44 【game〜ドコカノ町】
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……だよなぁ。
っつか、面倒くさい。
なんで、ゲームでこんな悩まないといけないんだ。
楽しむために来たのに。
[声が投げやりな調子になって、少し途切れた**]
ふっ
[聞こえたやり取りに思わずぷふーと噴き出した]
ぷくく……確かにそうですね。
[ツボに来たらしく、しばらくの間はくすくすと笑っていた]
[聞こえてきた笑い声にはっとして少し照れて]
いや おいらもわからないのじゃ…
記憶がないというか…
…というか
おいらは
起きる気も無いのかもしれん
この世界にまで逃げてきたのかもしれん
記憶がないと。それは……何だか、似ていますね。
私も何も覚えがないのです。
[パーティメンバーの表示名がカミジャーとなっている、
どこかとぼけた声に目を瞬く。
妙な親近感と共に、自分と言うものが解らなくなる、
漠然とした感覚が浮かんだ]
逃げて……ですか。
[逃げた先も安息の地ではなくなってしまったようだが。
考え深げにふむりと息をついた**]
― 床彼商事・回想 ―
[ヴェスパタインに一方的に戦いを仕掛けられるドナルドを、遠く観戦しながら]
アハハ
[こちらで彼は笑っていた]
まぁ、良いんじゃないかな。
楽しんで。
好きなことやって。
殺しあったって。
もともと、そーいうゲームじゃないか。
[カミージャの声はまだ聞こえず。しかし、もぅ1人居るのだと志乃とドナルドの会話から察する]
あぁ、ねぇこれは。
声だけなの?
何かアイテムを共有することは出来そうだけれど。
…触れたり姿を映せたりは、出来ないのかな…?
……笑うなよ
[ヤニクに挑発されたように笑われたときは、スルーした。
けれど、カミジャーとのやりとりを志乃に笑われると、
ちょっと苦笑するように突っ込んで]
……まぁね。
ああ。
『た〜のしく遊ぼうぜぇ?』
[マクロが発する音声も、ナカノヒトが発する音声も同じ声優の声に変換される。ただ、やはり声色は違う]
[ヤニクの声に、ただ1つ、マクロが生じた]
……これは、ゲームだ。
ゲームさ。ゲームなんだ。この世界がどうとかじゃなくて。
あの白い悪魔の主催するゲーム。
[繰り返し繰り返しつぶやく]
[ヨーランダの言う、PKの用語にカチンときたから。
そのイラつきに何かがするりと入り込み、カチリと嵌った]
[何かが内側からささやいてくる]
『た〜のしく遊ぼうぜぇ?』
ヒトゴロシでなんか、あるものか。
[なぜだろう。普通なら、腹が立ってもすぐに収まるはずなのに]
『ヨーちゃんよぉ』
『面倒くせぇなぁ……とりあえずヤるか』
[なぜだろう。とてもあいつが邪魔だと強く思う]
[ふと聞こえたヤニクの声()
首をかしげた]
あー……どうだろ。
試してないから分からねぇな。
[マクロのからっとした明るさとは別の、少し能天気な声音に戻る]
[何もなかったみたいに]
サムバトはプレイヤーの工夫次第で出来ることすっげぇ多いしな。
タイム制限も、コイン制限ももうないみたいだし、適当に試してみればいいんじゃね?
す、すみません……くふっ。
[最後、ドナルドに答えるのも笑い混じり。
しかし、続いた言葉には怪訝そうに問い返す]
ひとごろし……ヨーちゃん?
ヨーランダ様の事でしょうか。
[そうしつつ、自分のパーティ用インターフェイスに触れる。
キャラクター名、ドットの顔アイコン、畳んだ過去ログ位で]
触るとか、映す方法は、ちょっと解りませんね。
『あーぁ、そうだ。嬢ちゃん、いいカンしてんね』
[霞がかった脳髄が、一部だけを空転させる]
……ヨーランダ。
手数が多い。タイマンだと先制かけないときっついか。
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…ぅ、……あれ?
ここ、どこ。 [意識が戻った時、知らないところに居ると気付いた。 知らない部屋、知らない家。 戸惑いがちに声を上げて、身を起こす。
似たようなこと、以前にもあった気がする。 なんの打ち上げだっけ…うっかり羽目外し過ぎて泥酔して、気が付いたら先輩んちに保護されてて…]
…やっば!あたしまたやっちゃった!?
