84 戀文村
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[通信機の声は聞こえてきた。が、今まさに赤紙をもらって頭を抱えている人物を目の前にしている状態では]
サイモンさん…辛いわよね…赤紙がきて…
[呟くように状況を知らることしかできなかった]
サイモン……。
[通信機から届いた囁きに混じって慟哭が聞こえた…気がした]
サンクス。
[死にたくないっ!と叫んだ敵兵を思い出す。
お母さん、と泣きながら逝った部下の声が離れない。
返してやりたかった。
愛する者、大切な者の傍に残してやりたかった。
戦場で積もった慟哭が心を揺する。
絞り出す様に漸く通信機に一言だけ呟いた]
―昨夜―
ええ、手紙で残っていた方が……
残せないものは、この機械で。
……大丈夫だと思うわ。
[使い慣れない通信機なる機械をそっと撫でた]
わからなかったら、うん、二人を呼ぶことにするわ。
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[考えあぐねていると、窓が開いてクラリッサが顔を出す。話の内容は、予想はしていたとはいえ動揺せずにはおれないくらい、残酷だった]
・・・そう。また来ちゃったんだね、赤紙・・ しばらく話を聞かないから、もう来ないかと思ってたけど・・
だけど、サイモンさんか・・ ねえ。そんなに悪いのかな、状況。 勝ったって負けたって、死ぬんでなきゃどっちでもいいけど・・
[言っては悪いが、彼はお世辞にも軍隊向きではない。下手をすれば自分の弟とタメを張れるくらいには。それが招集されるのだから、よっぽどなのだろう]
・・・ねえ。私、なんだか嫌な予感がするよ。 だって・・・
[皆までは言えず、言葉を落した。自然と視線はうつむいて]
(154) 2012/03/25(Sun) 00時半頃
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え? ・・・・どうかな。
[奥にいるセレストとサイモンの様子をちらと見る。]
そんなに長居して話す事でもないけれど・・・うん。
[クラリッサが出てくれば、ためらいがちに、窓の中を見てから口を開く]
・・・・サイモンさんまで招集されるなんてさ。 きっと、すごく人手が足りないんじゃないのかな。
・・・ねえ。まさかとは思うけど、エリアスも・・・ これで招集が終わるなんて事、ないと・・・思うんだ。
[自分達も呼ばれる事があるのか。そこまではさすがにわからなかったが、ともかく]
(161) 2012/03/25(Sun) 01時頃
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・・・・・どうなるかなんてそんなの、わからないよ・・
[クラリッサの言葉に、自分も不安そうな色を瞳に湛える。自分だって、どうなるかわからない。女だからといって、無事に村で過ごせる保障などないじゃないか。たとえば・・
クラリッサをつい見つめてしまった]
・・ねえ、クラリッサは・・・ ナタリアさんの事、よく知ってるんだよね?
[ふと口に出したのは彼女の名前。手紙の話は、噂ぐらいには聞いた事があったから]
(168) 2012/03/25(Sun) 01時半頃
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あー、ええと、うん。 あの人に手紙を渡しに来る人がいるとかいないとか・・ 噂で聞いたこと、あったから。
私、そう言えばあの人の事よく知らないなって。 ・・まあそれだけなんだけどね。 今日も行ってたでしょ?ちょっとだけ見えたんだ、歩いてるとこ。それで・・・思い付いただけなんだけどさ。
[それなりの年になってからは日中ほとんどダン親方の工房でいたため、同じ村の人間でもよく知らない事はある。だからそう尋ねたが、何も根掘り葉掘りとまで聞き出す気はなく、もう一度赤紙を届けられたというサイモンと、役場の中のセレストに視線をやった**]
(175) 2012/03/25(Sun) 02時頃
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[しかし、ダーラのほうがより大切な存在であることは、
紛れも無い真実なのだが
それは、…その真意は、村人には悟られてはいけないと思っていた。]
今夜教会の裏のモミの木の下に俺はいる。
[それだけを彼に伝えた。
来なければ明日彼を戦士として見送る。
来たのなら……この村で……]
[1人になって通信機の回線を開き、サイモンとのやり取りを話す]
……サイモンが望むなら…俺はあいつを眠らせてやりたい。
部外者の俺じゃダメだってならともかく、どうかな。
