207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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[ライオン頭が奴隷を所望したと聞いた時には「別のネコを飼うことにしたのか?」と大真面目に言ったものだ。その次に、グレッグの背が自分より小さいのに気づいて何となく彼のことが憎めなくなった。
彼が部屋を辞したので私は匙を手に取り食事を始める。
スプーンをスープに沈めると、てらてらと光る液体が渦を巻いて匙を満たす。それをゆっくりと口に運ぶ。
私はほうっと満足の溜息をついた。
それからほかほかの温かいじゃがいもを口に含んで微笑む。
昔の人間はこの植物を船で運んでいる途中に芽が出たものを食してしまい、毒にあたったので「悪魔の植物」と呼んだらしい。]
こんなに美味なのに恐れられるなんて。
可哀想だな。
[ともかく、ニコラスの料理がまだ美味しく感じられて良かった。人狼になった途端人肉しか食せなくなるということはなさそうだ。]
人狼 居る カ ?
[その声は、聲にもなり。
独り言ちるような乾いた響きが放たれた。]
[食事をしていると聲がまた聞こえた。
やはり誰のモノかは分からない。]
あの声?二度と殺されたくない?
一体何を言ってるんだか…
[ただ確かなのは、聲の主がまるで仔のように感じられて落ち着かない気分になるということだ。
護らなければならないのではないか?という気がしてくる……。]
『あり……がとう』
[誰かの聲に泣き止んだ赤子の聲は戸惑いと共に
何処か嬉しそうだった。
まだ身体の中に溶け切れずに残った魂が、初めて受けた
自分の生を肯定してくれる言葉の主に懐くように。
ここに聲の主がいて、赤子が形を持っていればその手を伸ばして
温もりを求めた所だろうか。]
生きる事は……殺す事だ。
[赤子の聲の後を追う様に、本来の片割れの聲が呟いた。
そうだ、殺されるつもりはない。
混じり合った記憶を抱えて決意の様に呟いた。
血染めの布。
血染めの医者。
今日誰が死んでも。
その姿を訝しむ者はいるだろうか。]
これは、ギリーの声だな。
[どうやら幻聴ではなかったらしい。
だがギリーからは同族の匂いがしなかった。
どういうことだろうか…分からないことだらけで混乱してくる。
私は頭を振った。]
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− 厨房 − [アルコールとアヘン漬けの料理長はそれでもまともな飯を 作っていたようだ。 外まで漏れてくる美味そうな匂いと、騒がしさに いつもと変わらぬ様子に安心しつつ扉を開ける。]
俺の分残ってるか? 後、怪我人も残ってないか?
[扉を開けるなり面子を見渡して纏めて確認を取った。]
(262) 2014/12/10(Wed) 23時頃
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[別れ際に見た道化の顔は、完全に道化に覆い隠されていた。
常に絶望を与える側────道化は言った。
絶望は、より強い絶望を求める。
同じ獣の力を得ていると知ったところで、同族意識を持つことはない。
喉笛に喰らい付く機会があれば、ヒトだろうと、獣だろうと、同様に喰らう。
喰らい、絶望を、畏れを深くする。
それだけが、存在意義であるかのように。]
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あー。お前が元気なのはさっき見た。
[手を上げるホレーショー>>275にこちらもぞんざいな返事。 隣のグレッグもここにはいないがジェレミーも元気だった。 魚が釣れたのか、キイチも無事なのは知っている。]
副船長もフランクも無事だろ。 ギリ―もニコラスもモンドも診た。 後は………。
[船長は最初から除外している。]
リー、調子はどうだ? ヴェラは大丈夫そうだな。 セシルは何処だ?
[残る人数を指折り数えて尋ねてみる。]
(282) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
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[さすがに心象そのものが伝う事は無かったが、
脳内に響く赤子の聲と共に、切ない温もりを感じた。
……気がした。
聲は続く。次は、大人の男の聲。
思い出すのは、船医が髪に触れた際に見せた顔。
さらに別の誰かに呼ばれ
包帯下で耳元がヒクリと跳ねる。]
――…おれ、おれの名 だ
[耳に、頭に、よく馴染んだ響きの主が誰なのか、
名を呼ばれれば明白に理解できたから
躊躇なく「おれの こえ、だ カシラ」と呼び返した。]
そうか、ギリーは狼の聲が聞こえるのか。
[理屈は分からぬが、いつでもギリーと会話が交わせるとなれば私の機嫌は少し良くなった。]
私と、ヴェラと、後1人……か。
[迷える仔犬は一体誰を殺そうとしているのだろうか?]
