人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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[まるで砂を噛んでいるみたいで、*]


―回想・主の私室―

[戦場にて1本の鏑矢が突き刺さり、1人惨めに滅び去った将。
 終わりまで読めばどういう感想を抱くのか。俄に関心寄せ。
 直円の首は何故飛んでこないのかと考えてしまった。
 ふと過る懸念を、有り得ないと消す。対吸血鬼用の武器の特性を考えに入れれば、有り得ないのだ。]

あぁ…本当に、迷信というものが付きまといますね。それだけ日頃は遠い―――存在

[遠い?
 遠かっただろうか。

 菖蒲の咲く庭で。胡桃色の髪を乱す女の指は、まるで……]

……いえ。だからこそ、未だ抗い続ける輩を一掃せねば、なりません。


………っ   ……ん、んっ。

[耳元を擽る熱い吐息に、零瑠は睫毛を震わせた。
 主の指が髪に触れる。もう終わりなのかと切なげに眉を寄せ。けれど、牙の先が深く埋まる感触と、より吸いやすい角度となった事に、求められる喜びを得た。

 嚥下する度に喉が、胸が熱くなる。体の輪郭が蕩けて無くなってしまうのではないかとすら思ってしまう。






  ―――嗚呼。]


……偉大なる父の血が、この身の一部となる幸福に感謝致します。

[かつての様に血の雫が乾きを得るまで身を離そうとせず。白絹の襟元を正す頃に、零瑠は二粒の涙を零した。

 ひとつは悦の。
 そしてもうひとつは、家族への希望が果てていく絶望の。**]


―襲撃の前日―

[黒百合から声が掛かるのは本当に珍しい。
 控えるように視線を下げるけれど、
 己の主は、彼女自身に向く礼節や奉仕には
 あまり興味がなく見える。

 求めるものは、「お父様」――
 月影の満ちるに足ること、その一点ゆえか]

 ……っ、はい。

[こちらに意識を向けて来ること、声を聞くこと、
 それだけで浮き立って沈み込む、
 感情の色が綯い交ぜになるのに、
 いきなりの問いかけで心臓がキンと冷えた]

[鈴音は遊戯の色。]


 ――、……どうしたいのか、
 自分でも、解らなくなってしまったん、です。

[こちらも珍しく、主に対して心情を吐露した。
 きっとそれは冷笑するほど甘いだろう。
 だから忠告は言わずもがな、]

 ……肝に銘じます。

[危ない橋を渡ってばかりだから、沁みる。
 そして、逝く、という言葉が、
 家族との再会でひととき温もった心に
 暗い火の存在を思い出させて]


 そう言えば、……

[曖昧な疑問を上手く言葉に出来ず、ひとつ黙る]

 あなたは、他の高位の吸血鬼と違って、
 周りにあまり誰かを侍らせませんね。

[気の所為か、配下にも用を言いつけたら
 すぐ下がらせる事が多いように思う。
 本当にに問いたい事とは大分ずれた気がしたが、
 ほのかな疑問ではあったのだ*]


自分でも分からない、ね。
きっとそんなものかもね。

[冷笑を送るかと目の前の相手は思って居るかもしれない。
しかし、遊びに関しては自分のテリトリーに来ればいいとまで家畜相手に言っている彼女だって。

なんでわざわざそんな真似をするのかと聞かれたら「その方が面白い」程度の回答しかないのだから。]


そうね、お父様や他の始祖は誰かを侍らせるのが多いみたいだけど。

あたしはそうでもないわね。

[少し考えてから語り出す。]

ま、今回は貴方達を眷属にしたけれど。
どっちかって言うと一人で好き勝手に動くからね。

誰かを侍らせたりそういうのはあまり慣れてないのよ。

[理依を護衛と言われても別に必要ないと言う事が多いのはその為だった。
勿論、先日のように面白い状況ならば手伝わせるが。]


―回想・理依と

[引っ張った髪の合間から覗く耳に、今も嵌まるピアス。この城に居てもまだ、引っ張り血を流しているのだろうか。
 治りの早い身では、分からない。]

