291 Fate/Goddamned Omen
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……リジーが戦いたい、と言っていましたし
私が獲物を奪うのは、忍びなくは、ありますね。
それに、宇宙樹を目指すはぐれの英霊、
人魔もいることですし
流石に多数対1は、私にも手に余りそうですので
暫しは静観をしておこう、かと
[などと、つぶやくのでありました]
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[小さく吐息こぼせば端末をしまい込み ―― ゆうるり、と視線を周囲に向けるのであります
どう動くのか、暫し静観の、構えとばかり**]
(195) 2019/02/11(Mon) 02時半頃
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朕と云えば、然程
優しくない神で御座いますから
安堵させる様に微笑みも
優雅に手を振りも致しませんが。
───── 黒曜を細むるだけ。
───── 敵対スルに気抜けた欠伸落すだけ
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[得体のしれぬ―― と、申しましょうか 問いかけに、純粋な反応を見せる幼子と違い その英霊は、ちら、と敵の娘の方 (この時は見えぬゆえに虚空)に視線を遣りて>>198 口から紡がれる音は、その後の噺には 言及しないもの、でありましたから]
……では。そうですね。 果てに待つが虚空であろうが 登った先のことを、告げぬものを 登らせ取り返しのつかぬこと、に なってしまったならば。
私は今の世でも、後悔致しましょう。
(206) 2019/02/11(Mon) 13時頃
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―― ”二度と”、間違えるわけには、 いかないのです。私、は。
[自身の心ははぐらかすまま、 軟派な男のように、人魔の黒山羊の 心が欲しいと誑す、目の前の者の音を聞きながら 共にの誘いには、少しばかり寂しそうに目を伏せましょう]
(207) 2019/02/11(Mon) 13時頃
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灼熱の地ではあれ。 例え足を爛れさせてしまったとしても。 私には守らねばならぬものが、あります。
―― ”貴方の”とは違う人の子を。 [足元に花を咲かせ、風を弱まらせる様子に 地の神としての半身が、得も知れぬ感情を抱かせます 自身の一部を、改変するかのようなそれに 対する――きっと、拒絶なのでありましょう
ですが、未だ彼や姿現す娘を害そうとしないのは。 ヨグ、と呼ばれた黒山羊が この世界の”子”であるためであります。
兄様達の作り上げた、守ってきた世界の ――半分は悪魔であれ。 半分は、ひと、なのですから。*]
(208) 2019/02/11(Mon) 13時頃
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[───そう、この船には生者を運ぶことは
数度の逸話しか持たぬ己にとって
どこかにいるであろうマスター候補も探さなければならないのだが
……自分から、そのマスターとつながりのある英霊と
離れているとは思うまい]**
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外の世界と言っていいのかは、わかりませんが。 2つの世界が存亡を賭けて接するときに、 その世界を護ろうとして、召喚されたという意味では、 その地に生きる者にとっては不思議、かもしれませんね。
[こっくり頷く黒山羊さんをみながら、そんなことを]
都の人、だけではなく。砂漠も都市も シュメールやその世界で生きる人達 悪魔、と呼ばれる者、人魔、と呼ばれるもの。 樹が消えれば全てなかったことに、なるそうです。 この世界を消そうとする人と、あの都の者が会話の中で そういっていました、から。
――……私も嫌です、よ。 この世界が、消えるのは。哀しい。
[兄達の、紡いだ歴史も消えてしまうのなれば それはとても、寂しいものであります]
(237) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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いいこか、わるいこか、はわかりません。 私はこの世界にとっていいこでも、 この世界を滅ぼそうとする、 彼方の世界の人にとってはわるいこでしょう
この世界が、彼方の世界に潰されたくないと 拒絶しているのが、嵐なのではと思うのです。 次元の境界線のような、ものなのかもとも。
[とはいえ、キャスターなどでもないし 魔術的知識の面からしては、此方もまだまだ 確信には至っていないものですから、推察も混じります]
(238) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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アルシュ、という人物は。 確か、都の人が味方だといっていました。 ……貴方は、神都を知らないのですね。
近づいたら怒る。なぜなのでしょう。 貴方も、この世界の”子”でありますのに。 [都の者にとっては、守るべきは都の世界ではありましょうが 私にとって、守るべきはこの世界そのものでありましたから ――ですので、その揺らぐ幼子の声音に 何処か憂うような色合いを、私の声も帯びました]
(239) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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[ですので。世界を護るのか、と 英霊2人に尋ねるちいさな、黒山羊の子に 私は、自身の感じていることそのままを告げるでしょう>>235
