18 'Cause I miss you. 〜未来からの贈り物〜
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……あっ。
[その時だった。ふいに手から落としてしまう。 カシャン、という音とともに床に叩きつけられると、 守り石が留め具から外れて転がり、しばらく弧を描いて止まる。 窓外からの月明かりは薄く赤く、 それに染められていく石は、これからを暗示するようだった]
(73) 2010/06/29(Tue) 15時頃
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―墓場―
>>69>>70 [人影に気付いた...は、静かに墓場へと。 こんな時間に誰だろうと、表情には警戒心が浮かんでいる。 しかし歩きなれた道筋を辿った先には――]
フラン、シスカ……?
[耳に届いてくる、オルゴールの儚げな旋律。 彼女の姿までは少し遠かったけれど、 ...の気配には、気付かれてしまっただろうか]
(74) 2010/06/29(Tue) 15時頃
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―墓場―
[ふと、名前を呼ばれた気がして顔を上げてゆっくりと振り返る。
するとそこには――]
――…ヨーランダ。
[にへ、と笑みを浮かべるも、常のように笑えていただろうか。少し、自信はなかった。]
どうしてここに……って、言われるのはあたしのほうか。
[墓石に視線を戻して、くすりと自嘲気味に笑む]
(75) 2010/06/29(Tue) 15時頃
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[彼女の笑みは、夜の闇に朧げに浮かんで。 何度も集会所で垣間見たそれとは、違って感じただろう]
窓から、人影が見えたから……。
[つられるように墓石に目をやりながら]
こんなに、遅くに。危ない、よ……?
[どうしてここに、と聞き返すことはしなかった]
(76) 2010/06/29(Tue) 15時頃
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そっか、家、近いんだもんね。いつも兄さんたち、みてくれてありがと。
[そっと、“兄”に触れて。 きっと今度はうまく笑えたような、気がした。]
うん、だよ、ね。ただちょっと。
[立ち上がって、スカートを払って。]
………ヨーランダも、気をつけて、ね。
[ちらりと、墓石に目を向けて。ヨーランダを振り返った。]
(77) 2010/06/29(Tue) 16時頃
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[礼の言葉には、ふるりと首を振って。 フランシスカの笑みに、自分も少しだけ返せただろうか]
……うん。 フランシスカこそ、気をつけ、て。
[冷たいような、生温いような風が、 彼女の漆黒の髪と...の灰の髪を揺らしたかもしれない。 小さく手を振って、フランシスカを見送るか]
(78) 2010/06/29(Tue) 16時半頃
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ん、ありがと。兄さんがついててくれるから、大丈夫。
[花飾りに触れて、心配ないよというように笑って。]
じゃあ…おやすみ。
[手を振り返して、帰路についた。]
(79) 2010/06/29(Tue) 17時頃
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[彼女の姿が小さくなっていくのを、 その場に立ち尽くしたまま、じっと眺めていた]
……兄さんが、ついててくれる……。
[ぽつりと、そう零して。 ふと珍しく表情を和らげると、また小さく手を振った。 誰かがそれを見ていたなら思うだろう。 それとも幼い頃、周りの者に散々言われたように、口に出すか。
何をやってるの。そこには、『誰もいない』のに、と――]
(80) 2010/06/29(Tue) 17時半頃
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― 集会所・外 ―
[供に見張ると意気込んでいたアイリスが寝入った頃、起こさないようにアイリスの側を離れ外に出る、その頃にはガストンも戻って来ていただろうか]
……楽しみダ。
[シャリンと鋼の擦れる音を立て曲刀を抜き、赤い月の光に映し出される己の顔を白刃に映し出す]
――いつも、命は賭けてるつもりなンだケド。 今回の相手は俺の剣が敵う相手なのかどうか――
楽しませてくれヨ? 人狼サン……
[映し出される己の顔はこの上ない凶暴な笑みを浮かべて、まだ見ぬ敵を思い身が震えるのだった]
(81) 2010/06/29(Tue) 18時頃
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[其れから静かな月明かりの元、人狼の動きを想像して剣を振う、あたかも剣舞を踊るかのような剣捌きで体を動かして後、白刃を鞘へと納める]
