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お褒めに預かり光栄だ。
[ジェレミーの褒め言葉に、唇の端をあげて見せた。
身体の脇に置いたステッキを手に取ると、早速思いつきを実行しようと、舞台に視線を向ける。]
説明をありがとう。
複数に点をかけても、その日は一人か二人しか買えないのでしょう?
勿体無いわ。
[ネイサンへ声をかけて。ジェレミーからの言葉には、視線は向けず]
趣味が合わないということよ?
私が何をするのか、貴方に関係があって?
貴方がする事に比べたら、きっと可愛いものだわ。
息子に見つからなければ、だけど。
[見つかれば前のこと同じように処分されてしまうのだろうから。もっとも、そうならないよう、今度は隠すつもりでもあったが]
![]() | 【人】 若者 テッド― 舞台左 檻の中 ― (114) 2010/04/03(Sat) 23時頃 |
――冷たいな。
嫌われてしまったかな。
[牽制しかけたのは自身だ。
当然だろうなと思いながら、グロリアへ笑みを向けた]
息子に?
見つかったらどうなるんだい?
冷たいのかしら?
貴方は言葉だけは親しげだけど、底が見えなくてもっと冷たく映るの。
――前に買った子は、折角いい具合に育っていたのに、壊されてしまったわ。
嫉妬の激しい息子なのよ。
女が欲しいのなら、同じように買えばよいのに。
いいえ、愛を求めるのなら、買わずとも他の女性に声をかければいいのだわ。
[息子について語る口調は、どちらかといえば嫌悪を帯びて]
![]() | 【人】 若者 テッド― 舞台左 檻の中 ― (122) 2010/04/03(Sat) 23時頃 |
![]() | 【人】 若者 テッド― 舞台左 檻の中 ― (128) 2010/04/03(Sat) 23時半頃 |
おや……
[男は一度瞬く]
俺の底はきっと海より深いのさ。
ただ冷たいだけじゃ、無いよ。
海底にだって火山は存在するんだ。
[それから、笑みを取り戻し]
その壊す、というのと俺の壊す、というのを同列にされたかな。
嫉妬なんて肝の小さな男のするものだろう?
愛が欲しいなんて、乳離れしていない赤子のようだね。
それなら見つからないように隠し部屋か何か作ってみてはどうかな。
[男の感情に揺らぎはもう無い]
![]() | 【人】 若者 テッド― 舞台左 檻の中 ― (135) 2010/04/04(Sun) 00時頃 |
[No8の元へ向かうグロリアを見遣り
男はまだ客席から全体を眺めている]
熱い部分もあるというの?
どうなのかしら?
奴隷に対する扱いだけが、熱いのかもしれないわね。
貴方がどのように壊すのか知らないけど。
余り見たいものでないのは、確かね。
あの子は、私に夢を見ているだけだわ。歳の離れた男の後妻に納まった貴族の娘。
男というのはどうして、ああも自分のいいように考えてしまうのかしらね。
[客席から離れる際、ジェレミーから掛けられた言葉に返して]
身の上話を貰えるくらいには
気を許されたと思っておくよ。
[離れていくグロリアの背を見ながら呟き]
……さて。
どちらをもってくるか。
[どうやら自らおんなになる道を選んだ翡翠を見ている]
しかし、あれのペニスは使い物になるのかな。
[心底疑問に思った様子で呟いた]
![]() | 【人】 若者 テッド― 舞台左 檻の中 ― (141) 2010/04/04(Sun) 00時半頃 |
[
灰青を残る3人、ヨアヒムも入れれば4人かに、向ける。
バイヤーが、売れ残りに関して漏らしてしまったことには、ルーカス自身は特になんとも思っていないようだ。
――今回は、それを材料に愉しめば良いでないですか?
そう云いたそうな笑みを浮かべてさえいる。]
[ルーカスが舞台側から向けてくる視線に
男は隣をちらと見遣った]
――…
[どうする、と問うように。
彼の意思に沿う心算を見せた]
[男としては――――
希望を与えて更に其れを壊すのが
好みではあるのだけれど]
ああ、スミマセン。つい口が滑りました。
ああああああ、縫い付けないでくださいよ、どうか!
[哀れに慈悲を乞う道化。]
なんだか、お客様と、準備のむくつけき彼らを混同しているようですが、
お客様の興味もそそれないような欠陥品は、
実際彼らに「好きにしていい」と放置されることも
ままありますしねぇ。
誤解は解かない方が面白そうでしょうか。
口は噤んでおきますよ。
![]() | 【人】 若者 テッド― 舞台左 檻の中 ― (150) 2010/04/04(Sun) 00時半頃 |
[ルーカスが向けた視線にはご自由に、との視線を向けた。
酷い弟ではあるが、結局のところ姉弟だ。姉である自分が嫌うような提案はしない、とわかっている]
[ルーカスが持ち出したのは
『金目の彼が自慰をしてる間』だけの約束。
それが済んで直後に、彼らが何をしても止めることは無い。
希望を壊すのが後か、先かの差か…――。
謝罪をする道化には、少し灰青を向け、肩をすくめて見せた。]
御前の口を縫い付けたりはしないよ。
大丈夫、俺は他人のモノには傷をつけない。
[道化に男は哂ってみせる]
――…一緒にされるのは心外だが
まあ、あれらにとっては似たようなものなんだろうね。
[客席からのんびりと、全体を見ながら呟いた。
ルーカスの方ではどうやら青年が異国の女のヒーローになるらしい。
片方だけを買って引き離してやろうかと思いもしつつ
ひとつ溜息を吐く]
No3は
俺が飼い殺してやるよ
[宣言にも似た呟きは、舞台までは届かない。
低い声は心底冷えたものだった]
壊さないんだ?
[聞こえた囁きに、意外そうな声。
否、むしろ不思議そうに聞こえたかもしれない**]
壊すのは、止めたよ。
飼い殺しに……
いっそ壊れたほうが幸せだと思えるような生活をさせたいね。
地獄を見せてあげるよ。
[男は舞台へ向かう前に、低い声を落としていった]
[男は客席で考え込む様子]
――定刻に一番高い奴隷がお買い上げ
その他にかけた点は持ち越し不可……
値を吊り上げるのは構わない、か。
[一つ悩んでいたのは、翡翠の件。
競り合いになるなら一点買いにしても良いとすら思いつつも、
どうせなら嫌がる女との性行をさせてやりたい。
そうなれば二点買って帰るのがベターなのだ。
家に置いてある遊び道具でも事足りなくは無いけれど]
最初のほうは同点が出れば二人同時もあり、だったかな
なら最高点に合わせて賭けるのも一つの手だね。
定刻は――まだ時間があるようだ。
[ちらと時計へ視線を向ける。
ショーはまだ終わりが見えない*]
……女性の客が混じる時は、
次からもう少し男奴隷を増やすと良いかもしれませんね。
[何がジェレミーの癪に障ったのか、No.3に対する言の葉に、彼が居なくなってから、実際困ってはいないのだが、困ったという風に呟いて見せた。
ジェレミーとヴェスパタインの会話から、彼らの方向性は自ずと知れる。
姉はどうやらNo.3が気になっているようであったから、よほどその方向性に異を唱えそうであると思えば、案の定時折そのような言の葉が耳に届いた。]
さてさて…――
[けれど、弟はNo.3に関しては口を挟まない。
始まった犬プレイやら、バイブプレイやらを、唇に上品な笑みを浮かべて見やるのだった*]
![]() | 【人】 若者 テッド― 舞台左 檻の中 ― (245) 2010/04/04(Sun) 14時半頃 |
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