人狼議事


231 獣ノ國 - under the ground -

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[         梟と鸚哥がそらを飛ぶ。 星の欠片の流れるそらで。

      その場にいれば、僕は首を擡げて彼らを見つめるのだろう。
      きらきら照らす、ひかりの舞台で、 彼らが踊るさまを見届けるのだろう。
      手元に揺蕩う水中では、 鮫が呼ばれて来るのだろうか?
      水に堕ちた月に肌を重ねて、深海のくろに夜空のくろが混ざり合うことも、あるのだろうか。

      僕は陸続きの岩場で、 空を眺めて、そのまま夜が明けるまで。―――]

        ―――――。

[ はた、と僕は目を瞬かせた。 いま僕は何を考えていたのだろう?
こてりと首を傾げると、やはり口元の機械がかちりと鳴った。

ぼうやりとした思考の奥。 隙間を通り抜けて届いた声は、―――「獣人」の脱走計画さえ、覗けるかもしれないもの。 ]

        ………。

[ 締め付けられる胸は、なんだろう? 僕はぎゅうと胸元に手を当てたまま、 引き続き耳を欹てた。 ]**


[ジリヤへと投げかけられた質問に、小さく息を飲んだ。
抗い続けるジリヤですら、ここから出られるとは思っていないというのに、その質問は、まるで]

誰かと一緒なら、出ていけると、思っているの。

[私のその呟きは、質問だったのか、それともただの独り言だったのか。
私自身にも、その境界は酷く曖昧で、だから返事が来ることは、期待していない。
声の主に、漏らした寝言を聞かれてしまっていることも、知らない]


【人】 救星隊 アマルテア

 少し、痛んだ……?

[クラリッサの苦悶の表情からは。
とても“少し”の痛みとは思えなかった。
震える声で「ありがとうございます」という彼女を、
アマルテアはじっと見つめた]

 大丈夫だったら、いいのだけれど。

[ふらふらと立ち上がるクラリッサの姿は。
健気で。必死で。ひどく愚かだ。
まるで飼い主に嫌われまいとする愛玩動物のようだ、とすら思う。
アマルテアは、やはり“彼ら”をヒトとしては見ていない]

(199) 2015/07/11(Sat) 21時頃

【人】 救星隊 アマルテア

 よく我慢したわ、クラリッサ。

[まるでペットを可愛がるような手つきで、
クラリッサの頭をそっと撫でた。
先程のジリヤのように、“飼い主”の手を噛むような輩もいるが。
クラリッサのように従順な者には、アマルテアは優しく振る舞う]

 落ち着くまで、ベッドに休んでいてもいいのよ。
 無理にとは言わないけれど。

[その口調は、あくまで穏やかで。
爪の様子を観察して、薬が確かに効いていることを確認する。
カルテにその結果を細かに書き込むと、万年筆を机に置いた**] 

(200) 2015/07/11(Sat) 21時頃

【人】 救星隊 アマルテア

 ……クラリッサ。

[漏れ聞こえた苦痛の声>>208に、ベッドを覗き込む。
小さく震えるその背中を、そっとさすってやろうとするだろう]

 無理をするのは、良くないわ。

[可愛い子。そして、とても哀れな子。
ここで生きることしか知らないから、
自分みたいな人間にも縋ってしまうのだろう。
ヒトとして扱われないことに不満を抱かず、
歪んだ優しさを、何の抵抗もなく愛情として受け入れてくれる]
  
 私が、しばらく傍にいるから。大丈夫。

[クラリッサという“被験体”は、アマルテアにとって。
これ以上ないほどに都合がよく、
それ故に可愛らしい存在であった**]

(216) 2015/07/11(Sat) 22時半頃

救星隊 アマルテアは、メモを貼った。

2015/07/11(Sat) 22時半頃


["猫"である私にも、当然獣たちの言葉は届いていた。

けれど、人間への感情も、外への思いも、何もかもの価値観が、私とは異なっている者たちに。

それらの事で、何を言う事があろうか]


【人】 救星隊 アマルテア

 ……どうして、って。

[突然のクラリッサの問い>>223に、言葉を詰まらせた。
言うなれば、今まで忠実に言う事を聞いていた飼い犬が、
急に唸り声を上げてこちらを威嚇したときのような。
そんな、不意打ちの問いであった]

 私、は。

[聡明なアマルテアにしては珍しく。
上手く言葉が出てこない]

(228) 2015/07/12(Sun) 00時頃

【人】 救星隊 アマルテア

 ……ヒトに戻りたい、って言われたの。
 こんなのは、いやだ。
 俺はバケモノなんだろって。だから。

[気付いた時には、とんでもないことを口走っていた。
すぐに、しまったと口を塞いだけれど。もう遅い。
少なくとも、“被験体”に話していい事柄ではなかった。
言うに事を欠いて、“バケモノ”だなんて]

 気を悪くしないでちょうだいね。

[取り繕うように言ってから、じっとクラリッサを見つめた]

 ただ、私は。あなた達をここから出してあげたいだけなの。

[なんて偽善的で。なんて身勝手な言葉だろうか*] 

(229) 2015/07/12(Sun) 00時頃

救星隊 アマルテアは、メモを貼った。

2015/07/12(Sun) 00時頃


【人】 救星隊 アマルテア

 ……“バケモノの巣”って。あなた。

[アマルテアはクラリッサの言葉>>240に絶句してしまう。
自分の生まれ育った場所を、“バケモノの巣”と表現することを厭わない少女。彼女をそうさせてしまった一端は、間違いなく自分にあるのだ]

 クラリッサ。

[彼女の頬に、そっと手を当てた。
上手く言葉が見つからない。
ただ、なんて憐れな子なのだろうと思う]

 あなたは、本当に良い子ね。

[結局、口から飛び出したのはそんな言葉で。
穏やかに微笑む女医は、間違いなくどこかが狂っていた。
ふたりの関係は、ひどく歪だった]

(254) 2015/07/12(Sun) 01時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

 次は、もっと良い薬を作るわ。

[もっと強い薬を。
クラリッサの身体にある“ヒトではない証”をすべて消し去ってしまえるくらいに、強い薬を。
彼女は「私に出来ることなら何でも」>>240と言ってくれたのだ。
だったら、この“実験”への協力も。彼女の望みなのでしょう?]

 また、ここへ来てくれるわね?

[その結果、クラリッサがどれだけ苦しむことになろうと。
例え運悪く×××しまったとしても。
それが彼女の望みならば。
自分は、それを利用するだけだ。
アマルテアは自身の倫理観と罪悪感に、そっと蓋をした]  

(256) 2015/07/12(Sun) 01時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

[それからクラリッサと何かを話しただろうか。
いつの間にか医療室の時計は、夜の時間を示していた]

 まだ顔色が悪く見えるけれど。
 今日は自室に戻れるかしら。
 それとも、無理をせずこのまま医療室で休んでいく?

[クラリッサに優しげに問いかけて]

 私は、まだここで。
 しばらく、仕事をしていくから。

[今回の“実験結果”を、まとめなければならない**]

(258) 2015/07/12(Sun) 01時半頃

救星隊 アマルテアは、メモを貼った。

2015/07/12(Sun) 01時半頃


救星隊 アマルテアは、メモを貼った。

2015/07/12(Sun) 02時頃


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