そう、『家族』。

[自分の思う家族。
 理依の紅の眸を見る。互いに変わってしまった、双眸を。]


じゃあ、どういうものなのさ………。

[何故、心の内を打ち明けてくれないのか。
 苦しさを分けてくれないのか。

 幼少期は別としても、]

孤児院に居たときだって。
此処に居る今だって――――…

俺たち、は……

[同じ『家族』という言葉を使って居ても。零瑠と理依とでは意味が違うのだと。



 思いたくはなかった。*]


― 襲撃前夜 ―

お父様、ちょっとだけ神宿に戻りますわ。
襲撃には間に合うように合流しますのでご心配なく。

[そう言って微笑むと、出かけている間にと血酒を数本献上した。
後は、13歳の何度も穢された少年の肝臓を調理した物をと家畜に運ばせてから。]

それでは、行って参りますね。

[理依や明之真には個人的な用事だから護衛は不要と伝え。
相変わらずの自由ぶりで神宿へと向かうのだった。]


零瑠は本当におせっかいだね。
そこまで俺の中に踏み込んで何がしたい。

[なおも食い下がってくるような様子に
今度は辟易したように彼を見る
振り切るように踵を返し*]

そんなおせっかいばっかしてるとお前死ぬよ?
それでもいいならいいけどさ



では――、
お姉様に牙を立てることを、許していただけるのですか?
もしそうならば、わたしはとても嬉しいです。

[ 笑うホリーにゆっくりと唇を笑みの形にする。
彼女の基準はいつも、“愉しい”か否かだ。
見目の通り無邪気で、けれど残酷な少女]

……お姉様が愛するものは、愉しいもの、かしら?

ではわたし、
お姉様を驚かせてさしあげられるように、
努力しなければ、なりませんね。

わたしがこうしているのも、お姉様のおかげですものね。

[平坦な感情の言葉に、滲むものはない。それは己の愚かさだ。
あの時、こうならなかったら――仮定の枝葉はいくつも在るが、
少なくともこの枝はいまだ花も実もつけてはいない、結末は知れず]



[ 重く瞬いた、緋色の瞳が交わる。
似てもいないのに、向かいあい触れる手は、
その黒髪もあいまって、鏡を見るを錯覚させた]

……それでお姉様は来るな、と仰ったのですね。

[眼差しを伏せたのは、
その名だけが理由ではだけではなかった]


構わないわよ?
その時は、あたしも真弓の血を吸わせてもらうけどね。

[傍目からは少女同士が睦み合うようにしか見えない光景。
けれどそれはお互いに血を吸い合うという退廃的なものになるだろう。]

そうね、愉しい事。
それと、お父様が喜ぶ事かしら。

まあ、素敵。
どんな風に驚かせてくれるのかしら。

[そう言って彼女の頬を撫でる。
その時が愉しみで仕方ないと言うように。]


[確かに彼女が言うように。
切っ掛けは、あの時彼女に目を付けたこと。

そして結果として彼女は吸血鬼となったのだった。]

相変わらずこちらに向かってきたからね。

だから彼には理依に勝ったら逢わせてあげると伝えたのよ。

[彼女のかつての家族同士が争いあうように仕向けた事を事も無げに告げていた。]


タダイマ、零瑠。偵察結果は後で。

[脇腹の傷を感づかれたようだ
その視線に、またやれやれとため息をついて]

ちょっとね。ヘマした。
お前に、預かり物。渡してくれって。
あと…

[菊結びを渡そうとしつつ直円の下手人がアヤだと伝えるかふと迷う。
丁度その時、視界の端にリッキィがいたから
良い口実だと結びを彼に渡してその場を離れた]

……や、なんでもない。悪い。
リッキィ、零瑠に用なら俺は失礼するよ


………。
よ、用っていってもたいしたこと、じゃない、し………。

[僕は零にーさんの顔から、にーさんに渡された緑色の紐に釘付けの対象を変える。
なんだか花の形みたい。拾ったのかな、それとも……]

