人狼議事


199 Halloween † rose

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視点:


【人】 小悪党 ドナルド

[ガラス雑貨店まで無事送ることができたなら、男は筆記具を借り、簡単に家までの地図を書く。
改めて招くことになると認識すると、照れて思わず眼帯に触れて

「お待ちしています」と、地図の下に小さく添え
ニコラエの店を後にする*]

(222) 2014/10/25(Sat) 20時半頃

 わかった。礼をいっておくよ。
 友人によくしてくれた存在は、己にとっても尊うべき精神だ。

[キリシマは想像以上にいい屍人であるとあらためて認識し、
 とはいっても自分は嫌われ者ではあるが。]

 オレは何もしていないさ。
 ニコラは、そういう存在なんだよ。

[ニコラの言葉には否定を。ただ、続く言葉には、やや間があくけれど、
 あきらかに疲れ深い友人の声の響きを聞けば、彼に自身の重みを伝えることはないと思うのだ。


 それは、ひどく、伝えたいと同時に、
 もし、伝えれば、彼は、友人だから、
 きっとなんとかしようとするだろう。
 己も顧みずに。

 そんな金色の栗鼠を大切にする気持ち。
 どんなにかろうが、それがなにより。]


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2014/10/25(Sat) 20時半頃


 ――……魔女とはうまくやっているよ。
 さっきのは冗談さ。

 オレはこの街で自堕落に過ごすよ。心配ない。


 それより、あまり大丈夫じゃないなら、
 自分のことをなによりに。
 大事にしてくれ。


 ありがとう。
 ……そんなことは無いよ。

 家族をなくした私にとって、
 君と過ごす時間は大事なものだから

 こうして話せるのも、
 手紙を交わすのも、私の助けになってくれている。

[それだけでも街を訪れて良かったと思う。
 ハロウィンだからと異郷の習慣を言い訳にしたが
 私はきっと、ただ友人の住まう世界が
 間近で見たかった、ただそれだけなのだと思う。

 そしてその思い切りは、良いことだったのだと
 引きこもりじいさんは考えていた。
 繰り返しの奇妙な輪が絶たれぬ今であってもそう思う]


 ねえ、ジェレミー、

[そんな友人がなにかに悩み、
 心を痛めているのなら。


 栗鼠はちいさな身であっても力に為らねばと思う。
 大きな狼の助けにならねば、親愛なるジェレミーの為に、]


 …本当に?

[本当に冗句なのだろうか。
 街を棄てなければならない程の暗雲が、
 金色の獣の周囲に立ち込めているのでは

 意を問うよう、再度の確認を試すも、
 本人が大丈夫というのなら、それ以上の追求も為せず]

 ……わかった。
 君の辯を信じるよ、……私は。
 でも、なにかあったら言って欲しい。
 君が私を按じてくれるように、私だって君の力になれる筈だ。

[告げて、ゆるやかに笑い。
 随分真面目な話になったものだと空気を緩ませ。]


 あぁ、気をつける。
 祭りも楽しませてもらうよ。今という時間は一度しか来ないから

[例えそれが、この先何千年と生きようとも**]


[再度大丈夫だと告げれば、
 ニコラは信じるといった。

 嘘つきは狼の専売特許。

 そんな言葉はもちろん、口には出さず。]

 ニコラにとって、楽しい時間がきたのならよかった。

[それ以上は、余計なことを言ってしまいそうになるから、もうおしまい。
 友人とはきっとこれきり。*]


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2014/10/26(Sun) 00時頃


【人】 小悪党 ドナルド

—— → 薬屋 ——

[ガラス雑貨店から駆け足でやってきたのは薬屋。
扉を開けると賑やかな声、すぐに見えたのは露蝶であった>>278。]

 お、露蝶もお客さんか。
 繁盛していますね。

[軽く手を挙げて男も店の中へ入る。
走って来たせいか、幾分顔が赤いまま。
丁度キリシマは露蝶と共にいる客人>>277と何やら問答>>@78しているようだ。

なので後ろから大きくジェスチャーだけ、眼帯を差して、親指と人差し指で輪を作って掲げてみせた。]

(286) 2014/10/26(Sun) 00時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

 
 ああ、そうだったのですか。
 俺はものもらいの……
 
[多少怪しくはあるものの間違いではない。
露蝶に指差したのは左目の眼帯。
丁度彼もものもらいについて尋ねようとしてくれていた>>292ことは、聞こえた大声>>@83によってついに知ることも無く。]

 え、?
 …………え?

[ジェレミーと呼ばれた男と店主の間でどんなやり取りがあったかは知らず。
ただ、ストレートな名前の薬にびくりと身体を震わせた。]

(294) 2014/10/26(Sun) 01時半頃

【人】 小悪党 ドナルド


 だ、大丈夫ですよ露蝶、
 きちんとした薬だってここは……!

