人狼議事


298 終わらない僕らの夏休み!

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[部屋でしゃくり上げているときっと母親に気付かれてしまうだろう、と気付いたのはいくばくか時間が経った後だった。
息を殺して嗚咽を噛み殺す。

嗚呼、こんな化物になった癖に、こんな感情一つをどうにもできないなんて、何て間抜けなんだろう。
情けないんだろう。
呼び止められない内にリビングをすり抜けて、外へ出た。

大好きな母の顔が、その目尻に寄った小さな皺が見られない。
何度も言おうとしたのに、その小じわを指摘したら烈火のごとく怒るから───

お母さんかわいいよ、私もお母さんみたいになりたい。
そんなかわいい皺のあるおばちゃんに私もなりたい。]

[何度も言おうと思ったのに]

[そればっかりだ、そればっかりだ、私は]


【人】 師範棋士 千早

──神社──

[ 繰り返される今日のことを、
 すっかり忘れてしまった鹿崎先輩以外、
 お祭り会場に、探している顔は見当たらなくて。

 どうしようかな。と考えあぐねていた頃に、
 ぽんぽんと軽快な通知音を立てて、
 澪先輩からの返信>>58>>61を受信する。

 ふんふんとそれに目を通して、
 突然のプールという文字には疑問もあったが、
 皆が行くならという思いで返事を打つ。]
 

(69) 2019/09/06(Fri) 21時半頃

【人】 師範棋士 千早


 『 わかりました。準備したら行きます! 』
 『 グループチャットもお願いします 』

[ それから、グループチャットや、
 個人メッセージ間で起こっていることも知らず、

 すこぅし先に見える背中に声を投げかけたのは、
 ほんの気まぐれというか、思い付きというか、

 何がどう転ぶかなんてわからないけれど、
 千早の思う応援って、そういうことでしたから。]

 鹿崎せんぱーい、なんとなくですけど。
 今日のラッキースポットはプールだと思います。

[ 鹿崎先輩プールが好きそう。とは思えないから、
 そんな意味深な言葉を投げるだけ投げて、
 自分は支度をするため、帰路についたのだった。*]
 

(70) 2019/09/06(Fri) 21時半頃

[9月1日のあたしはせわしく指を動かしている。
そのくせあたしは無関心だ。
9月1日を繰り返すことを止めたい人にも、
反対に、続けたい人にも。

この街の仕組みが仕組みとして機能して、人を平らげ、9月1日を無限に繰り返すことを完璧なものにしたとしたら?

それでも、あたしは『無限』に興味をもたないだろう。

あたしの気持ちが秋山先輩に向いていて、秋山先輩がたとえこころよい返事をくれたとして。
この街がずっと9月1日を繰り返して、嬉しい返事をもらったとして、なにせ元にもどるのだから、先にはなんにも――なんにもない。

それでもあたしは『無限』に興味はなく、でも嫌がらない。
『達成できるまで何度でも試す』ことにあたしのすべては向っているのだ。]


[きっとあたしは

・・・・
生きたいというシンプルなことすらわからない。

最早、そういうものではなくなっていた。]



[夕方に秋山先輩が死のうが生きようが、

何億回ためしたってかまわないなら
『夏休みまでに気持ちを伝えること』はできるかもしれないでしょう。]


[なんで。
 なんで。
 なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで]

なんでだよ、なんで、せっかくさ、仲間だったのに、なんで、そうやって、俺は、ひとりはやだ、ひとりはやだ、いなくなったら減るんだ、減らない方がいい、なんでそうやって、みんな、忘れて

[そうやって、みんな、忘れてく]


[俺も?]


ひ……

[喉を詰める音。
 なんで、はいやだ、に変わって、けれど対処法も思いつかなくて、だけどじっとしていられなくて、ぐしゃぐしゃと頭を、首筋を、胸をかきむしる。
 そうなったら意味がないんだ、このまま、このまま繰り返さなきゃ、明日が来る、明日が]


/*
中身で大変失礼します
折角確定黒をいただいたので、表ログで「襲撃・追放された人の魂的なものが町をさまよっている」などとぶち上げてもよろしいものでしょうか


【人】 師範棋士 千早


[ いったん自宅に帰って、水着とタオルを持って。
 千早はいそいそと学校のプールへと向かった。

 足を向けながらも、
 本当にプールが使えるんだろうかと、
 少し疑問に思っていたのだけれど。

 たどり着いた先で水面を見つめる人>>82に、
 思わず入口のあたりで足を止めた。

 残念ながら千早は、
 その先輩が二つ名を轟かせ、
 水泳部で活躍していた時代を知らない。]
 

(93) 2019/09/06(Fri) 22時半頃

【人】 師範棋士 千早


 ……すみません!
 みんなでプールにって、
 2年の宍井澪先輩に聞いて……

 2回目のとき、校門で会いましたよね。
 私、岸千早です。えっと……安住先輩!

[ 明加先輩がそう呼んでいたことを思い出し、
 ぽんと手を打って名前を呼んだ。

 それから、少し気になっていたことを。]
 

(94) 2019/09/06(Fri) 22時半頃

【人】 師範棋士 千早


 今日の集まりって、
 9月1日を終わらせるために何か試すとか、
 そういう目的があったり……します?

