人狼議事


199 Halloween † rose

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【人】 紐 ジェレミー



[帽子をとれば、金糸は溢れ、肩に落ちる。
 その肌の色は、前よりだいぶ浅黒く、そして、あきらかに野性味がついていた。]

 街には久しぶりにくるんだ。
 この街は、いい街だからな。

[ただ、それでも、時が流れれば、様相は変わる。
 薬屋はなくなっているし、広場の看板は古ぼけた。
 魔女の屋敷には行っていない。
 きっと、魔女は来ていることなど感じているだろうけれど。]

 ってことで、美味しい食事を頼むよ。

[やはり顔を見つめたまま、首を傾ける。*]
 

(298) nostal-GB 2014/11/03(Mon) 16時頃

【人】 紐 ジェレミー

― ハロウィンが終わったときのこと ―

[露蝶の店に行くすがら、
 友人のことも思い出す。そこにもハロウィン後にいくと言ったのだけど、

 でも、ハロウィン後は、そのまま、金色の狼は魔女の手から時計を奪うと噛み潰し、その身を翻して走り去った。
 町外れで鳴いた遠吠えは、ベネットへの感謝は込められていたが、彼女はどうだったかは知らない。
 ただ、ベネットの力をもてば、狼を逃さないこともできただろうけれど、それはなかった。

 そして、母親の魔女の時と同じように金色の狼は駆け、
 今度は金色の栗鼠に会うこともなく、そのまま。]

(302) nostal-GB 2014/11/03(Mon) 19時半頃

【人】 紐 ジェレミー



[あの時、もう友人の声は聞こえなかった。
 探してもみつからないその姿に、少し、あきらめも思っていた。

 大切な何かが友人を囲んでいる。
 その寂しさは、もう、伝えるべきものではないと思ったし、
 もし、それが永遠に近しいものではないともいえないから。

 彼は、自分を心配してくれた。
 その事実だけで十分だと思う。



 そうだ。己は、魔物だ。
 別れの言葉は、己には美しすぎる。*]

(303) nostal-GB 2014/11/03(Mon) 19時半頃

 逸れンじゃねぇぞ、和希。

[それでも、隣に”彼”が在る。
唯一の心安らげる場所。永い生も何もかも預けられる存在。

相手を思う時、悪魔の心に芽生える想いは愛に等しいのだろう
 いつか口にした砂糖菓子のように甘く優しい  *それこそが*]


 ……私は、変わらず君の友人だよ。
 何が変わろうと、変わらなろうと。
 
 ねぇジェレミー。
 だから、――…いつか店に遊びにおいで
 虹の架かる橋の下で、待っているよ。

[虹を冠る店は、あの街にはもう無い。
 あるのはただの、空き地のみ。

 店に訪れた住人は首を傾げる
 此処には雑貨屋があったはずなのに、と。]


 ……───餌を、くれよ。


[巣くった闇が、もっと深くに根を張って、いつか深紅の魔華を咲かせるまで。

 グレッグの魂が、闇の眷属に相応しい、罪の色に染まるまで………*]




  一曲踊ろうか。
  君が生まれた、お祝いに


[もう、時計の針は動かないから。
 時間が私達を邪魔することはない]


【人】 紐 ジェレミー


[露蝶にそう、と笑いかけて、
指を伸ばし、その髪を少しいじった。]

(358) nostal-GB 2014/11/04(Tue) 05時頃

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