227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE
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[扉を抜け、突然現れた自分に、"鏡の国のアリス"はどんな反応を示しただろうか。
どんな反応だったとしても、構いはしない。 剣を握るそのてのひらを見れば、警戒は解かないまま。 勿論、必要以上に距離をつめる事は……まだ、せずに]
……大丈夫か、"アリス"。 随分と元気が無い様だが。
[座り込んだその姿が、どうにも痛々しくって。 嗚呼けれど……今が好機なんじゃないか、なんて。 そんな思考は、お首にも出さず。
向ける声音は、意図して柔らかいものを。 すっかり変わってしまったその姿には、まだ口を出さないままで]
(25) 2015/06/26(Fri) 16時頃
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あーそれヘイヤも同じ事言ってたわ。こう、可愛いんだけどな。
耳は。
[強調したのはしかしそれをつけているのが成人男子だとこう、と言う辺りで言葉を濁す。 相手も気にして居るであろう事をわざわざ言うのも趣味が悪い…と、元の自分。 良いから言ってしまおうとするのがディーとダム。 相変わらずの脳内会議はカオスだ。
実際の所血で斑になっている時点で可愛いと言う問題では無いとも言うが、全身血まみれの自分が言えることではないところ。
なにやら返答が返らない、大人しくなってしまった相手の重みは先ほど自分を押し倒して死んだ光のない、黒い目を払拭するようで。 若干の安堵に似た感情]
(26) 2015/06/26(Fri) 17時半頃
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…2対1で有利にする、って言う考え方もあるんじゃ無いか? あーそうね、寂しいわ。
[一人で城の中うろうろするのもね〜と、語尾に音符がつきそうな勢いの言葉は、何処までが本当だかわからない。 相手が敵だとか味方だとか割と今はどうでもよく、やり合わねばならないときはやり合う結果になるのだから。 取りあえずお互い戦端を開く気のない現状、考えても無駄だと思考の放棄。
受け止めた相手が腕の中で呟いた言葉に思わず吹き出す。 そうそうこんな機会はないだろうけれど]
受け止める立ち場に回ることならあるんじゃ無いのか? 俺は先日幼なじみの女に重鎧纏ったまま偉い勢いで飛びかかられた。 もちろん避けた。
[アレは受け止めたら死ぬところだった、と。 何処か申し訳なさそうな雰囲気を持つ相手に恐ろしい幼なじみだろ?と笑う]
(27) 2015/06/26(Fri) 17時半頃
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降りてこい、って言ったの俺だし?
[肩竦め、ねぎらう相手がどう思ってるのか知らないが、やはり相手に対して思うのは,何処か可愛いなぁ、と言う感想]
生憎俺は男も女も気にしない方で? ああ安心しろ、相手の意思は確認するし誰彼構わずでは……。
[ないとは言えないのが辛いところだ。 仕事に必用なら誰彼構わずだし。しかし好みとしてはそうではないのだが。 いや今は関係内から横に置いておこう]
……
[続いた相手の言葉に目を瞬く。冗談だろうと言う事はなんとなく。 それでも相手が顔を近づけるなら此方も距離を詰めてやろうか。 顎のラインをなぞる指が何処か心地良いが、浮かべていた笑みが苦笑に変わって]
(28) 2015/06/26(Fri) 17時半頃
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だろう。無理はしない方が良いぞ。
[こんな時でなければ俺は歓迎だけどな、と付け足して。 そちらの趣味がない相手に何かをする気もない。 相手が離れるなら受け止めたまま回していた腕を緩め]
おもしろかったけどな?俺は。
[立ち上がった彼の服に、乾ききってなかった血が斑についていて、すまん、と謝った。 白い服だと目立つしよく考えたら着替えた、と言っていたかれを受け止めるとか言った自分が軽率だったかと。
差し出された手は有り難く取らせて貰って立ち上がる]
ありがとう。
[一言そう言うと、部屋の衣装ダンスを開けて適当に服を漁る。 今度は取りあえず赤が目立たないように黒い服にしたかったが生憎同じ服かなく。 外を見回す彼脳城で躊躇いなく着替えた。男同士だ、恥じらっても仕方が無い。 着替えた直後、誘われれば考える間もなく頷いた]
(29) 2015/06/26(Fri) 17時半頃
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[ここからどう出るのかもわからないし、相手の“魔法”をもう一度体験するのも面白い。 勝手についてこい、と言う相手の肩に触れれば、そこはアリスの目の前]
……またさっきより随分と色っぽくなってるな。 さっきの綺麗な金糸は抜け替わったのか?
