人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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【人】 会計士 ディーン

 出来ないかどうかは、やってみないと判らんさ。
 ――……サイラスを壊したのは、私だしな。

[ふっと、何かを振り切るように、薔薇の香りする息を吐き。
意識して、瞳の色を冷たくする。]

 さて、淫乱な後輩は、私にどう虐めて欲しい?

[サイラスがそうであったように、ロビンに言葉にするを強いた。
出来ると示すように、頭に置いた手は、強く彼の髪を掴み顎を上げさすように力を加えて。]

(84) 2010/09/09(Thu) 11時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ベネットの答えに、はやいなと眉を顰める。]

「取り戻す」って事は、
そっちももう眠りにおちた後ってこと。
中庭の、蒼薔薇の所へ行ってどうするの?

[蒼薔薇の精は眠りに落ちたセシルの中だ。
 木に話し掛けても答えは返るまいと。]

(85) 2010/09/09(Thu) 12時頃

【人】 執事見習い ロビン

……無理しなくて良いのに。

[ふっとほろ苦く微笑んだ後。
撫でていた手に髪を強く掴まれ、上に向けさせられ。]

 ……ッ 

[彼と同じく淡い薔薇の吐息を零し、濡れた瞳を今度は情欲で潤ませる。]

(86) 2010/09/09(Thu) 12時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 12時頃


【人】 執事見習い ロビン

……縛っ、て。

痕が残るくらいきつく、縛って、
犯して欲しい……です。

[恋とは違うけれども、誰よりも尊敬するひとに望みを叶えて貰える幸福に、拒否し続けることも出来なくて。
強請る言葉をうっすらと開いた唇から零してしまう。
それでも彼があまり困らないようにと、できるだけ無難な願いを口にしたのだけれど。]

(87) 2010/09/09(Thu) 12時頃

【人】 本屋 ベネット

 ディーンが教えてくれたんだ。
 ドナルドを取り戻したかったら、あの蒼薔薇を引き抜いて燃やせって。

[眉を顰める様子に、翠を僅かに細めて]

 ……ラルフは、どうするの?
 邪魔をする心算なら……。

[ぎゅっと拳を作る。
 仮令殴ってでも、引くつもりはないと言う様に]

(88) 2010/09/09(Thu) 12時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 12時頃


身の裡で芽生えたばかりの薔薇の新芽がちくちくと暴れるけれど――
新芽を自分のからだで育てて、新しく生み出した世界に逝ってしまおうと思ったけれど。

もうどうでも良かった。


【人】 掃除夫 ラルフ

──蒼薔薇を引き抜いて燃やせ。
ディーンがそんな事を?

嗚呼、確かにディーンなら言いそうだ。
そして実行に移そうとするからには、君は正気なんだ。
この薔薇の香の中で、君が正気なのは有り難いけど。

[長い前髪をかきあげた、ラルフの両眼は刃物の銀を見せる。]

君とドナルドには悪いけど、
それをさせるわけには行かないね。
あの薔薇と繋がったままの人が、
もし、それで死んだら──君はどうするんだい?

ドナルドは勿論、
蒼薔薇の精を胸に抱いたままのセシルと、
それから──ディーンと。
ディーンはセシルの事はまだ知らない。
自分の危険はきっと……顧みないでしょうディーンだもの。

(89) 2010/09/09(Thu) 12時頃

【人】 会計士 ディーン

 佳い子だ……―――

[ロビンが願い事を謂うのに、くつっと喉を鳴らす。
荒々しく伸ばした指先がロビンのシャツを奪い、サイラスにしたように両手首を拘束し、非常階段の手摺りにきつくきつく結びつけた。]

 本当に、淫乱なんだな。
 もう、反応しているのか?

[ふっと酷薄な微笑を浮かべると、手でなく足の先で、ぐりっとロビンの性器を押しつぶすように確かめた。あとは、彼が望んだ通り、痛みを伴う行為を――仮初の死を与えるために行おうと*]

(90) 2010/09/09(Thu) 12時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 12時頃


【人】 本屋 ベネット

 ……どうもしない。
 僕は僕の望みの為に、行くんだもの。

 少し前に君が僕に言った事、覚えてる?