[許されない行為だと判っていても衝き動かされたのだ。
調子の良いいつもの声では無く
少し泣き出しそうな弱々しい声で、共犯者達に問うた**]
[回線を開いたままの通信機から届くのは途切れ途切れの声]
…なぁ…サイモン…特攻だってよ。
あいつだけじゃなく…この村に届く赤紙の先。
皆…もう…生きて帰れないんだとよ…。
なんで俺達じゃねえんだろうな。
同じ死ぬなら……この村で死ぬ方が…幸せかな。
[サイモンを励ます言葉も慰めの言葉も判らない。
ただ彼が望むものが一番幸せの様な気がした。
答えを求めているのか、いないのか。
自答するように声は暫く続いていた**]
[軍にいるホレーショーとつながっているおかげで情報は早く得ることができる]
…特攻…戦地ではもっと前からあったみたいね。
父からの手紙にあったわ。
[そうした情報は通信士として招集された父から、いち早く伝えてくれていた。暗号を使って。
しかし、それを口外することはとてもできない。
父からの手紙は即焼却して証拠を隠していた。
表向き軍需工場への出向ということで招集された女性も特攻で散っていることも…。]
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―役場―
[クラリッサから何かしら聞いた事があれば覚えておいて。しばし考え事をするようにその場に立っていた。セレストが外に出てくると軽く挨拶をかわす。赤紙や死亡通知の話にはならぬよう、言葉少なめに、だが。
少しその場にとどまっていると、大柄な例の軍人の姿が見えた。普段の陽気さは感じられない。軍人である彼の姿を見かけて、サイモンが普段の柄にもなく、すごい剣幕で掴みかかっていた]
・・・・勝手なものね。 私、自分の家に令状が届いたのじゃなくて、ちょっとほっとしてるのかもしれない。
[そう言って2人を見つめていたが、ふだんは陽気な軍人の方が何か喋った様子に目が止まった。なんだか、不思議な目の色をしていたようにも感じたから]
・・・・??
[細かな話までは聞き取れず。やがてその場を後にした]
(232) 2012/03/25(Sun) 20時頃
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―墓地―
[役場から家に向かう足取りは少々おぼつかなかった。 同じように赤紙が届く可能性は、もしかしたらどこの家にもあるのかもしれない。女子供でも、軍需工場で働きに出される事はあると、父からの手紙にはあった。
もちろん、今度赤紙が出されたらそれは命一つを弾にしての特攻か、いずれにしても死が確実である等と、知る由もない]
・・・・・あっ・・・いる。
[墓場に、墓守りの女性と、セレストの姿があった。
黙って通り過ぎる事はできなかった。 その場にそっとかがみこんで、十字を切る]
(236) 2012/03/25(Sun) 20時半頃
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[セレストは泣いているのだろうか。しばらくそのまま、中身のない墓に祈りを捧げていた。しばらくして墓守の女性から声をかけられる]
エリアスですか?・・・あの子って本当、仲のいい人が多いんですね。
ええ、夕方には戻ると思います。 ・・・最近、ずいぶん外に出る時間が増えて。 母は心配しているんですけれどね。 みなさん来れば、きっと歓迎しますよ。
[銀髪の墓守に、いつもより少しばかり沈鬱そうな表情で答えた]
(240) 2012/03/25(Sun) 20時半頃
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[母に手をかけた自分に泣く資格なんてないはずなのに、
それすら許してもらっているような…不思議な気持ちで]
[自分は、とても幸せ者だ。心配してくれる姉が二人もいる。
…でも、だからこそ、……二人に不幸になってもらいたくない。
特に、赤紙での出征は……認めたく…ない。]
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・・・・そうかもしれない。 きっと、時間が惜しいんだと思う。エリアスも・・
[少し沈んだ声でそう語ったが、やがて努めて少しだけあかるげな声になった]
ありがとう。エリアスもきっと喜ぶと思う。 ・・・きっとエリアスは、煙たがったりなんてしてないはずよ。あの子は・・・本当は、きっとずっと明るい子だと思うから。
(251) 2012/03/25(Sun) 21時半頃
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家に来てもらえるならきっとエリアスも母も喜ぶと思う。 ぜひ来てちょうだい?