[そこに居たのは自分側のアリス。 軽口を叩いてから頭を振る。 呑気に出来る時間はもう終わったと言って良いだろう。
兎の魔法使いがアリスに攻撃するなら。
此方も容赦はすまいと。 アリスに戦う意思と気力が残っていて、邪魔するなと言うなら話は別だが]
(30) 2015/06/26(Fri) 17時半頃
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[ ( しぶといな…。 Gか。 )
ようやっと離れた手を踏みつけ、一応満足。 さっさと得物を取りに行こうと振り向けば、 視界に映ったのは、迫ってくる鉄球>>238 少し驚きはしたものの、まだ十分距離もあったために、焦りもせず。冷静に対処行動をとることができた。途中勢いが鈍ったのは、そこからがキングの能力範囲だからだろう...と予測。
踏み出そうとした右足を引いて、地を蹴り。 身を引いた所で、体があった場所を鉄球が通り抜けていった。
…もう少し気づくのが遅れていたら 正直、危なかったかもしれない。]
(31) 2015/06/26(Fri) 18時頃
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[いくら自分が有利であれど、 あの鉄球の厄介さは身を持って知っているし、 何よりシュゼットが、そこら辺の奴より遥かに諦めが 悪いということも合わせて考えれば、油断なんてしない。
今もまだ、攻撃の手を緩めるつもりが無いことが窺える。 もう、その体は ぼろぼろだというのに。]
まだ、勝つ気でいるんだ…
[舐められているんだろうか。 これだけしても、まだ。足りないのだろうか。
( もっと痛い思いをさせなきゃ。 )
この状況下なら、鉄球にさえ気を配れば脅威ではないだろうと 相手の動きに意識を向けつつ、足を進めようとすれば…]
[掛け声と共に、空に現れたトランプ兵。]
(32) 2015/06/26(Fri) 18時頃
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[自分以外"全て"の物に影響する能力は 相手を仕留めるために手加減などしておらず。 それが、返って自分を窮地に追い込んだ。
避けようとするよりも、下へと引き付けられる力で加速した トランプ兵の落下速度のほうが速かった。 自分へと襲い掛かったのは、その数4体。]
――い゛、っ ! ?
[思いっきり地面へと倒れこんで、その勢いで顔面を強打。 くらり 脳が揺れる感覚と、一瞬の視界の暗転。 そして耳が拾った、パキンという 嫌な音。
圧し掛かるトランプ兵は、重くはあるが、只それだけ。 挟まれるかのような勢いが緩んで、息苦しさが霧散した。
…それは、相手も同様に。]
(33) 2015/06/26(Fri) 18時頃
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邪魔だ、退け!
[叫ぶも、トランプ兵に命令できる権利を持つのは僕ではなくて。 その権限があるのは只一人、ハートの女王陛下だけ。
キングが壊れた今、殺す唯一の手立てであるフランベルジュは 己の手から離れていて。 呼び寄せの呪文を使おうにも、もはや他の駒は使えない。]
……くっそ、
[憎憎しげに顔が歪む。
いくら手を伸ばそうとも、その手は剣に届かない。 代わりに掴めたのは、辺り一面に散らばっている割れた陶器の破片くらい。
手のひらサイズのそれを 悔しげに、ギチリと 皮膚に、肉に 食い込むのも構わないで、握り締めた。*]
(34) 2015/06/26(Fri) 18時頃
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― 幕間◆観客席にて ―
『 アンタにゃぁ、理解できねーでしょうよ。 させたくもねぇや。』
[そう吐き捨てた兎の言葉を、反芻、反芻。 なかなかどうして人間と云うものは]
度し難く、不可思議なものね……。
[小さく呟いて、見つめる先には、 肉塊と成り果てた”アリス”と。 その少しはなれた場所に散らばる卵の残骸。]
意地、ってやつなのかしら?
