人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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【人】 理事長の孫 グロリア

一人で大丈夫よ。着替えくらい。
次に会ったとき、制服のシャツを着てても笑わないでね?

[少しずつ、距離を取る姿を ひたとみつめ続けて]


あの子を探しに……そう、そうね。
――…気をつけてね。

[まどろむような声がその背を追った。

そして彼が遠く向けた視線の先を一度確かめれば、
瞳のあおは痛みに揺れて、どこでもいい、逆方向の道をかけた**]

(124) 2010/03/01(Mon) 04時半頃



 いってらっしゃい
 気をつけて ね

                わたしもさがす わ
                             

                 



  みつけられるのかしら
  あの子のやみ、つよいの
  またなにもみえなくなるの、こわい         

                                                                でも、―――い…
                   [かすれた、声、さやかに]


理事長の孫 グロリアは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 04時半頃


[彼が己の異変を伝える前か、後か。
或いは時を同じくして]

……ちょっとだけ今、いいかな?
勝手ついでにもう一つ。
キャロには、私たちのことは話しちゃった。

[だから彼女はここでその話をしたのだろうと]

相談もせず、ごめん。



――バーニィ?

 



 あれ


        あ?
  


[顔に広がる闇は

     まるで 黒い 染み のよう。]



 … どうしたん  だ?

    ――… 急に、閉めて

 


[解っていた けれど

 さらに 刻まれたような 気がした。]



                  『鬼さん、こちら……』




 あっはは、何が鬼だ。

   どいつもこいつも俺をバカにしてるんだろう。


 はは  はは   はは
    


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―3階・音楽室―

…どうせ着替えるなら、少し綺麗にしておきたいけど。

[シャワーだとか悠長なことを言ってる場合でもないのは明らかで。
西階段を昇って荷物をとりに音楽室へ足を進める。
並ぶ教室、蠢く異形の影など目に入らない。

じわり、疼くのは右腕。あつい 吐息の 掠めた]

――……、

[乱れる思考を振り払って扉を開ける、荒れた室内。
準備室からコートと荷物を持ち出した。

ピアノは変わらぬまま、黒檀の静謐を湛えてそこにある。

痛みを感じない体、
握り締めてみる左手]

(240) 2010/03/01(Mon) 13時頃

どうした、

   ――どうしたんだ?

しっかり、しろ。
何があった。

   ――…ケイトか?






 ……どう した の ?
 [案じる声 は どう 響く か]


理事長の孫 グロリアは、メモを貼った。

2010/03/01(Mon) 13時頃




    うるせぇ


      なにがケイトだ、――……は


  俺も帰るわ つきあってられねぇ……。
      


…、何、謂って


  莫迦、…帰れない、

出たら、駄目だ、あれ《闇》に食われるぞ…!



[案じる、声が、重なる。]



 なんだ?帰れないってなんだよおおお。



 俺のうちは歩いて4秒なんだぞ?
  


物理的に不可能だろう…

それじゃ御前の家は
用務員室じゃないか…っ
 




 あ?


   そ、そうだ。俺んちはここだ。

  ああ?


        な、なにいってるんだ。ちがうわ。

いや  そうなのか。

           うう


[混乱している。]



落ち着け 莫迦!
 




  う、うるせえ!バカにバカっていうなーーーッ





  って、あ、いや、バカだから、いいのか?

  あ……う?
  


ぁ、
    ごめ
       ――…、

   っ、…、…――





 
 だいじょう ぶ ?





                  だいじょうぶじゃ ない?








              めそ





 なかないで







            ――……(しゅん **


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―音楽室―

[古い使い込まれたピアノ。
蓋を開ければ、磨かれたように艶やかな しろ と くろ]

………、

[薄闇が心地いい、鍵盤に触れれば走り出す指。

低音の官能は、深い深い、海の底から。
最も重い あおから、輝くしろへと砕け散る、
波のような衝動が、寄せてはひいて、また 満ちて。


ほの暗い情熱の宿る旋律は、切なく響き流れゆく。


左手は違和感も痛みもなく、動いた]

(257) 2010/03/01(Mon) 13時半頃


ピアノ、

   …聴こえる


 ……兄さん

 




  いてぇ


            いてぇ


     いてぇ





         [いわゆる全力疾走]
  


【人】 理事長の孫 グロリア

 ―3階・音楽室―

[高音はあえかな夜のささやき声、
陽にかざされれば壊れてしまう秘密の睦言のよう。

 もっと ふれて ほしいと

沸き上がる情動を旋律に乗せる悦び
解き放たれた想いに昂揚するこころ
鍵盤の上でしか自由になれなかったのだ。

 あなたに ふれたい と 

想いが、言葉が、伸ばした手が、唇が 

 ふれられたいと ねがうから

この密やかな熱が届くのならば、傷もいたみも甘く愛しく。]

(276) 2010/03/01(Mon) 15時頃

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