人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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ええ、そうやって自由を手に入れれば良いのよ。

[服装も、考え方も。
戦い方だって自由で、単独行動を平気で取る。

それはトルドヴィンが認めているせいもあるが。
それ以上に、ホリーの事を咎めるだけの強さを持った吸血鬼が居ないと言う事でもあったのだ。]

もう能力値は足りているはずよ。
後は何が足りないか、何となく分かるでしょう?


[躊躇い無く零瑠が動くのなら、
しくじって違う方向に転がったとしても一度は目を瞑る気でいた。

その傲慢さは例え身の破滅が訪れようとも気付く事は無いだろう。

今も破滅など、思考の端に欠片も浮かんでいないのだから。

今はまだ……]


そうね、
かわいい女の子に会ったわ。

[ 何かを勘ぐるような零瑠の言葉に、やわりと返す。
何を隠してもいない。事実以外は隔離された場所にあるだけで]

……ええ、わかったわ。

[ 理解したこと、それはつまり単純だ。

自分はかつて感情の為に、
無辜の者を殺したことを忘れていない。
それは酷く忌むべきことであった、記憶だ。

ゆえに己の愛される為に殺す、零瑠を信用するのは難しく、
為すを語ることは出来ないということ*]


―回想・主の私室―

[井戸から冥府へと渡り、鬼の傍に身を置く高官の物語。
 女の手を取り逃げたが、鬼に呑まれてしまった男の物語。
 猿雉犬を供にして、鬼を退治した少年の物語。

 そんなに『鬼』の物語に気になるものかと思えば、帝都観光のススメや西洋菓子のレシピ本があったりと、本の種類は多いように見えた。

安心させる為に……。
えぇ、敵わぬ存在だとしても。弱点がひとつあるだけで手が届くと思ってしまいますから。

[まるで夢のような。]


 ぁ

[鬱金がさらり、頬と耳の下を擽る。
 小さく声を洩らし、今度は吸われる側になったのだと傷みが報せた。
 一度宙を掻いた指は主の背に戻り、掴み。
 自ら首筋を伸ばして牙を受け入れ、再びの恍惚に細く長く囀る。]

 甘い…

[惚けた紅は血の絆を証す様、その下に鬱金を敷き。ゆるゆると手を動かし身を整える。背にかけられた言葉に振り返り]

勿体無き御言葉、しかと――…大事に、致します。

[恭しく礼をした。退出し、扉を閉める。
 去り際口元に浮かべていた笑みを思い出し。]


…ええ。

[僕は神妙に頷く。]

力は足りるがまだ届かず。
ならば、足りないのはおそらく、為そうとする意志のみ……。

[つまりは大好きな家族をこの手にかける、という意志。
言っててひどくむなしい気分になる、――って思ったのに、
今は何も感じないんだ]


大丈夫です。僕は、しくじったりしませんから。


―自室―

[部屋を片付けに来て涼平の首を見た下働きの人間に、
 触らないで、と一言零した。
 元々触りたいものではないだろう、逆らわれはせず]

 ……、……

[ここでは人間は人として死ぬことすら難しい。

 でも、やろう、と思った]

[遺体を寝台に横たえる。
 永の眠りのようにして、せめて位置だけでもと
 戻された顔には布が掛けられた。

 本当は一緒に居てやりたいけど、それは叶わないから、
 懐から昔と違う色柄の巾着を枕元に置く。
 遺体の手から零れ落ちたらしい品と並べて


[きっとまた、戻って来る。]


[あぁ、矢張まだ『鬼』には成りきってはしまえないのだと顔を覆う。

 『人』と『鬼』との狭間で揺れ続けることこそが主の愉しみ。その終わりが訪れれば、『お気に入り』とはいえ、いつ首をはねられるかは分からない。

 『家族』が無事で居られるか、わからない。

 狂えてしまえばどんなに楽か…。
 いっそ、何もかも捨て去って狂ってしまおうか。鬼と成ろうか。

 後に、真弓からの問いで沸くのは。
 誰の為でもない、ただ自分個人の為ではないかと――…いう、疑念。
 
 廊下を歩きながら、零瑠はつきりと痛む胸元と、悦の残る首筋を手で抑えていた。**]


   − 回想 −

[直円の件でホリーの謝罪を受けた後。
1人合点がいったという様に尋ねる]

ホリー、直円と言う人間の精神は強かったと言う事になるな。

[鬼が人間の基礎まで奪い取っていれば、少なくとも
死を齎すほどの傷までは負わなかった様に思えた。
だとすれば人間と言う者が彼の中で勝ったと言う事だ。
そこに思い至ると僅かに眉を下げた]

基本は鬼でならねばならぬ。
咄嗟に躊躇い無く命を奪い、その後で人間の心で嘆き苦しむ。
そうでなければ、無駄に死ぬだけだ。

確かに教育とは難しいものだ。

[珍しく眉を顰めたが、それもまた珍しい感情。
退屈が凌げたと言えば凌げたのだが*]


[黒いレースと微かな血の香。
 他に紛う事はない、身に染みた主の血であれば、静かに問う]

 ……御身に障りありませんか。


[決断の時が、来たのだ。


…うん。

俺はもうどうしていいか…わかんないんだ

[責めるでもとがめるでもない彼女へそれ以上言葉が見つからない]

