人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  勢い余らなくて本当に、本当に、……よかった。

[ 脳裏に浮かぶ唇の感触>>237
 花の指環よりも曖昧だけれど独占欲の兆しを見せた絡まる指。
 近くで見る動揺>>238 安堵>>239
 それらに全て自分が絡んでいるという、
 自惚れでない事実。

 行儀悪く床に倒れこんだ。
 頬に当たる冷たさに熱を浮かすよう瞼を閉じる。 ]

(264) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 17時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ 好きな人に求めることを許される。
 そんな奇跡に過去のいばらも今は枯れ、
 諦観ばかりだった自分の中で新たに
 撒かれた種は芽を出そうと疼いた。

 奪ってばかりだった自分が本当に
 いいのだろうか、と。
 今も思ってならない事は事実だけれど ]

  はやく、夜にならないかな。

[ 朝を望んだくせに現金なことを願いながら、触れた指に唇を寄せる。 ]

(265) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 17時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  次に会えた時は、もっとじょうずに伝えないと。

[ 彼は彼自身のことをどう思っているのかはわからない。
 だが、彼も知らないかもしれない取り柄>>1:309
 自分はまだ伝えきっていないのだから、
 おやすみを言う前に、
 ちゃんと逃げずに言葉にしなくちゃ、と。

 はにかみながら、思った。 ]*

(266) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 17時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

  ―自室―

[ さて、落ち着いた頃にのそりと起き上がる。
 ちらりと覗きながらノートを千切って
 ペンを取り出して文字を綴った。

『 モリスへ。
 君の日々のお礼を兼ねて、
 君の落ち着いた頃に紅茶でも飲みたいな。
 PS:君にプレゼントする役はまだ終わってないよね?
 それも合わせて予約させて。 』

 今日でなくても友として自分の手がけたものをプレゼントしたかった。
 あの時こわくないのと尋ねた彼の腕を引けるような、
 鳥の形をした木の彫り物を贈りたい。 ]

(267) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 17時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ 彼の才能。
 それは紛れもなくモリス自身のものだけど、
 それだけが彼を構成しているんじゃあない。
 友達として彼の素敵なところを自分は
 近くで見てきたつもりだから。

 木彫りを続けてきた彼も、
 紅茶を淹れてくれる彼も、
 朝、なんだかんだ起こしてくれる彼も
 纏めて、友達なのだと腕を伸ばしたい。

 その中に触れられない彼を渦巻く絲があるかもしれない。
 全てを見せ合う事はお互い難しい事なのかもしれないけど、
 それでも見てきたモリスの一部を知る者として
 彼に親愛の証を示したい。 ]

(268) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 17時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ ビスケットみたいにはんぶんこできなくても。
 いつでも彼の力にはなりたいと思っている。
 何も置かれていない机の上に紙で出来た鳥を飾った。
 不器用だから少し嘴が曲がってしまったけれど、
 きっと分かってくれるはずだ。

 少し音程のズレた鼻唄を口遊みながら
 夜の用意をしようとして。
 一枚の紙>>1:271を見つけた。 ]

(269) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 17時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

  自室から――→

[ 目を丸くした後、黙って自室を後にする。
 東屋で起きた事は沢山あって、
 どれもがまだ、手繰り寄せたいものばかり。  

 ベネットの件だって何も解決しちゃいない。
 一度拒絶しておいて今更だなんて思いもするが、
 それでも彼も放って置けない。
 彼ともいずれ再び向き合いたいと思う。
 そして彼自身が選んだ道ならば友として
 兄、として、いつか。
 背を押してやらねば、とも。 ]

(270) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 17時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ それから、もう一人。
 葉巻の煙を燻らせながら傍にいて
 支えてくれたもう一人の大切な友人>>3:253
 彼はあの時、何を急いていたのだろう。
       何に対して怯えていたのだろう。

