人狼議事


17 吸血鬼の城

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 君は、もう
 フロレスクを完全に捨てたのだよな。

[しかし、問うてみたくて、そう声を響かせる。
 城主やローズにも聴こえるだろうが。



 聖なる血族にあって、落ちた彼の真の心裡はどうなのだろうと…。]



 ――案じる心など、
    そのようなものは欺瞞です。

[女の声に思い出したように、
    答えるはただの魔性の声]

 ええ、感謝しております――お嬢様。
 欺瞞を捨て去り、わたしは望むままにあれるのですから。


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 14時頃




 ――まだ、その名を紡ぐのですか?


[かつて抉られた心
けれどその柔い部分は失われて、ただ不機嫌そうに呟く]

[一度交わってしまった白は、
あとは容易くその色に染まるのみ]


 君が君であった


             その名というだけだ。

[ただ、同じ名を呟いても、
 もう、それで揺らぐ彼はそこにはなかった。]


――…私の、望み


[兄の聲に闇に溶けた女の気配が揺らぐ。
叶ったとも叶わなかったとも言わず]


愛しいお兄様……
私が望むのはお兄様の傍にある事だけ。


[今はそれしか望みはないのだと切なく漏らす]


貴方の施したものが欺瞞だったとしても――…
私にとっては違うものだったの。


[白薔薇の聲にぽつと紡ぎ]


感謝ならばお兄様に……
全てはお兄様の為に在るのだから……


[そして、相変わらず耳端に聞こえるのは、ローズの城主に対する愛慕だろう。

 いつでも、憂いを持つ彼女を血をもらったことが、
 自らには影響しているのだろうか。]


 ああ


[城主の孤独、ローズの憂い
 彼らは通じ合っているように見えるのに、
 それでも、


             なぜ、幸せにはみえない?]


 ――……感謝……。

[ローズが感謝を兄にという。
 そう、さきほど、セシルが呟いたその言葉。
 それが、理解できない。]





[ああ、それとも、彼らは、望んでそうなったというのか。
 それほどに、人間であったころが…。
 なれば、

 自分がこの中で異質なのは認めざるえない   のか。]


 そうか?
 ……ならば傍へ来るが良い、私のローズ

[切なげなローズマリーの聲
ひとで有った時の迷いを捨てた白薔薇の聲
未だひととしてのこころ捨てきれぬ風の、薬師の聲
城主は増えた囁きに耳を傾けながら、淡い溜息を洩らす。

何でも持っていると、あの子供は言ったけれど
満たされても満たされても
必ず其の後に訪れる深い虚無感
ヘクターは最期感じ取ってしまったのかもしれない
闇よりも深い絶望の味]

 何時でも――…私はお前を案じているのだから。

[言葉は簡単に口にする事が出来る。
案じるという行為を真に理解出来ずとも**]


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 14時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 客間・自室 ―

[あてがわれた部屋で、荷物を開く。
僅かばかりの持ち物の中から化粧の道具を広げ、鏡に向かう。

唇に紅を乗せ、爪に朱を置く。
さっと薄桃のチークをはたけば
鏡の中にいるのは、毒に侵された徒花ではなく
未だ手折られぬ、たおやかな百合。

ドレスは黒のまま、純白の長いヴェールを被り
部屋を出て、階段へと向かう。]

―→上へ ―

(212) 2010/06/23(Wed) 14時半頃

――…お兄様。


[今すぐにでも向かいたい衝動に駆られながら
女は甘く切なく名を紡いだ。
兄の傍にある気配を影が伝える。
女は何もかも心得た風に]


お客様との戯れを中座させるような無粋……
私には出来ません。
愛しいお兄様……
如何かお愉しみになって……


[案じるという兄の言葉を素直に受け取る。
たとえ、真に理解されずとも
時折掛けられるその聲が女には嬉しかった]


 ふふ……お前の心遣いがこそばゆい。


[薄く笑みを浮かべ、聲を返す。
ローズマリーに呼ばれる度、胸に広がる薄い膜
不快ではない其れは何と名のついたものか]


 嗚呼
 そういえば……私には愉しまねばならぬ義務があったか。
 宴の捧げものはどうしている?