[店を出ようとする友人に誤解を解こうと声をかけ、次いでキリシマ>>@85へと一つ頷き、ポケットから何枚か札を取り出した。
クリップに止めた残りは少ない。来月の給料がくるまでは多少厳しい生活が待つだろう。
カウンターの上に指定の料金を置いて、包みを引き取った。
スポイトも店主に言われた通り、探し出し包みに一緒に入れた。これで目薬のように使用すればいいだろうか。]

 「ものもらいの薬」、ありがとう。
 完治したら、報告に来ます。

[正式名称はそれでいいかわからないものの、ものもらいの薬であることに違いは無いだろう。
些か大袈裟な礼の言葉と共に、男はそろそろと店の外に出る。] 

(299) 2014/10/26(Sun) 01時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

 だから、違っ——

[先に店を出てしまった友人は、明らかに何かを誤解していた>>302
追いかけようともしたが、カウンターの向こう側から飛んで来た声>>@87に足を止めて]

 ええ、勿論です。
 ありがとうございます。

[元・小悪党でも用法容量はきちんと守る。
一度軽く頭を下げると、今度こそ店を後にした。]

(304) 2014/10/26(Sun) 01時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

—— 自宅 ——

[家に辿り着いたのは、陽が完全に暮れた頃。
女将とマスターに今日“は”手伝えないと伝えると、何を言っているのかわからないという顔をされた。ハロウィンは今日だけだ、とも。
だから男は「そうですね」と、笑みを浮かべるに留めた。

男はキッチンに吊るしたランプに火を入れる。
オイルの独特の香りが立ち、やがて室内に満たされた。

大して広くはない、家。
2人がけのテーブルと椅子が置かれた、ダイニングキッチン。
独立した寝室のベッドサイドテーブルには、ガラスの靴が置かれている。]

 ……あー、なにも、ないな。

[開いた冷蔵庫には水のボトルとチーズなどの軽食の類いが少々入っている以外、何も無い。きちんとした持てなしはどうにも、できそうにない。
そもそも上手い持てなし方を、男は知らない。
ただ、据え付けの食器棚からタンブラーグラスを冷凍庫に入れておくことだけは、忘れずに。]

(307) 2014/10/26(Sun) 02時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[持てなしはとりあえず諦めて、キリシマから貰った薬を使うことにした。
包んでいた布から取り出した瓶は細く、薬液を透かして観察をすると、ランプの光を柔らかく返した。
小さく、息をのむ。見たことの無い、グリーンに。

洗面台の前で眼帯を取り、スポイトでその液体を掬い取った薬液を、慎重に点眼する。
量はいつも使用していた薬と同じ。
やや粘度のあるそれは、未だ赤く染まる視野いっぱいに広がり、目の表面をゆっくりと覆っていく。ひやりとした感覚に、目を閉じて。]

 ……、

[閉じた瞼が、じわじわと熱を帯びるように熱くなる。それは普段の点眼薬では感じたことの無いもの。
それもやがてはそろそろと引いていき、身体に馴染むかのように大人しくなった。
目を開けば、相変わらず視界は赤いまま。
それでも、鏡に映った左目は、]

(308) 2014/10/26(Sun) 02時頃

 クロミさん、渡し忘れたものをジェレミーに預けます。
 時間がある時に、取りに来て貰えますか?

[聞こえてなかったとしても、まあいいか。
 きっとジェレミーが暇を縫って渡してくれるだろうし。]


【人】 小悪党 ドナルド


 —— 腫れて、ない

[まだ完全に元通りとは言わないが、常の点眼薬よりも遥かに効能があることは明らかにわかる。もう眼帯はせずともいいだろう。
しかし、問題は。]

 じゃあこれは、ものもらいじゃねぇ……と。

[首を傾げながらも、思い出すのはやはり、ニコラエの緋色だった。
薬を鏡の前に置くと、少し迷って眼帯もそこにおいておく。
全て知ってもらうのならもう、隠す必要はないのだ。
腫れが引いたなら、隠す必要もないのだ。]

(309) 2014/10/26(Sun) 02時頃

 「親愛なる友人へ。
  いい日を。今日も、これからも。

  私を裏切ったら、ミイラになるまで血を吸い尽くすからね。
  覚えておいてくれ。

              roşu-aprins.」

[封に押し込んだ手紙は、紙袋の中。
 自分だけが楽しめればそれでいい訳じゃない
 彼にとっての今後も、楽しいものであって欲しい*]


【人】 小悪党 ドナルド

[暖かい光を灯すランプの下へ戻りながら、
ポケットの中の懐中時計を取り出した。
ニコラエがこの懐中時計と関係があるのかないのか、真実は未だにわからない。それでも向かい合う時が、来たのだと思う。

蓋を開けようとしてやめ、ただ表面をなぞってテーブルの上に置いた。
そしてそれを隠すように、籐籠の底に沈んでいた赤い包みのチョコレートを置く。]