弱いからしょうがない
でもせめて真弓とサミィには幸せになってほしいと思ってる
どんな形でも。


― 回想


……そうですわね。
やはり教育って難しいですわ。

[彼の狂気を止めたのは自分だった。
狂気に身を委ねるのではなく、自身でかつての“家族”を殺して高みへと昇って欲しい。
その願いは散ってしまったが。

ただ、まだ残っている眷族が居る。
その者達は、鬼と人の心をバランスよく保てるのか。
――それは誰にも分からないが。]


― 出撃前

鋭いわね。

左手をやられてしまってね。
回復には少し時間がかかりそうだわ。

[安心させるように微笑んで。
右手の日本刀を掲げて見せた。]

大丈夫よ、右手だけでも十分にやれるもの。


 そうですか。

[つまり、神宿に行っている間に戦闘があったのだ。
 黒百合に傷をつけられる者がそうそういるとは思えない、
 恐らくは守護隊の誰かであり、もしかしたら――]

 …………

[問うのは少し、怖かった。
 戦いの前に知れば感情は揺らぐだろう]

 差し出がましいと思いますが、ご自愛ください。

 ……それじゃあ、本隊の突入までには戻ります。

[ぺこりと、一礼*]


俺は俺の中のサミィを殺したい。
でないと、いつまでも躊躇と後悔ばかりで何もできない
サミィが俺を殺してくれた時、あいつが心配で死に切れない
…死んでもきっと後悔しちまう

だから、俺は俺の中のサミィを殺してあいつに殺してもらいたい

[真弓なら、と思って吐露した心中は話しすぎたかと
言葉は小さく途切れるように終わった]

情けないよね。サミィのことは全然考えてやれない。


[ 足掻いてその先に何も見えなくて、
ただ大切なものが手の中からすり抜けていく、そんな後悔を、
彼はずっと前から抱いていたのだろうと思う。
――わからない、と口にする理衣の裡に初めて触れた]

わたしも、……わからないわ。
どうしていいのか、わからないでいる、でも……、

いいよ、

[何が“いい”のかは言わない、
ただ、手当てを終えたばかりのその手を伸ばす。
家族としての抱擁を、冷たい温もりでも]

……理衣くんは、弱くないよ。
今でも、こんなふうに友達の幸せを祈れるんだから。

[今だけ昔の呼び名で呼んで、それから――その言葉の意味に目蓋を閉ざす]


[心は複雑だ、
割れた色硝子のよう。

幸せを祈る、心配で死に切れない、
それと同時にサミュエルが理衣をその手で殺すという、
彼が一番辛いだろうことをも、願っているようで]

……気持ちをそのまま伝えたら、どうかしら。
サミュエルくんは、あなたに守って貰わなきゃならない弟じゃない。

友達でしょう?

[能面でない微笑みは、うまく笑えたかわからない]


何がいいの。

[問いかけた先、抱擁を得る。
背中に手は回せないけれど、軟い感触と
それでも感じる温度に目を閉じる]

祈るだけなら、いつでもどこでもできるよ。
あぁ、真弓、服が汚れる。

[そっと彼女を押し戻すと、服の上から脇腹の傷を示す。
血がにじんでいた。
サラシを手に、その血をぬぐい]

止まらないんだよね、これ。


サミィに?伝える?……必要ないよ。

[故意に散々サミィを傷つけることをしてきた。
彼が殺してくれるなら、同時にサミィの中の「理依]も死んでくれることをただ祈る。
改めて脇腹の包帯を替えてくれないかと彼女に頼んだ*]


……お父様。

俺の決断は、――…謁見の間での彼を見て、変わりました。


  是非、新たな『家族』に。


ほう。

[縛る縄の様に増える周の紅の線。
やはり紅は最も美しい色だと闇が降りたとしても判る色と。
決断に漸く牙を見せた]


[彼が終わりを願うを肯定した。
必要ないという言葉は首を振って否定した。
請われるままに包帯を取り替えて、
少しきつく巻いてしまったのは――]

……理衣くんは、それで後悔はしない?

[ふさがらぬ傷、もう、時は近いのだろう。
――彼の部屋には竜胆模様の折鶴が残される。

それが理衣への祈りの形*]




 『冀望』  ―――鬼を、望む


 


 ……うん。
 きっと、美味しかったんじゃないかな……

[少なくとも、涼平は喜んでいたように思う。]


 吸血鬼が人間と一緒に居ちゃいけないの?
 家族と一緒に暮らすのがそんなに悪いこと?
 生きて、もう一度会いたいと思う事すら歪なの?

 僕たちは……僕は、


後悔?どうだろう…。
もう、自分で決めたことに後悔はしたくないけどね。

お前とサミィが死んだら多分凄く後悔する。

[だから死なないでほしいとは伝わってほしいものだ。
きつく縛られた包帯に思わず声が出た]

って、痛ぇ……いたい、真弓。

[昔周と殴り合いして、こんな風にお小言貰って包帯巻かれたこともあったな、とふと思い出した]


─真弓が退出した後
「しょうがないこと」
(それは都合の良い言い訳だ)

「おまーが好きだった」
(あぁ、俺もお前が大好きだよ)

[置き去りにされた折鶴、手にして見つめる。
友人が興味を示す真弓にすら、一度は嫉妬したくらいだった。
サミィが蹴り上げた腹のあざは持ち前の回復力で既に治っていたが血だけが止まらない。

真弓が部屋を辞してから暫くたった頃、
久しぶりに泣いた。声を殺して。

あの頃に戻りたい。
いつ?いつでもいい。後悔しないで済む頃に。

潰れそうな心中は始祖が始める遊戯への前菜程度にはなっただろうか*]


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