[剣呑な光を見せる銀灰に微笑んですら見せて]

 君の言う通りだよ。僕はとても醜い。清らかな振りをして、
 きっと一番罪深い。

 僕はね、ラルフ。もう選んだんだ。
 ドナルドと此方側で再び逢う事を。
 それで他の誰が犠牲になっても、構わない。

(91) 2010/09/09(Thu) 12時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―非常階段―>>90
[憧れの先輩に辱めを受けている、というその事実が何よりも身体を熱くする。
ワイシャツを奪われ、両手首を手摺に拘束されると、その苦痛と強いられた姿勢に興奮して、既に欲望がすっかり形を成していた。]

 ん……そ、んな、……ッ!!……!!!

[足先でそれを押し潰すように探られ、激痛に声にならない悲鳴を上げる。
が、そうやって仰のいて、喉も裂けよと開いた口唇からは濃密な薔薇香が滔々と溢れ出し、間違いなくロビンがその苦痛から快感を得ていることを知らせる。]

(92) 2010/09/09(Thu) 12時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 12時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

…ふうん、そう。

[ベネットの言葉と微笑に、沸き上がるのは地獄の炎のように黒い感情。
 嗚呼、目の前の彼は醜い。とても醜い。まるで鏡を見ているようだ。そんなベネットですら救おうとするディーンへの焼けるような想い、嫉妬。

 無言で、ラルフの片手が伸びる。相手が、拳を固めていようが何の躊躇も無い、──ベネットの細い喉を絞めようと。]

(93) 2010/09/09(Thu) 12時半頃

【人】 本屋 ベネット

[伸びてくるラルフの手が首に絡まれば、咽喉を締めつける苦しさと、息苦しさに笑みが苦悶の表情に変わる。
 振りほどこうと、その手の下に指を差し込んだ分だけ深く締まり、眸の端に涙が滲んだ。

 喉を握りつぶさん勢いの友人の眸には黒い炎が燈っているのが見える。
 ああ、彼も同じなんだ…と、理解する。
 僕たちの本質は似過ぎている。とても。
 だけど……]

 ……ぐっ。
 ――…のっ、離…せ、よ……っ。

[彼の腹部へ向けて、抉るように拳を突き出した。
 喧嘩なんてした事なかったから、加減なんて判らない。
 でももう一度ドナルドに逢うために、此処で彼に負けるわけにはいかないから。突き出す拳に、渾身の力を込める。]

(94) 2010/09/09(Thu) 12時半頃

【人】 本屋 ベネット

[囁く声が、幾つも聞こえる。

 一つはあの階段で。
 ディーンに己が願いを口にするロビンの傍で。

 そして、もう一つは……]

(95) 2010/09/09(Thu) 13時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

──…ッ
逃げないんだ。

[ベネットの喉に食い込ませる指先は蒼白。首を絞めれば下手をすればそれこそ人は死ぬ。突き出された拳で相手が必死である事がわかる。渾身の拳は臓腑に、鈍痛を抱えるラルフの身体に深く響く。目の前がクラリと揺れるその痛みよりも、ラルフの行為の妨害に対する反応で、喉元の手を緩めた。]

嗚呼、離せ、な、い…ね。
少なくとも、俺がディーンの所で行って話をする間も待たず
勝手に放火されちゃあ困る。

[首から離れた腕はベネットの襟元を掴み直し、ラルフ自身も半ば膝を折りながら、床に引き摺り倒すように。セシルの事があるにせよ、ディーンはおそらくラルフが懇願した所で、一度言った事を翻すとは思えないのだけれど。]

──せめて。
待って……。
話をする間だけでも。

[口惜しさから、生理的な涙が流れた。]

