人狼議事


73 ─深夜、薔薇の木の下で。

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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

−庭−

[握り締めた手が赤いのは棘のせいか
それとも冷え切ってしまっているせいか。
外壁に背中をつけて、座り込むと体の熱が持っていかれるのがわかる。
溜息は白く消えてしまったが、雪を汚す赤は消えはしない。

雪の上に投げ出された紅い蕾にちらりと視線向けて]

…蕾は、におい、しないんだ。

[少し意外そうに、そんなことを呟いた。
折角摘んだのにつまらなさそうな顔になるのは
見せようと思った相手に気付いてもらえなかったせいか。

見上げれば、吹雪は既に遠い。
空にかかる、真珠のような満月]

(239) 2011/12/24(Sat) 02時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…お前も、俺と一緒だね。

[転がる蕾を摘みあげると月に翳す。
雪の粒が煌いて、少し眩しい。
それをつまみあげる自分の手が酷く汚れて見える。

此の花に気付いたのは、自分でよかったのかと考えていた。
花は黙して語ることはない。
その場に誰が居ようと聴くこともない。

蕾を窓枠にそっと置くと、座り込んだ辺りの雪をかき集め始める。
傷口に雪の冷たさがしみこんだがそんなことは構わない。
握って、固めて、転がして。
その様子は雪にはしゃぐ子供そのもの]

(241) 2011/12/24(Sat) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…?

[雪を転がして、それを二つ作って。
余り大きくない、ところどころ赤に染まった雪だるま。
首を挿げたところで後ろから聞こえてきた音に
少しだけ顔を覗かせた。
その動きのせいで、挿げた首は落ちてしまったけれど]

…馬鹿だなあ。

[同室がなにやら喚いている様子に、今更と呟く。
先ほどの声も聞こえなかったようだし
どうせこれも聴こえないだろう。
けれど、相手の言わないその感情を理解しながら
諦めの悪い自分も馬鹿だと思う。

吐き出す溜息は、自嘲と後悔の匂い]

(247) 2011/12/24(Sat) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…ほんとう、馬鹿だなあ。

[また一つ呟いた。
そういうやりとりは人が聞いていないところでやればいいものを。
冬休みだから人が少ないものの、純真な信望者が聞けば
何が起きるか考えたほうが良かろうに、と。

それにしても、玄関先の廊下でやってくれているものだから
こうなると室内に戻るための退路は断たれたに等しく
最早仕方ないと諦めて、窓の下に座り込んだまま
赤の滲む雪だるまと共に一晩を明かすしかなさそうだった。

せめて普段からもう少し温かい格好をするべきかと
黒いカッターシャツとカラージーンズだけという
今の自分の服装を省みて割と真面目に考察をしつつ
まずは薔薇の匂いのする中庭に転がる雪だるまの頭を
もう一度挿げなおすことにした**]

(253) 2011/12/24(Sat) 03時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/12/24(Sat) 03時半頃


[エリアス自身をよそに、薔薇はくすりと笑う]

いいねぇ…青春ってやつかな。
でも悪いことしちゃったみたい…

[別に人が憎いとか、そんな感情は欠片もなくて。
自分が見つめてきた生徒達が、皆かわいいだけのこと]

…ねぇ、君は…薔薇のトゲ、なんともないのかい?

[ノックスとの会話からは、モリスの心情までは汲み取れず]

薔薇のトゲは君に何もささやかない?


……やべ。やっぱり苦しいわ。

[サイラスに顔を覗きこまれた時。そして、その体でベッドに押し込まれた時。

明らかに胸が苦しくなった。]

もしかして、これって、オレ、サイラスの事を……


そ。よかったね、気がついて。
やっぱり、薔薇のトゲは悪戯好きだね。

大丈夫だよ。全然、変じゃない。
そういうものだから。

[薔薇の精は甘い声で囁いた]

…彼に、いうのかい?


あれ、その声は、薔薇の、主さんだっけ?

