人狼議事


52 薔薇恋獄

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『あなたの言う通り、わたしは幽霊』
『変わった、人。わたしの姿を見て逃げなかったのは、あなたが初めて』
『ううん、もう一人、いたかしら。さっきわたしを下から見ていた』

[ 女はたどたどしく話す ]

『……ごめんなさい、人とお話したの久しぶりで上手く話せない』

[ 不器用な言葉を止めて ]

『わたしは、日向(ひなた)』
『――あなたは?』

[ *蛍紫に名前を、尋ねた* ]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 2階廊下→階段 ――

 ……まあ、うん、そうなんだよな。

[唐突に、去り際に見た成人>>236の言葉を思い出した。
 おれもがんばろ、と一人呟いてみたりしながら。
 そう言えばあの部屋から中庭見れたかな、とか。寧人が庭に……って言ってなかったっけ、とか、思いながらも。
 突き当たりの人影も見落としたまま、階段を下りはじめて――。]

(251) 2011/05/17(Tue) 01時頃

ヴェスパタインは、階段の途中で、立ち止まった。

2011/05/17(Tue) 01時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 階段 ――


 あ……モモくん。

[足音に振り返ると、どこか急いでいるように見える調音の姿が見えて、はたりと瞬いた。]

 ……何か、あったの?

(259) 2011/05/17(Tue) 01時半頃

[ やってきた調音に軽く視線を向ける ]

[ この人は、見えない ]

[ それだけ判れば十分と視線を外して ]

『……それ、くれるのは嬉しいけれど』
『あなたが変な人と思われる』

『持って帰って自分で食べて』
『お供え物って、そういうものだから』

[ *気持ちだけで、十分* ]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 階段 ――

[調音>>260に……僅かにどきりとしたような顔をした。]

 どう、というわけでもないんだけど。
 ただ……。

[少し、考え込んだ。
 それから、ジーンズのポケットに一度触れて、また放して……。
 目を伏せながら、口を開いた。]

 何となく、しんみりして、考えてしまってただけ。
 ……ほら、バスで叔父さんが言ってたさ、恋物語のこととか。
 少し、何というか……かなしいな、って。

[自分が普通にあの時聞いていた話を、彼もまた聞いているものだと思い込んだまま]

(268) 2011/05/17(Tue) 02時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ……ごめん、おれこそ。
 そういえばそうだった、ね。

[バスから降りた直後の調音の様子を今思い出して、納得した。]

 ……うん。
 貴族の息子と平凡な娘が、恋をして。
 でも、彼女は屋敷から追い出されて。
 その後……屋敷の人、みんな亡くなった、って話。確か。

 亡くなった訳が、娘の祟りかどうかは正直分からないけど……。
 彼女も、……跡取り息子にしても。
 ふたりとも、ひとりぼっちで亡くなっていったような気がして。

(270) 2011/05/17(Tue) 02時頃

[一回りしてみたが、特に火事の痕らしきものは見つからなかった。
2階から見れば、また何か見つかるのかもしれないが、とりあえずは十分と、立ち止まり。

屋根を見上げれば、雨霞で定かではないが、窓辺に立っているのは見慣れた幼馴染の姿。
けれど彼女の姿は、そこから動いた様子は無かった]

 よっ!

[ぴっ、と挙げた手を、ひらひら振って笑う。
見えている、と示すように、真っ直ぐ彼女を見上げたまま]

 オレ、楓馬ってんだ。あんたは?

 これから、オレたちしばらく、此処にお邪魔してっから。
 何かして欲しいことあったら、言ってくれ。

 とりあえず、中入ろうぜ。聞いただろうけど、そいつもすっごく、気にしてんだ。


[見るからに寒そうだからさ、とジェスチャーし。
別荘の中へ戻ると、階段を駆け上がり、蛍紫の後ろから、ひょこっと顔を出す。
供えられた袋に、口元を和らげ]

 ほら。来いよ。

[あとで廊下掃除だな、と思いつつ、窓をいっぱいに開いて。
身を乗り出すと、彼女のほうへ手を思い切り伸ばした*]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 うん、身分違い、の――…

 ……モモ、くん?

[苦しそうにも聞こえる言葉を零した調音に、何か言い掛けて……結局、何も、言えなかった。]

(273) 2011/05/17(Tue) 03時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[深く息を吐いたところで、急に話題を変えられて、えっ?瞬いて。
 ……自分も似たことをよくやっていたのに気づいたのは、暫く後のこと]

 あ、えっと。

[そして、その内容に……見られてたと悟って。
 妙にむず痒くなって、髪が少し揺れた。]

 用事って訳じゃ、ないんだけど。
 ただ……まあ、ちょっとしたしがらみみたいなもの。
 昔、絵をやっていたんだ、おれ。

[美術の経験はあまり大っぴらに話すことではなかったが、かといってここで伏せればそれはそれで誤解されそうな気がした。]

 まあ、色々あって部活はこっちになって……。
 そのまま、居続けてる訳だけど。

(274) 2011/05/17(Tue) 03時頃

ヴェスパタインは、「でも、時々……見に来てしまうって訳」と付け加えて、一呼吸置いた。

2011/05/17(Tue) 03時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[何だかんだで絵画が自分に染みついてしまっていたからなのか。
 美術のことで驚かれるとは思ってなくて、逆に瞬いてしまった。
 断ち切れない、との言葉に目を伏せた。]

 ……まあ、ね。

 でも、今の自分に、後悔は持たない心算。
 ここにはおれの居場所があるし。
 皆から学んだことも、思い出も、沢山ある。
 モモくんとこうして話せてることだって、そうだし――…

(276) 2011/05/17(Tue) 03時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[調音の考えを読んだ訳ではなかったが……そこで、少し思い出した。
 いつか、旅行の少し前、だったか。
 その美術室から、少しだけ噂話が聞こえてきたこと。]

 そういえば、こないだ美術室で、何かあったみたいだけど、
 モモくん、何か……

 いや、ごめん。忘れて。
 ……ちょっとおれ、顔洗ってしゃんとしてくる。

[緩く首を振った後、階段を降り始めた**]

(277) 2011/05/17(Tue) 03時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 03時半頃


胸が苦しいのは。

きっと、僕が弱いから。


[ また、自分に向けて掛けられる声 ]
[ 今度は、下。手を振る楓馬を見る ]

『ふうま。変わった名前』
『わたしは、日向』

『……幽霊に暑いも寒いもないわ』
『あなたのほうこそ、寒そうよ』
『わたし、使用人だったけど。もう浴巾(タオル)一枚出してあげられないから』

[ 足りない言葉と、遠回りな気遣い ]
[ 見えなくなる姿に、忙しない人と ]
[ 溜息を吐いた頃に、楓馬は2階に ]


『あなた、昔から幽霊慣れしてるのかしら』

[ 手を伸ばす楓馬の手を握り返さないまま ]

『でも、あまり安易に触れようと思わないほうがいいわ』
『あぶないから』

[ 女は目を細める。根負けしたようだった ]

『そこまで言うなら入るわ』
『でも、助けは無用よ』

[ だけど手は拒む。決して掴むことはない ]
[ 女の姿は一度雨に溶けて、二人の後ろへ ]


[ 女の視線は蛍紫と楓馬の近い距離に ]

『……あなたたちは仲良し?』
『仲が良いのは、素敵なことね』

『どうか、その絆を見失わないで』
『わたしみたいに、ならないように』

[ もし、二人に引き止められなければ ]
[ *廊下の水滴に溶けて、女は姿を消す* ]


 変わってっかな?
 名付け親のじっちゃんが台湾のひとだったらしーから、そのせいかも。

[日向が応えてくれたのに、ほっとする。
お気遣いなく! と笑って駆け出した足は、廊下の窓まで濡れた足跡をぽつぽつと]

 うん、慣れてる。
 だけど心配されたのは久しぶり。日向、良いヤツだな。

[あぶないと言われても、にへらと嬉しそうに笑うだけ。
入る、と日向の姿が雨に溶け消え、廊下に現れてから、窓を閉じた]

 おう、仲良しだぜ!
 オレが迷惑かけてばっかの気もすっけど。

[付き合いの良い幼馴染の肩に手を伸ばし。
ぐいっと引き寄せたところで、自分が濡れていることを思い出して、悪ぃ、と慌てて手を離す]


 でも、……日向も、もう哀しいこと溜めこむな。
 怪談が本当でもウソでも、十分苦しかったんだろ。
 心残りがあるなら、果たせることなら、やってやるし…… だから、日向がイヤじゃないなら、日向とも仲良くなりたいよ、オレ。

[彼女に触れられることはなかった手を握りこみ。
また痛みだす胸元にあてて、息を吐いた。

眼差しは真っ直ぐのまま。
応えがどうあれ、消えるまで見つめていた]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 少し前から、今。階段→1階廊下 ――


 な、何でもない。
 その、別に、モモくんたちが喧嘩してたんじゃないか、とか――…

[調音>>278には振り返らず……けれど結局少し零してしまいながら、階下へと。
 やがて、後ろから足音が聞こえてくることはなくなった。
 思慮もなく駆け出してしまった方向は、台所へと向かうものではなく]

 ……えっと、ここどこだ。

(295) 2011/05/17(Tue) 11時半頃

ヴェスパタインは、フィリップ…楓馬と道中すれ違ったかどうかは覚えていなかった。いっぱいいっぱいだったらしい。

2011/05/17(Tue) 11時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[当てもなく、誰に気づくこともなく廊下を歩いていた中。
 ふと、立ち止まった。]

 ……『止めて』なければ。
 今でもひとりぼっち、だったんだろうな。

[良かったなーって、と言ってくれた調音の言葉を思い出す。
 それから、また、ひとつ足を進める。
 足音に外の雨音が重なる。
 そして零れる、あの時の彼>>272に言うことができなかった言葉。]

 おれも、……  しない方が良いって、思ってた。


 それなのに、さ。

[ポケットに隠しているもの……あの時の甘味。
 それは結局、強く求めてしまった、色。]

(303) 2011/05/17(Tue) 13時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― →庭園 ――

[足取りはあまり確りとはしていなかった。
 ぼんやりとしたまま、目にしたのは野薔薇の中庭。
 屋内との境目で誰かが話を交わしていたとしても目を向けることなく。
 そして空を仰ぐことも、ここを見下ろせる窓を見ることもなく。

 降る雨に打たれながら、静かに運ばれる脚は泥を跳ねて。
 深い奥に誘われるように、庭の中程で立ち止まって。
 棘の中に溶け込むかのように、佇んでいた**]

(304) 2011/05/17(Tue) 13時半頃

― 回想 ―

[じっと見詰めていれば、かえってくる応え。
たどたどしい話しぶりは、蛍紫にとっては親近感をうむものであったから、少し表情が緩む。]

 いや、俺も、上手く話せる性質ではないから、気にするな。

 ひなた……日に向かうと書くのでいいのか?
 俺は、けいし、紫の蛍をひっくり返して書く。

 もう一人は………。

[珀のことを告げようとすれば、後ろからかかる声に言葉が途切れた。
百瀬は直ぐに去って行ったが……。]

 そうだな。

[忠告に苦笑したあたりで、下から聴こえる珀の声。]


 もう一人は、自分から名乗りたいみたいだ。

[案の定、直ぐに聴こえる名乗りの声。
日向の反応にも苦笑を深めて、珀が来るのを待った。
そして、開かれる窓。]

 コイツがこんなだから、な。

[先程答えなかった、逃げないという言葉と仲が良いという言葉を、まとめて返す足らずな言葉を返しながら、日向が屋敷内に入るのを何処かほっとした様子で見守った。]


 しかし、まぁ、別件で迷惑をかけているのは、俺も一緒なんだが。

[引き寄せられる肩。けれど直ぐに離されることに、少し困った顔をしながら、そう付け足す。
窓が開け放たれた時、少し濡れてしまったから、今更だと。
心の底で思うけれど、その思いは言葉にはならないまま。

消え行く日向の背に、珀が語る言葉を唯聴いて]

 一応、一歩前進で良かった……んじゃないか。

 嗚呼、掃除は、任せてもいいか?
 俺、荷物おきっぱなしなんだ。

 そのまま置いてたら、多分鳴瀬先生に迷惑かけると思うから。

[日向の姿が完全に消えたところで、珀に願う。
おそらくは、否という返事ではなかった筈だ。]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/05/17(Tue) 13時半頃


[去る珀の背を、しかし、急いで追うように階下には降りず。
ゆるっと手を伸ばすは、供えという役割を終えたマーマレード。

ほんの少しの間、また窓から雨に打たれる景色を見やる。

その後、くるっと踵を返したのだった*]


[ 蛍紫の名乗りを聞いて ]
[ 少し困ったように言う ]

『……わたし、読み書きできないの』
『生まれた時からずっと、ここで働いていたから』

[ 学校には行ってないと ]
[ 漢字は覚えられないと ]

『でも、それで合っているわ』
『"ひにむかう"と書くと……教えてもらったから』

[ 誰からとは口にしない ]
[ その記憶は棘のように ]
[ 女自身を苦しめるから ]


『――怪談』
『わたしの正体を、知っているの』

[ 立ち去る前、楓馬を振り向いて問う ]
[ 無表情だった顔は少しだけ、険しく ]

『…………』
『…………』

[ ふわと、薔薇の香りが周囲に漂った ]
[ ごく僅か、気にならない程度の強さ ]

『……わたしに話しかけたら祟られると思わなかったの』
『変な人たち』

[ *そして、その纏った香りごと消えた* ]


 知ってんのかどうかは分かんね。
 だから、話す気になったら、教えて。

[目の前の日向と、怪談話と。
わずか険しさの籠もった表情を見れば、無関係とは思えないが、どれだけ事実なのかは分からないから。
軽く肩を竦めて、そう答え]

 えっ。あ、いや。蛍紫は祟ったらダメだから!

[ヘン、は否定しないけれど、祟りは否定しておいた。
最近はひとりで遭遇してたから、そういう危険が頭からすっぽ抜けていて。
ダメだからな! と仄かな香りと共に消える日向に、ぶんぶん手を振り]


 てか、こんなって何だよ、こんなって。
 心あたりはあり過ぎるけど。

 むしろ、なんか迷惑掛けられたこと、あったっけか。
 そっちは全然無え。

[一応前進なんかね、とこくり首を動かして。
任せろ、と階下へぱたぱた、走り降りて行ったのだった]


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