人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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【人】 小悪党 ドナルド

[汚れを洗い流してから湯舟につかる。
湯の中で身体ほぐすように腕をぐっと前に伸ばした。
生き返る心地がする。

湯浴みの時はさすがに眼帯も外す。
閉ざされたままの左目。
使わなくなった左目周辺の筋肉は衰えて
意識しなければぴくりとも動かない。

湯舟の壁に背を預け
ひっかき傷の残る右腕をその縁にのせる。
心地よさげに目を瞑り、湯のぬくもりにひたるうち
右手の五指が目覚め際に聞いた歌声の旋律をなぞるように踊る。**]

(79) 2014/11/19(Wed) 17時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 17時半頃



 ――こんなに、だれかと、関わること、なかったし。

 気になるとおもったひとからは、すぐに離れてた……


 なのに――――

[ふ、と色素の薄い姿を思い返す。
 ビスケット色を、あの、霜の青さを]


 …………俺だって……嫌だよ……
 ラルフの声が聞こえないのは
 ……ラルフに もう 会えないのは…………



 けど 俺は どうしようもなく 獣で
 衝動にも勝てない 人と生きていけない

 ラルフは 衝動にも勝てて
 人と生きる生業 大切にしてくれる保護者がいて




 ーーーーねえ…… 聞き分けて……

[零れる我儘は 嬉しい けれど かなしい
 どうしようもなく 別たれた 同じ獣だけれど
 別の 獣なのだと]




 …………大丈夫 ラルフなら
 きっと 俺のこと
 すぐに忘れることができるよ

[と 言って  笑った ]
      [ 泣いた ]


 ………………ーーー

[ラルフが誰かを 思う
 あの人は 嫌いだけど そう 
 そんな風に 誰かを思えるなら すぐ 忘れられる]
[言葉は 実感をともなって] 



 いやだ……

 フィリップに、もう会えないとか……そんなのやだ……

[並べられる違いに、それでも。
 フィリップだって、なんとかなるんじゃないかとか。
 ゆめをみている]


 獣なのはフィリップだけじゃない、し……


[嬉しいと悲しい。

 初めて声がつながる相手だから、ただ、離れたくないと]





 無理だよ。
 フィリップを忘れるなんて、できないよ……


 


【人】 小悪党 ドナルド

―― 温泉 ――

[痛み止めを飲んだ事をラルフから聞いた。
過保護な保護者が案ずるのも道理で
留まる二人と別れてひとりで湯を浴びに来たけれど。
ドナルドと一緒の方が、とフランシスに言ったラルフの言葉の
その意味がドナルドには知れず不思議に思う。
遅くならないように、なにかあったら、と
そんな言葉を掛ける心配性な彼には「大丈夫だって」と
からりとわらってみせたものの、
気付けばそれなりに長湯になってしまっている。
トン、と跳ねる指。
その動きが止まるは脳裏に流れる旋律が終わりを迎えたから。]

 ――…もうちょっと。
 いや、これ以上はのぼせるか。

[すでに身体の芯まであたたまり耳朶は仄かに染まる。]

(111) 2014/11/19(Wed) 20時半頃

ドナルドは、ベネットに話の続きを促した。

2014/11/19(Wed) 20時半頃


ドナルドは、ラルフに話の続きを促した。

2014/11/19(Wed) 20時半頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 20時半頃




  ーーーー……………………




……    喰われ  た


[もう、――居ない。]


 ーーー初めて 同じ 獣に会えて嬉しかったから
 きっと 君はそう思うんだ


 …………ラルフ
 君には……衝動を覚える相手がいる
 俺みたいに 誰にでも
 覚えるわけではない それを


 今は まだ 衝動を 抑えられなくても
 いつか 衝動を抑える術を 覚える

 ーーーその時 いまの人ではなくても
 衝動を覚えるほどの人と
 一緒になることが君はできる


 ーーー確かに こうやって
 思いをそのまま分かち合えない

 その分は その人と話して
 言葉でわかちあえばいい


[言語化して 思うだけで悲しい
 けれど 子供に言い聞かせるように
 ゆっくりと 思考する そうすれば届くから]

 …………だから ーーー



(ディーン、……そんなの、あんまり だろう)
 
 


【人】 小悪党 ドナルド

―― 温泉 ――

[湯気で白く煙る視界。
ぴちゃん、と天井から滴る雫。
血のにおいは遠くうちに宿る獣も今は静か。]

 ――…はぁ。

[ずっとずっと堕ちきらぬように自制して。
自制し続けていれば近しい者を傷つけずに済む。
けれど、本能のままに、とうちなる獣の囁きが聞こえる気がして]

 厄介な血、だよなァ。

[ぼやくように呟いて立ち上がれば
ざば、と身体に纏わる湯が音立てて落ちた。]