[モリスは細々とした声で呟く。]

ちょっと聞いてくださいよ。
やっぱりオレ、おかしいっス。サイラスの顔見てると、何か胸が詰まるっつーか、苦しいっつーか……


さ、サイラスに言うって、まさか、やっぱりこれってオレがサイラスの事す……

[モリスはいっそうベッドの上でのた打ちまわっている。]


ヌシってか…僕、ヨーセイってやつ。
庭に咲いてる薔薇の。
なんか今年は妙に調子よくて咲きそうになったのはいいんだけど…
吹雪でいろいろとね。

で?それは確か温泉でもお医者さんでも治せないってやつじゃないの?
棘はお手伝いしかしないからね?

苦しいなら…ゆるめないとね?
きっと彼も、何か苦しいはずだよ。


…そうなんじゃ、ない?

[棘が恋愛感情をもたらすのか、
棘はきっかけにしかならないのか。
そこまでは、人ではない薔薇にはわからない]

否定なんてしないよ。
この子だって…そういう人、いるみたいだし。


で、でも、オレはダメっス。
こういうの、初めてじゃないし、オレは汚い人間っスから。例え好きでも、サイラスとは釣り合わないっス……

[モリスは意気消沈した声で呟く。]


そんなの、僕が知る訳ないじゃないか。
自分で考えて決めなよ。
それとも、僕が似合わないといったら君は諦めるのかい?
諦めたのを人のせいにする?

僕はこの学校の生徒は皆好きだからね。
僕の花が原因でもなんでも、そんな「好き」って感情は、報われてほしいね。


――オレ、バイトで、そういう事した事あるんです。

[少し泣きそうな声でモリスは呟く。]


で?ソレを僕にいって、何ていってほしいの?

…君、もしそのサイラスって子が同じことしてたら、汚いって思うんだ?


最初は、ちょっとぎゅっとさせて、って事だったけど。
実は、帰ってくる前も、薔薇園でちょっと……


違う!サイラスはオレみたいにそんな汚いことはしない!

[直面してもいない相手に怒りをぶつける。]

サイラスはオレみたいに小遣い目当てでそんな事するヤツじゃない!
オレはともかく、アイツをバカにしないでください!

[モリスは少し興奮した様子で叫ぶ。]


そう。薔薇園で。…君の感覚で言ったら、
僕なんて汚く見えてしょうがないんだろうね。

[実際エリアス自身にそんな経験は勿論ないのだけども]

別にいいんじゃない?
僕にはわからないのは、本当なんだから。
君が後悔しなければいいと思うよ。


たとえばの話。
キミのことをサイラスが知らないように、サイラスのことを、キミはどれだけ知ってるのさ。

キミは…否定されたいの。それとも肯定されたいの?
僕に、どんな答えを求めてるのさ。


……肯定も、否定もしてもらう気はないっス。話を聞いてもらいたかった、だけではあるので。
ただ、どうしてこんな気持ちになってるのか、薔薇となんか関係あるのかは、知りたかったスけど。

[モリスは力強く言う。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―中庭―

べにばらさいた
どうしてさいた
はるまでまてず
まふゆにさいた
だれにきいても
だれもしらない
べにばらさいた
ほんとのこたえ

[乾いた空気に乾いた細い歌声。
寒さに強い自信はあるが、そうは言っても
寒いものは寒いに代わりなく。
少しずつ血が流れていくものだから
雪は赤くなるばかり]

(271) 2011/12/24(Sat) 10時半頃

まだ、サイラスに関しては気持ちがまとまってないというか。
アイツの事、好きだけど、自分はアイツにそんな事出来る資格は無いって気持ちは、ありますから。

[モリスは少し間をおいて。]

でも、後悔はするなって言葉は、受け取らせて頂きます。
ありがとう。


そう。聞くだけなら、聞くよ。
でも、答えは求めないでほしい。

…キミは何か、負い目に生きてしまうタイプじゃないのかな。
…咲いた花も、後は散るだけだと、
咲いたことを後悔してるのかもしれない。

でも、いいじゃない。
咲かない花は花ではないもの。
過去のない人間なんて、いないでしょ?
僕は、過去は過去でいいと思うよ。

頑張りな。きっと棘は、後押しだけ。

キミやノックスが思いを遂げることができたら、
薔薇の棘は…

[感染する、とは言わない。
それで人が死ぬわけではないから。
問われても、そこだけはぼかして話をするだろう]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…サイラス?

