人狼議事


233 逢魔時の喫茶店

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【人】 若者 テッド

[キモノ姿の人も、確かに何人か。ユカタ、とかいう区別はよく分からない。
 真っ赤な甚平はいないようだったが、けれどとりどりの和装は、不思議と馴染んでみえる。
 ただ、何よりも一番目を引いたのは、夜空に咲く大輪の。]

これが、ハナビ――

[自分の知るものと、あまりに遠く。あまりに、華やかで。
 はじめから少ない言葉を、ぽかんと何処かにやってしまった。]

(168) 2015/08/09(Sun) 00時頃

【人】 若者 テッド

[ヴェスパタインの一言>>147があるまで、そのまま空白の時が流れた。
 はっと弾かれたみたいに、顔を上げる。]

何色、の。

[オレのは、赤で。真っ赤な、柘榴で。
 目の前のヴェスパタインは、深い紺色。
 でも、ゴロウはそのどちらも、少し違うだろう。
 黒もいいかもしれない、引き締まりそうだ。でも。]

(169) 2015/08/09(Sun) 00時頃

【人】 若者 テッド

緑、がいい。
あの、ドアみたいな。

[このTwilightの、入り口のドアを指す。
 蔦まみれの小汚いドアに例えるのは失礼な話かもしれないが、緑の深さを例える言葉を、他に知らなかった。]

(170) 2015/08/09(Sun) 00時頃

【人】 若者 テッド

[その指したドアが、ちょうど開いて花抱えたマスターが帰れば、話はひとまず区切りを迎えたろう。]

……何。

[花屋に行く趣味があるとは聞いてない。ここに飾るとも聞いてない。
 じゃあ何だそれは。どうしたことか。おかえりなさいよりもその奇妙さを問う言葉が先に出た。]

(174) 2015/08/09(Sun) 00時頃

【人】 若者 テッド

[ついでに後ろからブローリン。小鬼は魔の気配にアンテナ立てるほどの鋭敏さは持ち合わせていないが、何となく、そう本当に何となく、何かが違う、と思って。
 ケイが敏く反応したから、その感覚は間違ってはいなかったのだと知った。]

かえれ。

[その感覚が何を意味するかまではわからない。わからないが、気心知れたブローリンのこと逆さ言葉で出迎える。店員なら逆さ言葉でも許されないかもしれないが、今は客だからいいんだ。
 いやでも、嫌な予感がしなくはなかったので、本心がゼロではなかったかもしれない。]

(177) 2015/08/09(Sun) 00時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2015/08/09(Sun) 00時半頃


【人】 若者 テッド

[居てくれてよかった発言>>182に、待っていた、とは言わない。
 言うはずない、言えるはずない。
 オレはマスターとブローリンの間に割って入っただけなんだ。

 それでも日本を――見て、みたかった。
 興味あるくせ、記憶もない。顔が馴染んでも、言葉も話せない国。
 それは、実のところ、ずっと怖くて。自分から見たり触れたりは、していなかった。
 だから、持ち込まれる少しの写真からなら、触れられる気がした。]

(190) 2015/08/09(Sun) 01時頃

【人】 若者 テッド

[>>183似合う、と心のまま答えたら、また真逆が口をつきそうな気がした。
 なので、肯定は無言で、けれどはっきり頷く。

 マスターの方に写真が向くなら>>188、身を引いてマスターの入る場所を作った。]

(191) 2015/08/09(Sun) 01時頃

 金額、多いんだけど?

[困った様に笑んで、しかし彼が払うというのなら受け取ろう。
二人分の少し多い代金をレジに収めて、これじゃサービスにならないと少し肩をすくめる。

おぼつかない様子のリツを見て、ひっそりと獏に]

 はは、わるい。
 飲ませすぎた。

[そう耳打ちをしただろう。
すまんと言いつつも悪いと思っていないのは、見ての通り。
扉をくぐる二人の背を見送って、次回の来店も楽しみにしてますと、青年に振る舞う酒の種類を数えて。]


[昼間は店内で、飲んでもいないのにくだ巻いてるような居座りぶりだが、だからといって昼行灯なわけではない。
 制服に身を包んでからは仕事モードのスイッチが、ぱきんと入る。
 話の空気を読む、というのは、苦手なので。オレは誰かに話しかけられた時だけ話をするようにしている。
 そうでない限りは、逐一伝票の確認をしたり、テーブルをセッティングしたりが主な仕事。
 働き者のウェイタートレイルの仕事を、なるべく軽減しているとも言える。]


[リツが、吸血鬼コーヒーや、さざめく光の蝶や、獏の存在や蛇の姿形やコカトリスチーズ(これは正体を言っていなかったか)に一喜一憂するのを、時々横目で見ていた。
 確かに順応力あるな、とは思うが、そうなってくると今度は芸のない自分はなおさら言い出しにくくなる。
 だから、ほろ酔い加減ぐらいの様子を見かねて、ぽつりとだけ聞いた。]

……こわくないか。

[それに、頷き一つでも返るなら。
 オレ自身のことは次の機会に話そう。これきりとは思っていない。獏に夢からぱっくり食われて、また手つなぎここの扉を叩くのが、簡単に想像できた。
 それまでに、言い方を考えておこう。]


[帰るという頃、伝票をマスターに渡していきさつを見ていれば、会計はまるきりエフが持つらしい。
 次はリツが払うというなら、次があるということだ。
 天邪鬼らしく人の動きを読みながら、天邪鬼らしくなくその通りになることを期待して小さく笑った。

 またのご来店をお待ちしております、なんて長くは言い切れないから、彼らが来た時と同じように一礼して見送る。]


【人】 若者 テッド

……何だ、お前。

[ユニメンとは露知らず腹近くの猿>>196に手を伸ばす。
 伸ばせば、避けられ。また伸ばせば、飛び退られ。
 遊んでやってるのか遊ばれているのか、攻防戦のさなかで爆弾発言>>193を聞き逃した。
 夜に二人を見るときに、おそらく目を向くほど驚くことになる。]

(202) 2015/08/09(Sun) 01時頃

――少し前のこと>>+113――

そうか。

[ふわふわ定まっていない様子に、昼とはまた違う一面を見た気がしながら短く頷く。]

……ありがとう。

[自分が好きなこの店を、自分の居場所であるこの店を、いい店だと言ってくれることは、素直に嬉しかった。]


【人】 若者 テッド

……? オレは、着る。けど。

[夏祭りは、この甚平は、夏のもの。今年の夏はもう来ていて、これからこの日本の風景に近づくことは叶わないと認識している。
 ヴェスパタインの都合もあるだろうし、早く、というのは求めない。まず、よくわかってなかった。
 着るか着ないかで言われたら、来年突然体型が変わったり寿命を迎えたりなんて予定はないので、いま手元にある甚平を、来年も彼の前で着るのはなんてことない。

 お節介の精霊>>204。しかし無意識に惹かれているだけの小鬼は、それを正しく捉えられない。]

(209) 2015/08/09(Sun) 01時半頃

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