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[酒禁止令を出した後、厨房の連中にモンドに酒を渡すなと 伝えれば良かったかとも思ったが。 厨房の中に酒好きの怪我人がいる事を思い出して諦めた。 酒に関しては素直に聞く奴なんて見た事が無い。]
舌だけはやられてないみたいだな。
[いつもと変わらず腹と舌を満たす食事を摂ろうと 席を探すが、空いて無ければ立ったまま胃に掻き込んだ。
着替えていないから服は血塗れのまま。 食事の席であまり撒き散らしたい匂いではないだろう。]
(298) 2014/12/11(Thu) 00時頃
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[それに早く立ち去らないと。
食事も美味いのに、まだ足りないと空腹を訴える自分がいる。
溶けた赤子には肉や酒は合わないらしい。
赤子が求めるものは……紅い乳だと、本能と呼べるものが教えていた。]
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あー、お前怪我したのかよ。 大事な船の医者が怪我したら駄目だろ。
[芋を齧り自己申告してきたリー>>295に 眉を顰めて溜息を吐いた。 大した怪我も無いのに大袈裟に騒ぐ奴もいるかと思えば、 1人我慢大会をしている様な奴もいる。 リーは特に耐える方で、いつも最後の方にやって来ていた。 今日もそうだと気を遣えなかった自分に舌打ちしながら。]
優しくして欲しかったら、イの一番に来い。 それ食い終わったらで良いから。 後で待ってる。
[どうやら後片付けは深夜になりそうだ。]
(304) 2014/12/11(Thu) 00時頃
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ところで何話してんだ?
[怪我人の把握をしたところで、先程からちらほらと 交わされてる話題に首を傾げた。 非科学的だとか騒いでいる。 それが先の牢屋での奇声から発展したものだと誰かから 話を聞けるだろうか。]
(312) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
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[ミナカが現れたことで、ひとつ、気付いた。
ネイサンと聞こえぬ”聲”を交わす中、他からも、同じような聲が聞こえていた気がした。
少なくとも、ふたつ。
うちひとつが、この男の声と同じだと。]
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ぎゃんぎゃん騒いでるあいつが一番犬みたいだけどな。
[そんな感想を口にしながら、副船長の労わり>>307に 軽く頭を下げる。]
治療出来る分、まだ良かった。
[死ねば治療出来ないからと、暗に喪った5人の為に 一瞬だけ目を伏せて。]
あんたは怪我するよりも怪我させる方だから、 お手柔らかに頼むぜ。
[すぐに手を出す副船長にからかう様に声を掛ける。 勿論それで出来た怪我人を持ち込まれても、余程でなければ 唾付けて返すだけだが。]
(316) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
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ミナカタは、フランクが食事の席にいない事に気付いた。
2014/12/11(Thu) 00時半頃
[飯も酒も美味いが、物足りない。
スープをぴちゃり、と舌で掬うように飲んだ時。
不意に視線を感じて見上げた先に、ヴェラがいた。]
……。
[聲も掛けずにじっと彼を見つめる。
1年前、彼の包帯を変えた時と同じように、血が騒いだ気がした。]
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一番にイったら? あー、そうだな。 優しくシてやるかどうかは、その日の気分次第だな。 暴れん坊なら体力のあるうちに来て欲しいのは確かかな。
[リーの意味深な言葉遊び>>317に乗っかりながら、 一応真面目な部分は返しておいた。]
じゃあ、後でな。
[空になった皿を床に寝ているニコラスに押し付けて、 医務室でリーが来るのを待つ事にした。]
(331) 2014/12/11(Thu) 00時半頃
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− そして深夜 − [リーはちゃんと治療に来ただろうか。 来なくても探し出して傷を診るつもりだが。 一通り全員の怪我人の治療と酒盛りが終わり、 今度こそ誰も医務室へといなくなった真夜中。
血塗れの服のまま、 船医は絶望を告げ続ける男の元へと向かった。
叫び続けていた男は既に声が枯れ、海を渡る風よりも 音を発する事は無い。]
(339) 2014/12/11(Thu) 01時頃
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仔犬よ…どこにいるんだい?
何をしようとしているんだい?
[そんなことを囁きかけてから。*]
お前の声は絶望を運ぶ。
俺達が生きる途をお前は奪う。
だから俺はお前の命を奪う。
[呪詛の様に吐き出された聲は男だけでなく、
同じく聲を共有する者達にも届いたか。]
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