(96) 2010/09/09(Thu) 13時頃

【人】 執事見習い ロビン

―非常階段―
[すぐに下肢を覆うものも剥ぎ取られる。素肌の上に直に衣服を纏っていたから、勃ち切った若茎がぴんと挨拶するように飛び出すのは避けられない。
ディーンは更に、毟り取ったネクタイで片膝も手摺に括り付けてしまった。
くの字に片足を曲げて開いたまま吊り上げられ、秘所が全て曝される格好になる。

裸の素肌を夏の熱を帯びた大気に曝し、だがまるで冷所に在るように粟立たせ、ロビンはぞくぞくと身を震わせた。
レンズの奥、灰いろが長い睫毛の翳を落として伏せられる。
白くなめらかな頬に、羞恥の薔薇いろが上った。]

(97) 2010/09/09(Thu) 13時頃

ラルフは、ベネットに「待ってよ……お願いだから」と、涙で詰まった声で繰り返し。

2010/09/09(Thu) 13時頃


【人】 本屋 ベネット

[首を締める手の力が緩まり、大きく咽る。
 蹲る様に膝を付き、締められていた分の酸素を取り戻すかのように、大きく息を吸い、それから吐いていると、不意に襟元を掴まれ引きずり倒される]

 ………ラルフ。

[自分を引きずり倒し、見降ろすラルフの目元に指先を伸ばし]

 ……長くは、待てない。
 それでも良いなら……。

[彼の頬を伝う涙が、自身の頬に落ちる。
 彼が厭わなければその涙を拭って、こくり…と頷いた]

(98) 2010/09/09(Thu) 13時半頃

ベネットは、ラルフが何度も繰り返すその言葉に頷き、涙が伝う頬を伸ばした指先で撫ぜた。

2010/09/09(Thu) 13時半頃


【人】 執事見習い ロビン

―非常階段―
[白く平らかな胸には、漸く血が固まり始めたばかりの爪痕、鮮赤い茨の刻印が渦を巻く。
薄紅いろに色付いた尖りは、白い樹液の滴りで濡れている。丁度、下腹で頭を擡げた若茎のように――。

蒼薔薇によって作り変えられたからだを見て、ディーンは何を思っただろうか?
憐れみにせよ、それ故に装った蔑視にせよ、ロビンは彼の視線だけで達しそうなほど昂ぶっていた。
まだ一指も触れられていないのに、少女のような紅い唇から切なく甘い喘ぎが絶え間なく洩れる。]

(99) 2010/09/09(Thu) 13時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ほとんど殺意に近い感情を向けた相手に、睫毛を伏せると、また喉がヒクと震える。ベネットの指先が目尻に触れると表面張力で保つ事が出来なかった涙が頬を伝い、し引き倒したベネットの頬に落ちた。]

──…ッ
待って、くれる、の。
… 、ベネット。
ありがと、う……。

[頬に触れる指先はほっそりとしていて、吸い付くように滑らかな肌だった。
 ゆっくりと膝を付いて、廊下の壁を伝いベネットの上から身体を起こす。自分が倒したベネットにも手を差し出しながら、緩く首を横に振った。]

………、嗚呼、
眠りに落ちた者達は、皆、医務室に居るよ。
トニーだけ、ロビンの部屋に。

(100) 2010/09/09(Thu) 13時半頃

【人】 本屋 ベネット

[差し出された手に自分の手を重ねる。
 先程自分の首を絞めていたとは思えないほど、白く柔らかい手。
 ラルフの眸の色を想わせる様に、少しだけひんやりとした指をきゅっと握る]

 礼なんて……いらない。
 僕は……。

[その先を紡げず、眸を伏せる]

 みんな、医務室に居るんだね……。
 なら僕は、そこで待ってる、から。

 ……君の話が終わったら、教えて。

(101) 2010/09/09(Thu) 13時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―非常階段―
[噎せ返るほど濃密な薔薇の香気のなかで、剥き出しの膚に与えられるのは痛み。

