人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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イアンは、目の前の相手に聞こえない音が、香りに乗って一言だけ

2018/05/23(Wed) 22時頃



[これは、不味い。
嫌な予感は、こちらへの加害ではなかった。]

 オスカーが、かなり参っている。
 解放される為なら、自殺もすると言っている。

 ……彼は、どうしたら眠れるんだ。

[早く言葉が返ることを祈っていた。]




  ……モリス

[その名前を聞いた時の反応は、薄かったが。
対峙する相手に聞こえない声は落ちた。]

 ごめん、モリス。
 君は、俺に触れられるべきじゃなかった。

 …………もっと違う風に傍にいれた筈なのに。

[純粋な後悔がそこにあった。]


[先に浮かんだのは、彼の方だった。
でも、その後に中庭で抱き寄せられてしまった
…………一緒に眠りにつけなかった。]


 おいおい、幾分物騒だな?

[ 自殺だのなんだの。
 まぁ、揺れ動く青少年の頃にはなくもない願望のひとつ、か。

 芽生えた呪いを解く方法ならわかる。
 今横に眠るケヴィンがそうしたように、欲に忠実に従えばいい。
 ただし眠るのは、毒牙にかけた側。
 呪いは移り、また欲を芽生えさせるだけ。

 俺はまだ知れていないが、ヒューやフェルゼ、ベネットのように
 眠るためのトリガーがあれば。
 それが何かわからず、言葉を探す。 ]


頭殴ってください。

[物理だったが焦りの表れ。]

えっと、とりあえず、自殺だけは止めといてください。

[慌て……]


 そうね。
 ちょっと荒療治でも、いーのかもしんない。

 ヒュー?
 とかはずいぶん怪我してたんでしょ?
 物理的に《寝かせる》のも手なのかも知らんよ。

[ 焦る声に、しかし同意の声ひとつ。
 半分冗談、半分本気。 ]


 何より落ち着かせること、かな。

 きっと、もうすぐ
 夜も終わるだろうからさ?

[ 根拠はない。
 だが、そんな気がしている。 ]*



 それ、本当に言ってるの。
 俺じゃ、……

[今責められて、こんな様子をひとりで見ていて。
人選ミスにも程がある。]

 でも、やるしかないのか……


【人】 記者 イアン



 本当に酷いことをした。
 
[罪の意識は確かに存在したから
名前を聞いても驚きは無い。>>67
それ以上の思考は赤い香りに乗った。]

 そのままの意味だよ。

[相変わらず立ち尽くしたまま、相手を見て>>68
何かを待つような沈黙、やがて。]

(74) 2018/05/23(Wed) 22時半頃

【人】 記者 イアン


 薔薇を毟っても意味が無いのなら、
 命だってきっと同じだろう。
 刺しても、元通り
 延々と繰り返し夜が明けない。
 そんなことにも、なるかもしれないね。

 オスカー、もう疲れただろう。
 君に必要なのは考えることじゃなく、休息じゃないか。

[妖精は的確な答えをくれなかった。
ただ、呼びかける他なかった。
あまりにも間違えた人選と分かっていても
ここには俺しかいないから。]*

(75) 2018/05/23(Wed) 22時半頃

イアンは、喉が痛んで、首元に手をそえた

2018/05/23(Wed) 22時半頃



 嫌われてるんだけどなぁ…………。

[そこは受け入れるしかない。
だが、命が掛っていた。]


……ピスティオ、何とか出来たらそっち行きますので。

どこですか。

[自殺しそうな人を放置はできず。]


 ばかだなぁ、いっちゃん。

[ 誰かに手を振り上げるなんてこと、キミに出来るわけないじゃない。
 そこに俺がいたならね。
 多分迷わず振り下ろしたと思うけど。 ]

 みんなもう、疲れてるだろ。
 夜は続くもんじゃない。
 休むもんだ。

[ そんな説得を落としていることも知らず。
 可愛くない妖精も、そろそろ─── ]*


[そのとおり、出来やしなかった。
他者を前にして、衝動すら堪えている。]

 廊下、医務室の近く。
 自殺は意味がないと思うって。そう言った。

[緊急な内容は簡潔に要点を伝えるもの。]


イアンは、何度も何度も香りが乗って、なんとかしようとしている。

2018/05/23(Wed) 22時半頃




 …………、 試しに寝ようとしてみる、って。

[様子は少しも改善してないと見えたけれど
多分、嘘はつかないから。]