[こてん、と首を傾げて、再び悪魔は観劇に戻る。**]
(35) 2015/06/26(Fri) 18時半頃
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[ >>25 ふ と、突然に顕れた扉が一枚。 ]
…… あ? [怪訝そうに、睫毛が揺らぐ。
一陣 風が通り抜けてゆけば、 そこに一枚の扉が開いた。
―― 手の中に握りこんだ シャムシールを握りこんで、
姿がふたつ 現れたのなら、 またたきをひとつ。
>>25さっきの拒絶とは違った柔らかい音と、 >>30漆黒を揺らす軽口を叩く姿。 ふたつに す と 目を細めて ――― 、 ]
…… よお、テメーら。
(36) 2015/06/26(Fri) 20時頃
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―― …元気がねえ?
そーみえんなら、 テメーの目は節穴だろーよ!
ウサギさんよ、
[ 『先刻』会ったのとは違う、 仄暗さで にたり、嗤う ]
[ ザンッ、 ]
[新月刀を地面に思いきり突き立てれば、 足に踏ん張りを効かせて軽く跳ねでもするかのように
軽くは無いが、瀕死の苦痛とは無縁の動きで、 勢い良く その血塗れの姿を立ち上がらせた。 ]
[ 艶を消した色がはためき、 蒼を覗くように紅がぎらつく。 ]
(37) 2015/06/26(Fri) 20時頃
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… 俺は、‟テメーら”まとめて救えるくれーには まーだまだ、やれるぜ?
… っつーて、抜け替わった?
[血滑りに濡れた刀身が、 土を持ち上げるように引き抜かれて 『二人』へと 明確に剣筋をあげて、
ふと。
漸く、視線が彩の変わった髪へ向かう。 ]
何の寝言をほざいて ―― 、
…… うわっ、マジじゃねーか
[闇を吸い込んだ色に今まで気付く余裕も無かったので、 つるぎの筋は向けたまま 紅は漸く鴉羽を捉えるが。]
(38) 2015/06/26(Fri) 20時頃
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[それもまた ころり、 悦っぽい目で‟一人二役”の双子へ流れる。]
ま 細けーことはいーや!
――― お褒め頂きどうも光栄、 黒髪だってイイだろ?
御色直しする前のほーが よかったんなら、わりーがな。
気付かなかったんで許してくれや。
[三日月はまるであのチェシャ猫を 『鏡』に映したように、にたり 嗤って。
炯々耀るむ真紅は殺気に酔う色を浮かべても 警戒の毛並みは 閑にさざめいて。 ]
(39) 2015/06/26(Fri) 20時頃
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[ 獲物を『どっち』から喰らうか、 ころり ころり 、
ふたつを見定めるみたいに、 白いプールを泳ぐ碧玉のめだま。 それは 軽い音の響きと裏腹に、 ちっとも、笑っちゃいなかった。 ]
[ 元々の碧に 湛えていた水瓶満杯の光は、 闇に呑まれ 濁りきったように。
ただ 深淵にあるのは、『殺意』のみ。 *]
(40) 2015/06/26(Fri) 20時頃
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… は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 っ
[ぱりん 音こそ聞こえはしないものの、 地面に押し付けていた圧力から漸く解放される。 めーーーいっぱい息をすって、 よろり 足もとが覚束ないながらも立ち上がる]
よっこら、 、、とと 。 あーいてぇいてぇいてぇ。痛ぇなぁ畜生!
[痛む手を払いながら、痛む腹は知らんぷりして 戻って来た鉄球をずるずると引き摺る。 トランプ兵の下で手を伸ばし藻掻くガキの前にたち、
(踏み潰し返すのもありだな…)
なんて考えて、やめた。 もう遊びは終わりなんだろう?
じゃあ 終わらせてやるよ ]
(41) 2015/06/26(Fri) 21時半頃
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もう一度シュゼット様って言えば、どうにかなるかもな?