[その後少しばかり言葉をかわして。セレストがヨーランダの傍から離れると、少しだけ言葉をかけた]
・・・大人げないなんて。 大人でも子供でも、大事な人がいなくなって悲しいのは、同じよ。もしかしたら明日は私が・・・
[それ以上は口に出さなかった。声に出すと、現実の者になってしまいそうなのが怖かったから。大事な人が、本当にいなくなってしまいそうだったから]
(252) 2012/03/25(Sun) 21時半頃
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[ヨーランダを欺いていることに、良心の呵責がないといえば嘘になる。
生きている限り、自分はあちらこちらで欺き続けて生きてゆくのだろう。
それも、自業自得なのかもしれない]
[母親の墓前で、ヨーランダとミッシェルを見遣る]
……もし、………
[口にだすのは躊躇われた。
『この村で、愛する人の隣で眠ることができるならば…
その道を選びますか』
という問い]
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― 回想 ― そう・・・なんだ。
[クラリッサの言葉を聞いて、ナタリアが負った役目を知る。]
一人一通、戦争が終わってから渡される手紙。 相手が読むかどうかもわからない、自分が戻ってこられるかもわからない・・・ね。
[聞かされた話は確かに胸が詰まるようなものだった。そんな不確かなものに思いを託して行かなければならないなんて、どれくらい辛いことか。それに、もし相手が手紙を読んでも、肝心の書き手は戻ってこないかもしれない・・いや、戻ってこない可能性の方が大きいのだから]
そうなんだ・・・ありがとう、その話をしてくれて。 そうね、サイモンもきっと手紙をナンシーか・・誰かに書くべきなんだと思う。
(258) 2012/03/25(Sun) 21時半頃
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―自宅― [途中で郵便配達のウェーズリーと会った事もあり、墓での用事が終わると一度家に戻る。郵便受けの中には、一通手紙が入っていた]
・・これ、・・・!!父さんからのだ。 ねえ母さん!手紙だよ、父さんから手紙が!
[飛び上がるようにして、母親に声をかける。一刻も惜しいというように封を切り中身を見てみた。 そこには、戦局はしばらく進んでいないが、今度上の命で大きな作戦があるらしいという事。それから、いつも通り家族を案じる内容が書かれていた]
(265) 2012/03/25(Sun) 22時頃
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・・・よかった、父さん大丈夫みたいだよ。 ねえ、母さん・・・?
[元気づけるつもりで明るく言ったのだが、母親の顔は晴れなかった。そうだろう。戦局が悪い事を正直に悪いとかけるわけがない事くらいはわかっている]
・・・・・手紙、置いとくよ。 私、エリアスを探してくる。
[そう言って家を出たのは言い訳で、このままじっと家にこもっていると気分が塞ぎきってしまいそうだったから。ナタリアの事も気になったし、このところ夜に増えているように、何か酒でも持ち帰って気分を紛らわしたい、という思いもあった]
(266) 2012/03/25(Sun) 22時頃
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ミッシェルは、自然と村の中央へと足が向かう
2012/03/25(Sun) 22時頃
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―村の中央― [考え事をしていたせいか、気がつけば自然とそこにいた。良く知った話し声に、前を向く。エリアスと、あの陽気な軍人。]
・・・何話してるんだろ。
[弟の交友関係に今更感心しつつ、盗み聞きをするつもりまではなかったが、少し離れた場所に腰を下ろした]
(275) 2012/03/25(Sun) 22時半頃
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[考え込むのはやはりいろいろな事。ダン親方の家にも何か郵便は届いているのかもしれないが、しばらくそれを見に行く事はなかった。それだけの勇気が持てなかったから。
手を振られたのに一瞬気がつかず、慌てたように立ち上がる]
わっ!! あー・・ええと・・・ 弟がお世話になってます。
迎えに来たわけじゃないけれど・・ヨーランダさんが夕方に来るって言ってたし、それになんだか帰りが遅いような気もしたし。 でもいいの、戻るのは話がひと段落ついてからで。
(291) 2012/03/25(Sun) 23時頃
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・・・そうね。私が母さんにちょっと似てきたのかも。 ヨーランダさんと会ったのなら、よかった。 風邪引かないでよね。
・・あなたも、そう言えばなんだか寒そう。
[コートを着ていない、という言葉にホレーショ―を改めてじっと見た。確かにこの寒さにしては外套も何も着ていない。 サイモンと話していた時の、彼の様子をちらとだけ思い出した。それと何か関係でもあるのだろうかと]
・・・・大丈夫よ。この方は、多分。 ま、そういう事言うのが一番危ないって話もあるけれどね。
[そう言って、エリアスが家に帰るならば見送った]
(301) 2012/03/25(Sun) 23時頃
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