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[誰を殺せば、誰の疑いが晴れて…。
そんなまるでパズルゲームのような論理展開に、
真剣な様子で耳を傾けている。
そうだ、生き残らなくてはいけないのだ。生きて、――]
…………う。
[ヤニクが殺すと決めたのは、郵便屋の男だった。
よく自分と話をしてくれた人。さっきも、料理を教えてくれた。
勿論馴染みがあるのは同じ占い師候補のサイラスも、
同じことではあるのだけれど]
……………。
[思案するように、暫くの時が流れ]
………いえ。
ヤニクさんがウェーズリーさんが良いなら、彼で構いません。
[返した返事は、了承。
決定権を彼に任せると言う意味の囁きを、静かに返す]
[郵便屋に関しても。他の誰に関しても。
死んで欲しくないというのは、嘘ではない。
悲しい思いをして欲しくないと言うのも、嘘ではない。
ただ、それよりも、自分の生きたいという気持ちが強いだけ。
人間として人間を殺すことへの抵抗は大きい。
ただ、人狼として人間を喰らうことへの抵抗は、きっと――]
そういえば、狩人の話は聞きましたか?
この集会所内にいるのかは分かりませんが……。
僕達の襲撃から、誰かを守ることの出来る能力者、
というのが存在するらしいです。
どうか、お気をつけてくださいね。
[自分の先輩にも当たる同属。
きっと心配は無いだろうと、思いつつも]
だが…
[自らの迷いに失笑するような響きが混じる。]
もしウェーズリーが結社員の獲物になるなら、俺はサイラスを喰らう。
みすみす指を銜えてみているのは性に合わない。ふふ…夜が待ち遠しいな。
…この中に居るというのか。
[楽しげな独語に、カルヴィンから持たされる狩人の情報。
一瞬にして忌々しげな空気に変わる。思わず舌打ちを囁きに漏らした。]
サイモンさんが、最初に少し気にしていましたから。
もしかしたら、いるのかもしれません。
[舌打ちが聞こえれば、少し慌てて]
其れらしい人は、今のところは見当たりません。
メアリーさんは特に違うだろうと、思う程度です。
…か、仮にいたとしても、ウェーズリーさんが守られたりは、
していないとは思うのですが。
いや…すまない。
もし狩人がここに居るとしたら…例え昼間でも隙を見て縊り殺してやる。
[ふと我に返って、それでも忌々しげな口調はそのままに。
それが出来ないからこその苛立ちが伝わるだろうか。溜息が漏れる。]
…………っ。
[相手の苛立ちは、真っ直ぐにこちらへと伝わってくる。
それだけに狩人と言うのが本当に厄介な存在であるのだと、
ひしひしと感じられた]
まずは、いるとするならば誰が狩人なのかを、考えましょう。
見つけることが出来れば、後は―――…。
…「僕達の時間」に、食べてしまえば、良いんです。
[少しだけ強張った声で、それでもはっきりと、言った]
ほう…。
それほどにウェーズリーは人望がないのか。
お前は随分、奴に懐いていたように思ったが。
[そう言って、また元の揶揄を含むような口調に戻っていった。**]
…そうだな。
[含み笑いを抑えるようにして、カルヴィンの言葉に同意する。]
まあいい。
狩人は食事の邪魔にはなるが自らは護れない。恐らくな。
見つけさえすれば…喰ってしまえば良い。**
【人】 鳥使い フィリップ―回想・自室― (354) 2010/02/22(Mon) 21時半頃 |
【人】 鳥使い フィリップ―回想・広間― (356) 2010/02/22(Mon) 21時半頃 |
【人】 鳥使い フィリップ―広間― (357) 2010/02/22(Mon) 22時頃 |
【人】 鳥使い フィリップ[カルヴィンの笑い声に気付いた。] (365) 2010/02/22(Mon) 22時半頃 |
【人】 鳥使い フィリップ[ヤニクの言葉を聞いた。] (369) 2010/02/22(Mon) 22時半頃 |
ウェーズリーさんは、優しい人ですよ。
[ヤニクの言葉
ただ彼の口調が戻ったことに、少しだけほっとしていた]
ただ、この場に居る人たちが、
誰を護るかなと考えてみたら……。
[例えば、ベネットならメアリーを、という風に]
…そうしたら、ウェーズリーさんは、
護られる立場にはならないのかなって思ったんです。
[彼自身、死ぬ覚悟を決めている風でもあった]
え。な、懐いてましたか…!?
確かにウェーズリーさんのことは、好きですよ!
[しかし、その相手を襲撃することには、異議を唱えない]
【人】 鳥使い フィリップ[絶望を怒りに、という下りに引っかかった。] (378) 2010/02/22(Mon) 23時頃 |
俺は良い生徒を持った。
[冗談めかす言葉の中に賞賛の意を滲ませつつ。]
よく観察したものだ。
だが…どちらにせよウェーズリーは救われぬな。
まあいい。
さて。俺は今日どちらを喰おうか。
少し1人になる。夜…生きていたら会おう。**
【人】 鳥使い フィリップ[明日、誰かが死ぬ。皆が知っている事だが、口に出されると戸惑った。] (395) 2010/02/22(Mon) 23時半頃 |
えへへ。
[褒められたと思えば、小さく笑いを零す。けれど]
…………ヤニクさん?
[生きていたら―――との言葉に、
何故か胸がざわりとした。
確かに誰が処刑されるか、まだ、全くわからない。
だけど、まさか、そんな…]
はい。また、夜に、会いましょうね。
…絶対、会いましょうね!
[何処か必死さも混じっていたかもしれない声。
其処にあったのは、祈りだったかもしれない―――]
[彼に全てを任せる心算だった。
だが、もし、万が一のことがあったら…。
そのときはサイラスを、襲おう。
そう心の中で呟いた]
霊能者…………。
[ぼそり、と呟く]
霊能者と、占い師は、どちらが怖いです?
【人】 鳥使い フィリップ[頭を痛める。可能性を論じていればきりが無い。] (416) 2010/02/23(Tue) 00時頃 |
そのうち偽占い師を助けてやるつもりなら霊能者は厄介だ。
まったく…次は霊能者か。
まあ、誰が霊能者かも解らぬ。さしあたりは占い師だな。
[漏れる欠伸の音。思考が少し鈍っていたかも、しれない。**]
……ラルフさんが、サイラス先生に、
僕を占うようにお願いしていますね。
………すみません。
やっぱりサイラス先生を、襲いませんか?
[静かな声。とても、静かな]
【人】 鳥使い フィリップ…さて。 (430) 2010/02/23(Tue) 00時半頃 |
いい…だろう。夜…起こしてくれ…
[眠りにつく間際、そう同意した。**]
【人】 鳥使い フィリップいや、別に? (437) 2010/02/23(Tue) 00時半頃 |
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