[へら、と口元は歪むも瞳は笑わない。 もうトランプの下にいるヤツの声を聞くつもりもない]
『炎《バースト》』
[ 彼へ向けた鉄球は赤く燃え上がる ]
(42) 2015/06/26(Fri) 21時半頃
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──必殺・巨乳アタック
《フレイム・ボンバー》!!!!!
[かつて街の時計塔を破壊したその鉄球で、 トランプ兵諸共、 まだ幼い赤の女王を潰さんと、叩き付けた]*
(43) 2015/06/26(Fri) 21時半頃
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血だらけだけどどっちの血なのやら?
[相手の返り血か自分のか。真っ赤だし怪我しているかもどうかわからない“アリス”に。 どちらにしろ勝ったからここに居るのだろう]
それであんたが倒してきたのは誰……って。 まとめて“救う”?誰が誰を救うって?
[口元が皮肉気に笑った。救うが何を指しているのか確実な判断は出来ないから笑うだけに留める]
黒くなってる。自覚なかったのか。
[目にかかるそれが黒いことにも胃付いてなかったのかと。 悦っぽい視線は綺麗に流して]
そうね、どっちでも良いんだが……髪は。
(44) 2015/06/26(Fri) 22時頃
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[にたりと笑った後さっきを自分にまで向ける“アリス”に]
同じ陣営でも構わず殺しますってか、取りあえず向かって来るならやるけども。 救うって殺すことか?悪夢に取り残される事が“救われる”事?
[そも、人が人を救うという思考自体が傲慢で好きでないと、考えて居るからその一言が引っかかってしょうがない。 人それぞれ考え方があるだろうからそれ以上言う気はないが]
ま、いいや。 もう一度言うぞ?陣営関係なくさっきを向けるなら俺はあんたが自分の陣営の“アリス”であろうとも対応するが、その辺の判断もすっ飛ぶほど“疲れて”るのか?
[仲間割れとか洒落にならねーぞと言いながら腰にぶら下げた双剣に手をかけながら問いかけた]
(45) 2015/06/26(Fri) 22時頃
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― 幕間◆観客席にて ―
[隣からかかる声に、ぱちりと一つ瞬き。]
……飲み物は考えていたが 食べ物は考えていなかった。
[そもそも悪夢の中で こんなにのんびりするとも思っておらず。 否、ナイトメアとしてはなんでも それこそなんだって構わないわけだが。]
…………明日太郎ー! ポップコーン!焦がしバターで!
(46) 2015/06/26(Fri) 22時半頃
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[そう叫べば、 「きさま私をなんだと思っているのだァー!」 というかすかな怒声ののち、 一瞬、視界が暗転して、 サイラスの手元に注文の品が届く]
ゆっくり見て、ゆっくり話してくるといい。 これは一夜一幕の即興劇。 出会うことのない人々を呼んで、行う催しだからな。
[くすり、とサイラスに笑んで 彼が離れるならば、止めることは無い*]
(47) 2015/06/26(Fri) 22時半頃
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ミツボシは、ディーンに話の続きを促した。
2015/06/26(Fri) 23時半頃
ミツボシは、キルロイに話の続きを促した。
2015/06/26(Fri) 23時半頃
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……このなりで受け止められると思うのか。 そんな事しようものなら、腕が折れるだろうよ。
[笑われれば>>27、やっぱりあまり良い気分はしないもの。 女が重鎧で飛びかかってきたというのも、いまいち訳が分からずに。 けれど"恐ろしいだろ?"なんて聞かれたら、同意を返すしかあるまい。
ディーンであればきっと、避けられずに押し潰されるだろう。 出来れば、そんな目には遭いたくない。
可愛いだなんて思われているのを知ったなら、躍起になって否定したのだろうが。 幸か不幸か、彼の心を読む事など出来ないから、そんな事は知らないまま。
揶揄う言葉と共にそっと輪郭をなぞれば、返ってくる言葉に身体が引き攣る]
――……は、
[相手が両刀だと知っていたのなら、こんな揶揄いはしなかったのに。 少々動作がぎこちなくなってしまうのは、少しばかり身の危険を覚えたから]
(48) 2015/06/26(Fri) 23時半頃
