人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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聞け。私の聲の届く全ての吸血鬼よ。守護部隊を全滅させろ。

[人間が完全に屈服すると言うなら、考えてやらない事も無い。
だがその前に、
鬼の脅威となり明確に戦う意志を棄てないだろう者達の排除を。

全ての鬼に命じる聲は酷く冷たく、
強い圧迫を感じさせるものとして届くだろう]


 ……他の吸血鬼達は、あなたをここまで愉しませてはくれませんでした?

[書架に置かれた本達の、虫干しをしたいと申し出た時。
 世話係の鬼は不思議そうな顔をしていた。

 価値を語れば、不要なものと笑い飛ばされる。

 他の鬼が見向きもしないものを。
 銀の眼鏡をかけて読んでいた姿を思い出す。]


………。

[僕は明にーさん相手にすら、ありのまま起こったことを話すのをためらう。
明にーさんが絢矢と一緒にいるのは知らない。けど、ここで話したら少しでも赦されてしまう気がして]

来て。そしたら、…話せる、から。


[遠くても、途切れても、月影の見えぬ所がないように
 声は意識を締め上げる。
 今、ここにいる守護隊員は絢矢だけだ。それだけは、]

 ――――っ……

[それだけは。]

 解っ、た。すぐ行く。

[応えてくれるリカルダに意識を集中する。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[ふしぎな感覚だ、
苦痛を感情を繋ぐ回路を遮断していたものは、
確実に溶けてしまった、けれど乱れた水面は静まっていく。

遮断することで、平静を保つのではなく、
感じることで、穏やかになっていく。
そのぬるま湯のような感覚を、引き戻す問いかけ>>86]

彼の言葉に、耳を傾ける必要は無いわ。
同情もしてはだめ。周はその優しさにつけ込まれたのだもの。

零瑠は周を父に供物として捧げた。

それは絶対的な事実だし、
その行動を前に意味を問う必要はもうない。
感傷も、捨てて。

[>>87 引かれる手、握る掌に力を一度こめた]

(103) 2014/02/20(Thu) 01時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[そう告げる理由を問われれば、
「彼は父に愛されたいのだ」とそう答えて、

そして絢矢、彼女のことは零瑠に伝えた、
けれどその身の限界のとうに超えたを伝えても、
彼は行動で何を示すこともなかった。]

……あまり絢矢を会わせたくないわね。

[小さな呟きは、素直な思いの言葉だ。
そうして、歩きながら戦の場は近づいて。
――覗く、緋色の深遠より見返す瞳を感じるまであと僅か*]

(111) 2014/02/20(Thu) 01時半頃

[――この名は鬼を刺す木であるから、尚鋭く。

 自覚しろ、名は呪詛より深く身に刻まれている。

 視界に姿を認めなければ、正しい矛先を自覚していれば、
 例え守れなくても、せめて誤らずに済む。]

 リッキィ、あと少しで。
 ……もう少しで行くから、待ってて。


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2014/02/20(Thu) 01時半頃


守護隊なんて――…。

そんなもの、何の役にも……

[白い外套たち。
 感傷も何もかも。過ぎた後に
 安吾の遺体を見て思うのは、白にはやはり赤が良く映えるということ。


 見回りと称しても、人の出入りに意識もせず、
 助けて――と、裾握る小さな紅葉手を払い、
 役に立たなかったのは―――…]


そうだな。永い事愉しませてくれたのはホリー。
次はお前達位か。

[ジャニスから飛び退いた直後、少し考えてから零瑠に返す。
ホリーと眷属達が仕えた時間の差は膨大だ。
だがその僅かな時間である眷属達が次に来ると言う位、
鬼達は始祖を恐れ諂っていただけなのだろう]

いや…一番永く愉しませてくれたのは。

[思い出す]

家畜達か。

[短い生の中、代を重ねて繁殖し、
芸術を残し抗って死んでいく]

確かに家畜は必要だ。

[呟いたそれは改めての認識だった]


[主の命が下る。広がる。

 まだ3人とも生きている。
 『家族』と会い、話し、何をしているのだろうか。

 零瑠の刃は安吾の血で濡れたのに。

 そういえば、真弓は明之進とリカルダを探していた。
 会えたのだろうか――…と、ふと思う。]


……待ってる。

[絢矢が来た。
明にーさんの言う「あと少し」を待ってる間に。

だからさっきも言ったことをもう一度繰り返して願いとする。
家族の何人かが久しぶりに揃ったその先に、どんなさびしい未来が待ってるとしても**]


 ……いつまで生き残れば、充分生きた事になると思いますか?

