人狼議事


8 DOREI品評会

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[競り値を上げる男の声に、そちらを見る]

 あら、買うの?
 貴方は遊んでいるだけで、買うつもりはなさそうに見えたけど。それとも、矜持の高さを崩したくなったのかしら…。

[男の思惑などわからない。一人目を買ったポイントを知れば更に思うだろう]

 今は、競りあげないわ。
 後でせり上げるかもわからないけど。


おや、再入札はなしですか。
まぁ、定刻まででしたらいつでも受付いたしますよ。


 うん、ちょっと遊んでみたくなったんだよ。
 ビジネスパートナーとやら?

[くすくす笑い、想いは全て口にせず。
 グロリアには、頷いて見せた。]


― 客席 ―

[客席に戻り入札を告げると、志乃の丸くなった眼が自分を見上げてきた。それに応える表情は、常と変らぬ微笑。]

『まぁ、後は私が居ない間の、君の頑張り次第かな……』

[彼女がヴェスパタインに、ほとんど何も出来ていないと知ってか知らずか、そう日本語で囁いた。
そして、姉の言葉には、小さく肩を竦めて見せた。
あの金の眼に、そも最初から惹かれていたのは、姉には隠しようのない事実であるが、それを志乃の前で今晒す気は無い為に。]


おや、2人同時に落札出来るのは、同点の時だけでしたか?
別の商品に入っていたら、上から2商品?

同点の時のみになるなら、No.4に更に100Pで、
合計600Pに重ねるが……。

[No.2に対するやり取りを聴き、疑問点を道化に確認した。]


同点の時のみですねぇ。

[ルーカスの問いには簡潔に答える。]

No.4に600ポイントでよろしいですか?


 もう少し、食べてあげる。
 舌、出して?


[顎から手を離す事は無く。
 男はツィーに優しい声で、命令をする。]


嗚呼、ならNo.4に600ptで構わないよ。

[道化の言葉に、一つ頷く。]


[横目で、ちらりと志乃をチラリと見る漆黒の瞳は
 陰鬱な中、愉悦の色。]


―客間―
[彼女の付き人である男は、胸倉をつかまれても見下ろすだけ。服を貸して欲しいと頼まれると一度は首を横に振る。
無口な男は言葉を発しない。
喋れないわけではないのは、時折かかってくる電話に応対していることからわかるだろう。

二度目を請われれば、溜息をついてイアンに自分のシャツとスラックスを手渡し、客席の方へ連れて行くために腕を引く]


 ビジネス、パートナーね?
 本当にそう思ってるのかしら?
 とてもそうとは思えないのだけど。

 だって、貴方は奴隷と客との境界線が、とても太く思えるもの。

[ヴェスパタインへ声をかける。
弟がNo.4へとポイントを加算するのを聞いて、どうしようかと舞台を見た]


さぁさ、定刻まで間がなくなってきましたよ。
ご入札は、お早めに、お忘れなく。といったところでしょうか。


[おずおずと出された赤の先。
 傍から見たら、ただの深い口接けに見えるかもしれないが、2人の内では、ぷちり、音がした。
 小さく小さく千切るのは、遠慮したわけではなく
 ただ彼女が持つように、ただそれだけ。

 暫くの間彼女の咥内を蹂躙した後、
 グロリアへは笑みを、向ける]

 ふふ。
 どうかなァ?
 違ったら加点しよう、って話かな?

[例えば彼女をストリップに出して稼いだりする場合、それはビジネスパートナーなのかな、
 等とふと考えたのは口にはせず。]


[ネイサンの声が響くたび、震えるように見えるカルヴィナの姿。

壊されたくないと思うのは、自身に重ねて躾けたいと思ったからか]

 ――仕方ないわ。
 No.2に700。

 それともまだ上げるかしら。
 ルカも、頑張らなくてはならないのではなくて?


そうですね。
嗚呼、いちいちコールするのが面倒なので、私の持ち点が続く限り、最高点と同点になるようにNo.4に入札ということはできるのかな?

