人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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[ 直円の言葉は、
なんだか少し寂しそうに聞こえた。
先のことや、わからないことばかり考えて、
つい喜べないなんて、言ってしまったけれど]

ちゃんと、みんなには直君も入ってるよ。

[今、ここにいる皆のことは心配してないみたいな言い方に聞こえたのかもしれない、と、しっかりと念を押していった]


[>>:46 声が、重なる。
その響きの先が確かに聞こえて、口唇を噛む。

理衣はもう先へ行ってしまったのだろう。
この部屋で待ってる、なんて少しも肯定してないのに。
思い出すのは「女の子だから」という言葉に感じる寂しい気持ちだ。

戻る部屋の扉をよく見てから、歩き出す。
多分厨房へ向かえばよいのだろうけれど]

……、……あの、

[じっとこちらを見やる、眼差し。
吸血鬼のような怖ろしさは感じなかったから、
おそるおそる声をかけて、場所を尋ねようとした]


[マユミが自分をおいかけていることは知らない。
慎重にあるいていたからか、まだ部屋からそう遠くない所にはいる
静か過ぎるから、更に緊張の度合いが増してくる。
そしてその糸が最高に張り詰められた頃

肩を急につかまれた]

……え?

[それは吸血鬼たちが「家畜」と呼ぶ者たちだ。
何か血走ったような目で]


……明之進くん。

[直円自身がネガティブな方なので、独特の感覚の間に
臆病風にでも吹かれていたのだろう。]

僕が読書会に参加する前は、一緒に遊んでたのにね。
ああ、マユミくんの言う通りだったのやもしれない。
明之進くん、僕はやっぱり頼りないかい?

[重ねた手を強く握り返し、もう直接尋ねた。]


[声を掛けられた家畜は大袈裟に身体を震わせて
少女を見つめて頭を下げる。
既に始祖のお気に入りの話は伝わっていた]

は、はい…何でしょう……私に何かご用でしょうか…。

[子供相手に怯えた様子を隠しもしない]


[感覚的な怖ろしさはない、
多分自分たちよりも、少し年嵩の女性だろう。
とはいえ、得体の知れぬ城の中だ、緊張は滲む]

あの……、
水がほしくて、厨房はどちらかご存知ありませんか?
兄弟が熱を出して、それで……。

[問いかけに応えは無い、ただ近づけばわかった。
覆われた首筋、精気のない眼差し、少しふらつくような足取り。
眉根を寄せた、この人は吸血鬼に血を差し出している人だ。

“家畜”という言葉の意味を知る]


[手が強く握り返される。

 彼の中で曖昧なままにしておけなくなった問いに、
 いくつか瞬きをして、眼鏡の目を見上げた。]

 ……ううん。

[直円の掌は、広くてしっかりとしている。]


[女には手を出すなと厳命が下っていた。
雛は殺すなと命令が下っていた。

自分と同じ人間で。
自分より遥かに子供で。
自分より薄汚れた存在なのに。

始祖のお気に入りの肩を掴んだ家畜の瞳は
酷くぎらついていた]

お前、どんな方法で化け物に取り入ったんだ。


【人】 ろくでなし リー

[昔話
サミィより遅れて孤児院へ入ってからのこと。
周に目を付けられていたとか、
入所後も暫く繰り返していたスリに、零瑠が難しそうな顔をしていたのも知っている。

皆に対して平等で、良く言えば特別は作らない感じで。
けれどサミィや彼に関わるものに対しては特に心を砕いていたことは傍目にもよくわかったはずだ]

(182) 2014/02/08(Sat) 19時頃

あ、……、

[ 少し遅れて返事があった。
どうしてか深く頭など下げられて、酷く困惑する。
しかもなんだか早口で、怯えているらしかった]


み、水でございますか……。

[『水』と言う単語に瞳は定まらず、右往左往するが。
意を決したように、首に巻いたスカーフをするりと外す]

どうかどうか…ほんの少しだけ…ほんの少しだけにして下さい…お願いしますお願いしますお願いします。

[ガタガタと震え、何かを乞いながらそれでも首筋を差し出す姿。
よく調教された家畜にとって、喉を潤す水とは他ならぬ
家畜自身の血液しかなかった]


そう……か…。

[明之進の答えに、眼鏡の奥の瞳がやや綻んだ。
軽く彼の頭を撫でてやった。]