ええ、敵であると娘に宣言するようなものですが ――この世界の”子”の問いかけなれば はぐらかしたりするのは、兄の守りたかったものに 泥をかけるようなものと、思うからであります]
山羊さん、いえヨグと、ルーラーに呼ばれているなら、 ヨグさんと呼んだ方がよいのでしょうか。 私は。貴方の生きる方の世界を護りたいと ――思って、います。 そのためにこの世界から呼ばれたというだけではなく。 消えたくないと望む貴方や、 世界を護る様に願う人達 その人たちの生きる世界を、未来を 摘まれたくないですから。
(240) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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(――でも、それはきっと、 あの義足の娘も、同じなのでしょうね)
[内心の言葉は、まるで水面に落ちる水滴の様に されど、小さく消えたくないのだと、 呟く幼子の、言の葉に>>236]
(241) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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貴方を消えさせなど、しません。 この世界で生きる、子供。この世界の子。 ―――あなたは私が、護ります。 [生前は神の化身でありましたが人でありました ですが、今は地の神の側面はありますが 純粋な神とはいえますまい。それでも
――神を知らない幼子の、願いを 叶えたいとも、思いますから。 私の声は、東洋の英霊の影響か。 少し風の弱まった砂漠の中で 確りと、意思を伝えるように空気を震わせましょうか*]
(242) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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世界同士の、戦いです ……外の世界と、今のこの、世界と。 ――どちらにも譲れぬ、ものが、あるでしょう。 それでも私は、この世界が 消えてしまうのは、嫌だなと思うのです。
……あの世界にとって、わるいこでも、 貴方達にとっての、いいこ、で ありたいとも。
[――そのために、彼方の世界を滅ぼすことに なると、しても。 それはとても重い、重いことだと理解しても。 百万人、一千万人、一億人、百億人。或いはそれ以上の 此れから生まれる人も含めた未来を 消してしまうことに、なると、してもです
毛並みを僅か揺らす子に。怖いのでしょうか ……と、心配そうに見遣りつ]
(249) 2019/02/11(Mon) 16時半頃
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――私は、悪いことをしてでも 生きようとすることは、悪いとは思いません。 生れ落ちた命が、精一杯生きようとする証ですから 多分、神都の方にとっては、 わるいこのかんがえ、なのかもしれませんが。
ですがその世界のルールというものがあるということも 理解は、しています ……確か、都の歴史は4000程は続いているのでしたか ご先祖様がわるいこ、だったとしても 私は、貴方自身を、よいこ、わるいこの括りでなく 1人の、この世界に生きる子として、 好きだなぁと、思います、よ。
[この世界の創生に関わる影法師だとしても 神と、悪魔(羅刹)と、そして人 交わっていた世界に人として生きたこともある私は そう、ぽつりと 紡ぐのでありました]
(250) 2019/02/11(Mon) 16時半頃
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[神都を知らぬ子は、神都でなくても 生きていけるというその姿は 優しく強くも、何処か胸につまされるものがありました]
そう、ですか。でも…… 本当に良いの、ですか?
……にげる、ですか ヨグさんは、強いのですね。
[怒られても、逃げればよいのだと ――その理不尽に、逢っても 精一杯生きる姿は、眩しく思えます
見つめる視線、夜空を見返す榛は 大地の色合いをしていたことでしょう 己の心を言の葉にし、 誓い新たにしたならば。ヨグという名の 黒山羊のこどもを、見守ります]
(251) 2019/02/11(Mon) 16時半頃
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[どこか、噛みしめる様に、或いは確かめる様に 紡ぐことば>>247は鈴鳴るように聞こえます
私にとって、この子は守るべき世界の、 守るべき、子でありましたから 首を深々折る、山羊の子に そっと屈めば手を伸ばした私は、 その柔らかな毛並みに指を梳きつつ 額に接吻を1つ、落とします
この世界の子どもに、祝福を。そして 共に戦ってくれる感謝を]
(252) 2019/02/11(Mon) 16時半頃
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―― ありがとう、ヨグさん。 一緒に、頑張りましょう、ね。
[と、口元をほころばせたものであります、が ――……問題は、であります
周囲に火を浮かばせる恐らくマスターであろう、娘 そして、娘を自身の世界の者として認識している、東洋の英霊 彼らがどう、出るかはわかりませんので 私は1歩。ヨグの前に出て。2人がどうするかを じっと、眺めるので、ありました*]
(253) 2019/02/11(Mon) 17時頃
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[この世界にはマザー・グースはない それでもこの世界を護るのだといった リジ―の抱えるもの、それを 真に理解した、とはきっといえないでしょうけれど
それでも。守らねばならぬ大事なものが 私の背の向こうには、あるのです 都も、砂漠も、其処で生きる者達も ―― それに。