今の段階だと、No.4に700ptだね。

[それで持ち点数が空になってしまっても、ルーカスは構わないといった態。]


了解致しましてございます、チェンバレン様。

[カンカン、と木槌を嬉しそうに鳴らしながら、]


 じゃあ、ボクは此処で降りるよ。

[ひらひらと手を振って見せるのは、
 客ふたりと道化に。

 それで決めると良い、というしるしで]


[姿がライトで一瞬見えなくなった、と思うと、耳許で声がした]

 え、ええ。
 そのつもりよ。

 あの子って、カルヴィナでよいのでしょう?

[扇子を持つ手が震えて、けれどもすぐ常と同じを振舞うように。イアンの方を見た]


[姉の傍にやってきた男の姿と、姉の言動にルーカスは唇の端を持ち上げ、苦笑する。]

姉さんは…―――優しいですね。

[甘いという言葉を呑みこみ、優しいという言葉に据え変えた。それが悪いとは謂わない。それこそ好みは人それぞれであろう。

自分もヴェスパタインに比べれば甘い部類に入るのかもしれない――と、ツィーと名乗っていた奴隷の様を見て思った。]


[降りるということに、視線はヴェスパタインへと向いた]

 最初から買うつもりがあったのかわからないけど、
 点数に問題はないわ。

 思ったより上がらなくてほっとしたもの。


おさらいしておきましょうねぇ。
チェンバレンの姉君が残り1300ポイント。
同じくチェンバレンの弟君も1300ポイント。
ラハティ様は2998ポイントの残りになります。


おや?良いのですか?

[ヴェスパタインが降りるという言葉に、意外そうな声をあげた。姉はどうか分からないが、ルーカスの方は例えば2000pt以上No.4に入れられても何を謂う気はなかった。

それすらも、志乃を作品に仕上げるネタに使えば良いと。
そう思っていたようだ。]


それでは、例の部屋まで奴隷を、
いえ皆様の所有物を迎えに行ってあげてくださいねぇ。


 ありがとう、ルカ。
 貴方やヴェスパタイン様からは、甘く見えるのでしょうね。
 でも、たまにはそんな主人がいてもいいのではなくて?

[微笑んで弟を見る]


そうですね。

[姉の言葉に、また小さく苦笑いを浮かべる。

女性としての優しさ、ある種の優しさは、もともと姉にあったものだが。それに拍車をかけたのは……―――ちらりと、No.8だった男に視線を向ける。]

そうそう。
私が男奴隷を落としたらとの約束ですが……。
破棄してもよろしいか?

―――…姉さんにはもう必要ないと思うのは
弟の勘なのですが、ね?

それに、姉さんの所にNo.4を向かわせたら不公平でしょう?

[何に対して不公平かは云わない。
彼女の弟の視線は、志乃とNo.2に向けられたので、云わんとすることは通じるか。]


[そして、視線をNo.4にチロリと向けて]

降ろしてやってくれ。

[道化か使用人か、命を向けた。]


 なあに、ルカ。その目は。

[じい、と弟を見る。イアンを見る視線に気づいてか眉を寄せた]

 ――ええ、いいわ。
 彼に興味はあるのだけど。

 彼をあの子にあわせても駄目なような気がするもの。
 あの熱さはね。

[会わせたくない、と思うのはイアンについても同じだったが。それでも買う事にしたのだ]


 買う心算が無いのに入れたりしないよ


[言いながら、ツィーの顎を掴んだ侭
 その頬をねろと舐めて]

 おふたりともおめでとう、かな?


[扇子を持つ手に重ねられる手。それを拒むことはせず、そして震えは収まった]

 彼女に、新しい服を。
 別にそのままでもいいのだけど。風邪を引いたら困るもの。
 それに少しは身体を休めてもらいたいから。
 服装は、彼女に選ばせてね?

 ドレスを好むか、男装を好むかわからないけど。

[女の部分を押さえこむように指示を出す]


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