134 Dum fata sinunt vivite laeti.
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[――居なくなって初めて気が付く大切さ。
それはまた好きとも違うけれど、 「愛していた」と言えばそうなるのだろう。 馴染みとして、人として――。
そうして何かを決意して、席を立つ。
まだ夏の日差しが残る中...は村長宅に向う。 ガーディの亡骸をどうするのかと訊く為だった。 ...が家を訪れた事に村長は驚くものの、快く家の中に招き入れてくれる。 回りくどい事は一切せずに単刀直入に本題を。 村長の話を聞けばやはり、“人”としてではなくて、今回の事件を扱うと言う事だった。 その言葉に苦虫を噛み潰したような顔をする。 ...は人を説き伏せる術は持ち合わせていない。 だから、思った事を切実に述べるだけ。 村長がどう受け取ったかわからないが、言いたい事を言ってその場を後に**]
(76) lobelia 2013/07/30(Tue) 22時頃
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[3日もすれば視力も戻り、生活に支障は無くなったミナカタだったが、残りの休暇も借家に籠もって過ごしていた。 身の周りのことは専属契約した娼婦任せ。 ”視る”ことに対する代償は解消されていたが、身体に残る倦怠感はなかなか抜けては居なかった。 昼夜人の温もりが恋しくて、娼婦に手を伸ばすことも多々。 死に触れた後であるのが一番の原因だろう。 生を確認するように、ミナカタは眠る時、常に娼婦を腕の中に収めた]
………こうやってドツボに嵌ってくんだろうなぁ。
[他には見せない弱さを曝け出しながら、ミナカタはぽつりと呟く。 彼の腕の中でそれを聞いた娼婦は顔を僅かに上げることで反応を示した]
(77) rokoa 2013/07/30(Tue) 22時頃
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なぁ、金払わずにこの生活続ける方法を考えたんだが。
「碌な考えじゃない気がするけど、聞いてあげるわ」
なぁに、簡単なことだ。 お前が俺のもんになる。
「アンタの給料でアタシを養えると思ってるの?」
そこを突かれると痛ぇな。 じゃあ村の外出て良い仕事でも探すか。
[本気かどうか分からない会話。 こんな取りとめの無い会話も、ミナカタにとっては心地良かった。 何でもないことが、生きていることを一番実感出来る]
(78) rokoa 2013/07/30(Tue) 22時頃
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「本気で外に出るつもり?」
さぁて、どうすっかな。 まだ何にも決めてねぇ。
[そう言って、ミナカタは話の終わりを告げるように娼婦を抱き締める腕に力を込めた。 それはもう寝ると言う合図でもあり、しばらくすると穏やかな寝息と共にミナカタの腕の力が緩む。 その様子を確認し小さく息を吐いてから、娼婦もまた瞳を閉じて眠りへとつくのだった**]
(79) rokoa 2013/07/30(Tue) 22時頃
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[村長がどんな処置をしたのかは一部の者にしかわからなかっただろう。 村では意見が分かれていただろうけど、...は何処吹く風の様に知らぬ顔をする。 友人には聞かれたりもしたが、曖昧に言葉を濁す。
――口許は僅かに笑んでいたかもしれない。
また、いつもの様に日常が過ぎて。 初めのうちは、辛かったが徐々に今まであった事を受け入れていく。
それから、...は朝になると窓を開け]
―― おはよう。
[彼がいつも居た大樹に声を掛ける**]
(80) lobelia 2013/07/30(Tue) 23時半頃
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[大樹は毎朝のように声掛ける彼女を見守るように静かにある。 ある朝、何時もと同じように開かれた窓の下。 大樹の根本に柔らかな栗色の毛並みが覗く。 木漏れ日の中、其処で本を読んでいた青年が居た場所に 同じ色持つ仔犬がちょんと座り、開いた窓の先を見上げていた。
はたり、豊かな毛並みの尾が揺れる。 それはあの日から丁度一年後の事だった**]
(81) helmut 2013/07/31(Wed) 00時頃
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