流れる噂の花

 月夜に、艶やかに咲き誇る――私の名はイビセラ。

 愚かな駒鳥は、もう要らぬ**


[月の光に当てられて、思いは胸を焦がすのみ。]

あぁ…このまま穢れず美しいまま、永遠にわたしの中に納めてしまいたいのに、
この子が穢れに染まりきり、艶やかに色を変えるさまにも心惹かれてしまう。

[喰らってしまえば、永遠にそのままを留めて置けるけれど…]


 永遠など……生有るものには訪れぬ

[宵待月冴える夜
薄い笑み零し、聞こえた音を拾うは
泡沫に消え行く名も無き花でなく]

 死と生が、我等が力
 そうでしょう





 満月の前夜の小望月――…子持月
 ……臨月は訪れた

 明日はお目見え出来ようか
 この声届く貴方方に**


満ちては欠け、また満る、空に輝く月が如くに、
せいを喰らいて死出へ導き、新たなせいを蒔く我らなれど…
[複雑な胸の内は、焦がれる痛み。]

花ひらくを、楽しみに待っているよ。


【人】 執事見習い ロビン

― 朝/表座敷 ―
[座敷に差し込む光は、障子を通し柔らかく
薄らと持ち上げた瞼
冬色をした眼で間近の温もりを見遣る]

 大きな……狗。

[瞳を細め、薄く笑みをひいた。
丸まっていた敷布は白。
広げ、其の上に皺のついた服のまま寝そべった。
他人に触れる事を嫌っていた指が、隣に眠る彼の髪へと伸びる。
頭の形をなぞり、確かめるような仕草
愛撫のような手つきで同じほどに短い髪を掻き乱すと、ゆっくり身を起こした]

(520) 2010/08/04(Wed) 12時半頃

【人】 執事見習い ロビン

― 本邸/表座敷 ―

 嗚呼……良い目覚めだ
 否
 是が謂うなら 口調は改めねば

[伸びをして、顔を上げる。
熱の引いた顔には、目元に朱が残っていて
けれど返って色を添えていた。
発した声音は凛と
硬いだけでなく含むものを感じさせる]

 ――誰か、いないかい? 着替えたいんだ。

[少し間を置いてひとを呼んだ。
口調はなるだけ幼く]

(521) 2010/08/04(Wed) 12時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/08/04(Wed) 12時半頃


…何の花が開くかと思えば

[まどろみの中に聞こえた聲に小さな欠伸が一つ。
気だるげな声は数拍置いてから]

見えるは"晩餐"の時にて。
……愉しませてもらおうか。

[低く、哂う]


[目覚めた花は、ふと思い出す]

 ――…して、晩餐に並ぶは
 誰ぞ?


[時折歯にしっかりとした食感を寄せるのは
細かく刻まれた塩漬けの心臓。
悪くはないが、殺したての肉に比べれば鮮度が違う]

主から喰らうか。花から喰らうか。
…イビゼラ、だったか。
お前は誰を喰いたいと望む。


 喰らいたい……私が?

[短く吐息を零す。
暫しの間]

 種を植えるなら、育ててゆけぬものを
 喰らうなら、財有るものを

[声の届く二人とは、間逆かもしれず
謡うように節をつけて囁く]

 嗚呼 しかし
 幼い肉は柔らかく美味と謂う

 悩ましい


…柔い肉の味は霞に聞くがいい。
私は、あまり好まん。喰らわぬわけではないが。

[率先して子供を、とはあまり言い出さぬ口。
霞のほうは、誰を好むのであろうとは思いはすれど]


【人】 執事見習い ロビン

[使用人がやがて運んできたのは、誂えられた眼鏡
矢張りこの姿に良く似合う洋服だった。
袖を通し、身なりを整える。
包帯のした、傷は塞がっているらしく
もう朱がにじむ事はなかった。
けれど、立ち上がり戸口へ向かい歩む度に痛みが走る]

 昔々――足を得た人魚は
 痛みを見せず、射止めんとする者の前で
 見事に舞い踊ったと謂うけれど
 それほどに気を引こうとする姿は
 ……花に良く似ているね

[イアンは目覚めているのか、いないのか
呟きは何か確かめる風に。
短く息を吐いて、表座敷をあとにした。
朝日を浴びながら、壁伝いに回廊をゆるゆると歩む]

(530) 2010/08/04(Wed) 13時頃

 …――雛鳥は

[からかうような囁き]

 さぞ、美味かろうや


…雛、ねえ。

[あまり興味はないのか、呟きもうつろ]

旨味はあるが、食感に欠ける。
まあ、初物に食うには好いかも知れんが。


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