299 さよならバイバイ、じゃあ明日。
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[鳥は粉屋がはじける現場を見ていない。 動かなくなる瞬間を見ていない。
それは、最期に立ち会った者にとっては随分な言い様だったかもしれない。それと大鷲が気づいていなくとも。] 湖の水と瓶に詰めて、新鮮な雨を受けたなら。 我や我が父のように、死に打ち勝ち、
… また、粉屋が顔を見せたりは、せんのか
[それは、期待であったとしても、希望であったとしても。 認めないという意味においては、営みどおりに送り出さないという意味においては、結局、或いは冒涜なのかもしれなかった。]
(80) 2019/10/11(Fri) 23時半頃
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むふー ふんす
[転がしきって満足げ。 腕の真ん中に在る花を思い出して、]
これ、もいに そらにあげてー
[と、ギロちんに伝言する。 白いクチベニズイセンだった。]
(81) 2019/10/11(Fri) 23時半頃
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あ、ありが…… ンゴ!ンゴ!
[元に戻れたと思ったら、更に突つかれてなすすべもなく軟体動物は転がった。思わず丸まったらさらに良く転がった。>>76]
まてまてンゴ、コーラの言うことはよくわから……
あひーーーー
[止まれぬ。]
(82) 2019/10/11(Fri) 23時半頃
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[止まれぬ姿に草を撒いた。>>82
比喩ではなく。 二人が自分から少し離れたあと、 クチベニズイセンを切り取ってギロちんの方へと おしやって、そうして、 ぺふ〜っと周囲に息を吹きかける。 もそもそと沢山の芽吹きが訪れた。]
あした きたら わかるよー
(83) 2019/10/11(Fri) 23時半頃
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[ロゴスについては知らぬままだったから、 事前に準備が出来なかったけど。
まあ、これから、 この中から、似合う草を見つけて貰おう。
芽吹いた草々はまだ背も低く育ってない。 もういちど、息を吹きかける。
…それは明日でなくとも、 このままここにいたら解る事だけど。]
(84) 2019/10/11(Fri) 23時半頃
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[コーラは考える。
えーとー
そるのくろーばーやちもしーたくさんとか もいが必要そうなやくそーとかー さかきー、木!にしよー。
ほかにもほかにも、
今まで頼まれたものを、 色んな草花を、一気に育て始めていた。
明らかに普段と様子が違うのが、 伝わってしまうのは仕方がない。]
(85) 2019/10/12(Sat) 00時頃
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あ。 …ギロ、またねぼうした…。
[モイ、と聞いて毛玉はハッとした。 ふさふさしていた毛が、しおしおと萎んでいく]
…あし?
[しゅんとしながらも、ンゴティエクが何かに気づけば毛玉も同じようにそちらを見て。 しおしおしていた毛が、びゃっと膨らんだ。] コーラ、あしが… わー。
[言い終える前につつかれて、毛玉もころころ転がっていく。]
(86) 2019/10/12(Sat) 00時頃
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よくね いーこ
[よくねる事はいいことだ。>>86 良い子でも意味は通じるので問題はない。
びゃっと膨らむ様子にも、 ころころこーろ。で二匹ともおしやった。]
(87) 2019/10/12(Sat) 00時頃
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[ぺろっ すーっ ぺふー すーっ ふ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ 息を長く遠くに行きわたらせる。 それは草屋全体を包むように。
一気に成長する植物たちに、 もしかしたら追いやられるかもしれないけれど、 あの二人の軽さなら逃げ遅れても、 伸びていく草に持ち上げられるだけだろう。
草屋は隅々まで、屋根まで、壁まで、 あっというまに草だらけになってしまった。 隣に侵食する事はないけれど。
背の伸びた草に囲まれながら、 首をぺたんと地におろす。
そろそろ首も動かなくなってきた。]
(88) 2019/10/12(Sat) 00時頃
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[おろおろ。 脳の小さき生き物にも、流石に尋常ではない事態が起きていることは飲み込めた。見たこともない量と速さで草が育っている。]
コーラ、コーラー。
[やはりなすすべはなく、どうしていいかわからずに名前を呼んでいるのだ。]
(89) 2019/10/12(Sat) 00時頃
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…これ、モイに?
[転がるのが止まった後、コーラから託された花を手にする。 それから、コーラの周りが芽吹いていく。]
コーラ?
[コーラのいつもとどこか違う様子に、毛玉は不思議そうな目を向ける。 あした、きたら、わかる。 そうは言っても、このままでは明日にならずともコーラがまるごと植物にでもなってしまいそうな気がして。]
コーラ、しんじゃう?
