人狼議事


17 吸血鬼の城

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 02時頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 02時頃


[これは女が失った過去の記憶の欠片。


女は良家の娘として人として生を受けた。
元来身体が弱く外に出る事も稀だった。
唯一知る外の世界は白薔薇の咲く庭園。
遊びに来てくれた二人の兄妹だけが心の慰め。

医師から二十歳まで生きられぬと宣告されていた。
長く生きられぬと知りながらそれを嘆くことはなかった。
もう少しだけ丈夫であれば、と思ったことはあるけれど
限りある生をひたむきに生きていた。

残る時間があと二年に迫った時――
この城の城主と出会う。
出会いは白薔薇咲く庭園だった。


――美しくも哀しげなひとだと女は思った。]


【人】 執事見習い ロビン

>>127
ええ、人間です。ほら、その証拠に……

[口を裂くように開き、糸切り歯がある辺りまで見せる。そこには眷属たる証の牙は無く、人間の歯並びと言えるそれがあるのみ。]

それ以上のことはお尋ねにならないのですね。

「何故人間であるのに吸血鬼に荷担するのか」、とか。
「何故人間が人間を殺すのか」、とか。

……記者の方は、たいがい「理由」を根掘り葉掘り聞いてくるものかと考えていましたから、不思議でたまりません。

(133) 2010/06/23(Wed) 02時頃

[無知な女は彼を魔性だと気付かない。
気づいた頃にはすでに手遅れ。
城主は女の命が短い事を知り憐れに思ったのか
時を止める術がある事を明かす。

このままで良いのだと、女は抗った。
神から与えられた命をまっとう出来るだけで良い。
家族や親しいあの兄妹と離れるのは辛いと
――そう、一度は拒絶したのだ。


けれど次に目覚めた時には
抗った記憶も人だった記憶も失っていた。


否、本当は何か大事なものをなくしたのだと
それだけはわかっていたのだけれど

此方を見詰める城主の眸が何処か寂しそうに感じられて
その日から、城主の傍にあることが自分の存在する理由となった]


――…私の望みはお兄様と共にあること。


お兄様がそう仰って下さるなら
私は限りある生を――…


[言い掛けた自身の言葉に、瞬く。
何を言おうとしていたのだろう。
緩く首を振りその言葉を打ち消した。

続けるべき言葉が見つからず女の聲がぴたりと止んだ]


執事見習い ロビンは、靴磨き トニーの言葉を聞いたが、城主>>125の言葉に、黙って目を伏せ同意するのみだった。

2010/06/23(Wed) 02時頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 02時頃


【人】 執事見習い ロビン

[大男の亡骸を引き摺って歩くトーニャ(>>134)のことは、特に止めたりはしない。かといって、手伝おうという意志もないのだが。]

[そしてイアン>>137に向き直り、]

そうですか。
ならば、私も貴方に「余計な詮索」をするのは止めましょう。

人間からすれば噎せ返るような血の臭いに慣れるのも、時間の問題でしょうし。

[コツコツと足音を立て、イアンの方へと近づく。
 その距離を縮めて、一歩、また一歩――…イアンの鼻先と己の鼻先が掠め合うほど近い場所に立ち、囁くように告げる。]

ああ。
今度は殺戮の場にいらっしゃっても構いませんよ。
もしかしたら、私の死に目が見られるやもしれません。
それはそれで、興行(ゴシップ)的にも素晴らしい記事になりましょう……

[拭われなかった返り血は、皮膚の上で既に黒く変色している――その臭いは、血の惨劇に慣れていないであろうイアンにどう捉えられるのだろうか。

 そんなことはおかまいなしに、黒色に染まった従者はイアンの唇に一度そっと息を吹きかけると、唇を横に引くように笑って、惨劇の部屋を*後にした*]

(143) 2010/06/23(Wed) 02時半頃

【人】 執事見習い ロビン

>>139
心得ました。
随分と長い跡ができそうです。

お伽話で、進路にパンを落としてマーキングするという話がありましたが、あれと同じなんでしょうかね。

さしずめ私は、パンを食べてしまった鳥のようですね。トーニャ様に怒られなければ良いのですが。

(146) 2010/06/23(Wed) 02時半頃

執事見習い ロビンは、再び城主に一礼し、惨劇の部屋から*姿を消した*

2010/06/23(Wed) 02時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 02時半頃


[記者を連れ歩きながら
知人に先立たれ独り生き延びてきた過去を振り返る。
若いうち、未だ人と己の区別がつかなかった頃

幾度求めた手を振り解かれたか
幾度理由も無く虐げられたか
あまりに遠い昔の話は、霞がかってしまって

鮮明なのは、此処数年の出来事]


