91 時計館の魔女 ―始―
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/*
もふもふされたー(ごろごろにゃん♪
…寝ます、また、明日
彼女は9歳まで、この名前ではなかったの。
山深い田舎の、小さな村で育った女の子だった。そう豊かでもなかったけれど、特に貧しくもない、田舎ではありふれた農家よ。
ミッシェルは知らなかったの。自分が、優しい両親の実の娘ではなかったことを。
何が始まりだったのか、私も知らない。9歳の女の子が聞かされた話は、そう多くない。
隣村……といっても、歩けば半日がかりの距離だけれど……が、町からやり手の村長を招いたの。それが大成功で、3年かそこらでとても発展したらしいわ。
そこで、ミッシェルの村でも外から村長を招いたわけ。
……続きはわかるでしょう?
ある日、彼女は見てしまったの。
森の中で、見知らぬ旅人のような男と密談する村長を。
そうよ、彼らは人狼だった……。
ミッシェルは襲われて、危うく食い殺されるところだったけれど。
どちらかが、途中で気づいたのでしょう。彼女も人狼の生命力を持っていることに。
それで、ミッシェルは助けられた。自宅に運ばれ、手厚い看護を受けたわ。
高熱が引いて、傷口がふさがり、ベッドから起き上がれるようになったころには……。
……説明は必要ないでしょ。
ミッシェルはそれまで、人間を食べたことはなかった。
当然よね? そんなこと、思いつきもしなかったもの。
でも、看病されている間に……、
怪我を早く治すためだと言われて……スープを……毎日ね……。
しばらくは誰も気づかなかったの。
もともとおとなしくて、自己主張の少ない子だったから。
でも……。
村では不作が続いていた。冬場だけ出稼ぎに行く人も多くて、村の人口は極端に減っていたわ。崖崩れで道がふさがったとき、村に残っていたのは20人ほど。
そこから人が減って、疑われないはずがない。
村長も旅人も処刑されたわ。もちろん、他にも……。
ええ、あれは悲惨な結末しかない。どうして人間は、同じ人間を平気で殺せるのか。未だに理解できないわ。
そうよ。
ミッシェルだけが残ったの。
ただひとり、生まれ故郷と信じていた村に。
でも、9歳の少女に何ができると?
山は深く、森は暗く……。
わたしはそのとき、彼女を守るため、表に出たのよ。
それでも、最後は本当に食べるものがなくて。
人狼の生命力がなければ、ミッシェルもきっと……。
/*
とりあえず、ここまでにします。
ダーラさんが全員の肖像画を! この人もあくの強いマイペースさが、慣れてるっぽいですよね。かっこいいなあ……。
*/
/*
おきたらお返事するネ!
ありがとうミッシェル、エリナー。
抱きしめたい。きゅん。
ダーラ様かっこいい。
もっと絡みたいね、人狼として!
おやすみ!****
/*
エリナー…
なんてせつない…(むぎゅう
大広間にたくさんお話する人がいて、なかなか赤に集中できなひ…
とりあえず反応だけして、あたしの過去話はまた後で書こうかな、と思います。
っていうかエリナーの過去で胸がキュンキュンしてるので早く続きが読みたいという…えへへ(もじもじ
[喜びに満ちた聲は、確かにツェリのもので。
俯いたまま、頭の中に自分の「聲」を作る。大広間にいるものたちは少女の異変に気付かないだろう]
…「同士」?
[更にもうひとつ、別の方面からも「聲」が聴こえた
少なくともこの聲を操れる人が、自分も含めて3人。
過去を思い起こす。
「 こ の 聲 を 操 る の は 誰 だっ け ? 」 ]
…っ、まさか
まさか!
じん、ろう…?
[聲が、震える。]
/*
おはようございます。
大広間組、いい感じに仲良しさんモードですよね。手探り感がすごく人間っぽいと思います。
「イアンはペンダントを握るソフィアの手を包みこむ」
「イアンがソフィアの手に触れるのを見て片眉毛がピクリ、と動いただろうか」
ソフィーはクラリッサとイアンにライン(笑)をつないだ把握!
