人狼議事


158 雪の夜に

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 ――

[子供が少し口をとがらせたような、
 何故か決まり悪そうな小声が零れた。]

 ……狩りも出来ねー位よぼよぼの爺さんになったら、また来る。

 つった所なら、あるけど。


[拗ねたような口ぶりが、
かわいらしいと言ったら彼は不本意だろうから、
零れたのは小さな忍び笑いだけ]

そう、故郷の土地はなくても。

あなたには、
……ちゃんと帰る場所があるのね。


 ……多分、そういうんじゃねぇよ。

[人の間で人を喰い殺す狼が、
 そんなに長くを生きられるとも思っていないし、]

 そいつらの仲間になれる訳じゃないしな。

[きっとそれは叶える心算のない約束なのだ。]

 旅から旅への根無し草だよ、俺は。


【人】 洗濯婦 セレスト

―朝凪亭―
[女が部屋から降りてきたのはいつもの船での
起床時刻を大分過ぎてのことだった。
雰囲気がいつもと、何か違う。
ざわざわと人々の潜む声が絶えなく聞こえる感じ、
昨日の宴の席でもあったような、あの感じだ。]

……なんかざわざわしてるねえ。
今日は何かあったんだったっけ。

[欠伸を噛み殺し、はねの残る髪を撫でつける。]

(101) 2013/12/22(Sun) 23時頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2013/12/22(Sun) 23時頃


いいじゃないの。

いつか帰るかもしれない、
そんな場所があると思うくらいは、きっと

……生きる理由に、なるでしょう?

[それは酷く人間らしい思考だと己自身そう思った]


【人】 洗濯婦 セレスト

[>>106ダーラに手をあげて朝の挨拶を返し、
その後のダーラの言葉にぴたりと欠伸が止まる。]

サイモンってのは昨日の男だね…。
……本当に死んじまったのかい?
……狼にやられたって?

……じゃあ、犯人は人間じゃないんだね?

[確認をするようにダーラに聞き返し、
昨日の怯えた男の言葉を思い出す。
逃げろ逃げろと怯えていたあの声だ。]

出ない方がいいってったってねえ…、
船があるんだ、放っておくわけにゃいかないさ。

(111) 2013/12/22(Sun) 23時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[裏方にも誰か人がいたようだ。こちらからは見えなかったのでヒューだとは気付かずにダーラへと肩を竦める。]

野犬の事件ってのは、この町ではたまにあることなのかい?
なんだかねえ…昨日あの男が変なこと
言ってたもんだから…どちらにしても物騒さね。

[そう言うと部屋の方へと踵を返す。]

出ないっても巡航船だ。
お客の荷物もあるし、この時期は船も
手入れしてやんないと色々都合が悪いのさ。

ちょいと、船と船乗り共のの様子見てくるさね。
自警団来てるんだろう?
なら明るい内ならちょっと位、外出たって大丈夫さ。

[コートを取って降りてくると外へ出る準備を済ませる。]

ダーラねえさん、なんか遣いの用事はあるかい?
あるならついでに済ませてきちまうよ。

(115) 2013/12/23(Mon) 00時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

わかった。ねえさんも何か新しい情報聞いたら教えておくれよ。
ここが一番情報集まるだろうからね。

[酒場で、宿屋だ。人の出入りは多い。
宿のこと、水くみも仕事、とは誰を指す言葉か。]

うん?じゃあ、誰か水くみに出てるんだね。

[誰が出てるのか、なんとなく予測はつく。
女の予測通りならばそこには小さな子供がいるはずだ。]

あたしよりよほど危なっかしい。
ちょいと様子見てこようか。

[言っているうちに>>118 子供は宿に帰ってくる。
元気がないのは気に掛かったが、無事に戻って
安心した様子で笑う。]

おかえり、ハナ。あんたも気をつけなよ。
こわい狼がまだ近くにいるかもしれないんだ。

(120) 2013/12/23(Mon) 00時半頃

 生きるのに理由が必要か?

[解らない、と言いたげに声は囁いた。]

 ……しかもそれだと、まるであんたの方が、
 帰る場所がないみたいに聞こえるぜ。

[都の方で、絵なんかを売り買いする商売だと聞いていた。
 そちらは帰るべき場所ではないのだろうか。]


【人】 洗濯婦 セレスト

人狼。

[ハナの告げた言葉を、反芻する。
昨日も聞いた名、あの男が言っていた名前だ。
昔話に出てくる人狼は普段は人間の中に紛れ、
区別がつかないのだという。]

…人狼ねえ…、
人の仕業って可能性も出てきたってことか。

[伝承の存在を自警団がすんなりと受け入れるのか、
どうにもすっきりしない。
この町には何かがある気がする。]

どうなるか、か…。
サイモンをやっちまったやつは、
見つかり次第、自警団に捕まえられるだろうね。
それが人でも、狼でも…人狼ってやつでも。

(129) 2013/12/23(Mon) 01時頃

[単純な答えは予期されたもの、
けれどそれは、今は好ましいものだ]

……そうね、

[そしてゆるやかな肯定]

優しい人を大事にしなかったから、
きっと罰があたったのね。

[珍しく自嘲のようなものが溢れて]


つまらないことを聞かせたわね、

ごめんなさい。


【人】 洗濯婦 セレスト

[大きく息を吐いてから、ハナへとにかりと笑う。]

ハナ、帰りにお菓子買ってきてやろう。
ハナの好きなお菓子はなんだい?