胸の尖りを太腿の内側を苦痛なほど張った若茎を。
抓られ、捩り上げられ、爪でくじられる痛みも、

血が滲んで、白い膚に朱が散るほどの愛咬の痛みも、

致命的な傷にならぬよう、細心の注意を払って注意深くベルトで打たれる打撃の痛みも、

噛み付くような口接けも、奪うように絡みつく舌も、
まさぐる指の、ざらりと硬くなったたこの肌触りも、

みんな、皆、
全部が幸福で、]

(102) 2010/09/09(Thu) 13時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…うん。
分かった、医務室へ知らせに行く、よ。
どちらにせよ、──それ程時間がある訳じゃない。多分。
どんなに遅くても、夜闇に覆われてしまう前までに。

[ベネットが身を起こす間だけ、重ねあった手はそこで離れて。ラルフはベネットと別れ、今度はディーンを探しに行く。]

(103) 2010/09/09(Thu) 14時頃

【人】 執事見習い ロビン

―非常階段―
[悲鳴と哀訴と区別のつかぬ嬌声を、声が嗄れるまで幾度もあられもなく張り上げて。
最後に、開かれた脚の間に割り込んだディーンが、餓え切った蕾を穿ってくれた時には、立て続けの絶頂で殆ど朦朧としていた。

自分を貫いて揺さぶり続けるディーンに、手首を縛められ苦痛の網で覆われた身体の許す範囲で顔を寄せ、小さい口接けと囁きを残す。


ありがとう――と。]

(104) 2010/09/09(Thu) 14時頃

【人】 本屋 ベネット

[非常階段で行われている事を知らない少年は、
 ディーンを探しに行くラルフへ、その所在を告げる。

 ディーンは非常階段に居る、と。

 そうして彼の姿が見えなくなれば、約束通り医務室へ向かうだろう。
 昏々と眠り続ける皆の世話をしながら、
 中庭で咲く薔薇を燃やす為の道具をそろえながら。

 ディーンと話をしたラルフが戻ってくるのを*待っている*]

(105) 2010/09/09(Thu) 14時頃

【人】 執事見習い ロビン

―非常階段―
[そこから先は――脳髄が灼熱の白に灼き切れて。
自分の中でディーンが達したかどうかも覚えていない。


ディーンとの行為で精気を一気に放出したために、まだ艶やかだった胸の茨の赤は蒼く変じ、今や腹や首にまで拡がっていた。
荒淫で疲弊し消耗し切ったからだもこころも、休息を求めて眠りにつく。
それが昏睡に続く決定的な眠りとなるかは分からず――ただディーンの望んだ仮初の死には確実に近付いていた。*]

(106) 2010/09/09(Thu) 14時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 14時半頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 14時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

─ 非常階段 ─

[ベネットに教えてもらった場所に急ぐ。ずきずきと痛む身体を押さえながら。駆ける足は縺れて、途中ぶざまに転げそうになりながら。

 ラルフが非常階段に辿り着いた時、その行為はすでに始まっていた。
 音を立てぬようにそっと近付く。
 彼等が何時ラルフの存在に気づくかはしれない。ただ、部屋に踏み込む事が出来なかったサイラスの時とは異なり、視る事が出来る限りのすべての行為を終わりまで見届ける。

 ラルフが非常階段を軋ませる音を立ててしまったのは、ロビンが意識を失った後の事**。]

(107) 2010/09/09(Thu) 15時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 15時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 16時頃


【人】 会計士 ディーン

― 非常階段 ―

 何が、そんなだ?
 確かに、感じてるのだろう。

[くつっとあざ笑うかのように喉を鳴らし、いたぶる言の葉を紡ぐ。
まだ、言葉で虐めるは容易いものだと、演じる中で思ううちは冷静。]

 ほら、感じてしまっているのが、こうすれば佳く見える。
 しかし、本当に浅ましいのだな、下着もつけぬとは。
 よほど誰かに襲って欲しかったと見える。

[下肢を覆うズボンをするりと抜き取れば、ディーンの眼にはまだ幼く見える欲望が直に表れ、片方の眉を上げた。片方の足を曲げ、それもネクタイで吊り上げてしまえば、これ以前の行為に紅く爛れた菊口も紫の前に晒される。]