どうしたの、これ。
それに理依にーさん、ケガしてるんじゃ…

[僕は離れてく理依にーさんの背中に向けて声をかける。
偵察に出た先で何かあったなら、後でじゃなくて今訊きたくて]


―回想・理依と

お節介だって?
こんなの、喧嘩みたいなものじゃないか。

[拳同士を交わす訳ではないものの。]

……踏み込んで、心の中を知って。
喜びも哀しみも、おやつみたいに分けあうことが出来たら、さ。

それで死んだって、構わないよ。

[構わない。

 そう思って居たのは、昔のこと。*]


[ 告げられた己の名に、
真弓は自動人形のように礼をする、
けれど感謝の言葉は紛れもなく本物だった。

そして――視界の端に沈む零瑠の眼差しと、続いた声。

もの問いたげにこちらを見やる視線 
けれど声には喜色の滲む、
まるで本当に心からの悦びのような]


[リッキィの問いかけ
体も返す前に彼女を見て]

…アヤから預かった。零瑠に、だとさ。
このケガはちょっとヘマしただけ。
すぐ治るよ。

[けれど治す意思があれば、の話
生きようと思わなければ生きる資格がないのは
人間も吸血鬼もかわらないのだろう]

あと…すぐわかるだろうから言っておくよ。
直円やったやつ、わかった。
「家族」の誰かってだけ言っておくな。
知りたかったら教えるけど。


[襲撃前夜
ホリーは相変わらずの様子だし、
こちらも不要をする気はなかった。
けれどアヤとサミィに告げた言葉を思えば、
彼女の行く先に彼らがいる可能性は大きいといえる]

…ホリー、俺もいくよ。
アンタの護衛じゃなくて、俺が勝手についていくだけだけど。
かまわないだろう?Ѐ


まあ、それは構わないわ。

好きになさい。

[そう言って笑う。
そして、ふと思い出したように。]

あたしは遊びたかったら神宿に来いと言ったのだけど。
あの子達はやってくるかしらね?


あの子って誰だかしんないけどさ、
どうせ「家族」の1人だろ、アンタがそういうのは。
だったら来るよ。ホリーを恨んでいないやつがいるとも思えないからね。

じゃ好きにさせてもらう。



……あまり、痛くはしないで下さいね。

[ その会話する光景すらも、
話の中身や杯を満たすものがなければ、
微笑ましいものであったはずで]

お姉様は驚いてくださるかしら……?
あまり驚いては下さらないかもしれませんね。

でもお姉様が驚いてくださったほうが、
きっとお父様もお喜びになるでしょうね。

[ふわりと雲の上のような、言葉はすらりと流れる。
頬に触れる姉の手に、目を細めて指を重ねた]


[そのまま伏せられた目蓋。
 その冷たさを感じなくなろうとも、
その言葉は確実に違う生き物であるのだと、わかる。

彼女の言葉は酷く素直で、だから無邪気だと思うのだ。
人から見れば邪悪な残酷、けれど彼らはもともとそういう存在なのだろう。

語られる言葉が流れていくように、
心に染み込んではいかぬように、息を吐く。
表情も声音も、何も変わらずにいられた]

……お姉様もきっと、
孤独など知らぬのでしょうね。

[理衣とサミュエル、戦えばどちらも傷つく。
彼らが互いに特別だと知っている。
――やがて、月の中空を回る頃、彼女の部屋を辞したのだ*]


あらあら、知ってた?
あたしって意地悪なのよ?

[真弓の頬をなでながら。
目を見て愉しげに告げる。]

真弓が痛いって泣く様なやり方してあげようかしら。

ま、泣いたら慰めてあげるけど。

[お父様との言葉に笑って。]

そうね、あたしが驚くような事ならきっと。
喜ぶと思うわ。


―自室前―

……偵察に行って、ヘマしただけじゃあないの?

[『預かり物』と聞いて、受け取る為の手を差し出さなかった。
けれど強引に渡される。]

は、なにこれ…。

[若草色の紐飾り。何が何だか分からない。]


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