(122) 2014/11/19(Wed) 21時頃

[悲しい。

 ゆっくりと、伝えられる言葉が。
 突き放されているようにも感じて、かなしい]


 そんなこと、ない……

[初めて伝わって嬉しかったけれど。
 それだけじゃない、と、ぽつり]

 ――だから、フィリップを忘れろって。
 そんなの、ないよ……

 そりゃ……衝動を、おぼえるひとは、べつにいるけど。

 大事だと、大切だと、思うのは……
 また、別じゃないか……


 ……大事な人 にしてくれるのは嬉しい



 けど 君には 他にもたくさんの
 フランシス ドナルド……衝動を 覚える人……


 大切な人……が いる


 ーーーーー俺は 人を食う獣だ
 いつ何時 その人たちを喰らうかわからない
 他の人と一緒にいることは出来ないーーー

 3人の大事な人と 1人の大事な人
 2人分 人間のそばの方が多いい


 ーーなら 俺を忘れるのが……一番だよ…………


 ……そう、だよ。

[ノックスにとって、男は目障りで邪魔な存在でしかない。フランシスのように、悼めない。


 さぞ幸せだろう。


 望みの通り、ニコラに喰われて死んだのだから。

 大切に育ててきた、ニコラに。]


 ――っ、……

 やだ、よ……


[諭される。

 ただのわがままだとわかっている。
 悲しさがにじむ]



 俺だって、いつ、食らってしまうか、なんて
 わかんない、のに……

 やだ……

[たべてしまったら、一人になる。
 それがいやでがまんしてきて。

 フィリップを見つけて。
 再会してしまったことで衝動を覚えて。

 いまは、もう――]





 ……もう、耐えられるか、わかんない、のに……

 


 ーー……ラルフの欲張りさん

[ラルフの哀しみに 彼もまた悲しくなる]
[ただーーーー衝動の激しさ
 耐え難いはーーーーーよくわかる
 人を喰らう 美味と 苦しさ]


 ーーーーもし ラルフがーー
 耐えられず 食べてしまったらーー
 一緒に 人の世界の 外に行こう

[聞き分けのない 優しい 君に
 考えた末の 譲歩点]


 でも大丈夫 ラルフは耐えられる
 フランシスもドナルドも いるから





[だから これは絵空事 叶うわけのない]


【人】 小悪党 ドナルド

―― 温泉 ――

[眼帯なく前髪は下されて以前会った時と風貌は少し変わる。
湯殿から出ようと出口に目を向けた時
湯気の向こうに人影>>136が見えた。
流血沙汰があったことは知るが惨状は知らない。
だから、知る者よりは少しばかり警戒心は薄く。]

 ……ン。

[目を細めてピントをあわせれば誰かわかり]

 プリシラ、か。

[覚えていた名を紡いで]

 もう出る。
 邪魔したな。

[短い言葉を掛けて出入り口へと歩む。]

(144) 2014/11/19(Wed) 21時半頃


 ――よくばり、でいい。

 大事なものは、離したくない、から。


[耐えられなかったら、と。
 続く言葉に、小さく頷く]

 ……うん……
 そのときは、一緒に、……


[大丈夫といわれて、
 その心が嬉しくて、
 そこにフィリップがいないことが悲しい]




[かなわないと、どこかで、思っている]

 


 選ばなきゃ……いけない時も あるんだよ……?


[例えば 彼が フランシスを襲いそうなら
 ラルフはどうするだろうか?
 せんのないことを考えて打ち消す]

[一緒に 甘美な言葉に感じた
 けど それは あの苦しさを知ること
 ……理性の元に喰らうのとは違う
 衝動に負けた時の]


 フランシスにも よくよく頼んでおく


 ――でも、えらべない、よ……


[そんな状況にならないかぎり。
 決断なんてできるはずもなく。

 どちらも、大事だからこそ――]

 子供じゃ、なければよかったのに……


[大人で、衝動を抑えるすべがあったら。
 少しは違っただろうか]


【人】 小悪党 ドナルド

―― 温泉 ――

[プリシラより紡がれた名に頷く。]

 そうそう。

[覚えていてくれた事を喜ぶように
右目とくちびるが柔からな弧を描いた。
彼が立ち止まった理由は知れないけれど
己のことを警戒しているのやもと思えば
長居するは迷惑だろうと歩みははやくなった。]

 いい湯だった。
 ゆっくり入れるといいな。

[声を掛けてちらとプリシラに目を向ければ
己よりも大分線の細い肢体が目にとまる。
自身は裸身晒すを何とも思わないのだが
懐いてしまった感想のせいで気まずげに視線が揺れて]

(157) 2014/11/19(Wed) 22時頃

【人】 小悪党 ドナルド

 ……じゃ。

[引っ掻き傷のある右手を軽く掲げて
擦れ違いざまに声掛け湯殿を出る。]

(158) 2014/11/19(Wed) 22時頃

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