[ 尋ねながら歩み寄って、
 千早も、光を受けて輝く水面を見下ろした。*]
 

(95) 2019/09/06(Fri) 22時半頃

/*
ここまで大変お世話になっております。
赤COで遊べるタイミングでしょうので、ヒナコ先輩の展開が面白くなるよう遊んでみてくれればいいなと思います!
処刑&襲撃についてのことかと思います。捏造には可能な限り対応していきたいと思いますよ!
(私のPCは魂の解釈については尊重しないおそれがありますが)


/*
あ、失礼しましたこちらでの用語は処刑でした
その辺は此方のPCの主観とさせていただきます 引き続きお世話になります


/*
私のほうに解釈の齟齬がないか確かめようとしての一言なので、こちらこそすみません…!主観ありがとうございます。
ここまでずっと赤ログ楽しませて頂いておりますので、今日も表が楽しみです!


師範棋士 千早は、メモを貼った。

2019/09/06(Fri) 22時半頃


/*
よいしょ。
ただいまの前にまず先にお返事をー。
俺は赤COやそれによって出てくる情報の諸々は何でもオッケーだよ!
逆にC狂の手が必要なときは言ってねー。
スタンス的にあんまり役に立たないかもだけど。


/*
ありがとうございます、了解です!


【人】 師範棋士 千早

──プール──

 あっ……秋山先輩、
 "今日は"元気なんだあ…………

[ よかった。といってしまっていいんだろうか。
 人の運命を覆すみたいで、恐ろしいとも思う。

 そんな思いがあったからこそ、
 安住先輩>>102の言葉には歯切れ悪く息をついて。]

 ……でもほんと、
 どうしてこんなことになってるんでしょう。
 色々試すしかないんですよね、きっと。

 ……お隣失礼しますね、っと。

[ 靴下を脱いで、安住先輩に倣うように脚を浸す。
 揺らぐ水の感触が心地よかった。]
 

(111) 2019/09/06(Fri) 23時半頃

【人】 師範棋士 千早


 でも、よくプールなんて使えましたね。
 授業以外でも使えるなんて知りませんでした。

[ ちょっとラッキーなんて、
 不安から目を背けるように笑った。**]
 

(112) 2019/09/06(Fri) 23時半頃

― 八月の回想(4) ―

[車のなかであたしは眠った。
いや、意識を失ったっていったほうがいいのかな。
寝てると思ったお母さんは、
お父さんを呼んであたしを家のなかに運んでくれた。

結論からいうと、あたしはもう目覚めることはなかった。
叶い橋で願ったのが最後だった。

あたしはその夜、寝たまま吐いて、
吐いたものが喉につまった。
起きてすらいなかった。
あたしの痛む頭ももうだめだった。

あたしはあたしの吐いたものに
溺れるみたいにして死んだ。]


[お母さんがあたしを先に見つけた。
お父さんを大声でよんだ。

二人にもあたしが死んでることはすぐわかった。
吐いたものはもう半分乾いてた。

お父さんは怒った。なんでちゃんとみててやらないとか、やぶ医者だとか、おまえがちゃんとしてたらだとか、そういうことからまずは怒った。
癇癪もちだから、お母さんは黙りがちだ。

それでも、お父さんも気づかなかったわけだから
あたしは二人のなかで
『取返しのつかないミス』になってしまった。]


 



[根岸のところも親が大変ときいた。
あたしの我慢癖に真っ先に気付いた根岸。

ねえ根岸、根岸はえらいね。
『知らねえよ』とは、言えないよ。

あたしは二人に迷惑なんてかけたくなかったんだけど。
あたしは迷惑みたいだ。**]


 ・・・・・・
[未来があれば颯成も来年は一年生。

日付けの未来も、
颯成の未来もないとすれば?

きっとあの子はこの学校に通うことはない。

あたしはそのことを聞かされていない。
『もうじき死ぬかも』という未来をしらない。

もしもしったとして?]


[きっと未練を思うあたしは、仲間だったことも
ひとりがいやなことも、減っていくことも、


――まだ生きていたいということも

生きたいと思う誰かのことも

あたしにとってはもう、
つかみきれないものことなんだ。]


[1440分間待ち、試行を繰り返す。1440蛻間待ち、試行を郢ー繧願ソ斐☆。郢ー繧願ソ斐☆1440分間待ち、試行を郢ー繧願ソ斐☆郢ー繧願ソ斐☆。1440分間待ち、郢ー繧願ソ斐☆試行を繰り返す。1440分間待ち、試行を繰り返す。1440分髢灘セ?■縲∬ゥヲ陦を繰り返す。1440分間待ち、試行を繰り返す。1440分間待ち、試行を繰り返す。1440蛻間待ち、試行を繰り返す。1440分髢灘セ?■縲∬ゥヲ陦を繰り返す。蠕?■縲∬ゥヲ陦1440分間待ち、試1440蛻間待ち、試行を繰り返す。1440分髢灘セ?■。蠕?■縲∬ゥヲ陦1440分間待ち、試行を繰り返す。試行を郢ー繧願ソ斐☆郢ー繧願ソ斐☆。1440蛻間待ち、試行を郢ー繧願ソ斐☆。]


[たとえば、電気刺激で指は勝手に動く。**]


[少しでも覚えとこう、と思った。
 もちろん、ここに帰ってこられれば、夏呼西を受験するつもりではあるけど。
 なんとなく、予感、みたいなもので、帰っては来られないような気がしていた。

 ヒナコ先輩の声が聞こえることも、そうだ。
 死んだ人の声が聞こえる。みかんとソーダで、境界線を引いた。
 手に持ってるのは、ソーダだった。]


[生きていたいか、と聞かれれば、よくわからない、と答えると思う。
 生きるも死ぬもまだ実感がなさすぎる。
 ただ、ひとりになることも、ここを離れることも、いやだった。

 だから明日は来てほしくない。
 このままずっと、知った顔の中で、終わらない夏休みで、少し背伸びして高校生の数人と一緒に、笑っていたい。]


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