162 絶望と後悔と懺悔と
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―――やっ、 はなしてぇ、
[マユミねーさんの手が僕から離れて金髪のあいつが目の前に姿を現す。
――マユミねーさんを離して!]
…………、 ぁ
[僕は今度こそ悪夢のような光景を最初から見つめることになる。
ただの人間がバケモノに代わってしまう――]
[僕の言葉は聞いてもらえなかったんだね。
じゃあ、アヤのことはいじめないでって何度も、何度も言ったのも全部、ムダだった?
こいつらには最初から聞く気なんてなくって、アヤは今頃もう――
「なら、死んだ方がいい」
そう言われていれば僕はその通りにできたのかな。きっと無理だ。
アヤは助かったって信じたくて。きゅうけつきが怖いのとおんなじくらいにアンゴにーさんとその仲間を信じていて。
ごめんねにーさん、必ず戻るって言ったのにこんなところに来ちゃって。
今頃アヤも他のみんなも助けてくれてるよね……?]
たす、ける……?
[そいつの笑みを見てると寒気がする。僕がきゅうけつきになるのを選んだ後も変わらずに。
なのにその一言が僕の心をとらえて離さない]
……。
[金髪は僕から離れて黒髪が近付いてくる。
迫りくる牙と痛みに、僕は声を殺して耐えた。たった一つの願いでもって。
―――待ってて。今度は、僕がみんなを助けてあげる*]
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―むかしばなし―
……何故、腕っ節が強いかって? 俺らみたいのは、弱けりゃ死ぬしかねえだろが。
[>>318それから理依とは言葉を交わすことが多くなり、お互いの過去すら語るようになっていた。 いつしか、彼が裡に隠していた罪を打ち明けてきたとき]
……俺もさんざっぱら、ろくでもないことはしてるしな。 その事を悔やむことだって、あるさ。 [窃盗、暴行、恐喝――生きるために悪事に手を染めたこと。 理依とサミュエルを襲撃し、孤児たちを牛耳ろうとしたこと。 理依には全て話したが、とてもリカルダや絢矢たちに話すことなど出来ない]
(357) 2014/02/09(Sun) 16時半頃
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楽になりたいだけなら、とっととサミュエルに懺悔でもなんでもすりゃあいい。 あのお節介焼きは、きっと、それで赦してくれるだろうさ。 ……けどよ、それで、お前は自分を赦せるのか? 本当に後悔してるってんなら、……手前のやったことは、最期まで手前で抱えていくしかねえだろ。
――まぁ、俺も偉そうに言える立場じゃないか。
[思うところを口にし――あぁ、柄でもねェ、と付け加えた*]
(358) 2014/02/09(Sun) 16時半頃
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―名前の話―
直円にいとまどかはきっと何かの縁でむすばれてるんだね
[どちらかというと活発で外で遊ぶ方が好きなマドカにとって、直円正反対の存在だったかもしれない。 リッキィと一緒に本の話を聞いてもほとんど理解できなかったけど。 難しいことを知っている直円は凄いんだと、 同じ漢字を名前に持つ者として誇らしげに見ていた。]
(359) 2014/02/09(Sun) 16時半頃
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―それからの年月―
[一晩で熱も傷も癒えた。
その足で即、城を出た。
どこかでまだ生きているかも知れない家族のために。
その結果が、無表情のまま指を震えさせる現状であった。
城の外にいた人々に石を投げられたのだ。
既に眷属となっている少年を、監視も誰も助けない。
石つぶてで死ぬ筈もなければ不要なまで。
無様に身を縮めて城の中に駆け戻った事で、
脆弱な雛は『家畜以下に怯んで逃げる』という記録を立てた]
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―子分― [別の意味での特別視 ―周 まどかは周の子分になりたがっていた]
(360) 2014/02/09(Sun) 16時半頃
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[時間が来る度、傍仕えが血を流す事を首を振って諌めたが、
給仕は命じられた行動をやめる事はなかった。]
……ごめんな、さい。
[受け入れる代わりに、掌を合わせる事をした。
家族の様子を訪ねて回っても真弓には会えない。
与えられる全部が見た事のないもの。
孤児院の暮らしではゆっくりと温かく育まれていた知と情が、
ひどく冷たく急速に注ぎ込まれていった。]
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―子分― [まどかは外で遊ぶのが好きだった 外に出ても一緒に遊んでくれる友達はいなかったけどそんなのお構いなしでお外に遊びに出かけていた。
あれはいつの事だったかいつもみたいに飛び出していくと、男の子にぶつかった。 後で考えるとまどかがぶつかったんじゃない相手がわざとぶつかってきたのだった。
男の子たちは何が可笑しいのかわからないけれど こちらを見て笑った。だから、まどかも大きな声で笑い返した。 そしたら男の子達の顔はこわばり怖い顔になった。>>167]
(361) 2014/02/09(Sun) 16時半頃
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[ある日、久しく会えなかった家族の悲鳴を聞いた。
いつの間にか、耳は遠く微かな音まで捉えるように、
脚は一息で飛ぶように速くなっていた。
気付かぬ内に、男児の遊びを遠くで見ているだけの
のろまな子供は姿を消している。]
――真、弓ちゃん。真弓ちゃん……?