[慌ててガバッと起き上がったら、ちゃぶ台にぶつかった。 伏せておいてあったらしい写真立てが転げ落ち掛けて咄嗟に受け止める。
半端な姿勢でそれをつかんだまま、部屋の主は居るのかときょろきょろ見回した。]
(181) 2011/02/18(Fri) 21時頃
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いえ、勘と言いますか……私が知る中で、
ヨーランダ様しか当てはまるお名前がなかったので。
確かに、中々の使い手と見受けられました。
[後の有利を考えて、手強い相手を先に討つ、
そのつもりなのだろうと推察した]
…… 一対一であれば、私にも多少の心得がございます。
今、私達が表立って共闘するのは些か唐突ですし。
[カウンター主体のキャラは、集団を一網打尽にするのでなく、
相対する一人の挙動を見極めて後の先を取るのに向く。]
……ヨーランダとは一度やりあった。
攻撃力はあまりないが、面倒くさいカスタマイズをしている。
格闘関係と、あとは、暗器スキルかな、あれが高そうだ。
[とつとつと、紡ぐ]
『お前、ヤりてぇの〜?』
[同じステージではなく、全く別のステージで共闘するパーティも数少ないながら経験はあった]
……呼べば、飛ぶ
[笑うなと言われれば、押し黙る]
あぁ、ドナルドがヴェスパを仕留めておけば、こんなことにはならなかったのにー。
ありゃ、俺も想定外。
ヤニクの血は、本当に美味しいのかな……?
それが、困ったものでして。
……私の砂時計は、酷く流れが早いようなのです。
[紅い砂を眺め。
ふふ、と零す微笑の声はいっそ無邪気だ。
次は決着を。――ポプラの言葉を思い出す]
はい。ご助言有り難く承ります。
すぐに……とは、ゆかぬかも知れませんが。
……………。
血の気が減って、ちょうど良い頃合になったんじゃないか?
感謝してくれてもいいんだぜ。
……おう。
志乃の砂時計が尽きる前に。
[それから、ふっと思い立って]
……砂時計が尽きそうになっても、深い手傷を負ってるとか、バステに苦しんでるとか、相性悪いやつしかいないとか。
そういう時には、来るといいよ。
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…居ないの、かな?
それにしても、放ったらかし… [部屋の主の姿は無く、ちゃぶ台の上に置きっぱなしの朝食の残骸に眉をひそめる。 食べかけのパンは捨て、コーヒーカップを洗い、 タンスの上から落ちて来たらしい写真立てもきちんと拭いたちゃぶ台の上に置き直した。]
…りあじゅー、ばくはつしろ。 [幸せそうな写真を軽く小突き、ついでに掃除機でも掛けようかと探す。 まさに今日、電話一つで爆死したとは流石に知らなかったが。]
…って、
しまった、今あたしヴェス様じゃん! [ようやくゲーム内だと気付いたらしい。]
(198) 2011/02/18(Fri) 22時頃
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…………ぁ。 [見られた。甲斐甲斐しくお掃除してるとこめっちゃ見られた。]
うぁぁぁぁーーーーーっ!!! [恥ずかしいやら気まずいやら、慌てて移動コマンド展開。 8へ花びら散らしてワープ!]
(203) 2011/02/18(Fri) 22時頃
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そんなに血気盛んじゃないーって
[ドナルドに向かって、小突くイメージをともにおくる]
こっちで熱心に志乃口説いて、あっちでレティーシャ口説いていた男のどこが血気盛んじゃないのか、俺に分かるように説明してもらおうか。
ヨーランダ様にどうにか勝てないか? と言うお話です。
[リュヌドには簡潔に説明したが、
ドナルドの言葉の後ろ半分、意味を取れずにやや迷う。]
……――はい。
[結局は、小首を傾げるように、応じて見せた]
[志乃の声音に疑問の色が混じっていたので]
戦闘行動に関するタイムリミット。
セシルに短く設定されたんでしょ。弱くて連戦に耐えられるやつがいるときなら別に困らないだろうけど。
手傷を負ったり、連戦じみて疲れても戦闘行動を強制されるようなら相手になるぜ、って言ったのさ。
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─ →図書館 ─ [しばらく肩で息をして、ようやく落ち着く。]
まずい…ほんとーにマズい。 キャラ崩壊するにも程があるだろう、全く。
あ、図書館か… [あたりの様子に気付いて、カツカツと靴音建てて中へ。]
児童書ばかりなのかな…絵本とか。
本とか、子供好きな人、いるからなのかな…。 [棚を覗きつつ、ここの主に思いを馳せる。]
そういう優しい人、酷い目にあわせちゃいけないな。 無事にここから出してあげなきゃ…
(207) 2011/02/18(Fri) 22時頃
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ちょ、レティーシャの事口説いてないよ!?
パーティー組まないって、誘っただけで。
(それに、俺じゃないし…)
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