 何もしていないのに、下の口もひくついているぞ。

[ポーカーフェイスの下では、ロビンの身体に起こっている変化――例えばその一つは胸元の様子に、を痛ましく思うも、表にはださぬまま、唯ロビンの願いを叶えるべく演じ続ける。]

(108) 2010/09/09(Thu) 16時頃

【人】 会計士 ディーン

 視線だけでイってしまうか?
 どうかね……―――

[眼差しだけで甘い聲が漏れ始めたなら、もったいぶったように、暫くは触れず、じっと片方のみの視野で若茎を見詰め続けた。流石に達しはしなかったものの、先走りの蜜が零れてくれば、それにふっと薔薇の吐息を噴きかけ、つっと指を伸ばし、キチリと摘んだ爪の先を鈴口へと食い込ませた。痛みに喜び跳ねる白魚のような裸体。悲鳴に唇の端を上げたのは、人間とは、微笑めば何事も愉しめてしまう動物だと、本能で識っているから。]

 針金でも持ってくればよかったかね。
 此処につっこんでかき回しても、お前は悦べるのか確かめたかったが、ないものはしょうがないな。

[鈴口がら更に爪先をいれれば、ロビンは尿道を攻められるも想像するのだろうか。
爪先で鈴口を虐めながら、貌を上に、紅く熟れた乳首にガリっと歯を立てる。口腔に広がるのは血と樹液の味。流石に媚薬であろう白を口に含めば、ディーンの身体にも強制的に火は燈る。]

(109) 2010/09/09(Thu) 16時頃

【人】 会計士 ディーン

 さて、今出来るのは、嗚呼、ベルトでぶってやるくらいか。
 ――……犬らしく、佳い聲で啼くと佳い。

[思考は酷く冷静なまま、身体に燈った火を発散させるための下準備とばかりに、ロビンが願うだろうままの行為、思いつく限りの嗜虐を尽くした。

冷静だと思いつつも、ロビンの後穴を犯す段階に来た時には、本当は己はこういう趣向があったのではないかと朦朧と考えるくらいには、思考が飛びかけた。]

 ロビンッ……―――

[それがふっと戻ったのは、穿つ相手からの言動に。
礼の言葉と、接吻けを受けると一気にさっと冷える身体、ディーンが達するまではいかぬ内に、腕の中の少年は意識を手放した。]

(110) 2010/09/09(Thu) 16時頃

【人】 会計士 ディーン

 ……、……――――

[沈黙を持って、半分萎えた凶器をロビンから引きずり出す。
深い溜息を吐く様には、疲労の度合いが強い。]

 ロビンと、ドナルドを運んでやらんと、な。
 しかし、流石に1人では無理だぞ……―――

[ロビンの戒めを解いて、床へと横たえようとすれば、ギシっと何かが軋む音。
はっと、音が鳴ったほうを振り返れば]

 ラルフ……―――

[紫は見開かれる、相手の名を呼んだ後、何かを告げようと開いた唇は、結局何も紡げず。
ただ、困ったように灰銀を見詰める異相、その左眼は赤ではなく蒼の強い紫。]

(111) 2010/09/09(Thu) 16時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 16時頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 16時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[音を隠す必要が無くなったラルフは靴音を立てて細い非常階段を上がる。
 ロビンが倒れているすぐ側まで来て足を止めた。上方を見上げれば、ドナルドの燃えるような赤毛も視界に入る。]

……──

[外は明るい。太陽はまだ高い位置に有り、森へ続く木立を夏の終わりの風が吹き抜ける。吹き溜まっていた薔薇の香が掃かれるのを感じながら。じっとディーンを見詰め返す。今はまだ、ディーンの名を呼ばない。]

ベネットに聴いて此処に来たんだ。
──蒼薔薇の呪いは、ドナルドを経て今はロビンに?

(112) 2010/09/09(Thu) 16時半頃

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