 あれも、私への捧げものと言うわけではあるまい。
 寂しければ其れと戯れていても構わぬぞ。


[ふと思い出した葬列の娘の顔。
けれどあれには毒が混じっている。
純血たる己は恐れるに足らぬものではあるが]


 私のローズならば恐らく問題有るまい。

 ……サイラスは、白薔薇は、どうなのだろうな
 あれの血を飲み干す事は
 出来るだろうか。


[愚かな人間が作り出した哀れな娘。
ひとの毒が効くとすれば、未だなりきれぬ眷属か。
思考は聲となり零れ落ちる*]


【人】 長老の孫 マーゴ

[贄の娘は、静かな、弛まぬ足取りで上を目指す。
上へ。さらに上へ。

 だが、その途中。
 頬に風を感じて、立ち止まった。

視線を動かせば、テラスへと通じる硝子の格子戸が開いている。
風に誘われるようにそちらへ歩み
テラスへ出る。]

(226) 2010/06/23(Wed) 17時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― テラス ―

[久しぶりの風だった。
中庭を、森を眼下に見下ろす場所で
娘は深く息を吸う。

黄昏の霧に包まれたこの城でも、
風はなお、遙かに続く世界を感じさせた。


 ゆらりふわり。
 純白のヴェールが、風にたなびく。]
 

(227) 2010/06/23(Wed) 17時半頃

[城主の声が聞こえる。


      毒華も、城主やローズには効かぬだろうと。]


長老の孫 マーゴは、風の中、小さくサイラスの名を呼んだ**

2010/06/23(Wed) 19時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 19時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 20時半頃


[毒は、城主には、おそらく効かない。
 なれば、もし、その身を捧げたとしても、


 彼女の人生には何の意味も残らなくなる。


 それは、させたくなかった。]


 葬列の乙女が来ても、


          食らわないでくれませんか。


[そして、そう城主に願いの言葉をかけてみる。
 無駄なことだとはわかっていても…。]


【人】 長老の孫 マーゴ

― テラス ―

[やがて。

 広がる景色へ、深々と頭をさげて
 再びテラスの硝子扉を潜る。

暗い城内に戻れば、さらに上へと続く階段を見上げ、
ゆっくりと登りはじめた。

だがその途中、なにか思い出したように足を止めて、
近くにいた影へと、なにごとか頼む。]

(244) 2010/06/23(Wed) 20時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 階段 ―

[やがて、影が持ってきたのは、小さな鞘付きのナイフ。
掌に収まるほどの長さのそれは
家を出るときに持たされたもの。

いざというときの、守り刀として。

  鞘を払えば、鋼の刃が鈍く光る。


それを確かめて鞘に戻し
鞘ごとガーターに挟み込んでおいた。]

(245) 2010/06/23(Wed) 20時半頃

[城主の囁きが女の耳朶に心地よく響く。
薬屋が愛慕と感じた其れさえ女自身は気づけずにいた。
指摘する者さえ居なかったのだから其れを意識する事もないまま]


――…哀しい事を仰らないで。
愉しまねばならぬ“義務”ではなく
お兄様には愉しむ“権利”があるのでしょう?


捧げもの………?
嗚呼、そういえばそのような娘もいましたね……


[あまり興味がなかったのかそう呟き]


お兄様が問題無いと仰るならそうなのでしょう。
だって、誰よりも私の事を知っているのはお兄様だもの。


[婚礼衣装のようなヴェールを被り、最上階へ向かう
葬送の娘の様子には、気付いている。
彼女が最上階へたどり着いたとしても
其処には影が立ちふさがるのみ。

城主は其処に居ないのだから]


【人】 長老の孫 マーゴ

― 階段 ―


[ そうしてまた、ゆっくりと階段を上りはじめる。


   城主の部屋があるという、最上階を目指して ]

 

(246) 2010/06/23(Wed) 20時半頃

[血を与えし眷族の願いが聞こえた]


――…欲しいの?
それとも、あの娘を憐れんでいるの?


[それだけを問うて。
女は兄の意向に従うのみ――]


 葬列の乙女を、喰らうなと?
 ……私に命令か。


[サイラスに薄く笑みを混ぜ答える。
同時、ローズマリーの呟きに、柔かな声をかけた]


 そう……私には全てを手にする権利があるのだったな。
 葬列の娘は、黒薔薇が気をつけろと。
 ……しかし人の毒が私に効くはずが無かろう。

 私の血を幾度も分けたお前とて、同じ。
 ただ、万一があっては……困るな。

 早々に処分しておくか?


[眷属となった薬師の願いを聞きながらも、冷たい提案を口にする]




 ――……ッ

[ローズマリーの言葉に、まともに動揺をみせる。
 欲しいのか、哀れんでいるのか。


 ああ、こんな自分であるのに、
 それは二つとも、思える感情で……。]

 ――……ッ

[ただ、苦しげに息をつく音。]




[処分、の言葉には目を見開いて…。
 唇を噛み締める。]


――…ええ。
義務ではなく権利なのです。
私を好きにして良いのもお兄様だけ。


[柔らかな兄の聲に女はうっとりとした様子で]


黒薔薇が気をつけろ、と……?
あの者はよく働いてくれること……
人の毒がお兄様に効かずとも
毒を得た血はお兄様のお口には合わないのでは?


[案じるような聲は無論兄のためのもの]


私に異論はありません。
お兄様の為の捧げものなのだから
お兄様のお気の向くままに。




 ――――……

[白薔薇のひそやかに微笑う気配]


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