大丈夫だと、どれ程悪い子と言われても いい子なのだと告げる、幼子に 少しだけ、兄の面影を見た気も致しました]
(266) 2019/02/11(Mon) 18時半頃
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(母違いの兄。妻を守ってほしいと告げられて 任せて欲しいと意気揚々と頷いた ――頼られて、嬉しかった
それでも。兄の危機の声に 兄の妻は、兄を救えと願う ――自分は、彼女を護れと兄に言われた 動けない、と首を振れば 自分は大丈夫だからと、泣いて愛し人を 救って欲しいと願われた それを断ることなどできやしない。私も、兄が 心配で、心配で―― たまらなかったから
―――結果。私の守護がなくなった隙を突かれ 義姉は攫われ。兄は彼女を救い出すため 十年以上の旅を続けることに、なる
やっと取り戻した妻も。心無い者たちの甘言で 大地に引き裂かれ二度と会えなくなってしまう)
(267) 2019/02/11(Mon) 18時半頃
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(私の、せい。護れなんだ私の、せいだ。 なのに兄は一度も己を責めず 帰還した義姉も、国民も、誰もが己を責めなんだ
悪い子、で。あるのに ――それでも、貴方は 兄と義姉の幸福を護れなんだ私を 一度、守るべきものを取りこぼしてしまって それでもなお、守るべきものを守り抜きたいと 願う、愚かな私を いい子と、いうのでしょうか
などと、詮無きことを、ふと思い浮かべれば 胸を張るように頭を擡げるその姿は、 とても力強く、私には映るのです)
(268) 2019/02/11(Mon) 18時半頃
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[ですが、そうですね。 力強いその姿の中に 鸚鵡返しに此方の言葉を反芻する 幼く、無垢な様子を見つけたなら
ああ、この子らの未来を喪うのは 嫌なのだと改めて感じる、ものであります
――頑張らねばならぬのだ、と 世界が消えてしまうのは逃げられないと理解して 尚、立つ姿は。この地を護る 英雄のようにも、私は思うのです>>256]
(269) 2019/02/11(Mon) 18時半頃
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[祝福を額に授ければ、黒真珠の様な瞳がまあるくなり すりすりと、柔らかな毛並みを押し当てる その姿はなんとも可愛らしく映りまして それが離されるまでは、 その子を慈しみ撫でて、おりましたか
大きな巻かれた角も 柔らかな毛並みも。どれも、この世界の子であるこの子が 生き抜いてきた証、なればこそ 尊いものであると、思うのであります]
(270) 2019/02/11(Mon) 18時半頃
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[後ろの背の彼が、一緒に頑張るのだと いってくれた幼子が見守るなれば 無様なところなど、見せられようはずもなし
されど、敵と判明はすれど その娘の、東洋の英霊に対し紡がれるコトノハに 唯、耳を傾けつつも―――
彼らの話がひと段落でもついたならば 我が生前、共にあった弓を虚空から取り出しましょうか
はっきりと、嵐の向こうからやってきたと 自分たちの世界を護るために送られた マスターだと、聞いたのなれば尚の事>>264
フェルゼ氏の問いかけに対し貴女が、 自身の言葉で可能性を摘み取ったように
共存の道は、ないのですから]
(271) 2019/02/11(Mon) 18時半頃
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……はてるま のっか、と申しましたか。 貴女が、この都の者と会話をしていた際に、 事後承諾、ですが。一部お話を、聞かせて頂きました。
貴女が、自身の世界の命運を背負うように。 私もまた、貴女が消そうとする この世界の命運を担うひとつで、あります。
――幾つもの歴史の枝葉を そこにいる人を消してきた、貴女に。 この世界、この世界に生きる者を。 消させるわけには、参りません。
目には目を、剣には剣を。 話し合う道を蹴ったのは貴女方、なればこそ。 最初からその道がなかった、にせよ。
[何処からか生成された矢を番えれば引き絞る、弓 ぱちり、と空が雷を帯びるかのような音を奏でます]
(272) 2019/02/11(Mon) 19時頃
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その命、奪わせていただきます。
―――聖杯(せかい)を壊そうというなれば、 貴女の世界もまた、壊れる覚悟を担うべきだ。
[一介の魔術師なれば避けるのも難しき速度で迫る 雷を帯びた矢、1つ されど私は、彼女の義足の効果も 彼女と話をひと段落させたであろう、 ルーラーの英霊の能力も 詳しく知る事はありませんので
首を狙ったその1矢ですが、 急所は外され突き刺さるか、はたまた 叩き落されるか、避けられるか そういったこともまた、あることでしょう*]
(273) 2019/02/11(Mon) 19時頃
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[どのタイミングでありましたか、
端末から聞こえてきた覚えのある声に、
慣れない手つきで画面を弄り、返事を返しました]
はーい!こちらリジー、
今ね今ね、アルシュと一緒にいます!
アルシュ・サーゴ。お仲間よね?
ラナの方にマスターちゃんは行ったの?
あらあららぁ、すれ違い?
あたしもそっち行ったほうがいい?
ね、ねーえ、生身で見た感じどうだった?
壊れそう?脆そう?強そう?
[矢継ぎ早にそう、一方的に話しまして]
ほかに誰かにあったとか、
誰かを壊しちゃいけないとか、
そういうのあったら、教えてちょーだい!
じゃ!*
「 真名────オシャ。
至高神…あるいは、天神・厄莎と。 」
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