283 突然キャラソンを歌い出す村2
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― 体育祭当日 校舎中庭 >>50―
ふえっ、なになに?アーサー!! おはよーー!
[頭をわしゃわしゃーって撫でてあげるけど、なんだかご機嫌斜めみたいじゃない?どうしたのかな、って屈んで目を合わす。]
もちろん出るけど、それがどうしたの?
(53) 2018/09/14(Fri) 16時頃
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えっ
[なにそれ!>>51]
何のことかわかんないよ! こういうのは真剣勝負でしょ? 手を抜いたら相手にも失礼だよ!
[そうして腕まくり!やる気満々な後輩もいるし、やるっきゃないなって思ってたところなのに。けど、怪異、と言われるとさすがに眉間にしわが寄ってしまう。出た出た、すっかり日常化した怪異の話!]
へ ……?
[トロフィー?なんで? 多分わたしの顔すっごく疑問符色になってたと思う。 夜のフクロウ並みに首傾げ。]
(54) 2018/09/14(Fri) 16時頃
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えー、そんなの
[この拳で解決じゃない!
って言おうとしたら先制攻撃されました。>>52 やるわね、アーサー!しゃがんで見上げて、わたし忙しい。 まあ、みんな忙しいしちょっとくらい立ち話してても平気よね。]
生徒会長?
[待って?]
(55) 2018/09/14(Fri) 16時頃
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生徒会長―――!?!?!!?!
[素っ頓狂な声が響き渡る。 嘘でしょ!?ちょっと、私の学園生活どうなっちゃってるのー!!?**]
(56) 2018/09/14(Fri) 16時頃
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[ざわざわ風が木を揺らす、リズムを刻んで立ち上がれ!]
(57) 2018/09/14(Fri) 16時半頃
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♪RunRunナイト★♪
聞いた? (聞いた!) 聞いた?(聞いた!) ウ・ワ・サに 首ったけ!(首だけ?!)
聞いた?(聞いた!) 聞いた!(聞いた?) あ・の・子に 首ったけ!(首だけ!?)
ねこちゃん教えて どしたらいいの 信じらんない らんらんnight! 聞いてびっくり きゅんきゅんknight! あたしの♡heart♡は走り出す!(⋈◍>◡<◍)。✧♡
SE:\キャー!/\キャー!/\キャー!/
(58) 2018/09/14(Fri) 16時半頃
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聞いた? (聞いた!) 聞いた?(聞いた!) ヒ・ミ・ツの schooldays!(ヒミツ!)
聞いた?(聞いた!) 聞いた!(聞いた?) ナ・イ・ショの schooldays(ナイショ!)
びっくりどっきり どしたらいいの 首無しknightの RunRun-night! お昼も夜も 関係ないの あたしの♡heart♡は走り出す!(⋈◍>◡<◍)。✧♡
ねこちゃん教えて どしたらいいの 首無しknightの RunRun-night! かかっておいでと 逸るのknight! あたしの♡heat♡は走り出す!!(⋈◍>◡<◍)。✧♡
\レッツゴー!/
(59) 2018/09/14(Fri) 16時半頃
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大変じゃない!!
[そう、大変なのです!!みんなに相談しなくっちゃ!!**]
(60) 2018/09/14(Fri) 16時半頃
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─回想:昨日の昼頃、九尾塚学園テラス席─
[元生徒会長がまとっているひんやりと冷たい気配は、 どうしてか、心地よいような気がする。 無自覚に距離を詰めるそれは、真藤麗亜の秘密のすべてをはっきりと見抜いているわけでも、知っているわけではない。]
どうしてかな、 前より、麗亜先輩が すごく……
[なんだか、触れてはいけないもののようで胸がどきどきするのに、手が、頬に伸びてしまった。
そろりと顔と鼻先が近づく。]
(61) 2018/09/14(Fri) 16時半頃
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[指は柔らかい頬に触れたところで止まる。 深く呼吸をひとつ。いい匂いがする。と それはそう思考をめぐらせて、]
あ、
[はた。と自分の現状を思い出す。猫に触れ方を叱られたばかりだった。またやってしまったかもしれない、と理性が戻る。]
………………
[麗亜の顔を見つめたまま、 そ…っと触れていた手を離す。]
(62) 2018/09/14(Fri) 16時半頃
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[覗き込むためにかがめていた身を起こす。 それは、黙ったまま少し、 … かあ。と羞恥に頬を染めた。]
…… ごめんなさい
[それは、目を閉じて口元に手を当ててその場でこほんと、 誤魔化すような咳ばらいをひとつした。]
(63) 2018/09/14(Fri) 16時半頃
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[戸惑ったように左右へ視線が流れる。 もしも何かあれば、連絡を。と 動揺を見せつつも後輩の顔を繕ったそれは、 その場から一歩、後ろに離れた*]
(64) 2018/09/14(Fri) 16時半頃
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うわこここのばか!! 声がでかい…っ!!
[響き渡るナツミの声。>>56 木の上で説教をかましていた猫は思わず飛び上がる。
>>57 ざわざわと風が吹いて、猫の登る木を揺らす!]
(65) 2018/09/14(Fri) 18時頃
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♪RunRunナイト★ feat:アーサー♪
聞いた? (いーや!) 聞いた?(聞くなよ!) ウ・ワ・サに 首ったけ!(よくない!)
聞いた?(こら!) 聞いた!(聞けよぉ!!) あ・の・子に 首ったけ!(止まれよ!?)
あーもう神様 どうしたらいいと? 信じらんない らんらんnight! 止まってくれない びゅんびゅんknight! あいつの三☆heart三☆が走り出す!˚‧º·( ˃⌓˂ )‧º·˚
SE:\キャー!/\キャー!/\キャー!/ (だから待てって!)
(66) 2018/09/14(Fri) 18時頃
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聞いた? (いーや!) 聞いた?(知るか!) ヒ・ミ・ツの schooldays!(だからさぁ!)
聞いた?(あー!あー!) 聞いた!(聞こえないっ!) ナ・イ・ショの schooldays(止めろって!!)
びっくりどっきり どしたらいいの 首無しknightの RunRun-night! お昼も夜も 関係ないの あいつの三☆heart三☆が走り出す!˚‧º·( ˃⌓˂ )‧º·˚
あーもう神様 どうしたらいいと? 首無しknightの RunRun-night! かかっておいでと 逸るなfight! あいつの三☆heart三☆が走り出す!˚‧º·( ˃⌓˂ )‧º·˚
\レッツゴー!/(もおおお知るか!!)
(67) 2018/09/14(Fri) 18時頃
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[揺れる木々に、ぼとっと 猫は木の上から落ちてしまった…**]
(68) 2018/09/14(Fri) 18時頃
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ひゃっ! アーサー大丈夫!!?
[まさか落ちるなんて思わないじゃない!>>68 慌てて抱き上げようとしちゃう。 猫も木から落ちるってこのことかな!あれ、猿だっけ?**]
(69) 2018/09/14(Fri) 18時半頃
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ー 体育祭前日の昼 ー
[(>>3:444)(>>3:449) 歌い終えた麗亜のいる テラスに重なる、教室の風景。
水滴が伝う窓から街を 眺めている葛籠の物憂げな表情がアップになり、 目を伏せる麗亜の横に据えられる。
麗亜の歌い終わりから続く、 メランコリーなピアノの旋律に乗せて、 葛籠がギターを爪弾きはじめる。]
(70) 2018/09/14(Fri) 21時頃
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♪ あの霧の中 置いてきたのに まだ耳に残る Your Melody
支えた腕 見つめる瞳 舞い散る雪のきらめき 一夜の夢のはずなのに なぜ
わかっている もう会えないほうがいいと 願っている ただ平凡な日常 それなのにどうして……
モノトーンな毎日に流されて あの面影を探してしまうんだ 隔てる時間すらも追い越して
無邪気な子供のように 君と笑いたい ♪
(71) 2018/09/14(Fri) 21時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/09/14(Fri) 21時頃
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─ 回想、父の記憶>>3:125 ─
「これは、悪い夢からお前たちを守ってくれるブレスレットだよ。」
そう言って、父は自分とエニシに揃いの天眼石のブレスレットを渡してくれた。ああ、エニシは怖がりだから。少し安心かな。とそんな風に思った。
「双子はね、この地では 色んなものに魅入られたりするというから」
──その言葉に、ああ。それで。と思った。
ずっと小さいときから、妙なものが見えていた。「こんにちは、どうしたの?」話してみてはじめて、違和感に気がつくなんてこともしょっちゅうで。
(72) 2018/09/14(Fri) 21時半頃