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…………、歓迎、って。 趣味悪いな。
[嫌そうな声音。あまりそういう冗談は好まない。
まあ、幾ら男もいけるからと言って、相手にも選ぶ権利があるのだ。 節操が無いわけではない、と。 断言してくれなかったのは引っ掛かりはするが、此処で過剰に反応するのも自意識過剰というものだろう。
相手だって、態々ディーンなどに手を出す程飢えてはいるまい。 ……そもそも、状況が状況だ]
(49) 2015/06/26(Fri) 23時半頃
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面白いもんか。 お前だって傷が痛かったんだろう。
[彼を立ち上がらせながらも、呆れた声で返し。 謝罪されたのなら、何故お前が謝るんだと怪訝そうな視線を。 汚れるのが嫌なら、最初から受け止められたりはしない。 此処で謝られるのはお門違いというものだ。
服を見付けたらしい彼の着替えは、まあ。一応見ない様にしつつ。 ついと窓へ近付き、確認するのは"アリス"の姿*]
(50) 2015/06/26(Fri) 23時半頃
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[扉を抜け、"ディーとダム"と共に"アリス">>36の目の前に。 最初に目に入るのは、握り込められるシャムシール。 それと―― 真っ赤に染まる、瞳]
…………、
[息を呑み、ただ"アリス">>37を見詰める。 にたりと嗤う唇の、なんと不気味な事。
血塗れで、今にも死にそうななりをしている癖に、どうして。 どうしてそんな風に、わらえるんだ。 ――ディーンが見たいのは、そんな笑みではないのに。
二人が話す間、視線は紅い瞳から逸らす事も出来ず。 小さく震え出す身体は、隠せはしただろうか。
黒い髪も、纏う服も。"彼"とは違う筈なのに。 顔形と紅い瞳、不気味に笑う姿が、どうにも重なり合ってしまって]
(51) 2015/06/26(Fri) 23時半頃
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[何処か呑気な彼等の話>>38>>45を聞きながら。 じり、と。半歩だけ後退してしまったのは、全くの無意識の事]
…………仲間割れなら、勝手にしてくれ。 私を……巻き込むなよ、
[漸く絞り出した言葉は、随分と掠れて響いた。 まるで選別するみたいな視線>>40から逃れたくて、また一歩、後ろへと。 いつだかそうしたのと同じく、身体を庇う様に
応戦する、という様に双剣へと手をかける"ディーとダム">>45に、僅かばかりの安堵の吐息を。 いっそ勝手に潰し合ってはくれないだろうかと、そんな期待を抱きつつ。 まあどうせ、そう簡単にはいってくれないのだろうから……ディーンもまた、ナイフを手中へと]
随分と、様子が違ってしまった様だが。 ……一体あんたに、何があったんだろうな。
[独白めいて落としながら、笑っている様で笑っていない瞳に、苦々しく舌を打つ。 詮索するつもりも、答えが得られる気もしていない。 取り敢えず……"アリス"が"ディーとダム"を"選んで"はくれないかと、唇を噛み締めた]
(52) 2015/06/26(Fri) 23時半頃
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さーあ、「猫」のと言いたいとこだが。 ―― せーかいは、‟どっちも”じゃねえ?
[>>44『どっちの血やら』と仄めかされれば、
黒く染まった睫毛が 肩先から存在しない、右腕を見下ろした。 隠したとこですぐにバレるものは隠す気はない。
―― だから、ショールは 「左腕」にかかったまま。
‟倒した”のは、「チェシャ猫」と影は暗喩する。 ]
(53) 2015/06/27(Sat) 00時頃
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生憎、髪なんか気にしてらんねー程 激しいダンスだったもんでさあ、 それは俺まで『救われ』ちまいそーな程によ!
[皮肉気な口許はさらり 気にも留めない。 すくり、肩を竦めてはまた からからっと。 ]
… っはは、二人、いや三人? そんだけいたら頭まで悪くなるわけじゃねーだろ?
『俺』が、『テメーら二人』を…だよ。 [常より遥か高い調子で嗤いあげて、 煌めきは 金と黒、ふたつを捉えて流れる。
響く、艶めいた低い声が空を震わせた。 ]
取り残す? … はっ、んな訳。
(54) 2015/06/27(Sat) 00時頃
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