今は油断はならぬまでも、事態が逼迫しているということは
ないやもしれん。事実、僕らの待遇は不当に良きものだ。
明之進くん、熱があるのであれば、障ることもあろう。
ゆるりとご自愛なされよ。

………あぁ。
どうも僕たちは悪くはされていないようだよ。
安心はできないけど、熱があるなら少し休んでいるくらいなら
大丈夫……のような気がするよ。

[ふ、と口の端も綻ばせながら言い直した。]


え……ぁ……

[「取り入った」という言葉にとっさに返せず、
暫くは口を魚のようにぱくぱくさせるのみ。
やっと我に返って、つかまれた手から逃げるように体をひねり]

取り入ったって…どういう……ってか、はなせよ!
約束だっていってだけだろ!


[瞳の様子が緩んだのを見て取ると、
 頭を撫でられるのをおとなしく受け入れる。

 続く話に一度は首を傾げたものの、
 言い直された二度目に、こくりと頷いた。]

 うん……

[再び、そっと寝台に座る。
 熱い手で巾着と手鏡を包み持って目を閉じた。
 これで休んでいるつもりなのだ。
 横になると背中が痛む気がしていた]


[思えば、最近では「わかりやすく語ってやる」という作業自体
していなかった気もする。少し衒学的に過ぎたきらいがある。]

お兄さんたちに任せたまえよ。
(……処遇に関して、交渉の余地はありやなしや。)

[顎に手を当てて考え込む。]


― 始祖の城 ―

……ぁ、…おはよ――、

[僕は目を開けて最初に見えた誰かに挨拶をする。
だって起きたんだから挨拶しないと。おはようって。


――あれ、そもそも僕、いつ眠ったんだっけ。
眠ったならみんなにおやすみって挨拶したしされたはずなのに、
誰かの泣き叫んでるみたいな声だけがかすかに耳に残っていて]




あ、………っ!

[慌ててぎゅっと目を閉じて手で目隠しまでしたのに、
目の前に次々と怖かった光景が映し出される。

皆と一緒に逃げるつもりだったのに、逃げられなかった僕が味わった光景。

あれは遊びなんかじゃなかった。遊びなんかじゃ……
涼にーさんにも明にーさんにも、アヤにも。

遊びじゃなくって本気でああ言われるなんて思いもしなかったのに]


約束? 化け物相手に? 
自分達だけ上手い事取り入りやがって。

どうせ誰か仲間でも差し出したんだろう。
俺の命だけは助けて下さいって。

卑怯者が!! 恥を知れ!

[まるで家畜自身の体験の様に決めつけ、罵る家畜は
既に正気を半分失いかけていたのかもしれない]

ただのガキの癖に!

[誰の気配も感じなくても監視の目は付いている。
命の危機があれば吸血鬼達は動くだろうが、それまでは
自分達も感じている苛立ちをぶつける様に。

雛が逃げ出せば家畜が追うのは止めるだろうが、
それまでは好奇の目で家畜と雛を見ているだろう*]


【人】 ろくでなし リー

[それから周や安吾と格闘技の勉強と称してやりあいっこをしたり
ジャニスから文字を教わったり。
零瑠のように漢字を教えるまでには至らなかったけれど
歳不相応の本を読み込めるくらいにはなっていて。

何でもっと遊んだりしないのか。
若年寄みたいとは言われていたけれど]

俺はこれでいいの。若年寄ってのは直円兄にいってやれよ。

[そう。何かをして後悔するのなら、
何もしない方がいい。サミィが幸せならそれでいいやと。
離してしまった小さな手をずっと忘れられないまま]

大丈夫だよ。俺は皆大好きだからね。

[それは多分、アヤかリッキィあたりにいった言葉だったと思う]

(193) 2014/02/08(Sat) 19時半頃

[任せたまえ、と告げる声は頼もしく思えた。
 それを信じて、じっとして体を休める。]

[次に目を覚ましたのはリカルダだった。
 珍しく(自分なりに)ぱっと顔を上げてそちらを見る。
 彼女について、最後に見たのは背後に迫る危機だったから]

 リッキィ……大丈夫?

