283 突然キャラソンを歌い出す村2
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吊り票もし希望とかあったら聞いてみたいのだけどどうかしら!
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―午後(授業中):九尾塚学園 廊下―
[校舎内、夏に近い時期は、 気温のせいで天気がどうあれ、窓の管理が甘くなる。
誰か生徒が開けたのだろう窓から、 雨に濡れた猫が校舎内に音も無く飛び込んだ。
多くの生徒・教師は授業中だろう。 かつ、教室と離れたこの 一階廊下には人の姿は見えなかった。]
[まだ生きた猫が出す声よりは、 怪異の声の方が人間には届き辛いだろう。 ひどく嫌だが人の姿に化ける。
そうして猫の傍にす、と音も無く現れたのは 化けることが出来る怪異が見れば、情けないと言う奴も、笑う奴もいるだろう人の形の化け損ない。 猫に首輪で繋がれた、首から下が半透明の若い男の姿だ]
(489) 2018/09/14(Fri) 02時頃
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…おい、 酔っ払い、酔っ払い!
〜〜…っ おもん! 居ないのか!?
[この学校が封印の上にあるというのなら、 基本はこの学校にいるのだろうとそう踏んで。
また、この前みたいに後ろから あの人を馬鹿にしたような顔をして、 突然やってくるだろうかと苛立ちながら半ば思う。
猫と繋がれた男は、かの女装野郎を探しに 校舎の廊下を歩き始めた。]
(490) 2018/09/14(Fri) 02時頃
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ここに!てわけではないけど、今のところ西投票になっています!
アオ投票も迷いつつ歌があまりにずっと面白くて
落としたくない気持ちが優ってしまって
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うっさいな、化ける力も切れてるんだ。ほっとけ。 お前の封印の上に糞埋めるぞ。
[繋がれた猫の手綱を邪魔そうに手繰り、 馬鹿にした顔に向けて男は悪態を吐いた。]
キツネ頭の在処が分かった。 …場所を変えた方がいいんじゃないか?
僕らが見える奴が多いだろ、ここ。
[この学校には、怪異の存在に気付いている奴が数人居る。あの忌々しいねっとり教師や新聞を作っている少年、…それにナツミ。 のんびり立ち話をして彼らに見られたくは無かったし、ナツミには聞かれたくは無い話だった。]
[お前が使ってるねぐらかどっかは無いのか、とぶっきらぼうに尋ねる。怪異がねぐらに使うぐらいなら、人気も少ないだろう。そう期待して。]
(496) 2018/09/14(Fri) 02時半頃
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なるほどなるほど!ありがとうー!
誰を落とすももったいなくてすごく悩んでいた!
西くんの歌もかなりぶっ飛んでて大好きなんだけどずっと具合悪そうだからねえ
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みんな面白いからどこにするか迷うよね…
あ、もしエニシ落ちになったりしてもヨスガでなんとかするので
(昨日の襲撃候補だったりもしました)
そこら辺でもぜんぜん大丈夫な感じとも伝えておきます
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― 午後の授業中:空き倉庫 ―
[入った倉庫の中と(どこから持ってきたのだろう) ちゃぶ台をじろりと見る。文句は零さないが、 肩に乗せた猫と揃った顰め面を浮かべている。]
……………。どーも。 [何か小ばかにするネタでも仕組まれているのでは… といぶかし気に茶を睨んだ。出された茶には手を付けない。 冷めきったら、猫の方にでも飲ませるのだろう。]
[話をしよう。と話す言葉には正直に頷いた。 この下品な酔っ払い相手にだらだらとマクラを並べるつもりは無い(何せ碌な会話にならず馬鹿の応酬になるだけが目に浮かぶ。) ちゃぶ台の前に座るやいなや、男は本題を語り出した。]
(504) 2018/09/14(Fri) 03時半頃
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―――キツネ頭は質屋に売られてる。
[――突如倉庫の天井で、バツンと大きな音が鳴る。 その音と共に部屋は(昼だと言うのに)真っ暗になり、(どこに備えられていたか知らないが)ぱっとスポットライトが落ちた。
スポットライトの下。 ちゃぶ台の座っていた男の前。
ちゃぶ台の上は何故かラジオの収録用のようなマイクが 怪異用になんと二つ、天井から伸びている。
その腕にはアコースティックギターが構えられ、]
1、2、3、4
[たんたんたんたん、ギターをリズミカルに叩くと マイクへと口を近づけて、囁くようにこう言った。]
(505) 2018/09/14(Fri) 03時半頃
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♪ ―――聞いてください。 「かくかくのしか」
(506) 2018/09/14(Fri) 03時半頃
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♪ さんかくつのの しか 一匹 しかくつのの しか 二匹
はぐれものの しかじかよ きょうは二匹 何語ろう………
(507) 2018/09/14(Fri) 03時半頃
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[―――そういうメロディの前置きをして、 男は何事も無かったように、朝に起きた出来事を話した。 ちなみに、語る最中は、常にカノンコードを弾いている。
キツネ頭は質屋に売られてるということ。こんなもの扱う時点で怪異の裏街の質屋に決まってるだろう。
質の対価は『鉄血一瓶』。 または『恋歌』、または『雪女の涙』……
