人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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【人】 小悪党 ドナルド

─二階 客室─ 

……あったか。

[暫く辺りを探し、転がっていた愛用のボウガンを拾い上げる。
 主軸が僅かに曲がっていたが、
 慣れた手つきでレバーを引けば、
 然程支障なく使えるようだった]
 
……ッ、…
[杭を袋から引き出そうとして
 激しい痛みに眉を寄せ、慌てて振り落とす。
 
 がつん、と音を立てて転がった其れを驚いて眺める]

(85) 2012/05/01(Tue) 19時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

そうか、坊っさんの…。

[指を見れば、火脹れしたように先が爛れていた。
 ……聖別の効果が現れたのだと気づき、
 懐に仕舞い込んだ刀子を慎重に引き抜く。]

──此れもダメ、か。

[刀子、ワイヤー。
 聖別を施して貰った事は見事に仇となったらしい。
 
 ため息をつき、左眼を覆う眼帯を外す。
 糸を割き、中から予備のワイヤーを引き出した。]

(86) 2012/05/01(Tue) 19時半頃

 ふん……

[鼻を鳴らすような吐息に覆いがたく滲むのは、愉悦。]

 "親"にそんな口をきく"子"には、
 躾が必要だなぁ。

[弱々しいその声に、抵抗の意志は薄いと知りながら、
"血の親"たる義務にかこつけて、罰を口にする。]


【人】 小悪党 ドナルド

………。

[暫く考え、爛れた指先を噛み切る。
 流れる葡萄色の血をコーティングされた鋼糸に振りかけた。
 
 ゆっくりと銀は漆黒に曇り──

 満足げに笑んで、男は武器を仕舞い込んだ**]

(87) 2012/05/01(Tue) 19時半頃

 おまえの為を思ってのことだぞ?

[優しさを装った声を掛けながら、見えない手を伸ばした。
血の縁をたぐり寄せ、内に流れる己の血を操って
きつく、内腑を締め上げる。
魔に堕ちる前、受けた痛手を思い出させるように。

懲罰は尾を引く苦痛だけを与え、
ごく短い時間続いたあと、引いていった。]


 良い子にしていたら、ちゃんと褒めてやる。
 だから、オレに逆らうな。

  いいな?

[支配の絆を刻みつけるように、言葉を突き立てた**]


[地を力無く睨む男の耳に響く、嗜虐的な嗤笑。
 あらがえぬ獣をいたぶるような其れに、かっと怒りで頬が紅潮する]

躾、だって?
誰がてめえなんかの子に──ッ

……っ、…ひぁッ

[ぞくり、と背筋を裂く痛み。
 躯の内を「何か」が弄る感触に悲鳴を上げた]



…、…な、…や、……ぁ、…あ、ぐッ

[腹を押さえ、無様に床に転がって苦痛に悶えた。
『それ』は臓腑の中を掻き回し、潰し、締め上げて、
 ひとならぬ身にすら耐え難い程の激痛を齎す]



…、……っ、…。──

[それはほんの須臾であったのかもしれない。

 痛みは嘘の様に引き
 横たわったまま、息を荒げる]

………。……

 鎖で首を絞め上げるような、支配者の宣旨。
 もう、何かを言い返す気力は失っていた。

 石床に顔をつけたまま、声に出さずただ小さく肯く。
 ──食い破った唇が、薄赤く濡れて鉄の芳香を放った*]


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 21時頃


【人】 小悪党 ドナルド

―二階客室―

[暖炉の前に立ち、
 ぱちぱちと、爆ぜる火を見守る。
 
 布に包んだ何かの塊を放り投げると、
 炎は大きく跳ね上がり、
 その中に潜んでいるもの諸共に燃え上がった。]
 
――。…。

(94) 2012/05/01(Tue) 21時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[エリアスが扉を開けたとき、
 炉は殆ど燃え尽きていた。
 
 マントルピースには愛用のボウガンが傾けられ、
 最後のひとつの布の塊が、
 炉の上面に寄せ掛けられている。]
 
……よ、エリアス。
無事だったんだな。

[炎から目を離し、軽く手を上げて笑みを向けた]

(95) 2012/05/01(Tue) 21時半頃

【人】 小悪党 ドナルド


皆はどうした?
はぐれたままか?


[彼が、ラルフと共に
 この部屋での戦闘の様子を耳にしていたことは、
 隻眼の男は知らない]

(96) 2012/05/01(Tue) 21時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 21時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

そっか…、良かった。
坊っさん… ムパもたぶん無事だぜ。
どっか痛いなら、あいつに言えば…

[いつも通りに笑いかけ、
 エリアスの表情が強張っていることに気づく。
 不思議そうに隻眼を見開くが]

……ああ。

[ドナルドさんは、という言葉に
 何をしていたと聞かれたのかと誤解し、
 苦笑して首をかしげる]

燃やしてたんだよ。
もう要らねーし、『アイツ』の邪魔になるだけだろうって思ってさ…。

(100) 2012/05/01(Tue) 22時頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>97
……俺は、大丈夫。
もう平気なんだ。