[扉を叩く。ドアノブを掴んだが鍵が開くかどうか。
微かに漏れ伝う紅の香が、寒気を際立てていた。]
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―子分― [どうしようって思ったけれど。 あやとリカルダがいつの間にかそばにいて しっかりと私の手を握ってくれたから勇気が出た。 もしお姉ちゃんたちに手を出して来たら戦うってそう決めていた。 きたら頭突きでもかまそうと身構えていた]
(362) 2014/02/09(Sun) 16時半頃
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[給仕が入った時のまま、
錠の降ろされてない扉は簡単に開く]
――……、明く ん ?
[血の洗礼を浴びて立ち尽くす。
ゆっくりと戸口を向いた双眸は緋色――、
不吉な月の色に変じてた。
そこにあるのが“家族”だと認識すれば、
大丈夫、と笑って見せようとして、表情は強張った。
そしてそのまま血の海の中に屑折れる]
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―子分― [その時にさっそうと現れた周が結局その子達を追い払ってくれた。]
すごい! 周 かっこいい! 周って名前だったよね? 俺が何処の誰か関係ないっていうセリフも ものすごくかっこいいっ!
[まるいほっぺを紅潮させて興奮して周の周りを飛び跳ねる]
ねぇ、子分にして 子分にしてよ!
[それから何度もねだったけど未だ舎弟にはしてくれていない。]
(363) 2014/02/09(Sun) 17時頃
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[くずおれる真弓に駆け寄る。
毛足の長い絨毯がびしゃりと音を立てた。
全身真っ赤の体を支えようと手を伸ばして、
どうしたら良いのか、と戸口を振り返った]
……真弓ちゃん……っ
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―現在・帝都守護部隊養成所―
おう、来やがれ。
[>>317訓練を挑んできたサミュエルに、不敵な笑みを向ける。
周の得物は雌雄二口の白鞘の日本刀。 匕首は懐に呑んだまま、一尺八寸の長ドスを構える。 対するサミュエルの武器は、凶悪な切っ先もつ九節鞭]
行くぞ――。
[地を蹴り、一筋の矢の如く飛び出す。 振り降ろされる九節鞭を、かわし、距離を詰める。
ジャニスに授けられ、磨き抜いたた歩法は、サミュエルの速さには及ばずとも、変幻自在の動きで九節鞭の的を絞らせない。
自分もサミュエルも――孤児院の仲間達も強くなった。 それでも金色の鬼を討つには、まだ足りない。 だから、周は貪欲に力を求め続けるのだ*]
(364) 2014/02/09(Sun) 17時頃
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……明くん、
わたし、だめだった……、
[明乃進に支えられ、
問いかけるような眼差しで見上げた。
――どうすればよかったのか。
戸口からはほどなく側仕えの者が訪れるだろう。
こんなことは主にとっては計算済みであろう、
すなわち餓えの反動はより強い衝動となること。
雛はその身を持って、ひとつ、学んだのだ]
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―お母さん?― [みんなよりも小さかったからか同じ年の子供がいなかったせいかマドカは小さな子たちのリーダーをきどったり、年上の子供たちの間をふらふらとついてまわったりして過ごしていた。]
それなあに?
[大人しい少年が袂から取り出したものに興味を寄せた。あんまり少年が大事そうに見つめていたのでよく見てみたいと思ったのだ。]
ねぇ、なあに? それ綺麗 まどかにみせて
[手でつかもうとすると邪魔された。 小さいからってあややリッキィには割と甘やかされていたから見せてもらえないなんて事があまりなくて、むきになった。 ねぇねぇ、とぴょんぴょんと飛びながら明之進に強請った]
(365) 2014/02/09(Sun) 17時頃
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[緋色の双眸は艶やかな翳りを含んで、泣いて見えた。
自分が与えられる血に後ろめたさを覚えながら
けれど、甘んじている間も、一人で耐えたのだろう。]
……僕は、真弓ちゃん、にも、生きてほしい。
だから、ねえ。
つらかったら、頼って――いいよ。
家族なんだよ……?
サミュエルは、周との戦いに、まゆを寄せた。
2014/02/09(Sun) 17時頃
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―むかしばなし―
――子分だぁ?