ヤニクからも妹に似ているとフラグが。
へクターさんもいるし、この中の誰かと絆をつけてもらえれば、ドラマチックな見せ場になるかも?
*/
/*
こちらはエリナーの打ち明け話の続きを投下します。
PCは寝ないで大丈夫なのかな? 鐘が午前0時だから、村時間は夜中の2〜3時くらい?
これからの予定ですが、ダーラさんか絵に絡んでみたいです! ヤニクさんにうまく合流できればいいんですが。
本人の死亡で絵が消えるか、変わるかすれば、「そして誰もいなくなった」ですね。あちらは人形がひとつずつ消えていく……。
*/
ミッシェルを助けたのは、眷族の……ああ、その話は後回しね。
いいえ。
人狼はそう多くない。
少なくとも、私が出会ったのは10人ちょっと。
そうね、村長や旅人も仲間を探していたみたい。ミッシェルが仲間だとわかって、とても喜んでいたもの。
助けに来たのは、彼らとつながりのあった一族で。
連絡が絶えたので心配していたそうよ。
ともあれ、ミッシェルは保護されて。
大きな町で、新しい名前と新しい暮らしを提供されたの。
……そうね、大切にしてもらった、と言えるでしょうね。
一族にとって人狼の、それも若い娘は貴重な……それこそ、玉座や王冠にも匹敵する存在だもの。
そうよ、私は人であり狼である――人狼。
[耳ではないもので受け取る聲に、嬉しそうに肯定を返す。]
あら、ソフィアさんは……そうではないの?
それとも、目覚めて間もないのかしら。
後天性というやつ?
[自分の正体を調べた事はあった。
身体について、能力について。
それに関する伝承にまでは手を出せなかったけれど。
そしてそのたびにこの紅い聲で見えない誰かに呼びかけて、返事が返って来たことなど無くて。
自分しか、居ないと思っていた。
だからこそ欲しかった仲間。]
……大丈夫よ、じきに慣れるわ。
怖がらないで。
私たちは、決して同士を食べない。
[声はどこまでも労わりを帯びて。]
もちろん、彼らにしてみれば、実際的な利益もあったわけよ。秘密を抱えた一族は、それゆえの強固な結束力を活かして、商売で成功していた。
あなたを見つけたのも……いえ、先にミッシェルの話ね。
商売敵が旅先で強盗の被害に遭う。
でも、その死体はまるで……。
そういうこと。
彼らはミッシェルに食事をさせたの。
……まさか、ミッシェルは知らないわ。自分がいつもふらふらしている本当に理由を。
人狼としての食事をほとんどしないせいだとは、気づいてない。
ええ、自分が人狼だということは知っているの。助けられてから、事情を聞かされてね。
でも、人狼がどういう生き物なのかを知らない。
知っているのは、私と……。
………っ!
………………。
………………。
ああ、失礼……ちょっと、眩暈が。
ごめんなさい、ね、今夜は……。
……そろそろ、休まない、と。
続きは……そう、また、起きたら……。
[ふらりとした足取りで、2−6の部屋へと招かれる。]
……ミッシェルさん。
[紅い世界で、紅い意識を持つ彼女の名を呼んだ。
歓喜に身体を震わせて、そうして、人狼の紡ぐ言の葉を漏らさぬように正面から受け止めていく。]
[自分とは違う狼の生。
二つの名前を持つ彼女の語りを、ただ真っ直ぐに聞いていた。]
……っ、大丈夫?
[ふらつく身体が見えれば、支えになりたいと反射的に手を伸ばす。]
おやすみなさい、ミッシェル……
いえ……エリナー。
[過去を語ってくれた彼女の名前を優しく囁いた。]
食事……そうだわ。
丁度いいものがあるじゃない。
[呟き思い描く、従者を従える金糸のしなやかな身体のライン。
その言葉が眠りに付くと言うその間際に、彼女の耳にまで届いていたかは知れないけれど**]
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