――ふゥ。 本当に、今回は居てくれると嬉しいンだけどなァ。 いッつもガセ情報でいい加減俺もウンザリしてるンだからサ。
――さっさと俺に殺されろよ、ケダモノども。
[最後の一言は純粋に殺意のみを表す静かな響き]
さッてと、一応見張りなンだしそろそろ戻ろッかナ。
[掌で顔を覆ってから頬を揉み解して強張った表情を崩し、平時の笑顔へと戻し、集会所内へ戻る]
(82) 2010/06/29(Tue) 18時頃
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― 集会所 ―
逃げロ、逃げロ、ってよくまあ飽きないねェ。
……あれ、寝てル? 寝言でも逃げロってよっぽどだネ。
[集会所内に戻るとサイモンの様子を窺い、彼が寝ながらにしてもなお逃げろと呟く様に呆れたように呟いて近くの椅子へと座る]
そういや、ヘクターは抜けだしたみたいだネ。 外に足跡が残ってたヨ、高いとこから飛び降りたような跡がネ。
[その呟きは誰に向けられたものか、あるいは羨望の意図を含んだものだったのかもしれないが、外が白むまで退屈そうにサイモンの寝言を聞き続けるのだった]
(83) 2010/06/29(Tue) 18時頃
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―翌朝・集会所へ―
[いつものように墓の掃除を終える。 ガストンが朝に森を見回っているようなら、出会って 簡単な挨拶と昨夜の礼を言ったかもしれない]
……ミッシェルに、頼もうかな。
[壊れてしまったペンダントを大切に持ち、 今日こそは遅くならないようにと、足早に家を出た。 途中「銀の皿」を通りかかる際、立ち止まって]
林檎の……。
[タバサから感じた香りを思い出す。 ここのタルトを、...の養母は本当に愛していたのだ。 自分ひとりになってからも頻繁にではないが、 懐かしさに惹かれ、時々買いに訪れていたかもしれない。 タバサが帰って来てからは、どうだっただろうか]
(84) 2010/06/29(Tue) 18時頃
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― 朝 ―
嗚呼ー…… 眠いヨ、ダルいヨ、今晩は特に問題はなかったケド、これ毎晩続けるのは酷だねェ…… 図書館デートしたかったンだけど、こりゃ一眠りしないと俺身体持たないかもナ。
[朝を告げる鳥たちの鳴き声が聞こえてくる頃に、机に突っ伏して泣き言を呟く、まだ眠っているだろうかとアイリスを一瞥しつつ溜息を漏らして]
と言う事で、そろそろまた皆集まる頃だろうから俺一旦寝てきていいかナ、出かける時誰か起こしてネ。
[それから後、誰かが集会所へと来たならば二階へと上がり、仮眠を取る*算段で*]
(85) 2010/06/29(Tue) 18時半頃
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墓守 ヨーランダは、水商売 タバサはどうしているだろう、と思った。銀の皿の看板を、ぼうっと眺めながら。
2010/06/29(Tue) 18時半頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/06/29(Tue) 19時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/06/29(Tue) 19時頃
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― 夜明け前・タバサの部屋 ―
[女がそっと部屋を抜け出した瞬間にぱちりと目を開ける。 『優しくする』相手が隣にいるときに眠りこけるようなお人よしでは、こんな仕事はやっていられない。
……――だから、だろうか。 聞こえてしまった微かな声に、思ってしまったのは]
ふん。 飢えが満たせるなら、な。
[乱れ、熱が残る寝床の中、ごろりと寝返りを打って。ひとりごちる]
……満たせていると思ってるなら、まぁそれでもいいやな。
[せめてもの礼と、その寝床の中で、軽い眠りに落ちた]
(86) 2010/06/29(Tue) 19時半頃
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― 早朝・銀の皿 ―
[短い眠り。それでも頭の芯は多少は解けて。 ごそごそと得物を忍ばせ、上着も着ずに店に降りる]
よぉ。 いい匂いじゃねぇか。俺にも焼いてくれ。
[カウンターに置きざらしたままだった酒瓶を手に取り、かすかに残る眠気を追い出すと、銀貨を数枚、ちゃらりと。]
ついでだ、しばらくの飯、食わせてくれよ。 ……それ以外もな。
[冷めた目つきのまま、酒瓶をもてあそびながら。]
(87) 2010/06/29(Tue) 19時半頃
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―朝・自宅付近―
[昨日は疲れて寝てしまったからか、いつもより早く目が覚めた。 すぐに外に出ると]
この石だったかなぁ? 同じようなのが一杯あるから、忘れちゃったよ。
[ぶつくさ言いつつ、河辺に転がる大きな石ころのうちの一つに近寄り]
