22 共犯者
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―夜・広場>>229―
話し合い? それでどうにかなるなら、マーゴが生贄になってるわけないじゃん。
[一番そういうことをいいそうなのはマーゴなのに。 御使いも見つけていたのに。
ミッシェルに無理だ、とひとつ首を振って。 イアン>>228がやってきたのを見た]
(232) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
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[ 随分と経ってから、彼はぽつりと呟いた。]
お前がこの村の生まれであれば、最後まで言わないつもりだった。
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―夜・広場>>233―
うん。 やれるだけのことはやるよ。
[ただの人の身でどこまでできるかはわからないけど。 一太刀なりと――できればその息の根を止めてやりたいけれど、と思いながら、険しい顔でミッシェルに頷く。
ヴェスパタイン>>235が来たのを見て、短い挨拶を返し。
そして、巡礼の鐘が鳴るのを聞くのだろう]
(236) 2010/08/07(Sat) 22時頃
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―夜・広場―
[ミッシェル>>238が近づいてくるのに軽く瞬き。 またペンダントを差し出されて驚いたように見やる]
お守りならミッシェル自身がもってたほうが……
[そう、心配そうにいうけれど、それでも、と言われたらテッドには受け取るしかなかった。
ヴェスパタイン>>239がなにやら呟いたような気がするけどよく聞こえなくて。 ミッシェルが問いかけたのを見た]
(243) 2010/08/07(Sat) 22時頃
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―夜・広場―
[ヴェスパタイン>>247の言葉に一度目を伏せた]
ヘクターは"人じゃない"から、どっちでもいい。 アイツが手引きしてようがしてまいが……
[殺意に変わりはないと短く答え。
ミッシェルがトニーに手を取られて驚いているのを見、その後の言葉>>250にそうなんだ、と驚いたように瞬いた]
そっか……ああ、わかった。 ちゃんとミッシェルを守るから。
[今度こそ、と頷いた]
(255) 2010/08/07(Sat) 22時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 22時半頃
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―夜・広場―
マーゴが、そういうのが解る血筋だった。 それでヘクターが”人じゃない”と言ったというんだ。
生贄に選ばれたマーゴの言葉、俺は疑うつもりはないぜ。
[ヴェスパタイン>>257が眉をひそめるのをみてもきっぱりと言い切り。 腰に下げた剣におびえられても、気にすることはない。
ただ、巡礼の鐘と共に森に入り――そしてヘクターを殺しにいくだけのつもりだった]
(263) 2010/08/07(Sat) 22時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 23時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 23時頃
最後の祭祀……。
[……ああ、そうか。
そう言う事なのか。
頭の何処かで解っていた事なのだ。
もう無理がある、と。
「御使い様」は既に生きながら死んだ存在なのだと。
その緩やかな死は、人の子だけでなく、
自らの仲間達の手でも進行していたのだ、と。]
アンタの言いたい事は、たぶん解った。
だったら俺は…。
――いや、それでも。
俺はアンタに付いていくぜ。
やる事ァ、どっちみち、変わんねえな。
[ 僅かの沈黙。
暫しの間瞑目し、]
……すまないな。
[ それだけを言葉に。]
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―夜・広場― [ミッシェルから預かったペンダントをポケットにいれて、森へと向かって歩く]
そう、だな。 そろそろ、いくか。
[決意と殺意を胸に。 腰の剣に手をかけて、死と血と闇が待つ森に向かう。
空を覆う暗雲ははれる気配を見せず、不吉な空気が漂う]
(276) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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[……。しばしの沈黙。
きっと口元は笑っていただろう。]
…なら、終わらせようか。
アンタは独りじゃないからよ。
俺たち二人、生きて儀式を終わらせようや。
何言ってんだよ。らしくねえな。
アンタの声を初めて聞いた時、
俺がどんなに嬉しかったか、アンタ知らねえんだろ?
今夜の生贄は、随分活きが良い。
俺も全力で狩りに行く。
また後でな、「ヴェスパタイン」。
そう、だな。
生きて共に。
[ まるで、それが可能だと心から確信しているかのように。]
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―夜の森―
[先頭に近い位置に立って森にはいる。 最後尾のヘクターのことは気にしていたけれど。
森の深さ、暗さに視界が狭められる。
そして響いたのは、オスカーが放った銃声。 とっさにその音の元へと駆け出したときにはすでに激しい戦闘が行われていて。
手出しをするタイミングが、つかめなかった]
(279) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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―夜の森in戦闘―
[オスカーに加勢するタイミングをはかるものの。 そもそもからして素人にそんなものが読めるはずがないのだった。
だから、ヘクター>>280がオスカーへと飛び掛ったときに。 とっさに剣を抜いて、そのわき腹を狙って剣を振るった]
オスカーまで殺させてたまるか!
(284) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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ああ。また後で。
[ 短い応え。ややあって、付け足すように、]
――ヘクター。
ありがとう。
[ 本物の感謝が滲んでいた。]
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―夜の森―
[オスカーの銃弾は当たらなかったけれど。 剣が切り裂いたわき腹から、夥しいほどの血が流れる。
膝をつくヘクターにざまあみろ、というような、醜い笑みを浮かべ]
誰が調子に乗ってるってんだよ!
[血ですべる柄を握って応戦しようとするが、飛び掛ってきたヘクターの爪に左肩が切り裂かれる。 それでも……なんとか突き出した剣の先はヘクターのどこかに刺さっただろう]
(293) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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―夜の森―
ばかやろう! お前だって殺されちゃだめだろうが!
[オスカー>>294に怒鳴り返しながら。 弱ってきているヘクター>>295をみて、追撃に走るけれど。
最後の悪あがきとも言うべき打撃に、打ち落とされて。 左肩から血を流しながら、飛び退った男の姿を憎憎しげに見やった]
(299) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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んな古くせえ時代なんざしるか!
てめぇらは俺達の大事な奴を殺した。 だから俺らもお前を殺す、それだけだ!
[儀式がどうの、御使いがどうの。 そんなことはもう若者には関係ない。
ただ、やられたから、やる。 どこまでも地で血を洗う闘争でしか、なかった。
落ちる赤い雫が、叫ぶ男の限界を知らしめているようでもあり、それでもとどめをまださしていないことに焦燥るように、武器を手探りで、探した]
(303) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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やはり、時は戻らない。
[ テッドの叫びを耳にして、彼は小さな呟きを落とした。]
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[男に叫び返し……けれど、ふと、疑問におもった]
「我ら」ってことは……ヘクターだけじゃねぇのか……?
[そんな疑問に気をとられた隙に。
オスカーの最後の銃弾が発射され。
そして御使いは姿を消した。
その遺体は、巡礼の間は、見つかることは、なかった]
(309) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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ドナルド、タバサ、先代様、
俺も、そっちに、還る……から…な。
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