[急いだつもりで、彼女のベッドに行こうとした]


卑怯って…ちが…

[自分だけ。その言葉にはっとする。
自分は連れて行ってくれと言ったのだ。
自分は殺されないとどこか思っていて、
他の子供たちの生死間で考えられなかったのも事実で]

……そんなこと、ないし。
俺、友達を…助けたくて…

[腕を引き離そうとつかみ返したけれど、
その言葉にうなだれるだけ
さげすまれるような目に、我慢していた悔し涙が滲んだ・けれど]

じゃー、そのガキに何しようってのさ、
いい大人のくせに。
悔しかったらアンタも取り入ったらいいじゃんか。


[始祖の前を塞ぐ者はいない。
その横に並ぶ者も。
僅かに下がって付いて来るのはホリーくらいだった。
自然に生まれた暗黙のそれは力の差でもあった]

年齢も手ごろだ。
戦士として育ててもいいだろう。
彼らの手で、嘗て彼らを助けようとした守護部隊の
息の根を止めさせるのも面白そうだ。

[その守護部隊に雛達の生き残りが1羽でも混じっていれば
もっと楽しいのだが、と付け足したが。
それが現実になると知るのはもう少し先]


ハッ、化け物のお気に入りとやらのおともだちかよ。
そのおともだちを助ける為に誰を売ったんだ!?

親か?教師か?嫌いな奴か?

[子供相手にムキになっている事を突かれて更に逆上する]

俺はな! 俺達人間はな! 
てめえみたいな悪魔とは違うんだよ!!

[怒りに任せ、家畜は首を締めようと手を伸ばした]


確かにそうですわね。

まともに戦えるのが、私とお父様だけですもの。

[そんな事を言いながら。
守護部隊に雛の生き残りが居ればと言う言葉には頷いていた。

自分に最後まで刃向かおうとしたサミュエルと言う雛。
彼が育っていればさぞ良い戦力になるだろうと。
口には出さないがそう考えていた。]

楽しみですわ。


…………明にーさん?

[とっても知ってる声が聞こえたけど、僕はまだ目を開けられないでいる。
僕が思い浮かべた光景の中には明にーさんが僕らを庇って切り裂かれたところも含まれてる。
もし明にーさんがあの時のまま、赤いままだったら……?]


[答える前に首に手が伸びて来た時、今まであげなかった悲鳴があがる。
…昔、父親にされたことだ。一瞬それがフラッシュバックしたからだ]

「お前が殺したんじゃないのか。自分だけ逃げやがって!」

売ってなん、か……

[絞められて、息苦しさに涙が溢れてくる。「悪魔」「人間」
どっちがどっちで、どこが違うんだろう]

うる、せぇ!ただの人間のくせに!
俺に手ぇだして、あいつに殺されてもしらねぇぞ!

[恐怖感になりふり構っていられない。
逃げられるなら…生きるならなんでも利用する。
暴れしながら口にした言葉に僅か顔を青ざめさせたけれど]


 ――リッキィ。

[枕元につくと、己を呼ぶ声がした。
 長く吐く息が零れた。
 閉じた瞼の奥で、瞳が微かに揺らぐのをつぶさに見入る]

 ……僕たち、「生きている」って。

[直円の言葉を繰り返して伝える。]

 リッキィ、大丈夫?
 痛い、ところはある……?


[雛鳥の過去や心など関係なかった。
関係あるのは、彼が始祖のお気に入りだと言う事]

くそがっっ………。

[上げた悲鳴が合図だった。
煩い口を黙らせようと、首を絞める手に込めた力が…抜ける。
雛鳥の眼前で、家畜の首が真後ろに折れた]

『立場を弁えろと言った筈だ』

[監視していた吸血鬼の忠告を聞く筈の家畜の命はもう無い。
雛鳥が口にした通り、報いを受けたのだ]

『…………』

[監視の吸血鬼は雛鳥に怪我が無いのを確認すると
忌々しげな色を隠しもせず、一礼して下がっていった。
そしてまた静寂だけが廊下を支配するのだった]


―始祖の城・雛鳥達に与えられた巣箱の中、で―

[零瑠の両の瞼は降り、未だ眠りに着いたまま。
 日頃は左を下に、心臓を庇う様にして寝ているのに。
 今は仰向けになり、胡桃色の睫毛が天井を向く。

 顔や髪は綺麗に拭われ、血を被った跡など耳の内側にすら残されて居なかった。服も新しいものに変えられているのは、些細な事で意識を手離させない為であろう。

 紅が良く映えるよう、それは真白な服。*]


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