……や、元気? 私は元気。 しかも、今度はあんたらの遺したモノのおかげで楽しめそうだよ。 ちょーっとばかり早くそっちに逝くかもしれないけどね。
ま、ありがとうねぇ。
[萎びた花をその前に置きながら、今は居ない人達に語りかけた。]
(88) 2010/06/29(Tue) 19時半頃
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[しばらく後、道に上ってすっかり習慣になってしまった集会へと 向かおうとしたところでふと立ち止まり]
そういえば今日は調べものに教会か図書館に行くって、誰か言ってたっけ。 ……うう、教会はちょっと嫌だなぁ。
[先程の墓を作るときに教会とかなり揉めた事を思い出し、面倒そうな表情で呟く。 今行ったところでいきなり火あぶりにされる事はないだろうが、 彼等が異端の娘に良い反応を返すとも思えなかった。]
ああでも、図書館もあんまり行ったことないんだよなぁ。 誰かと連れ立ってみるかなぁ?御飯がないならヒマなだけだし。
[その場をぐるぐると歩きながら悩んだ挙句、 やっぱり人がいそうな集会場に向かうことにした**]
(89) 2010/06/29(Tue) 19時半頃
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―早朝・銀の皿―
[ 籠に詰めた野菜と卵を前に思案していると、存在を誇示するような重い足音。 気配を殺されないのは彼女に取っては有り難いことだっただろう。籠に布を掛けると顎を上げて、降りて来た男につまらなそうな常の横顔を見せる。]
余ったから、あげるわよ。冷めてるけどね。
[ コケモモのジャムを嫌がらせのようにこんもりとパンケーキの上に盛りつけると、カウンターに押しやった。]
(90) 2010/06/29(Tue) 20時頃
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…ほんとに、景気がいいこと。 食堂はやってないって言ってるじゃない。
[ 銀貨を取ってカウンター内の缶に投げ入れる。出された金を受け取らないことは、矜持が許さなかった。]
……好きにすれば。 お代を惜しまないうちは文句ないわ。
[ 安い女で良かったわね、という痛烈な自嘲は、喉の奥に押し込めて。]
…私はもう行くから。 お酒なら好きなのをどうぞ。
(91) 2010/06/29(Tue) 20時頃
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冷めてるくらいでいい。 ここのところろくにくってねぇからな。いきなりあったかいパンケーキなんざ、胃がひっくり返るだろうよ。
[山のようにつまれたジャムに構わず、がつがつとパンケーキを平らげ始める。]
食堂がやってねぇことくらい何度も言われなくても覚えてるっつーの。 タバサの作った飯を喰わせろ、っていってんだ。
景気のいいときの飯と女くらい、極上品がほしいだろうがよ。
[酒を流し込みながら、表情をこめず。 平板な声が響く]
(92) 2010/06/29(Tue) 20時頃
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…そう。物好きね。 極上品がソレ聞いたら泣くわよ。
[ お世辞にしたって出来が悪い、と冷ややかに笑んで、籠を手にカウンターを離れた。]
戸締まりは、いらないわ。皿もその辺に置いといて。
[ 言い捨てれば、思考は懸案事へと切り替わる。 男にぞんざいに手を振ると、外へ――]
(93) 2010/06/29(Tue) 20時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/06/29(Tue) 20時半頃
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―回想・集会場―
そ、そんな事ないですよ。 ほら、一人だと静かだし、お化けとかも…怖いですし…
[頭を撫でられながら、ヤニクの寂しがり屋という言葉に慌てて言い返すが、段々と下がっていき]
それに、勇気とかじゃ、無いんです。 私が残ったのは、これが私の仕事だから。この村で何かお手伝いをするぐらいしか、私には出来ないから。だから残ったんです。
私に勇気なんて無いんです。
[俯いたまま呟く]
(94) 2010/06/29(Tue) 20時半頃
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―回想・集会場― ごめんなさい。こんな時に。 そうですね。これからの事を考えると、ちょっと、怖いけど… だからこそしっかりしないと。
[顔を上げると、ヤニクに謝って頬を軽く叩く。]
ありがとうございます。頼りにしてますね。
[俺が守ってあげる。というヤニクの言葉には笑みを見せて、暫くはそのまま起きていたが、何時も眠る時間が近づくとウトウトと舟をこぎ始め、そのままゆっくりと夢の中に落ちていった。]
(95) 2010/06/29(Tue) 20時半頃
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ふん、じゃあ大粒の涙でも流しとけ。 遠慮なんざしなくていいぞ?