[少し遠い窓から見える、
こぼれるような金色に軽く首を傾げた。
理由の明確な答えを彼に語るには
幾らか気が引けて苦笑が浮かぶ。
まさか、彼の兄が何をしようとしていたのか
大切にしているのだろう弟には言えまい]

あんまりたくさん雪が積もったから嬉しくてさ。
で、ちょっとついでに薔薇と交流深めてみようと思ったら
失敗しちゃったんだーけ。

…サイラスはいい子だね。
心配してくれて、ありがと。

[雪の上に飛び出してきた後輩に
労いを込めて右の目元に唇をよせた。
年上ぶるには身長が似通いすぎて
少しだけ背伸びをしないといけなかったけれど]

(275) 2011/12/24(Sat) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[昔、似たようなことがあった気がした。
あれは冬の川だったとおもうのだけど。

覚えているやり取りとすれば
幼い声で水か何かの妖精かと聞かれて
違うよって、そんな風にこたえた記憶ぐらいだった]

薔薇がね、この時期に咲いてるんだ。
不思議だろ。何でか解らなくてさ。
だから、聞いたら教えてくれるかなって
思ったんだけど恥ずかしがりやでさあ。

[その代償が赤い手のひらだと示し、
窓枠においた蕾の一枝を手にしながら]

…だれもしらない。
薔薇だけが知ってるんだ。

[冷えた薔薇の香の中に白くため息が凍る]

(279) 2011/12/24(Sat) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[レオナルドに声高に呼ばれたことに
今更目を丸くした]

…はあい。

[間の抜けた、緩い返事。
少しだけ、サイラスに肩を竦めてみせた]

(283) 2011/12/24(Sat) 11時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/12/24(Sat) 11時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

馬鹿って言えばいいのに。

[レオナルドの隠した言葉を曝して抜き取る。
とにかく急かす声が世話しないので
またひとつ肩を竦めレオナルドに従うことにした]

あ、そうだ。

[一度足を止めてサイラスを振り返り]

ジェフにあったら、
隠し事をしたいなら
ちゃんと隠せるところで
隠し通さないとだめだよ、って
そう伝えておいて。

[薔薇の蕾を預けると赤い手のひらを緩く振って、
レオナルドの急かす声にその姿を追った]

(294) 2011/12/24(Sat) 12時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/12/24(Sat) 12時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―中庭付近―

[元生徒会長の後を追って少しもしないうちに
現れたのは毛布を抱えた同室の姿]

…何で

[少しだけ意外そうな声になる。
レオナルドのほうを一度見たあと]

別に、薔薇を見に行っただけ。
向こうにサイラスがいるから、
その毛布、持っていってあげなよ。

[そも、何で持っているのかまでは
己には知りようのないことで。
そういえば相談事があるのではと
視線をジェフからレオナルドへ移す]

(303) 2011/12/24(Sat) 13時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

は?

[思わずこぼれた音は唖然に近い。
何をいきなり言い出すのかこの同室者は。
気がつけば毛布でくるまれていたので
慌てて剥がし、ジェフに突き返した]

他人より、弟のこと心配しなよ!
…大事なんだろ、手を出せないくらい。

[呟いて、同室から逃げるかのごとく
足早にその場所から去ることを選んだ。
冷えた場所にいた反動で室内は妙に暖かくて、
花の香は身を苛むほどに濃い。

故に自分の部屋まで戻ることが酷く億劫だった。
こんなことならレオナルドの部屋にでも
邪魔してやれば良かったと気づいても後の祭り]

(305) 2011/12/24(Sat) 13時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―廊下―

[自分の部屋の扉の前に座り込むこと暫し。
波打つ感情をどうにか鎮め
三つゆっくり息をはく。
部屋に入っていい加減眠ろうとしたとき
そういえば、と思い出したのは
セレストに貸したラテン語のノートのこと。
エリアスが体調を崩しているとしたら
届けてもらうのは悪い気がして、
ドアノブにかけていた手をゆるりとほどいた]

(316) 2011/12/24(Sat) 14時半頃

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