[別の苦痛を刻まれている事までは、
 口にはしない]

(まあ言えねえだろ)
(……気を使わせるかもしれねえしなぁ)

[そんな風に思いながら袖のカフスを捻り]

――へぇ。

(102) 2012/05/01(Tue) 22時頃

【人】 小悪党 ドナルド

あの時聞こえた声って、

……アンタのだったのか。

[漆黒のワイヤーを、
 しゅるりと音を立てて引き出した]

(103) 2012/05/01(Tue) 22時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ゆっくりと足を進めながら、
 矢継ぎ早の質問にひとつずつ答える。]

…こうなると思ってなかったからな。
愛用の武器、殆どだめにしちまってさ。

坊っさんはここから出る直前、聖術使ってるの見た。
…だから多分生きてる。

――ああ。で、アイツってのは、ソイツ。

………ヘクター。

[エリアスの唇からその名前が出た途端。
 眼差しに切り裂くような苦痛と陶酔が浮かぶ。
 
 唇に転がすように囁くと、肩をすくめ、
 困ったように笑った]

ケッタクソ悪ィ嗜虐趣味のオッサンのことだよ。

(111) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 22時半頃


ドナルドは、ジェフに話の続きを促した。

2012/05/01(Tue) 22時半頃


ドナルドは、ムパムピスに話の続きを促した。

2012/05/01(Tue) 22時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

で、最後の質問は――

[ワイヤーをエリアスめがけて鞭のように揮う。

 しなやかな漆黒の鋼糸が――
 魔性の血の力を借り、蛇のように彼に襲い掛かった]

(114) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

 ―――…おいおい

[見ている、と宣言したとおり、
意識の一部は眷属の動きへと向けていて]

 だれがオッサンだ。だれが。

[別に声を届かせる気もなく、存外楽しげに文句をつけていた。]


【人】 小悪党 ドナルド

…っ、とと、危ね…っ

[慌てて軽く飛び退る。
 ヒトであればまともに食らっていたかも知れぬ刃は、
 僅かに服の端と、腿を切り裂いただけで済んだ。

 風の刃にワイヤーが翻り、目標が反れる。
 首筋を狙ったそれはエリアスの肩付近へと]

(117) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

――…殺せとしか、言われてなくてな。

[ワイヤーを手繰り寄せながら苦笑する。

 ……酷く、渇いていた。
 けれどそれは、主命ではない。

 ………あの水を飲めばもうひとではなくなるのだと、
 ひとではない思考で、そうぼんやりと思う]

(130) 2012/05/01(Tue) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

――っ、容赦ねえな、………

[背後にとんぼ返りし、風の刃の直撃を避ける。
 刃は男の右腕を掠め、
 抉る様な傷を遺して背後に直撃した。

 とん、と。
 着地すると同時に、ワイヤーをしならせる。

 遠隔戦は不利。
 彼の腕を絡めとり、引きずり寄せようと]
 

(131) 2012/05/01(Tue) 23時頃


……この城の何処に、
他にケッタクソ悪ィオッサンがいるんだよ。

[呆れたように、囁きを返して]


 なんだ。聞いていたのか。

[自分が盗み聞きしていたことも棚に上げて、
返ってきた囁きに、心外だとばかりに眉を上げる。]


 しかし、案外と楽しそうじゃねぇか。

[笑い含みに指摘したのは、戦いぶりのこと]


 
 命を分け与えること。
 そんなことは知らない。
 ヒューを眷属にしたことも、わからなかったが

 ――ほんの僅か男の気配が揺らぐのを感じ、
 躊躇う様に、声、をかける。]


……なぁ。
何か、…あったか?


[声の使い方をわからぬ侭のそれは
 さえずり方を知らぬ雛鳥の様に、
 聞こえにくいものだったかもしれないが]


【人】 小悪党 ドナルド

>>136
[無理やりにワイヤーを引き、
 エリアスの華奢な身体を引きずり寄せる。
 
 半ば頽れる様に
 ぐったりと力ないその身体を見下ろし、
 申し訳なさそうに笑って、
 その首に両手でしゅるりとワイヤーをかける]

…悪ィな。
俺、アンタのこと結構好きだったんだけどさ…。

……?

[――可哀想なひと、という言葉に目を見開き、
 色のうせた顔を覗き込んだ]

(140) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

[ためらい、惑い、一拍を置いて、
おずおずと手を伸ばすように、『声』が届く。

不安。或いは、心配する響き。
微かに感じたそれらを、鼻で笑い飛ばした。]

 なんでもねぇよ。
 余計なこと考えてねぇで、
 目の前に集中しやがれ。



……時々、聞こえるようになってきた。
アンタの声なんて、聞きたくもねぇのにな。

[聞くと、苦しいから。
 そうは口にせず、

 自嘲する様にそっと囁いた後、
 肩を竦めるに似た小さな気配]


 良い子で帰ってきたら、
 あとで良いことしてやるからな。

[嘲笑と揶揄を込め、
それ以上の問いを拒むように声を投げた。]


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