[答えはないと知って問う。]

 僕がしているのは、甘い事と面白い事と、
 どっちに見えるでしょうね。

[夜襲に煙る空を見た。これが自由の色かと思うと、晴れない]

[自覚は在るかと己に問う。
 もし、リカルダが本当に、誰の願いも、幸せの最低限も、
 "生きて"というだけのことも嫌だ言う時が来たら、
 きっと自分は、それを赦すだろう。
 ――己は鬼を刺す木であって、
 人と鬼とが相容れないのを知ってしまっているから]


 …………時間がない。

[今からでも遅すぎるくらいだ。]

 僕はあのひとの所に行くよ。

[そう言って視線を向けるのは、始祖の気配のある方へ。
 これ以上、この連鎖を繰り返しては駄目だ。]

 リッキィは、どうしたい?

[絢矢とキャロライナの傍にいる事だって出来る。
 自分は寧ろ、そうして欲しかった――今でも本当に、
 満身創痍の絢矢を戦場に戻したくない。

 リカルダなら、彼女を引き留めて守ってくれるのでは、
 そんな勝手な期待があったのは、否定できないけれど**]


―――…。

[そっか。“始祖様”のところに行くんだ。
僕だって分かってる。“始祖様”を殺すのが、一番、最良に近いやり方だって]


僕は、――終わらせたい。

[戦って、誰かが死ぬ、その繰り返しを。
あるいは、罪にまみれた僕の生命を―――?]


  嗚呼、あなただけだ。


   俺の永久は、あなただけ……


      全ての支配者である名を持つ、



   あなた、だけ…………

 

 


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>130 彼が振り返った時、ふる、と肩の震えた。
片手は自分自身を抱くように、問いかけにはただ頷いて。

鬼たちが、取り囲むその殺気の理由、
それは己の身にも振り抱える、強い強い呪縛だ。

――始祖の命令。

遠ざかっていくように感じるのは、自分自身だ。
俯いたまま口唇を噛み締める、
優しい言葉が遠くなる、引かれた手を振り払おうとして、
それは力なく滑り落ちただけ]

……サミュエル、……ごめん、ね

[――どく、と脈打つ血の流れ。
緋色の世界の中に残像が見える、紗がかかる、たくさんの彼の姿。どうしてか、いつも彼を少し後ろから見つめていて、その眼差しは交わらない]

(153) 2014/02/20(Thu) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>131 遠くから聞こえた言葉に遠くから返す]


(なにいってるの、
 吸血鬼のお嫁さんなんてだめでしょ、
 そもそもお父様なんて本当に関係ないし、だから、

 …………だから、)


[なにひとつ、音にはならなかった。
俯いた顔が持ち上がる、ずると滑り落ちたスカーフの下、
まだ癒えきらぬ濁った色の緋い双眸。

強張った口唇が歪んで微笑う。
それは酷く悲しげにも、愉しげにも見える鬼の貌]

(155) 2014/02/20(Thu) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


……ミュ、エル

[全ての吸血鬼に届いた命、守護部隊を全滅させろ。
一際強烈に響くのは、父たる者の命令であるから。
先ほどの“目に収めた命を殺せ”という命令とは違う、抗いようなきその呪縛。

けれどその爪は、押し寄せる鬼たちよりも出遅れた。
安堵と落胆を覚えながら、けれどその身は軽く地を蹴る]

(156) 2014/02/20(Thu) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

邪魔、しない、で――、

[低い呻きは己と敵を遮る鬼たちへ。

鞭振るう空気裂く音、それが標的。
視界はいまだに緋色のままに、道塞ぐ鬼の首を抉った。
生ぬるい飛沫、ざわつく脈の不愉快なその音を抉り取る、
腕を振った勢いで、サミュエルの武器――九節鞭を握った左手は、
その先端の錐を鬼の煩く響く胸の鼓動へ、打ち込んだ]

……ちがう………、
ごめん、なさい…… サミュエ、っ、

[道が開けば彼の元へかける、
その己を乱す鼓動目掛けて鋭い爪を振り下ろした*]

(158) 2014/02/20(Thu) 21時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2014/02/20(Thu) 21時頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[右爪を留めた鞭、響いた痛みが快を齎す。
見えてはいない、ただそこに標的の在ることはわかる。

眸に留まった視線を知らない。見えない。
身を返し、駆け出す的を追う]

まって……、ううん、ちがう、だめ、

[こころと反する行動はけれど、口唇を笑ませるのだろう。
その血の本能は、嗜虐を愉悦とし、嬲るを悦びとする。
人の心の遠ざかるような]

(162) 2014/02/20(Thu) 21時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[そして彼の速度が緩んだ頃、
手の中にある、サミュエルの武器、
慣れぬものが見えぬまま、器用に使いこなせるようなものではない。