 じゃあ、他の人達が問題だ。


【人】 記者 イアン

[疲れている、疲れている、どうだろう。>>85
浮かぶ顔二つ。
とても酷いことばかりしているから
自分が主張するのは烏滸がましい気がした。]

 そうだね、君はいつでも正しい。

[俺もそう思うよ。ずっと前からね。>>86
今だって君に手を伸ばしたいと呪いが囁いていた。

どこか自嘲的な笑みの裏、俺のこと以外もあるのだろう。
それは彼の心の中の問題で、何も言うことはない。
付け足すような言葉にも>>87返さずに

崩れ落ちるようにその場に座り込み、見送ろうと。]*

(89) 2018/05/23(Wed) 23時頃

【人】 記者 イアン

[衝動を何処にも振り下ろせず
対象にしかけた相手に離れられて
ずっと、ずっと、耐えた。

掌で口を覆い震える。
状況にそぐわないものを感じていると、
やはり、そういう人間なのだと思わされる。
耳元で貶める声が蘇る、きっと、正しいものばかり。

そんな奴だからあんなことをした。
やはり、今更違う形でやり直したいなどと
君だって大切だなどと、都合が良い話だ。
それでも俺はそう思った。
言われた言葉が嬉しかったのは、今も変わらない。]*

(91) 2018/05/23(Wed) 23時半頃

……うん、良かったです。


[何はともあれ。]



  ああ、嫌だなあ。

[解決したところにそんな呟き
別のこと、自分のことだった。

薔薇《きみ》を守りたくて行動していたけれど。
それも、何も結ばずに本人からの答えが降った。
俺はこの夜、酷いことをして。自分がどんな人間か改めて知らされただけ。]*




[ 魚になれなかった男は、口を閉じ。
 ひとり、座り込んでいた。 ]*


【人】 記者 イアン

[ 過去が追い掛けてくる
 過去は、夜が明けてもそこにあるばかり。
 いつまでもいつまでも、逃れられず
 本当に隣に寄り添っているのは、あの日々の記憶。 ]*

(93) 2018/05/23(Wed) 23時半頃

 いっちゃん。

[ 俺が来ることなんて望まれなかったかもしれない。
 もっと別の、他の誰かの手を
 あるいは誰の手も望んでいなかったのかもしれない。

 それでも、手を伸ばした。

 俺の穢い欲望だ。
 傷つけておいて守りたいだなんて、エゴにも程がある。 ]


……間違えた、かな。

人付き合いって、難しいですね。

[心が冷えて、呪いの熱もあがらない。]


【人】 記者 イアン

[何も見ようとしていなかったけれど
音は、聴こえた。>>98]

 やめておきなよ
    俺、汚いからさ。

[ぼんやりと見上げて
彼でもあの子でもオスカーでもない過去を見ていた。]

(102) 2018/05/24(Thu) 00時頃

 あー、えーーと。
 おつかれさま?

[ 何を謂ってもきっとそぐわない。
 思うことを紡ぐけれど。
 的はずれなことばかり謂ってるかも、しれない。 ]

 ごめんな? 大丈夫?
 悪いのは全部、薔薇(──)だから。

 だからさ、いっちゃんはなんも悪くないよ。


【人】 記者 イアン


 さようならって、言ったよね。
 大丈夫、ひとりで寝るよ。

[立ち上がれもせず、苦しげに喘いでいるけれど。
無表情で、淡々と語った。
ずっと衝動の向く先だった男を前にしても尚。

この人の行く先が見たいなどと
なんて、図々しかったのだろうか。
一歩分、座ったまま後ろに摺り下がる。]*

(103) 2018/05/24(Thu) 00時頃

[呼ばれる度に心臓が痛い。
苦しみ以外のものが、そこにあった。]

 選んだのは俺。

[手に喜んだのも、あいが欲しいと思ったのも。
それ以上は喋る気力が無くて、項垂れる。
呼吸だけが荒い。]*


【人】 記者 イアン


 …………!

[強い声に肩が大きく跳ね
怯えた目が、相手を映した。]**

(107) 2018/05/24(Thu) 00時頃

 もう泣いてもいいんだよ。

 ────イアン。

[ 暴れようが引っ掛かれようが。
 離すつもりもなく。
 側に誰かいようがいまいが気にする余裕もなく。

 痛いほどの力で、抱き締めた。 ]**


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