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![]() | 【人】 良家の息子 ルーカス[そしてヘッドホンを、わざわざずらしたままの位置に戻すと、灰青を今度は青年の上で乱れる少女に向ける。] (128) 2010/04/11(Sun) 14時頃 |
― 客席 ―
[志乃の息を呑む音に、その表情にルーカスは満足そうな微笑を浮かべる。]
『とめてきてほしいかい?』
[問いかけでありながら、それは問いかけではない。
手の内にあった遠隔用ローターのスイッチを押す。
振動は緩やかなもの。]
『君が逃げ出さない為の保険だ。
私がいない間に、ヴェスパタイン殿にお願いすると良い。』
[まるで飴と鞭。
白絹を嵌めた指先が、揺れる黒髪を一度撫でる。
絡めた一筋を、尾が引くように離しながら、ルーカスは舞台へと向かうのだった。]
![]() | 【人】 良家の息子 ルーカス― 舞台上 ― (132) 2010/04/11(Sun) 14時半頃 |
![]() | 【人】 良家の息子 ルーカス― 舞台上 ― (137) 2010/04/11(Sun) 15時頃 |
![]() | 【人】 良家の息子 ルーカス― 舞台上 ― (139) 2010/04/11(Sun) 15時頃 |
![]() | 【人】 良家の息子 ルーカス― 舞台上 ― (148) 2010/04/11(Sun) 17時半頃 |
![]() | 【人】 良家の息子 ルーカス―――…君が嬉しがってどうするんだ。 (149) 2010/04/11(Sun) 17時半頃 |
― 客席 ―
[ルーカスは客席に戻ると、ヴェスパタインと姉、道化に告げる。]
……No.4に500pt一先ずかけておきます。
[その言葉を聴いて、志乃はどのような反応を示しただろうか。
No.4は既に3回、4回か?短時間でイっている。
棒としても、そろそろ役立つのは難しくなってきただろうと、ルーカスは思ったようだ**]
/*
本日夜来るのが遅くなるかもなので、先に入札だけしておきます。
ん、No,4ね。
[男はルーカスの言葉に頷いて。
どうしようかな、と顎を撫で――志乃を見て、眼を眇める。]
[椅子の尻へ這わせた手は、中を掻きまわしぷっくり尖った芽を摘まみ爪を立てる。
震える手へと裸足の足を下ろし、ぐり、と踵で踏みにじった。
No,4の男がイくまで、随分と時間がかかっている。
足を組み換えると、体重の位置が変わり、椅子たる女にまた負担を増やす。]
[客席をずっと見ていた顔をルーカスに向け、そしてネイサンに向ける]
No.4が、本当にお気に入りね? ルカ。
私も、そろそろ彼女に入れようかしら?
No.2に、500。
奴隷が違えば点数が同じでもいいのでしょう?
駄目というなら、上乗せする準備はあるけれど。
[始めに考えていたのは絡ませるためのつがい。
でも今は、「見て」愉しむための奴隷は要らなくなっていたから。
少女の痴態を見てもやはり奴隷として望む使い道は変わらない。むしろ逆に、早く買い取って望むように躾けたいと言う気持ちが強かった。
嫌悪の対象とはいえ、そこは血を引いた部分なのだろう。弟と同じように]
同じ奴隷でなければ、同点でも構いませんよ。
今日はふたつ落札されますかネ……。
駄目じゃない。
ボクが良いっていうまで、耐えなきゃ?
[椅子に笑顔を向け、その顎を掴む。
頬を掴む指に力を籠めるけれど、
未だ爪を立てる事は無く]
駄目な子には おしおきがいるかなァ?
[男の様子は、志乃にも見えるだろう。]
そう、問題はないのね?
なら、今のポイントのままでいいわ。
後で点数が上がるのなら考えるけど。
ラハティ様は、よろしゅうございますか。
[何故か揉み手中の道化。]
うーん。
[少しの間、考える素振り。
思う所あるようで、柳眉を中央へと寄せて
暫しの瞑目。]
ふふ。
…No,2に600ptかけてみようかな。
[悪戯を思いついた、子供のようなかお。]
[競り値を上げる男の声に、そちらを見る]
あら、買うの?
貴方は遊んでいるだけで、買うつもりはなさそうに見えたけど。それとも、矜持の高さを崩したくなったのかしら…。
[男の思惑などわからない。一人目を買ったポイントを知れば更に思うだろう]
今は、競りあげないわ。
後でせり上げるかもわからないけど。
おや、再入札はなしですか。
まぁ、定刻まででしたらいつでも受付いたしますよ。
うん、ちょっと遊んでみたくなったんだよ。
ビジネスパートナーとやら?
[くすくす笑い、想いは全て口にせず。
グロリアには、頷いて見せた。]
― 客席 ―
[客席に戻り入札を告げると、志乃の丸くなった眼が自分を見上げてきた。それに応える表情は、常と変らぬ微笑。]
『まぁ、後は私が居ない間の、君の頑張り次第かな……』
[彼女がヴェスパタインに、ほとんど何も出来ていないと知ってか知らずか、そう日本語で囁いた。
そして、姉の言葉には、小さく肩を竦めて見せた。
あの金の眼に、そも最初から惹かれていたのは、姉には隠しようのない事実であるが、それを志乃の前で今晒す気は無い為に。]
おや、2人同時に落札出来るのは、同点の時だけでしたか?
別の商品に入っていたら、上から2商品?
同点の時のみになるなら、No.4に更に100Pで、
合計600Pに重ねるが……。
[No.2に対するやり取りを聴き、疑問点を道化に確認した。]
同点の時のみですねぇ。
[ルーカスの問いには簡潔に答える。]
No.4に600ポイントでよろしいですか?
もう少し、食べてあげる。
舌、出して?
[顎から手を離す事は無く。
男はツィーに優しい声で、命令をする。]
嗚呼、ならNo.4に600ptで構わないよ。
[道化の言葉に、一つ頷く。]
[横目で、ちらりと志乃をチラリと見る漆黒の瞳は
陰鬱な中、愉悦の色。]
―客間―
[彼女の付き人である男は、胸倉をつかまれても見下ろすだけ。服を貸して欲しいと頼まれると一度は首を横に振る。
無口な男は言葉を発しない。
喋れないわけではないのは、時折かかってくる電話に応対していることからわかるだろう。
二度目を請われれば、溜息をついてイアンに自分のシャツとスラックスを手渡し、客席の方へ連れて行くために腕を引く]
ビジネス、パートナーね?
本当にそう思ってるのかしら?
とてもそうとは思えないのだけど。
だって、貴方は奴隷と客との境界線が、とても太く思えるもの。
[ヴェスパタインへ声をかける。
弟がNo.4へとポイントを加算するのを聞いて、どうしようかと舞台を見た]
さぁさ、定刻まで間がなくなってきましたよ。
ご入札は、お早めに、お忘れなく。といったところでしょうか。
![]() | 【人】 良家の息子 ルーカス― 客席 ― (185) 2010/04/11(Sun) 23時半頃 |
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