[未だ、城で宴を催す前の事だった。
食事の度に夜の街を彷徨い
月明かりの下、白薔薇の庭園でひとりの娘を見つける。
儚い夢のような娘だと感じた。

其の理由は直ぐに知れる。
警戒心も無い様子で、語りかける声
ならばと、正体を明かし
其の身に永遠をくれてやろうと誘いかけた。

美しい華が、枯れる前に散るのが惜しいと思う。
珍しいことだと自嘲した]


[喜ぶかと思った娘は、首を縦には振らなかった。
思い通りにならぬ歯痒さ。
彼女もまた私のものにはならぬと言う
拒絶した彼女に
気付けば牙を立てていた。

血を分け与える行為は、微妙な匙加減が必要なもの。
女の血を吸い尽くす手前で止め
命の散りかけた其の身を次は己の血で満たす。
人ならざるものへと変わっていく
其の身で受け止めきれぬほどの快楽が
彼女の記憶を何処かへ飛ばしてしまったのか]


[意識を飛ばした娘を連れて、城へと戻り
熱が出たのか毒を中和すれば良いのかと、
下僕に薬を買いに走らせる。
今思えば愚かなことだ]


 ……私のローズ。
 永遠を生きるもの。
 共に――…


[翡翠の瞳を再び見る事が出来た其の時から
刷り込みのように、幾度も繰り返す言葉。
ぴたりと止まった彼女の聲
城主は甘く優しく囁き続ける。
錯覚も永遠に続けば、其れが真実となるだろうから*]


――…うそつき。


[死を望んでいた白薔薇に対する聲は
震えの混じる情けないもの]



 ――……聲が、

     聲が、震えておいでですよ、お嬢様――

[半覚醒のなかで囁きに応じる聲。
常の柔らかな響き、
けれど、どこか硬質な――]


[――新たな聲が聞こえた。
自らが招いた事だというのにそれが怖ろしく哀しい]


――……、


[逡巡するような間が生じた]


貴方の気のせいよ。


[沈む聲がそう答えた]


 ああ……

[目覚めの吐息がひとつ]

 ――気のせい……
    左様でございますか、ならば結構、


              ――お可愛らしいことですね?

[囁くそれは、砂糖菓子のような甘い聲]


[城主の甘く優しい囁きが鼓膜を震わす。
幾度となく繰り返された言葉がじわと染みて]


やはりお兄様にお任せすれば良かった。


[求めた白薔薇の変貌に女の心は追いつかない]


お兄様――…
私はまた、間違えてしまったのでしょうか。


[甘い白薔薇の聲に心が震える]


可愛くなんて、ない……
偽りは、…やめて……


[これは違う。
違うのだと自らに言い聞かせながらも
途惑いは隠せず上擦る音色]


 
 
[ツキン、と、鈍い胸の痛みが女を苛む**]
 
 


[上ずる声音を聞けば、吐息に笑みが混ざる]


 ……ああ、ではどんなお言葉でしたら、
 信じていただける?


         あなたのお望みのままに、
         謳って差し上げますよ、お嬢様――……


[その声は耳触りだけは、まろやかでやさしい**]


【人】 執事見習い ロビン

−執事控室:黒薔薇の部屋−

[無慈悲なダガーの手入れをし、自ら捩った右手首の傷を手当し、一息つく。傷口が空気に触れるたびに、血を流すたびに、命の危機にも似た感覚を呼び覚まされるのだ。]

……生きている。
私の肉体は生命を持っている。
なんという悦楽だろう。
肉を捩り、血を噴き出し、痛みを感じる肉体がある……

[死体となった者の肉を思い出し、包帯を巻かれた自分の肉が血を流している様子と見比べ、思いを馳せる。]

……もっと、痛みを。
私の生きている証を。
極限の痛みの果てにある、理屈抜きのエクスタシーを。

(184) 2010/06/23(Wed) 07時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[手当てを終え、返り血を浴びた服を着替えると、白薔薇の部屋に続く扉を開いた。]

……白薔薇、入りますよ。[3度、扉をノックする。]