 ……よし。

[これで迎える準備は万端だ。
——問題は、]

 ……副作用か。

[気になるのは薬の副作用。一撃で完治とまではいかぬが、とにかく強い薬であったその代償は、何かしらあるのではないかと。
今更ながら少し、怖くなりながらも。]

 ……小悪党らしくねぇ。

[それだけ零して、笑った*]

(311) 2014/10/26(Sun) 02時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[どれくらい、そうして待っていただろう。
小さなノックが玄関扉から聞こえた>>312
心の準備をしていたつもりが、焦って転びかけながらも、慎重に扉へと近づいた。
聞こえた声>>312に一つ吐いた息は、微かに震えた。
鍵を開け、ゆっくりとその扉を開く。

やや伏して、そして持ち上げて。
男は初めて二つの目で、扉の向こうのニコラエを見つめることが叶った。]

 お待ちしていました、どうぞ。

[ただ変わらぬように微かに笑みを引き、家の中に招き入れる。
手で示したのは、チョコレートの乗ったダイニングテーブルの一席。]

(314) 2014/10/26(Sun) 02時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ニコラエと視線が合えば>>315、やや照れを滲ませ僅かに視線を逸らして。
今度は転けることなく、短い距離を移動する。
すぐに同じチョコレートに気がついたらしい>>316様子に一つ頷きを返し、彼がそれを持ち上げるその瞬間をじっと、待った。]


 1回めのハロウィンの夜、酒場で預かって。
 ……すみません、中身、見てしまいました。

 ニコラエさんの、もの。でしょう?

[蓋が開かれる>>320
名前を呼ばれ>>321、それだけをただ問うた。]

(322) 2014/10/26(Sun) 03時頃

【人】 小悪党 ドナルド


 結構考えたんですけどね、ご先祖とか、双子、とか。
 でも結局はよくわからなくて。

[緋色の瞳が、曇っているように見えた>>321から、ただ笑みを向けた。決して上品ではない笑みを。]

 貴方は珍しい人だ。多分、……俺とは違う。
 それでも、知りたいと思っては、いけませんか。

[何度もハロウィンを繰り返すその最中、考え込むことはたくさんあった。
けれどその度に、知りたいと願った。

珍しい人、それを指し示す具体的な言葉は知らない。
ただ、真っ直ぐにニコラエに向ける視線は、今度は逸らさなかった。]

(323) 2014/10/26(Sun) 03時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[問いの答え>>324に、小さく頷く。
これでますます彼のことがわからなくなった。
それでも、知りたい。その気持ちは揺るがなかった。
だから歪む二つの緋色>>325をただじっと、見守って。

開かれた唇の形が、ヴァンパイア>>326となぞる。
耳を通し、脳まで彼の声が行き届いて初めて、息を吸った。

お伽噺の一つの登場人物だとばかり、思っていた。
この街の祭ではまさに定番中の定番コスチューム。
そんなヴァンパイアであると、いうのか。
ツートンカラーの男の瞳は、大きく開かれる。]

 ニコラエさんが、——

[まさか、と呟く言葉は掻き消えた。
何かの落下音にその軌跡を追えば、透明な結晶が落ちている。落ちていく。その音で気がついた、どうして彼が嘘をつこうか。
隠すのなら、最初から訪れなければいい。]

(330) 2014/10/26(Sun) 04時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[自ら化物だと告げている>>326のに、彼の涙はまた落ちた。
まるでちぐはぐだ。
恐ろしいと威嚇して、それでいて]

 そう、か、

[——受け入れてほしいと、愬えられているようで。]

(331) 2014/10/26(Sun) 04時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[向けられた言葉>>327に、男は思わず手の甲で口元を隠す。
惹かれている、その感情は噛み砕かずとも聞き返さずとも、どういう意味か男にはわかる。だから]

 ……泣かないでくれ。

[困ったことに、ヴァンパイアは泣き虫らしい。
口元を隠した手はやがて、ニコラエの口元を覆う手に伸びた。
頬ごと包むように、触れるその温度は、少しひやりとしていて]

 教科書には泣き止ませる方法は、書いてねぇんだ。

[暴いた自らの口元——否、その頬も、目元も。
鏡で見ればきっと、真っ赤に染まっていることだろう。

これでは、まるで。恋と同じだ。]

(332) 2014/10/26(Sun) 04時頃

【人】 小悪党 ドナルド


 俺も、ニコラエさんが、……好きだよ。
 貴方が…… お前が、化物だとしても、

[男の眼帯を外したのも、繕った言葉をぬぐい去ったのも、全部ニコラスが切欠だ。
胸を焦がすように息がし辛くても、それでも。
高鳴ったままの鼓動。左の瞼がまた少し、熱くなる。]


 好きになっちまったもんは、しょうがねぇだろ。

[その思いはとどめようがないと、触れたまま笑った**]

(333) 2014/10/26(Sun) 04時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2014/10/26(Sun) 04時頃


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