[無愛想に言い捨てると、酒瓶の中身を全部干して、皿を積み上げる。 外にでていくタバサにぞんざいに手を振り、飾り棚から一番安いジンを取って――ふと、カウンターに落ちていた女の髪を、つと。]
……ふん、くそおもしろくもねぇ。
[腕の刺青を撫ぜてからその髪を拾い上げ、懐へ。 しばしの間をおいてから、集会場へむかったろうか]
(96) 2010/06/29(Tue) 20時半頃
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―朝・銀の皿前ー
[ 扉を引き開ければ、カラン、と乾いた鈴の音が鳴る。 路へ出て、足下を見つめたまま集会所の方へと爪先を向けて数歩。 看板の前に立っていたヨーランダ>>84と危うく衝突しかけて、小さく声を上げると立ち止まった。]
――あ、えーと…ヨーランダ?
[ 物思いに意識を取られていた彼女には不意打ちの遭遇。 瞠目した琥珀色の双眸に映った灰色の髪の女性が、ここ数日集会所で見る顔だと認識するのに数秒。 表情を鎧い損ねた、と気付くときまり悪げに唇を閉じた。驚きで朱のさした頬へ、更に色が重なる。]
うちに、何か用?
[ 声は素っ気なく掠れた。]
(97) 2010/06/29(Tue) 20時半頃
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―早朝・集会場― [目覚めて、初めに感じたものは違和感。見慣れているけど、寝起きには見慣れない。集会場の景色に首をひねる]
あれ?集会場…?
[頭に疑問符を浮かべたまま辺りを見回すと、机に突っ伏したヤニクの姿を見つけ]
ああ!?ごめんなさい。私、いつの間にか寝ちゃって… ガストンさんも、ごめんなさい。 [ヤニクに謝りつつ、仮眠を取りに二階へと上がって行くヤニクを心配そうに見送る。ガストンにも謝ると、窓の外へと視線を向ける。空の様子を見るに、普段より少し遅い時間だろう。]
とにかく、今日も集会があるんだし、掃除しないと
[とにかく立ち上がり、慌てて軽く身支度を整えると、黙々と掃除を始めた]
(98) 2010/06/29(Tue) 20時半頃
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―朝・銀の皿前―
……っ、あ。……。
[彼女の店の前なのだから、当然だけれど。 タイミングがいいのか悪いのか、鉢合わせてしまって>>97]
……おはよう。
[視線を逸らす時間さえなく、躊躇いがちにそう挨拶した。 初めて映した彼女の瞳と表情は、いつもより素なのではないか、 そう感じたのだろう、分からないくらい微かに首を傾げ]
あ、…ごめんなさい。用は、ないの。
[掛けられた言葉に、慌てて頭を下げる。 そうしてすぐにもその場から立ち去ろうとするだろうか]
(99) 2010/06/29(Tue) 20時半頃
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―朝方・自宅―
[暗がり。
小さな、兄妹。
襲い来るは――]
(100) 2010/06/29(Tue) 21時頃
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――っ
[がばっと、起き上がる。]
………おに、ちゃ…
[つー、と。頬を涙が伝う。 そのことに気付くと、どこかぼぅっとしながら、それをぬぐって。]
…おは、よう。
[常の言葉を、口にして。夢を振り払うように首を振ってから身支度を始めた――]
(101) 2010/06/29(Tue) 21時頃
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[家を出る間際、ふとミッシェルとの会話を思い出してキッチンに戻る。 棚からお気に入りの茶葉を取り出すと鞄にいれる。そして少しだけ、食材も持ち出すと集会場へと足を向けた。]
(102) 2010/06/29(Tue) 21時頃
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