224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜
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[ケイトは可愛い。こぼれ落ちそうな程大きなお目目、艶やかな唇に林檎みたいな赤いほっぺた。今のケイトは、まるで昔読んだ御伽噺に出てくるお姫さまみたい。]
とっても、とっても、綺麗。まるで、お姫さまみたい。
[それなのに、わたしは。せっかく、ドロテアさんのお洋服を着せて貰ったというのに。普段のとおり、化粧もしてない。紅の塗っていない、白い肌。連日の徹夜で、昨日も明け方まで針仕事をしていたせいで、身なりを気にする事も余裕もなくて、急いで編んだ三つ編みは所々跳ねている。]
(14) 2015/05/27(Wed) 16時頃
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[お姫様になれないわたしはお針子がお似合いで、それなのに一端のナイトを気取ってこうして彼女を迎えに来ちゃったりして。 本当に会いに来て欲しかったのはわたしじゃないかもしれないのに。 彼女にお似合いの素晴らしい騎士がきっと直ぐ現れる。脳裏に蘇るは先程の光景だった。]
(15) 2015/05/27(Wed) 16時頃
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あのね、ケイト…。わたし…。貴女の為に、ワンピースを仕立てた、の。 良かったら、受け取ってくれるかしら…?
[ケイトの為に仕立てた、彼女に良く似合う菫色のワンピースを籠の中から取り出す。そっと両手で抱えて目の前に差し出す。元は白い布だが、隅から隅まで紫色の糸で刺繍が施されていて菫色のドレスに見えるのだ。銀の針でちくちくと一針一針心を込めて縫い上げた。 ケイトが幸せになれるなら、わたしは針子で構わない、の。]
(16) 2015/05/27(Wed) 16時頃
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[――わたしの嘘つき。]
(17) 2015/05/27(Wed) 16時頃
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(…ああ、アニス。貴女に会いたい……。)
(18) 2015/05/27(Wed) 16時頃
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[吹雪は風に乗せ冷気と雪を運び、木々を震わせる。 ケイトの手へと自身の手を伸ばした。もしも、その際に赤くなった目元に気が付けれたのなら。「どうしたの?泣いてたの?」と穏やかに訊ねながら、ケイトの顔へと伸びて優しく触れただろう。]
さあ、吹雪が酷くなる前に戻ろう?
[嫌がる素振りがなければ彼女の手を握って帰途についた。けれども、ごうごうと吹き付ける吹雪に、祭りの会場へ戻ることはなく、宿屋へとふたりは逃げこんだ。*]
(19) 2015/05/27(Wed) 16時半頃
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― 回想/いつかの ―
[「あのね、しめおん。」かつて、ランタンを片手に一緒に夜道を歩いたとき。わたしはシメオンに教えたんだった。傍にそっと囁く。まるで、内緒話するみたいな声色で。 「あの子はね、わたしの大切なお友達なの。辛いとき、寂しい時、何時も側に居てくれた。 いつか、しめおんにも会わせたいな。アニス、に。」 些細な異変にはわたしは気付けず無邪気に笑った。くすり、くすり、笑い声は雪に吸い込まれて――音は、消える。手のなかにある温度だけが全てだった。]
(20) 2015/05/27(Wed) 18時頃
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― 回想/宿屋 ―
[宿屋へ着くやいなや、疲れているだろうにパルックの手伝いをしようとするケイト。 わたしは見ていられず、]
だめよ、無理しないで。 貴女、疲れてるじゃない。
[そう、声を掛けたが。ケイトは休もうとはせず、あまつさえ自分の事を気遣い厨房へと消えてしまった。]
(21) 2015/05/27(Wed) 18時頃
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[暖炉の近くの椅子に腰を降ろしてホットサングリアを受け取る。 窓の外を見る。吹雪は弱まるどころか更に勢いを増していた。]
(22) 2015/05/27(Wed) 18時頃
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[もし、吹雪が晴れて雲の隙間から夜空が覗くようになったならば。東から冬の星座たちのにぎやかな顔が見られるようになるだろう。そう、澄んだ冬の空には、合計7個もの1等星が燦々と輝く。そのなかに、ふたご座のカストルとポルックス。二つの星がある。 そう、それはわたしとAのようだ。その星までの距離は、此処から2800光年。だからわたしが光の速度で飛んで向かっても、辿り着く前に、死んでしまう。あの子に会えるなら焼け死んだってわたしはかまわないのに。星はわたしをそこへ連れてってくれない。]
(23) 2015/05/27(Wed) 18時頃
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[わたしが吐いた息は、寒さに白く凍った。激しい吹雪のせいで自宅に戻る事が出来ず宿屋に泊まった。 部屋の中と言えども深夜は大分冷える。手を伸ばしても、星を掴めそうにはなかった。伸ばした手は薄い、一枚の壁に阻まれて。 わたしはひとり、窓硝子に手をついて外の様子を眺めている。思い出すのは、昼間聞こえて来た村人達の噂話し。ふるり、身体が震える。]
アニス、貴女に会いたいよ…。
[外は暗くても家の中は明るかったから、窓にはわたしの姿が映る。掌と掌が重なる。黒い瞳のわたしが、笑った。]
(24) 2015/05/27(Wed) 18時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/05/27(Wed) 18時頃
ケイトは、ジリヤに話の続きを促した。
2015/05/27(Wed) 19時頃
ケイトは、ジリヤに話の続きを促した。
2015/05/27(Wed) 19時頃
読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/05/27(Wed) 19時頃
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[ヴィスパタインとヨアヒムの攻防を遠巻きに眺める。 止めに入るべきなんだろうが、正直巻き込まれたくないし。 もうすでにリーとアランが間に入ってるのもあるし。 自分まで行く必要はないだろう。]
…なんであの人、あんな偉そうなんだろう。 偉い人なのかな?
[太った男はまるで豚のように悲鳴をあげた。 豚ならば捌けるし、それを美味しく食べる事も出来るけど。 あそこで喚いてる男はどうしたって美味しくはなさそうだ。]
(25) 2015/05/27(Wed) 19時頃
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[―――――――――ガシャンッ]
(26) 2015/05/27(Wed) 19時頃
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[は、と音がした方へと目を向ける。 窓が割れた、まるで何かが侵入したかのように。]
雪、入っちゃう。 パルックさん何か塞ぐもの。 僕修理するから。
[どうにも不吉な思いが胸を渦巻く。 こんな嵐、滅多にあるものではないからきっと不安になっているだけなんだろうけど。
パルックに修理道具の在処を聞く。 それは裏口から出てすぐの小屋にあるらしい。 裏口のドアを開ければびゅう、と雪が吹き込んで顔を打つ。 短いこの距離でも遭難してしまいそうなほどに視界は白く染まっていた。 それでもなんとか小屋へと辿り着き、中から修理道具と割れた窓を塞ぐための板を見つけ。 窓は無事に修理出来た。 その代りというわけでもないが家に帰る事は出来ずに宿屋に泊る事になるのだった。]
(27) 2015/05/27(Wed) 19時頃
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― 二日目・朝 ―
[猟師の朝は早い。 習慣で早くに目が覚め、しかし猟に出るわけでもなくぼんやりと部屋の中にいた。 そんな時だった、悲鳴が聞こえたのは>>2]
今の、ケイトさん…?
[何かあったのだろうか。 随分と切迫した声だったようで、不安を覚えながら悲鳴の聞こえた方角へと向かった。]
(28) 2015/05/27(Wed) 19時頃
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パルックさん、なんで。
[俯せに転がっている男の死体。 その目は真っ直ぐにケツに向かっているのは雪鬼を思い出したせい。 呆然とそれを見ていればヴィスパタインが冷静に死体へと毛布を被せてしまった。]
……雪鬼《スニェク・ディアボル》が本当にいるの? 窓、ちゃんと塞いだのになんで。
[割れた窓は塞いだ、だからそこから侵入されるはずはない。 なんて考える事は現実逃避なんだろう。 だって現にいまここに、ケツの凍った遺体があるのだから。]
(29) 2015/05/27(Wed) 19時頃
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―昨晩―
[騒動はぼんやり眺めていた。 遠目に、遠巻きに。 もう渦中に巻き込まれるのは厭だから。
ひとつだけわかったのは、ヨアヒムと呼ばれる男性が いや、あの男が。 やはり―――自身の帰る場所を奪った者と 同じ種類のにんげんだ、と、いうこと。 ]
(30) 2015/05/27(Wed) 19時頃
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[硝子の割れる音]
[とおくきこえた。 真正面から受け止めたら、私の中の何かも一緒に 壊れてしまいそうだった。
割れた後で修理を急ぐオスカーに ああ、硝子が、と認識し そのあとのことはぼんやりとしか覚えていない。]
[酷い吹雪で外に出られそうにないこと。 いやな―――とても嫌な感覚。 踏みしめるように階段を登って、あてがわれた部屋のドアを閉じた。
祈るように。怯えるように。 だけど、膝は笑っていた。]
(31) 2015/05/27(Wed) 19時半頃
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―深夜―
[夜を眠って過ごすことができなかった。 これから何が起きるかなんて未だ知らない。 だとすれば何故?