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でも、話しかけてくるそれらを 怖い。と 思ったことはなかった。 人間も、それ以外も、この目にはどれも同じに見える。 そこに違いがあるとは思えなかった。
それに不都合も感じてこなかった。
(73) 2018/09/14(Fri) 21時半頃
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ただ、そんな調子でずっときて。
でも、いつかの夜。大丈夫だよ。と 慰めるためにエニシに言ったことに(>>3:149) 同じに見える?と不安そうに問いかけられて 言葉が詰まった。(>>3:239)
───『同じに見える』
そう、正直には言えなかった。
かわりにぎゅっと片割れを抱きしめて 「エニシはエニシだよ」と、 そんな誤魔化しの言葉を言った。
(74) 2018/09/14(Fri) 21時半頃
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同じに見えても、違う。 違うはずなのに、同じに見える。
言えるわけはなかった。
だってたまに、エニシと、 自分の境界もわからなくなる。
同じ顔、同じ声、 どっちが喋っているのかわからなくなる。
ああ、でも。
あれは誤魔化しの言葉だったけれど。 エニシは、たしかにエニシだ。
(75) 2018/09/14(Fri) 21時半頃
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たった一人の片割れ。同じ顔でも、別人だ。 取り込むようなことをするのは、やっぱり変に思えて。
だから、彼をよく見て、 彼とは、違うことを選ぼう。
いつだって違うことを、違うことを、違うことを───…
(76) 2018/09/14(Fri) 21時半頃
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俺は、『ヨスガ』にならなきゃいけない。
(77) 2018/09/14(Fri) 21時半頃
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* そんな思考が、あるいは内側のあんまりな空っぽさが あの肝試しの日に会ってしまったそれを引き寄せた。
飲みこんだ泥が身の内に染みこんでくる。
怖いとは思わなかった。 まずい。とは思ったけれど。
ああ でも、
『そいつ』に、教えてあげられるほど
俺は、俺だけじゃあ
…自分が、
(78) 2018/09/14(Fri) 21時半頃
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─ 雨の日、夕刻:九尾塚学園生徒会室 ─
[しとしとと雨がまだ振っていた日の午後。 授業に出ずに学校内に姿を見せたその姿は、 学校の中、生徒会室にいた。]
……、わからない。
[教室棟とは離れている生徒会室の机に、 持ってきた生徒名簿を置いて、 かぶっていたパーカーを背中に払った。]
(79) 2018/09/14(Fri) 21時半頃
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[それから、光るスマホ画面と向き合う。]
…
[先に開く画面は、シンイチ当て。 >>3:247 心配のメッセージが並ぶ下に 『逃げちゃってごめん』 『ライに名札、ありがとう』
そんなメッセージを入れた。]
(80) 2018/09/14(Fri) 22時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/09/14(Fri) 22時頃
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[さて、気持ちよく眠ったとはいえほんの30分かそこら眠って熱が下がるわけでもない。 ずいぶん楽になってきてはいるものの、頭の芯はくらくらするし、寒気はなくても火照りがすごい。 明日こそ、と言っていたシンイチとは逆に、今日は久しぶりに部室に顔を出さずに帰ることにした。 メンバーのグループチャットには、「帰る」と2文字だけ。]
(あー……体育祭……)
[ぼやける思考を占めるのは、明日のこと。 歌唱点が加味される特殊な九尾塚の体育祭では、合唱部アカペラ部吹奏楽部それに我らが軽音楽と、音楽系の部活にいる人間は重宝される。 無論今日はその最終調整だったわけなのだが、ベースは欠席だ。]
(81) 2018/09/14(Fri) 22時頃
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