 今でも覚えている。
 酷く頼りない姿>>4:26を。

 彼が本当に伝えたかったものが何なのか、分からない。
 だがきっと、医務室まで連れて行ってくれたのは彼なのだろうし、
 お礼も込めて尋ねてみようか。

 時間の許す限りになってしまうし、
 合図も何も用意していなかったけれど。 ]

(271) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 17時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ 向かったのは、――。 ]**

(272) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 17時頃

[あの夜、噎せ返った香りは二人の間にはもう漂わない。
それでも尚、離れることがないのなら
お互いがそうしたいと思える関係で、続いていけたら。

親友の隣で、そう思った。]*


 ― SUNSET ―

[ あれはいつだったか、もう遠いとおい過去のよう。
 いつから中庭(そこ)にいたのか
 もう、私は覚えてなどいない、遙かはるか昔。

 咲くはずの無い、保有しないはずの色素は涙色。
 その言葉は《不可能》。

 誰が咲きもしない花に水を与えてくれようか。 ]


 んへぇ、でっかい庭。

 あれ、ここだけ土からっからだけど。
 ここ誰か管理してねーの?

[ 言の葉は、まだどこか異国交じりで
 顔も身長も幼さを残す《悠仁(だれか)》が
 初めて私を、見てくれた。 ]



 おまえさー、咲かないね。

[ 声はそれから毎日降り注いだ。 ]

 水も肥料もまいてんのに。

[ 彼には特別親しくする友人は居なかったのだろう。 ]

 何が足りないのかね?

[ まるで私に自分を重ねるように扱う指に。 ]


 
 
       ――――《    》かな。
 
 


[ 私の棘が刺さる。
 太陽を飲み込み夜が始まった頃の、お話。 ]**


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ どうしてそこに立ち寄ろうとしたのだろう。
 夜の準備は終えていたのだし大人しく自室に篭っていればよかったもの。
 向かった先は東屋だったのだから。

 一年の頃から見つけては気に入っていた場所。
 いつしか住み着くように居座っていた訳だが、
 今日も後ろ髪を撫でられるように
 向かった理由は正直判らなかった。

 もしかしたら。
 さっき見つけた一枚>>271がきっかけになったのかもしれない。
 メモに記されていた几帳面な文字>>1:272
 彼がどのような意味でそれを綴ったのかは
 判らない。 ]

(301) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 21時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ それに、どのような意図を持って、
 マークとオスカーの間にあんなやり取りがあったのかも、
 問わなかったな、と今になって思い出す。

 いつもいつも上手に隠してしまう彼の本心。
 今まで自分に精一杯でよく他人のことを見ていなかったな、と。
 あれだけ助けてくれた彼ではあるのだ。
 思う事があったとしても、
 同じように何か助けが必要なら、と。 ]

(302) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 21時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ それはなんだか、罪滅ぼしのような感覚ではあったし、
 その二人がまさか、言葉を交えていただなんて>>285>>288
 だが今回は踏み込むことはなかった。

 タイミングがズレてしまったせいで、
 彼らが何を思ってその話題を掘り返し
 本質を貫こうとしていたのかも、
 何も知らないままその扉を開いてしまった。 ]

(303) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 21時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

  ―東屋―

  …………オスカー?

[ パッとノックもせずに開いた扉は鍵などかかっておらず>>300
 座り込んで項垂れている姿がいつかの自分を彷彿させた。
 思わず腰掛けたのは彼の隣に。
 視線は彼の瞳を覗きながら一つ問いかけよう。 ]

  …………なにかあったの?
  なんだかとっても、悲しそうだけど。

[ その理由は判らなかったから一度黙り込んだ。
 そういえば名前を呼ぶなと言われたのに
 また呼んでしまったな、と遠くで考えながら。 ]*

(304) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 21時半頃

[お互いをさらけ出して、言葉を交わし、手を伸ばして。
 支え合って、立ち上がって、そして。

 一年後。一ヶ月後。一週間後。明日。
 この人の隣でそれをするのが自分じゃなくなった時、俺は二度目の失恋を、するんだろう。
 それでいい。それが、いい。
 凍てつかず、燃えもせず。苦しみを知らないこの心は、もう恋とは呼べないものだ。
 薔薇の香りが失せた今、俺たちは無二の友になる**]


