162 絶望と後悔と懺悔と
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― in the distant past ―
[知らぬ気配が近付いているのは気付いていた。
その頃側に仕えていた吸血鬼達の自信を、
容易く見知らぬ鬼は崩して姿を見せた]
ようこそ、私の城へ。
歓待させて貰おう。
[部下が幾人か潰され掛けたと言うのに、
彼女を迎える表情に怒りも焦りも無く、ただの笑み]
久しぶりに部下達の顔色が変わる所を見れた。
礼を言おう。
[単純明快な理由を口に、彼女に拍手を贈るのだった**]
歓迎ですか、まあ嬉しい。
[そう言って微笑む。
その頃から黒のレースをふんだんに使った服の趣味は変わらない。
部下の顔色が変わるのを見て、礼を言うという風変わりな目の前の始祖を見つめて。それから周囲の吸血鬼を見回してから。]
では、立ち話もなんですし。
お茶でも出していただけます?
[人を喰ったような態度、それはこの頃から変わらなかった。]
[あくまでも抗おうとする魂の強さ。
その強さ故、苦悩が長引くと知っていた]
お前の敵は人間だ。
そして人間の敵は、お前だ。
[何度も何度も繰り返す同じ命令は
何処までも冷たく重い鎖の如く、周に絡んでいく]
― in the distant past ―
[黒のレースの衣装を纏った少女は、
人形の様なあどけなさと美しさがあった。
こんな小娘にと牙を剥く部下を制し]
なかなか遊びに来てくれる者もいなくてね。
退屈していたのだ。
気が利かなくてすまなかった。
お茶か。
これで良いか?
[恐れる事無く茶会を望む少女にから視線を外す事無く。
牙を剥いたばかりの吸血鬼の首を落し、微笑んだ]
残念、……です。
僕が、自由を得たところを、見せたいとは、…思っていましたが。
[期待に応えたかったとわずかなりとも思ってたのはきっと、抗いようがないくらい血に縛り付けられてたせい。
――だけど、本当の気持ちでは、あるんだ]
………、――――。
[やっぱり趣味の悪いお方ですね。
なんて、思っても言える状況じゃなかったから、僕はだんまりを決め込んでしまう]
[首と胴体が離れる瞬間のこと]
──……ごめん。
[逃げてしまったこと
家族を家族として思い続けられなかったこと
あがくことすらできなかったこと
守ってあげられなかったこと
伝えきれない程に満ちるのは彼らへの謝罪と
どうか幸せになってほしいという小さな小さな……*]
――――…。
[僕はふと明にーさんの気配を探ろうとしてみる。
同じ“お姉様”から牙を立てられたんだから、“家族”の中ではわりと探りやすいのはわかってる。
直にーさんもそうだったけど……、それ以前に独特の存在感を持つようになってたからなあ]
…、え?
[何か、聞こえた?
数瞬、同じ声が聞こえないかって集中して、でも何も聞こえなくて]
……。
[ホリーが消えた地で、また消える眷属の気配を感じ取る]
それが答えか。
[最期まで抗い、消えて逝く気配に僅かに呆れた様に息を吐く。
これでは何の為にホリーの側に置いたのか]
恐らくお前らしいと答えるのだろうな。
他の者が口にするとすれば、な。
[彼の祈り等知る事も無い。
ただ、また1つ玩具が減った事に少しだけ不服そうに呟いた]
……――
リッキィ……今、何か、言った?
[不意に感じたものが黒百合の声でない事は解っている。
それくらい、己にとって主の死は鋭敏に感じ取れたが、
リカルダの方はそれに気付いていたかどうか。
しかし、だとしても、リカルダの声ではなかったようにも思う。]
何も、言ってないよ。
明にーさんこそ……、何か言わなかった?
[よくよく思い出してみたら、明にーさんの声とも違う気がするけれど]
あと、さ、“お姉様”が最期に言ってたこと……。どうなるのかな。
[口にしてしまえばより実感できた。本当に、消えてしまったんだ、って]
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