――または、『九尾塚学園体育祭の、優勝トロフィー』。
売ったやつは、盗んだやつと同じ「首無し騎士」で。
盗んだ理由>>362を語るかは、聞きたがるようなら話した。(思うにあまりに子供じみた理由だったので、多少同情して、自ら告げることはしなかった。)
どういうわけかは分からないが、必要だと言う奴が居ると言う事で そいつは買い取ろうとしているという事―――…]
(508) 2018/09/14(Fri) 03時半頃
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[とりあえずそこまで語ると、またギターを掻き鳴らし、 対する怪異とは違う、若い澄んだ声を高らかに上げた。]
♪
かくかくの しかじか かくかくの しかじか
かくかくの しかじかよ(WOWOW) かくかくの しかじか… [アレンジも大きく加えながら、 歌う男は顎でおもんへ合図する。 ―――ハモるぞ。とも言いたげに。]
(509) 2018/09/14(Fri) 03時半頃
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♪
かくかくの しかじか かくかくの しかじか
まるまるの くまもいるよ(WOW) かくかくの しかじか…
(510) 2018/09/14(Fri) 03時半頃
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[掻き鳴らしたギターが、穏やかなメロディに変わり、 静かに余韻を残して終わっていく―――。
音が完全に消えた頃には照明もマイクも 持っていたギターすらも消えて、元の倉庫に戻っていた。
何事も無かったように、男は話す。]
…その買戻しが あんたの手回しだってんなら、まあいいけど。
そうじゃないなら急いで手に入れないと、 あんたの頭はまた行方不明だな
(514) 2018/09/14(Fri) 03時半頃
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[写真をぺらりと見せられて、 男は目を驚いたように瞬かせた]
! あ、ああ。 確かにこいつだった。 双子だったのか、あいつ…
眼鏡はかけてなかったけど…
(515) 2018/09/14(Fri) 03時半頃
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[頭を掻いて叫んだ内容に半眼を送って、]
対価は、向こうもあてはなさそうだった。
最後の… その、優勝とろふぃー、ってやつは ここの名前がついてるんだがら、 ここにある物なんだろ。
向こうもとれるかどうか 唸ってはいたな。
[盗んだ理由は、訊かれてしまったので 素直に語る。]
まあ僕の勘でしかないけど。 あんたの頭を盗んだ首無しっていうのは、 まるまんま、ガキみたいなやつだったよ。
[弁護するわけでもなく、面白くも無さそうに言う]
(518) 2018/09/14(Fri) 04時頃
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アーサーは、おもんにアンコールした。
2018/09/14(Fri) 04時頃
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そうなのか? そりゃあご愁傷さま。
[この学校の行事はまだ知らない。 先程騒がれていたのなら、生憎は昼まで 拉致されていたばかりだ。
我関せずとそう言ってようやく茶に手を付け始める。 それを啜った時に言われたのがこの言葉。>>520
男は茶を噴きだした。]
…………………………はあ!?!?!?
アンタがナツミに押し付けた 頭探しは見つけてやったんだ! 頭が見つかったんだから、もういいだろ!?!?
(522) 2018/09/14(Fri) 04時頃
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[>>521 質に投げ売りしたと言ったから。 お前が頭を盗んだのか、と聞いたら だって、とそう理由が帰ってきた。
男はそうおもんに伝える。 本当に首無しであるかどうかの経緯を 伝えるのは多少面倒だが]
質屋の台帳を見るには、 首がないとダメなんだって。
そいつはひとりじゃ入れない。 そう言ってたぞ。 [睨んだ写真の写る顔を横目に、 首から下が透けた男は小さくため息を吐く。]
(526) 2018/09/14(Fri) 04時半頃
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[>>525 茶をひっかけた事を謝ることも無く。]
どんだけたかる気だ、自分の頭だろうが! 自分で面倒見ろよな!? あと本気でやめろよな!! あんたじゃ虱潰しにどこでもそこでもやりそうだ!! 断酒しろよ酔っ払い!! だから、 ナツミを変な事に巻き込むなって言ってんだよ! 何のために代わりに見つけてやったと思ってんだ!
(529) 2018/09/14(Fri) 04時半頃
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[持ち上げた瓢箪をいぶかし気に見てから]
……ええ……あんたが 飲んでる酒だろぉ…
それ飲んだら あんたの仲間入りっていうじゃないだろうな……
[酔っ払いを睨みつける。]
………………まあ、ラーメンのがまだ… 塩気きいてるし…
(531) 2018/09/14(Fri) 04時半頃
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[酒の所感については、最高にうんざりとした顔で聞いて >>530 忌々し気な顔でおもんを睨み]
……………あーあーわかったよ!! 整えればいいんだろ!! ほんっと、お前なんか 明日首無しに呪われちまえばいい!!
[男と猫は恨み言のようにそう言った**]
(533) 2018/09/14(Fri) 05時頃
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