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ 随分と虫の居所が悪そうだ>>305
 掌で隠された奥の瞳がどんな有様なのか、
 ちらりと覗き込むだけでは計れない。

 覚えてないよ、と突きそうな口を留めたのは、彼の態度>>306
 逃げるように突き離し、中庭へと
 向かおうとする姿。

 目を見開いた。
 だがそれは此処を出ようとする彼にではない。
 さらりと細い黒髪から覗いた眸が、
 揺らいで今にも零れ落ちてしまいそうだったからだ。 ]

(313) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 22時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

  俺は何も言ってないよ、オスカー。
  俺は君に会いに来たんだから。

  俺が倒れてしまった後医務室に連れて来てくれたのは君だろう?
  だからその事のお礼を言いたかった。

[ 理由はそれだけでは無かった。
 だが彼を一つ納得させるためについた。
 それはもしかしたら彼がよく使う手法を
 真似たようだったかもしれない。 ]

(314) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 22時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ だが、それだけなら彼は立ち去ってしまうだろう。
 それは即ち今の状態の彼を放るということだ。
 友人間であれど踏み込んで欲しくないことがあることは理解している。
 だからある意味見送るべきなのだろうとも。

 だが、放って置けなかったのだと思う。

 気休めにしたって、かみさまが見ていないと言い切った彼を、
 今見ないふりして見送ってしまったら
 もう二度と、踏み込めないような気がした。 ]

(315) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 22時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  ねぇ、もう一度聞くよ。
  何があったの。
  今にも壊れちゃいそうな君を見捨てたくなんか、ないよ。

[ 自分には言えないことなのだろうか。
 とは思いながらも優等生を気取る彼が
 他に打ち明けられるものがいるだろうか、
と思うと、
 尚のこと放って置けず。 ]

  俺は、君の助けになりたいんだ。
  だから、言ってよ。
  できることならなんでもするから。*

(316) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 22時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ 壊れそうだと口にする>>327
 彼はここにいるはずなのに酷く頼りなかった。
 その癖してその口は憎まれ口>>329を叩く。
 彼の言葉に確かに遣る瀬無い気持ちは浮かび上がった。
 なぜ?どうして?君がそんなことを?
 戸惑いは分かりやすく眼差しに現れる。

 だが、それよりも、何故。
 彼は自らが悪者だと主張するのだろう。
 何故彼はこんなに怒っているのだろう。 

 考えて、飲み込んで、黙り込んだ。
 ゆらりと浮かび上がる可能性。 ]

(337) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  君は、俺に嫌われたいんだね。

[ やけに落ち着いた声色で決めつけた。 ]

  ねぇ、俺が君を嫌って跳ね除けることが
  君の救いになるのだとするなら、
  オスカー、やっぱり君の言葉はおかしいよ。

[ 凪いだ瞳が彼を直向きに覗く。 ]

(338) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  だって、君の言葉は嘘ばっかりだ。

[ そう気付けたのはきっと、
 痛いことから逃げ出すなど背中を押してくれたせんぱいのおかげで、
 また、欲しいものに腕を伸ばすことを肯定してくれた、友人のおかげで、
 この気持ちを教えてくれた彼のおかげだった。 ]

(339) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ だからきっと、気づいてしまったのだと思う。
 矛盾だらけの言動に、隠された彼の根っこの感情。 
 今からきっと彼にとって優しくないことを口にする。 ]

  オスカー。
  欲しいと思うのは、間違い?

[ 夜とは程遠い光が差す東屋の中で、
 彼に尋ねたのは、彼自身が口にしたセリフ>>1:268 ]

  俺は君を助けてあげないよ。
  君をこれから傷つけると思う。
  それでも君に聞こう。
  ねぇ、オスカー。

(340) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


  君は俺が好きなんだね。*
  

(341) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃

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