人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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セシルは、ジェレミーが寄ってきたのには、瞬いて、そして、片手で、その裾を小さくひく。

2014/12/12(Fri) 23時半頃


 優しくなんかないし無理もしてない。

[ぴしゃりと言った。
デジャヴを感じると思ったら昨日グレッグにも同じ事を言われたのだったか。
そんなつもりは、断じてない。決して。]


【人】 奏者 セシル

>>329

 ジェレミー、呼ぶよ。
 今、一番知りたいのは君のことだから。

[裾を引いて、ジェレミーが向けば、その耳元に囁いた。
 そして、離れたときの瞳の色はやはり色鮮やかな碧色。]

(335) 2014/12/13(Sat) 00時頃

 俺は大丈夫だけど、大丈夫じゃないな。

[ギリ―の呼び掛けに反応はしたが、不可解な言葉の説明をする
理由は今は無かった。]



 ミナカ 死ぬ困ル
 あの仔 生きル

[それが優先すべき何よりの“命令”であり、
男の中に芽生えた細やかな望みだった。]


【人】 奏者 セシル

>>342
[オルガンの横に座り込むニコ、
 その歌いだす調子には、少し意外な顔を。]

 へえ

[そして、メロディはつたなく、そのニコの口ずさむ声に重ね。
 トーンは、響きは、第三甲板の彼らの元にも伝わるだろう。]

(349) 2014/12/13(Sat) 00時頃

 俺はいい。彼を黙らせないと船長が死ぬぞ。

[ギリ―の想いを嬉しいと思う余裕もなく、
口にしたのは船長に疑惑が向くと言う不安。]


 待った…一体何が起きている。
 何処にいるんだ。

[囁き交わされるギリーとミナカの聲を聞き、
何かが起こったのだと気づく。
私は第三甲板へと降りる足を急がせた。]


 仲間?

 おまえは、おれを仲間だと思っていたのか。

[少しだけ驚いたように問う。
 この船に乗る事になった時から、ずっと変わっていない。]

 ───俺としては、極端な話、おまえが人狼であろうがなかろうが、どうでもいい。

 おまえが、他者を畏怖させる存在であるのなら、それに従う。
 そうでないなら、おれはおまえに牙を剥く。

 それだけだ。

[もし、公に、人狼であることが知れたとしても、それを曲げるつもりはない。

 だから、やがて食事の席でニコラスに問われた時も、そのままに答えたのだった。*]


【人】 奏者 セシル

>>350

[オルガンで弾くメロディはいつも様々。
 その自らを冷静に、そして、畏れをもっても平坦でいるために。


 傍ら、ヴェラがうたたねしていることも、きにせず、やはり弾いていた日常。
 それをミナカがそこまで嫌っていることも知らず。

 そして、今も、また響かせるつたないシンフォニー。]

(359) 2014/12/13(Sat) 00時半頃

[あの時。
あやしてくれたその手が落ちるのは。
その命が、落ちるのは。
この聲を交わせる者が死ぬのは。
嫌だった。]


 ───あの煩い声、止めても構わないか。


[静かな男にしては珍しく、幽かに、感情の乗った聲を、どこかへと響かせる。]


 なんでもいい。好きにしろ。

[煩い声とはどれのことかは分からないが、今はそんな場合ではない。]


セシルは、第三甲板での戦闘にまだ気づくことなく、オルガンの音は響く。

2014/12/13(Sat) 00時半頃


 おれ、狼なれナイ
 カシラ 本当の仲間 なれナイ、おれじゃ

 あの仔、大事

[漏れ聞こえていた聲の遣り取りを聞き、
男は漠然とそう思っていた。
所詮、聞こえる“人間”でしかない自分では
彼が求める存在には成れないのだろうと。]


【人】 奏者 セシル

>>372

[オルガンの音は、人差し指からやがて、片手の指すべて、そして、段々と両手まで満ちていく。
 ニコラスの歌声が酔いどれのテノール。それにあったりずれたりしながらも、段々と、それは、合わさる刃と刃から、不可思議な和音へ。

 いつのまにか座って奏でる航海士は、月夜を一緒に愛でたギリーの変化に気づけない。]

(377) 2014/12/13(Sat) 01時頃

[どれだけ血を絞っても、手当もしても助からないのかもしれない。
焦る自分が何を理解しているのか、理解したくなくて。]

 セシルを守る前に、自分を守れ。

[初めて、祈った気がした。]


 ギリー…お前は唯一、私が最初から仲間だと思ってた者だ。
 孤独な船の旅の中で。

[刃を振り下ろしながらグレッグを睨みつける瞳に力が入る。

――けれども、グレッグは自分に恐怖を抱かない貴重な存在だ。
些かの躊躇いも私の中に存在して。*]


 違う。違う。違う。同じじゃなくても。

[ギリ―の言葉を必死で否定する。
泣いているのは誰なのか。
震えそうな聲を必死で抑えた。]


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