人狼議事


249 Digital Devil Survivor

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[ ケイイチの声が聴こえたのは
 どのタイミングだっただろう? ]


  何、無茶して…何故そこまで…


[ 彼が、自分同様ただの人間ならば

 多少、扱いに長けていたとしても
 心身共にごっそり、 何かが持っていかれる
 そんな「悪魔」を呼んだらタダで済む筈もなかろう ]
 


 ちょっと、大物が勝手に出てきて暴走してるだけ、なんだけど。
 参ったな、これ俺死ぬかも。


[無茶をしたくてしたわけでもなく。
何が切っ掛けなのかも分からないけど。
おそらくはただの自分の力不足のせい。
簡単に言えばキャパオーバー。]


 ……死ぬ?

[あの仲間が死ぬかもなんていうとは。
彼に千秋に対するような情はないが。]

 ……。
 ほっといて離脱、できないのか?
 オレが今此方から行くのは難しい。


【人】 町娘 小鈴

─御渡神社──

[ 酒呑童子が御渡神社に近付いたのは、戦端が開かれてから、しばらく経った頃だろうか。
 霧の立ち込める境内に、強い“鬼”の気配がする。>>248
 視界も何もないままに、酒呑童子は叫んだ。]

  グァアアアアガアア!!!
  ギシィイイヴァアアギィイイイ!!!

[ 両手と、口から、魔力が弾ける。]

(250) 2016/06/21(Tue) 21時半頃

【人】 町娘 小鈴

  リムドーラ《鬼気壊界》

[ “鬼神”の気配目がけて。
 触れるものをズタボロになるまで揺らしながら、吹き飛ばす、極大の衝撃波が三本。
 神社に激突した。]

(252) 2016/06/21(Tue) 21時半頃

町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/06/21(Tue) 21時半頃


 もー手遅れ、かな。


[鳴と小鈴を振り切って逃げられる気はしない。
それに。]


 カミサマが容赦なくMAG食ってくれるんでね。
 このまま衰弱死の未来が見えるよ、俺。


[削れる精神。
後どれ程耐えられるか。]


【人】 町娘 小鈴

[ 立ち込めていた霧が、一面の砂煙に変わり、その数瞬後にようやく晴れてくる。
 そこには引き裂かれた神社があった。>>259
 が、そこに人がいようとも酒呑童子の目はそれを捉えない。狙うこともない。

 立ち塞がる“鬼神”の気配を感じ、酒呑童子はさらに暴れようと魔力を溜める。
 そして──]

  グオオォォッ!?

[ 燃え盛る脚に、水龍が喰らいついた。ツーンと鼻につく嫌な臭いを上げながら、水龍の一部は蒸発し、それでもなお酒呑童子の脚を穿つ。>>263
 “鬼”の脚からは流れ出る血もなく、黒く澱んだ塊が塵となって飛んでいく。

 ぐらり、と酒呑童子が傾いた。

 一瞬の静寂ののち、再び激しい音を立てて片脚をほとんど失った“鬼”が倒れ込む。
 これ以上ないほど壊れた境内が、さらに被害を増す。

 酒呑童子は派手に倒れて動かないが、その体から燃え移った炎が、辺りの木々を燃やし始めるだろうか。*]

(269) 2016/06/21(Tue) 22時頃

 ……ああ、クソ……。

[苛立たしい。
ナツメに爪まで奪われていたのもそうだが。]


 慶一。


[諦めた様子の仲間に言う言葉がわからない。
そもそも自分が何故言葉を探そうとしているのかが分からない。]



[ 助け「られ」るのは一度だけ

 アリスを使役しての消耗から感覚的に
 そう思ったからである ]


  ケイイチ、大物って…誰か分かるか?
  今、目の前にいるのは誰だ?


[ ニコのいう通りが道理なら、
 払えるコストに限界があり自分が感じたものが
 もしかしたら、それなのかも知れない

 だから、無理は ── もう、出来ない…けれども ]
 


【人】 町娘 小鈴

[ “オオナムチ”が酒呑童子へと跳びかかる。>>276
 腕をもたげてオオナムチを辛うじて掴むが、勢いを止めることなどできず、肩口を噛み砕かれる。]

  ヴァアアラアアアアア!!!!