先程、私は旦那様に仕事を申し付けられましてね。手伝って欲しいというわけではありませんが、旦那様とお嬢様の護衛を……

[と、部屋の中を覗き見る。そこには、唇よ寄せる男女の姿があり、その周囲にはえもいわれぬ程に薫る薔薇の瘴気が広がっていた。]

………成る、程。成る程。よく分かりました。そういうことなのですね。
[喉を鳴らして小声で笑う男は、その様子をまじまじと見つめる。]

堕ちた天使とはよく言ったものです。私は神など見たことはありませぬが、天使たらいうものは今この場で初めて拝見致しましたよ。

「なんとも神々しいお姿だ」。

いいえ、天使様のお手を煩わせる訳には参りません。「従者は私ひとりになった」。その事実は、今ここにありましょう。

それでは、お嬢様、「白薔薇様」。ご機嫌うるわしゅう。

[くつくつと笑って一礼すると、黒薔薇はその場を後にした**]

(185) 2010/06/23(Wed) 07時半頃

[ふと、



                声が増える
                  増えた。]


 ――……セシル?


[声ならぬ聲が混じる。
よく知ったおと
瞼を閉じれば、其の先に
手元に置きたいと思った蒼天は色を変えて]


 ふ……ふふ


[吐息の間で笑みを浮かべ、可笑しなことだと囁き零す]




 私のローズ
 お前の望みは叶っただろう?

 ……セシル……目覚めたか


[愛しい
そんな感情が魔物に存在するものか。
是は執着
朱に交わり染まる蒼がただ惜しいだけ
胸に渦巻く甘い痛みの説明を
誰も城主に授けてはくれぬ**]


[重なり響く己の名の音]

 おはようございます、旦那様――…

  嗚呼、心根のかろやかなこと、
  ―――…私は、今まで何に捕らわれていたのでしょう。

[失われたのは闇にあって尚、善美に焦がれる心
枷なき薔薇は、棘を恥らうこともない]


【人】 執事見習い ロビン

>>197
……左用ですか。

[「無用な警戒」……その言葉を耳にし、黒薔薇は自分の鼓動が高鳴るのを感じた。]

私の仕事は、私にこそ相応しい「汚れ仕事」にございます。
己の牙で血を取り込むことができぬ「ヒト」の身故に、剣を用いることでしか血の華を咲かせられぬ、憐れな「ヒト」の。

[グラス1杯分の血液を失った心臓がどくりと波打つ。
 愉悦と嫉妬の狭間で、強く、激しく。]

それでもおいでになりたいのであれば、どうぞ。

それから、お嬢様。
随分と「お疲れ」のご様子……どうぞ安全な場所でお休みくださいませ。

(199) 2010/06/23(Wed) 12時半頃

 ふふ……
 つまらぬひととしての未練に囚われていたのかどうか
 私はお前で無い故に、わからぬが。

 良い目覚めを迎えたようだな
 私の――…白い薔薇。


[蒼天は地に堕ちた。
胸を鳴らすこれは、其れを惜しいと思う何か。
けれど淫猥に囁く声音に曇りは無く
新たな眷属を歓迎している]


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 12時半頃


[響く声、

             そして、フロレスクは完全に落ちたか。
             と、思えど、

 それをもう何かいう資格はまるでない。]

 ――……

[声は出さぬが気配は伝わっただろう。]


はい、目覚めはとても心地よく、
感謝しております、旦那様――……、


[惜しまれたものを省みることはなく、
声はまどろむような甘えを滲ませて]


【人】 執事見習い ロビン

[男は、掃除道具を持って廊下を歩く。血の跡を指でなぞり、小さく息を吐いた。]

……本当に、お伽話のパンくずのようだ。
フェイクも用意しておらず……どういうルートを辿ったか、たいへん分かりやすい。まあ、子どもの時分からそんな知恵を身につけていたら、それはそれで末恐ろしい話ですけれどもね。

私は嘴は持てど、鳥ではないから食べられない。

……吸血鬼という種族になれば、此処は芳醇な香のするワインセラーか、或いは……

[血を啜るサイラスの様子を思い出し、意図せずぽつりと呟く。]

……目の前に餌をちらつかせては生殺しを強いる、拷問部屋のようなものか。

[床を拭く動きに合わせて、黒薔薇の腰に控えている無慈悲な2本のダガーが、不規則な音を*立てている*]

(200) 2010/06/23(Wed) 13時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ロビン 解除する

生存者
(9人 79促)

ロビン
18回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
客席
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.093 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび