94 眠る村
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フィリップは、ローズマリーの「大切な人」に顔を歪ませた。
2012/06/18(Mon) 22時半頃
邪魔、になっちゃったね。
じいさんも、何だか使い物になりそうにないな。
[そう漏らす、裡の裏側。
魔女がもらす声は、暗くて くらくて。]
[ なにか、][嫌な予感がする]
[ 護れないのではないのかと、いう 思いが ]
[ 『重なる』 ]
悪いけどさ…、年寄りは美味しくない。
[だから殺すとしても最期くらいに思考する]
[食べる気もあまりないといった口調]
ローズなら、まだ、
あのお爺ちゃんはァ つかえるかもしれないしねェ
五月蝿い――――
[ぼそり、つぶやく 声]
壊れたくせに、
壊れたくせに、
[おそらくは初めて聞かせる、イライラとした声――
乱されているのは、魔女に引きずられる前兆。]
エイト、 どうしよう。
[困り声で助けを求めたまま、ゼロの感情が乱される]
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[ブローリンの反応>>90。 彼は、「クラリス」に会えたのか。 力のない自分には分からない。 けれど――根拠なく、それが彼女の本心だろう、と思った。 否定的な言葉遣いで良心を揺さぶろうとする>>92彼女自身の口から出た言葉よりも、それは「彼女らしい」と思えたのだ。]
(98) 2012/06/18(Mon) 23時頃
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――― …ゼロ、?
[緊張の糸を張ったような聲]
おい、 クラリスはもう いないんだろ?
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[一瞬も彼女から目を離さなかったから。 小さな空気の振動が、近くにいたフィリップにも伝わった。]
――やっぱり、クラリスは、苦しいんじゃないか。
(103) 2012/06/18(Mon) 23時頃
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ゼロ、どういう ことだ ッ。
[護りきれない状況だと冷静に判断するエイト]
[このままでは ゼロを救えないと]
だめだ、諦めるな。…、ゼロ。
壊せ、クラリスの魂を完璧に 喰らえ。
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「願う」よ。
[上書きする>>92。]
好きだから。 金もない村中に嫌われてるアル中の息子のオレにも文句も言わずに毎回手当てしてくれた、クラリスの事、ずっとずっと好きだった。
[ケヴィンとローズマリーの間にあるような強固な愛情ではなくても、恋と呼べる程成熟した想いではなくても、彼女が特別な女性である事は変わりない。]
これ以上、苦しんで欲しくない……。
(107) 2012/06/18(Mon) 23時頃
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[――――引きずられる。]
[魔女の 暗い 感情に。]
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シ、メオン、を……
[彼女が人狼だという事は、そういう事なのに。 語られたあまりに残酷な事実に思わず掴みかかりそうになる。]
なん、 っで! なんでだよおおおおおおおおおおおおおおっっ!!!!
(111) 2012/06/18(Mon) 23時半頃
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[ひとりで死にたくない]
[エイトはそれがゼロの言葉ではないと解る]
[だから]
クラリス、聞こえてるか。
おまえが一緒に死にたいと願うのは
目の間のその男、―――ブローリンか?
フィリップは、絶叫は涙声。喉が焼けるように熱い。
2012/06/18(Mon) 23時半頃
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[伸ばされた手>>112が、肩を掴む。 それ以上、進む事能わず、歯軋りする。]
なんで、シメオンなんだよ。 なんで、なんで……っ!!
[「オレも連れて行け」と、続く願いは口に出来ない>>109]
(115) 2012/06/18(Mon) 23時半頃
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エイト――
ごめんね、
魔女様に、逆らえなかったよ。
[同胞の問いには、 ゼロの口からYesを *返す*]
フィリップは、クラリッサの唇の動き>>113に、また呻きを零す。
2012/06/18(Mon) 23時半頃
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