左手で掴んだのは己の鞭の刃側の節、
そのまま重みのある持ち手を単純な鈍器として、
横から叩きつけた。
一度震えた手元は、きつく閉じられた眼差しは、
けれどやはり愉悦と苦痛を滲ませながら微笑うのだ]

……サミュエル、

[喉首を、胸を狙う、右の爪。
見えぬままでもそれは正確に、
脈動を――鼓動を、狙い続ける]

(163) 2014/02/20(Thu) 22時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2014/02/20(Thu) 22時頃


 うん。

 僕たちは、これ以上……――人に触れない方が良い。

[手を伸ばした所為で喪った、相似を知らずとも

 でも、今の絢矢とキャロ君を放ってもおけない。
 それにリッキィは、真弓ちゃんや零瑠君とは、
 たぶん戦えない。じゃない?

 ……と言うより、僕は、戦って欲しくない、かな。


……心地良い憎悪だな。

[家畜から憎悪を受ける事はあっても、所詮家畜。
この身に吹き付ける風よりも意識する事は無い。
鬼であっても同じだった。
もっとも、そこまだ憎悪を向ける鬼などいなかったが]

周、聴こえるぞ。
人でも鬼でも無くなった獣のお前の聲。

[気付けば夜明け。
家畜はその光に希望を見出すと言うが、
その光に照らされた獣>>+22はどんな姿なのだろう。
ピリリと肌を刺す殺意を感じながら、
目の届かない事が残念だと嗤った*]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>165 問いかける声は、遠く聞こえる。
駄目じゃない、といいたかった。けれど、言葉は出ない。
それは慰めでしかなく、きっともう諦念の中にあった。

諦めは、絶望という痛みを遠ざける。

掠めた喉と、胸にいたる傷。
抱きつくように両手を伸ばせば突き飛ばされて、
その勢いには逆らわず、地に手と膝をついた。

――突き飛ばされなければ、その鞭で首を絞めていただろう]

(169) 2014/02/20(Thu) 22時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[>>166 問いかける言葉、
それはしぐさに現れた、ゆると乱れた髪をふる。

問いかけの答えは肯定だ、
>>88 それは先ほども交わした言葉、
支配から解き放つ、けれど、そんな余裕はないはずだ。
そんなことを考えていては――。

>>167 膝を着き低くかがめたままの身に、打ち付けられる九節鞭。脚を打たせて、その切っ先を捕らえ――持ち主ごと引き寄せることは適うか。
刃を握った手も打たれた脚も血に塗れ、大きく喉を震わせた]

っ、

……だめよ、そんなこと、考えていては、

[歪んだ妖しの笑みのまま、、
ようやく癒えかけた双眸からは濁った涙がはらりと落ちた]

(170) 2014/02/20(Thu) 22時半頃

[血統の異なる明之進に、周の声は聞こえないままだ。
 彼が今どうしているのか。零瑠と共にいるのか。
 解らないけど、無事を願ってしまうのと裏腹に、
 どこかで刺すような気配を感じる気がしていた]


人に、……、そっか。

[明にーさんの言うことはもっともだと思う。
僕らの間に絆がもたらされたとしてもそれはきっと、触れれば崩れ落ちていくほどもろいもので。

でも、だからって、触れれば崩れ落ちそうな絢矢の傍にいてあげられないのは、――苦しくて]


……僕だって、

[違う、これは強さで張り合えるかの問題じゃなくて。

同じ運命を歩んだ“家族”に刃を向けられるかどうかを訊かれてるんだ。

沈黙が肯定になっちゃうって思っても、
すぐにそれしか返せなくなる]


だが、お前だけは私の傍にいて良いと決めた。
その期待裏切るな。

[ホリーの力を得た真弓に実力では敵わぬだろうからこそ。
その忠義の心を見せろと、誘う様に笑みを投げた]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[濁った涙が零れ落ちて、
緋色の幕も剥がれ落ちたよう。
世界は薄ぼんやりと白い霧の中の輪郭。
>>180 見上げたその顔がどんな表情をしているのか、
やっぱり見えなかった、それが酷く悲しくて、

肉を抉り濡れる爪の先、ねじ伏せられて肩が沈む。
声は泣くなと言うけれど、泣かせているのは誰だろう]

……わたし、
あなたを、ころしたくない……

[左の手にした武器は落ちる、
縋るように伸びた片手は、けれど彼の顔を見たくて、
――その首を持ち上げ、同時に絞めるもの]

ころしたく、ない

[歪み笑む、けれど緋色の双眸からは溢れる涙がとまらない。
はらはらと零れる滴が、覗き込んだ彼の顔をも濡らすだろう]

(188) 2014/02/20(Thu) 23時半頃

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