ヒュウヒュウと外を吹雪く雪が、 まるで叱責の声のようにも聞こえる。
「どうして逃げたの」 「どうして、ボクらを助けてくれなかったの」 「お姉ちゃん」―――]
っ、ぃ……
[歪んだ悲鳴は抱え込んだ膝に吸い込まれる。 時間が巡り、朝が来たことにも気づかない。 或いは、明けない夜があるなら、きっと今がそう。]
(32) 2015/05/27(Wed) 19時半頃
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[朝方の悲鳴に>>2、抱くものは諦観にも似た。 知っている。 どんな時に人が、そんな悲鳴を上げるのかを。]
……。
[悪い狼が来たんだ。きっとそうだ。 悪い狼は私を食べてしまうんだ。 そのほうがいいのかもしれない。 悪意も失意もなにもかも、喰らってくれればいい。
―――しかし目にするのは その愚かな願いすら打ち砕く ケツ。]
(33) 2015/05/27(Wed) 19時半頃
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[まだそれが死体だと認識するより先に 男性が毛布で隠してしまったもの>>5]
……見せてください。
[低く告げる。]
現実を受け入れなくちゃいけない。 人は、真実を知る権利がある。
[問答無用で毛布を捲った。]
……、ッ
[紛れもない、そこにあるのは生の残響。 死の残り香。 そしてこのパルックという人物だったものは 入れ物と化していた。]
なんで……
(34) 2015/05/27(Wed) 19時半頃
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なんで
お尻が凍ってるの……?
[雪鬼の詳細を知らなかったゆえの純粋な疑問が 呟きとして重く、その場に落ちるかもしれない*]
(35) 2015/05/27(Wed) 19時半頃
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メルヤちゃん…
[昨日、親しくなったばかりの女の子。その様子は昨日とはまるで違っているようで。当たり前だ。死がそこにあるのだから。 何か声をかけようかとしているうちに落ちた呟き。>>3 静寂の中、静かに口を開く]
……雪鬼って奴は。 魂を尻の穴から引きずり出して喰っちまうんだと。 だから、こういう風に、尻のトコだけ凍る。
………。
[それは即ち、この死は雪鬼の手に依るものだと言っているようなもので。再び、口を噤んだ]
(36) 2015/05/27(Wed) 20時頃
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怖がらないで。私が傍にいるわ。 貴女を、護ってあげる。
(37) 2015/05/27(Wed) 20時頃
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[細められたひとみが、瞬かれ、開いて。 ぱちり、透明なブルーのなかで ひとつのほしが輝いた。]
[わたしは、眠ってしまった。窓辺から離れて、テーブルに置かれた籠の中から銀のナイフを取り出す。 優しい、ケイト。幼馴染みの彼に、兄のように慕っていたアラン。母のように気に掛けてくれたドロテア。 だけど、私は知っているの。
誰も、護ってはくれない。]
(38) 2015/05/27(Wed) 20時頃
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[氷雪の様に、冷たい印象を与えるナイフ。 ナイフの握りを左手で持ち、そっと右の親指を刃に垂直に当てて刃の具合を確かめる。滑らかだが硬い刃の感触が皮膚の表面を伝わってきて。]
(「わたし」は私の手で護る 。)
[ふっ、と息を吐くよに 薄い笑み。 鈍く光るソレに 睫毛を伏せた。*]
(39) 2015/05/27(Wed) 20時頃
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―――――――…、雪鬼が…いるの、ここに?
[ケツが凍った遺体がある。 普通の人間がケツだけ凍らせるなんて器用な事出来るはずもない。 つまるところそれは。]
この中の、誰かが…そんなわけないよね。
[犯人はこの建物の中にいる。]
(40) 2015/05/27(Wed) 20時頃
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― 翌朝 ―
[針仕事を終えた。昨夜は、良く眠れた。 髪を梳かしていく。丁寧に、銀色の髪を編み込めば、鏡を見つめて微笑みかける。]
おはよう、――。
[部屋の外が騒がしい。扉を開けた。]
(41) 2015/05/27(Wed) 20時頃
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[部屋の外にはケイトが居た。>>12 何故だか酷く慌てた様子。何かに怯えているよう。]
どうしたの、ケイト? 何があったというの。
[(怯える、…何に? 既に起きた惨劇も知らずに、)宥めるように柔らかな亜麻色にそっと手を掛けた。 優しく撫ぜて、ケイトから離れてみんなの集まる厨房へと。]
(42) 2015/05/27(Wed) 20時頃
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―――、…
[雪鬼。>>36 リーが紡ぎ始めた言葉の最初の単語で まさか、そんなと、思うけれど 雪鬼の伝承を聞けば――ああ。 臀部が凍る道理が通った、通ってしまった。]
じゃあ、パルックさんは……雪鬼に……。
[御伽噺だと笑い飛ばしたはずなのに だけどどこかで、人々が不安げだったのは この今を迎えたくなかったから、なんだろう。]
(43) 2015/05/27(Wed) 20時頃
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