[円のおねだりに、つい、素っ頓狂な声が出てしまった。>>363
気まぐれで街の少年達を叩きのめし、少女達を保護した帰り道。 かっこいい、子分にしてよ、と瞳を輝かせて纏わりつく円に、しっしっと追い払うように手を振る。
三人の少女達はそれぞれ、違うやり方で周を当惑させる。 色街にいた頃、女衒が『女は弱いが弱いからこそ強いし、怖い』と言っていたことを何故か思い出す]
(366) 2014/02/09(Sun) 17時半頃
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俺みたいのに懐いてどうすんだ。 子分になりてえんなら、もっと全うなヤツにねだれ。
[全うなヤツとやらが、少女を子分になどする筈もないのだが]
……あぁ、もう、うるせえな。 少し黙ってろ。 [周囲を飛び跳ね、わいわい騒ぐ円の口に、取って置きの黒飴を放り込む]
おら、帰るぞ。
[彼女が望むなら孤児院への帰り道、空いている右手を差し出すだろう*]
(367) 2014/02/09(Sun) 17時半頃
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[あんまり私がしつこかったせいか 困ったような顔をしてちょっとだけだと巾着を触らせてくれた]
うわぁ…ふんわり柔らかねぇ
[差し出されると今度はなんだか恐れ多くてそっとそっとと気を付けて触る]
これ、何が入ってるの?
[今度は中身に興味を持って、巾着をきゅっっと引っ張りながら、口紐を抑えている明之進の顔を覗き込んだ。]
明にいちゃん?
[泣いてる?>>226 明之進の顔は 困ったような、耐えてるような つらそうな顔にみえたので]
ありがとう、お兄ちゃんの大事なものとっても綺麗ね
[にっこり笑って手を放した]
(368) 2014/02/09(Sun) 17時半頃
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>>364 [九節鞭は、ゆっくりと孤を描く。 それが早くなれば打撃の勢いは増す。 もちろん、訓練は相手をやり込めることではない。 目的は、攻撃を受けないこと、そして、相手を捕獲する動きだ。 その訓練には周がよかった。
だが、サミュエルからすれば、周の戦いは、 少し、眉を寄せるものがある]
――……おい おまー、………。
[言いかけて、止める。 それを人が言ってどうだというのだろう。 代わりにというわけではないが、
刀と鎖がぶつかった時、詰めた間合い、睨みつけていた眼光の光の色がふと、緩んだ]
――……周
(369) 2014/02/09(Sun) 17時半頃
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―お母さん?―
[その後 お袋さんの形見か?>>241―キャロライナに孤児院の床に転がって絵本を読んでもらっていた時だっただろうか―その言葉が耳に飛び込んできた。]
お袋…ってなに?
[キャロライナに聞いてみたらお母さんだって答えを聞いた]
(370) 2014/02/09(Sun) 17時半頃
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あの時のこと、本当に知っでるのは、 ごごでは、お前とおでだけだ。
[周に告げる言葉。 そう、あの金色の吸血鬼、との死の数え鬼。 その時にいたリーと零留は行方不明で]
(371) 2014/02/09(Sun) 17時半頃
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サミュエルは、鎖を押して、周の刀から離れた。
2014/02/09(Sun) 17時半頃
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―お母さん?―
そっか お母さん
[明之進はお母さんに触っているんだ そうか あの幸せなような、哀しいような―泣きそうな顔。 あれってお母さんに触る時の顔なのか
なんとなく納得をした]
(372) 2014/02/09(Sun) 17時半頃
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明く、ん、
――……ごめん、ね……ごめん、
[震える口唇が、謝罪を紡ぐ。
何に謝っているのか、きっと自身もわかっていなかった。
たとえば彼の服を血で汚してしまった、
この時認識してたのはそのくらいだったけど。
でも、その言葉の本当の意味は、まだ 届いていた。
“家族”という言葉に、
双眸が滲むように揺らぐ。
それはいちばん大切なこと。
――血の穢れを落とすように、と、
側仕えが、引き剥がすようにその身を連れて行く。
明乃進から離されるのに、いや、と首を振っていた]
[豪奢な浴室、流れる湯を穢す赤。
まだなだらかな曲線にそって伝い落ちる。
もちあげた指、尖ったつま先、磨かれた氷のような爪。
鏡を見れば、別人の顔がある。
血の洗礼を浴びて、少女は変わる。
拒んでいた全てを受け入れるようになった。
学ぶことはもともと嫌いではなかった。
けれど知識、立ち居振る舞い、教養作法も
好悪など関係なく、ただひたすらに吸収するだけのものに過ぎなかった。]
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[>>369長ドスと九節鞭が交錯し、金属音を立てる。 両手に力を込め、そのまま押し込もうとすると、逸らさず睨みつけていたサミュエルの眼光がふと緩む]
……おい、サミュエル。
手前から挑んできたくせに、気合抜いてんじゃねえよ。 それとも、俺相手じゃ物足りないってか?
[周の言葉を無視して、サミュエルが言葉を紡ぐ。 彼が得物を下ろしたので、長ドスを鞘に納めて話に耳を傾ける]
(373) 2014/02/09(Sun) 17時半頃
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