人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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 見取り図、というよりも見に行ったほうがよかろう。
 


…――
 そう、知らない可能性が、高くて。
…一応、聞いてみるか。

[緩やかに1つ瞬く。]

――…、…タイムスリップよりは
記憶の幻影、と謂ったほうが…
幾らか合点がいきそうだ。

[自嘲を見、少し眼を伏せて]

見取り図か。…学校案内とかに乗ってないのかな…


……――

  ……それが、異変か。お前の

[ふさふさと、けもののような手。
大丈夫かなど 聞けるはずもなく。]

…――

[小さくため息をついた]




…そうだな。学校散策、か?

 


[答えながら]
[気配が少ない]
[それに 気づいて]

[ディーンは メアリーは ]


[居ない]

[もう居ない]


[甘さに飲まれた虚ろな記憶の中で、交わされていた赤色会話がぼんやりと浮かんでは消える。]



 なんか、お前が好きそうなのがいるな。

[蛇みて思い出すのが触手というのは、何かおおいに間違ってた。]


『まあ、知らないなら、知らないで。』
  『当たる相手を変えれば いいって、ことで。』

[例えば その“せんせ”とか。]

『……だよね。まあ、本当に彼女の記憶化は 保証出来ないけど。』

[学校の記憶かも痴れに、闇の記憶かもしれない。
 その辺は今答えが出ようもないので、横に置いた。]

        『そだね。』

見てまわる、それに賛成の意を見せる。]




  …どういう意味だ


[ろくでもない連想をされた気がして
声がとてもとげとげしい。]


[異変 言われて、バーナバスを見て。]

『ハゲそうにないね、よかったね。』

[軽口。
 戻れたら、元に、なんて希望はもう――抱きたくない。
 彼が去ってから。]


       『何が居たの。』

[答えが聞ければ笑いを噛み殺すか。
 仲間も ―― も 居なくなっても笑える  狂気。]


…、「せんせ」、を見つけたいが
先生 は いっぱいいる か。

……――、

[さてどうしたものか。]

…探るしかないな。
…体調不良で抜け出すか?

[ふと、言葉途切れ。
記憶を辿る。――5個も目が増えちゃった]

…、――
  ……―― 

[減っちゃったね]

……―― 、ぁ


…、
    ……、


 ……、  


    [――――  いない。]


…ああ、…そうか


           いなく、

    なった、 のか

おに、…ふたり





           『うん。』


『でも、向こうには皆居るし。』


[少なくとも彼は、自分が殺した。
 もう  戻れなかった から、と。
 闇 が覆う。]


              『よかったのかも ね。』


『クラスの人に、ケイトがそう呼んでる先生を訊く、とか。』

[どうかな、と。
 何となく直接本人に、聞き辛いと思うのは。]


『ン、そうだね。』

[体調不良で、と言う声に同意の気配。]



 いないのか?
 ディーンに、あの、子。

[蛇を見つつ……]





  もう君たち…
  仮病の相談は先生に聞こえないところでしなさい。



[携帯を閉じると 立ち上がる。]

『と言うわけで、行って来る。』
            『何か、北棟の一階に会議室があるんだってさ。』


『結構改装入ってるみたいだね、階も増えてるし。』




『仮病も病気だよ、センセ。』


[教室を出た所、これから逢う人物を思い出して。]

            『そうそう、これからキャロライナに逢って来る。』
『彼女、おっさんのビー玉が赤いって、言ってたよ。』

『良く、知ってるね。』

[正しくは黒の印なのだが、彼女が覗き見る範囲までは知らない。少なくとも、バーナバスのビー玉は、赤で合っている。]


皆、 いる……


  [みんな。ふたり。ピッパ。ジェレミー。
  きこえた、それから、――だれ]


 (鬼を連れて)


…――…、 わから、ない。
……そう、なんだろうか。





  ビー玉が赤い……
  キャロライナ……


…。……?

 

    先生?



[――様子がおかしい、と不思議そうに]



 あ
 


嗚呼、北棟――あそこ、古いんだな。
……二階建てだったなんて。


[立ち去る姿を、見送る。
矢張り体調不良といっておくべきだったか]


――キャロライナに?


     ――、…

赤、……


     [――“覗き見する、悪い子が居るよ”]


[制止する担任。成り切っているのか。
 ともあれ。]

『セシル、フォロー頼む。』
        『って、何、……センセ?』


        [低い 短い 声。]

                   『?』



 あれ
 




…、――
  ……、――

[鬼は、 鬼 を、  見つけて]

 バーニィを《覗き見た》…の、か

[あの子の心《あお》を砕いた、
 その欠片が自分だとは知らない
 しらない、まだしらない。]


 …嗚呼、わかった。

[フォローと謂れ頷くが。]

……?バーニィ?



 噛まれたんだけどなぁ。
 




『そうみたい、だね。』
            『おっさんを覗くなんて、いい趣味してる。』


[見た理由は知らない。
 一瞬だけ、あの放浪画家のクラスメイトが過ぎったが
 闇に塗りつぶされていく。

 そして あお が壊れたことも、知らない。]


…噛まれた?

   っ、なに

 してる …!

[この世界にもやはり異変があったのか、と]





          『? 何に。』

 


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