[毛玉は、思わず訊いた。]
(90) 2019/10/12(Sat) 00時頃
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ギロチンは、ンゴティエクと一緒におろおろしている。
2019/10/12(Sat) 00時頃
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[街の上空にお祭りのような花火が上がった、その翌日。 狐は再び、粉屋を訪れていた。 手にはいつもこの店で買っている紅色の粉と、草屋でけたたましい大鷲から譲り受けた虹色の粘液の塊。塊の方を砕いて、二つを調合してもらおうとやってきたのだ。]
こんにちは、ソランジュ。
[狐は少し待って、返事がないことに首を傾げた。 いつもぷるると震える店主がいる机に近付いて、首を伸ばして裏を覗き込んでみるも、やはり半透明の姿はない。]
……お留守でしょうか。
[ふんふんと机の匂いを嗅ぐ。僅かに火薬の匂いがした。 もしや昨日の花火はソランジュの作だったのだろうか、などと考えながら、狐は暫く主人の帰りを待つことにした。]
(91) 2019/10/12(Sat) 00時頃
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ねえ、ソルフリッツィ。
ソランジュの姿が見えないのですけれど。
貴方は見かけていませんか?
[待つ間、手持無沙汰にそう問いかけてみたりしながら。]
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[人待ち顔で青藍の扇子をぱちんぱちんと開いたり閉じたりしていた狐は、やがて諦めて店の外に出た。 その鼻先に、ぽつりと空から水が落ちてくる。]
おや。 今回は効きましたかねえ。
[ぽつ、ぽつ、と降り始めた雨は、それ程強くはない。 すぐに止んでしまうくらいのものだったかもしれない。 それでも、もしこの場に粉屋の主人がいたら、喜ぶ姿が見られただろうかと狐は思った。]
(92) 2019/10/12(Sat) 00時頃
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[この街では、毎日誰かが死んでいく。 それは名前も知らない誰かであったり、祈祷を頼んできた誰かであったり、或いは近しい誰かであったりする。 ある時急にいなくなって、それが終の別れであった。ということも、よくあることだ。 だから後になって誰かから、粉屋の主人は死んだよと聞かされても。 狐はこう言うだろう。]
そうですか、それは残念です。 寂しいものですね。彼の粉、贔屓にしていたのですが。
[残念なのは本当で、寂しいのも本心で、粉が買えないのは深刻だ。 それなのに妙にあっさりとしているのは、順番が回ってきたのだな、くらいにしか思っていないからだ。
この街では、毎日誰かが死んでいく。 明日は、取引のない相手であればいいなあ、なんて思いながら。 狐は束の間の雨が止むまで、粉屋の軒先に佇んでいた。*]
(93) 2019/10/12(Sat) 00時頃
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[鳥は鳥なりの理屈と感情で、事態を拒もうとしているらしい。けれど、いってみれば「粉屋が生き返ることはないのか」と唐突に言ったような恰好だ。それも、葬儀屋相手に。]
…… 兄弟の身体は、我が引き取ろう。
[粉屋についてはそれ以上は言わず、太陽の子を名乗る大鷲は、白い竜の亡骸を預かれるなら、街を巡る機関車へとその抜け殻を連れて行く心算であるようだった。]
ギロが、草屋に、 葬儀屋を探しに来ていた。
[見つからず、しょんぼりしていたぞ。と、そんなごく当たり前の特別、なんでもない日にもするような話をおいて、鳥もまた、ウサギに続いてその場を発つ。]
(94) 2019/10/12(Sat) 00時頃
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[思う事はひとつだけだ。 たのしかったなー。 こうして植物に侵されるのは、 草の竜にとっては寿命に近い。 だからすんなり受け入れられるし、 あとは楽しかった思い出だけを繰り返せる楽しい時間だ。
だけど、自分を呼ぶ声が聞こえる。 うれしいなー。そんな気持ちに上書きされた。 二人の気配はまだする。だから、]
ばいばい
[そう最後に声を発すると、 コーラはそのまま動かなくなった。]*
(95) 2019/10/12(Sat) 00時頃
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[白い翼は、風を叩いて空を滑空していく。
>>2:3 果たして夜通しに湖で舞い踊る狐の雨ごいの効果か、 広がる羽根には、ぽつぽつと雫が落ちた*。]
(96) 2019/10/12(Sat) 00時頃
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宝珠 コーラは、メモを貼った。
2019/10/12(Sat) 00時頃
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