[ ひときわ大きな叫びを上げて、酒呑童子がのたうち回る。
 四つんばい──正確には三つんばいだろうか──の姿勢で喰らいついた“オオナムチ”を引きずり、這いずる。]

  アギダイン!!《鬼焔》

[ 炎の吐き散らしながら、腕任せで“オオナムチ”を叩きのめす。
 その拳は果たして当たっているのか、当たっているとすればダメージを与えられているのか。
 放たれた直刀は、巻き添えで酒呑童子をも切り裂いたに違いない。>>282]

(288) 2016/06/21(Tue) 22時半頃

 分かるよ、だってこれはうちの祭神。
 俺のカミサマだよ、西廼が護ってきたもの。

 あーそのカミサマに食われんのか、俺。
 まあ、悪くはねぇな。


[実際の口は苦痛と出血による貧血でまともに動かすのも困難なのに。
こっちだとこんなに饒舌に話す事が出来る、実に滑稽だ。]


 鬼は連れて逝く。
 ただで死ぬ気はねぇよ、これでも意地ってもんがあるんでね。



[ 聴く事だけが限界の今が恨めしい
 しかし、出来る唯一の事が現状それだけも事実 ]


  ケイイチは…何を望んで、そこにいる?
  協力出来るとはいえないが、教えて欲しい


[ それは、自分がニコへいった
 「叶えてもらう」発想では「叶えられない」もの
 と、どんな違いがあるのだろうか?

 ただ、聴きたかった ── それだけ* ]
 


【人】 町娘 小鈴

[ 酒呑童子の全身を、雷撃が駆け抜けた。>>292
 叫び声は上がらない。空いた口からは、風の音が出ただけだった。
 “鬼”がこの現世に留まる術は、ほとんど残っていないだろう。
 しかし、その瞳は、まだ力を失っていない。

 “鬼”は“瀕死の一撃”を持っているのだから。]

(306) 2016/06/21(Tue) 23時頃

【人】 町娘 小鈴

  《瀕死の一撃》

(307) 2016/06/21(Tue) 23時頃

 俺の望みは、西廼の悲願の為。
 この地を統べ、神の御姿を知らしめ、そして。


 まー、簡単に言ったら信仰集めたいだけなんだけどね。
 日本はダメだよ、このままじゃ。
 信仰は衰え、外来の神に侵食されて。

 八百万、全てを受け入れて迎合してきた結果がこれ。

 それも一つの形なんだろうけど。
 西廼はそれを是としない。

 そんだけだよ。


【人】 町娘 小鈴

[ その標的となったのは、“オオナムチ”か、あるいは最後に、“オオナムチ”を使役した人間か。

 その結果を確認することなく、酒呑童子は目を空へ向けた。
 動かない全身を火焔が包む。“鬼”が滅びへと向かっていく。*]

(309) 2016/06/21(Tue) 23時頃

 …………。

[遥が慶一に言葉を掛けるのを聞くだけ。

実際に話に割く余裕はあまりない。
それ以上にやはり言葉を見つけられなくて。]

 そういや。
 お互いに目的も何も話さなかったな。

[彼の望みを聞きながら、息を吐く。]

 それで、カミサマに喰われるか。


【人】 町娘 小鈴

[ 燃え盛る酒呑童子の体の中で、人間の魂が輝きを取り戻していた。
 “業”となった“鬼”は滅び、肉体はなくなれど、魂が解放されようとしているのだ。

 声を発することも、世界を目にすることも、叶わない。
 ああ、友は、敵は、安らかに眠りについているだろうか。

 “鬼討ちの一族”のすべてを背負った少女は、そのまま光となって、消え去る。
 御渡市に、神社に、恐るべき爪跡を残して──*]

(335) 2016/06/22(Wed) 00時頃

町娘 小鈴は、メモを貼った。

2016/06/22(Wed) 00時頃


 …………慶一?

[何かが途切れたようなそんな予感がした。]


[意識の途切れた身体。
そこにはマガタマは4つ。

氏子達の怨嗟を吸い取ったそのマガタマは黒々と輝き。
誰かの手に渡るのを待っている。]


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