[小さな子供を少しでも元気づけようと思ったのだ。
ハナから返事を聞くことができれば、
外へ様子を見に出るつもりだった。]

(132) 2013/12/23(Mon) 01時頃

 ……ふうん。

[返す相槌は、少し気のないものになった。
 人間にとっての、その罰が当たる、という感覚も、
 あまり実感が伴わない、知識の上の言葉だ。]

[ただ、血が薄れて人間になってしまったのに、
 こうして声だけがする女の性質は、やはり、
 己の目からは中途半端なものに思えて――
 生きにくいだろうな、と思ってしまう。]


【人】 洗濯婦 セレスト

つられんのはやだねえ…。

[ハナの言葉にぽつりと呟き、
けれどもその後のハナの喜びようにはぷっと吹き出し
歯を見せて笑って見せた。]

あっはっは!
うんうん、ハナはそうやって喜んでる方が
可愛らしくてあたしは好きだよ。
了解!そんじゃ〜パンプキンパイ3つ買ってこようか。

[にかりと笑って]

女だけで小さなお茶会やっちまおう。
そんじゃ、いってくるよ。

(137) 2013/12/23(Mon) 01時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[>>139ホレーショーが降りてきたのは、
女が宿を出る直前のことだった。]

おはよう、ホレ。
ああ、残念だね。
あんたは男だからあんたの分はないよ。

[パンプキンパイの話だ。
訳がわからずともそれ以上の説明は加えない。
船の様子を見てくる、とはホレーショーにも伝えて
女は宿を出る。]

(140) 2013/12/23(Mon) 01時半頃

……こういう時に、
慰めの言葉のひとつでもさらりと言えると、
もてるのよ?

[返る相槌にそんなことを言ったのは、
あまり引きずりたくない感情だったせいだ]

それに私の話より、
あなたのこと、でしょう?

[そんな一言も添えて*]


【人】 洗濯婦 セレスト

うおわっと!?
ああ、寿命が縮むかと思った。
おはよう、にいさん。

[出てくるなり声を掛けられ上へ飛び上がると
心臓の部分を両手で押さえて。
深呼吸の後ヤニクへ手を振り返す。]

なんだ、中入りゃいいのに。

ヤニクも事件の話は聞いたろう?
しばらく外に行けないって話も聞くし…、
まあ、旅人のあんたには災難さね。

(148) 2013/12/23(Mon) 01時半頃

 そりゃぁ、失礼?

[冗談めかして言われる"もてる"との弁も、
 女と己では意味合いが変わってしまうのだが。

 とは言え、そうした文句が使える価値はあるだろうから、
 次からは何か考えておこう、と思う程度]

 つっても、あぁ……どこまで話したっけ。
 ほとんど話は終わったみたいなもんだしなぁ。

[生まれた群れについて。
 そして、いつか再び訪れるかも知れない先について。]

 別に、先なんて決まってないしな。
 どこまでだって行くし――どこに着く事もない。

[終着がある旅ではない。狩り場を求めて流れるだけだ。]


【人】 洗濯婦 セレスト

うるさいねえ繊細なんだよあたしは。
悩み?ああ、そうさねえ。

[町の様子を見る。
人狼、その噂は瞬く間に広がっていくだろう。
野犬がやったものではないだろう、その噂が。]

難しいかもね。

[こんな人が死ぬ事件が起きた時期に訪れた
余所者をわざわざ雇おうとする者がいるだろうか。
勿論人情深い者もいるだろうけれども、]

ま、ダーラねえさんにまで追い出されちまったら
うちの船来るといいさ、寝床くらいはなんとかしてやるよ。

[そう言って笑うが、笑ってばかりもいられない。
毎年寄港するとはいえ船乗りだって、町から見れば余所者だ。]

(155) 2013/12/23(Mon) 02時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

…人狼なんて、本当にいると思うかい?
つっても手がかりがないからねえ…、
まぁ、人がやったとは、思いたくないもんだ。

[人狼、人狼、
その名前は漣のように町に広がっていく。
サイモンを殺したのは人か、狼か、人狼か。]

船の様子を見に行こうと思ってるんだけど。
にいさん、ちょいとそこまで用心棒として雇われないかい?
パンプキンパイ代くらいは払えるよ。

[船よりも先に、雑貨屋が開いているか
見に行った方がいいだろうか。
ヤニクに声を掛けてから、港の方へと歩き出す。**]

(156) 2013/12/23(Mon) 02時頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2013/12/23(Mon) 02時頃


 ……意外と、人狼の仕業ってのは信憑性ないみたいだな。
 この分なら俺、必要な食事の分だけで良いのかね。

[他の獣が血の匂いに誘われなければだが。]

 お上が人狼の仕業って言ったらまた変わるだろうけどな。
 あの男の言う事を本気にしそうな人間、他にいるかな……


【人】 洗濯婦 セレスト

―港―
[ヤニクを連れて訪れたエレクトラ号には
ほぼ全員の船乗り達が駆けつけていた。
駆けつけた、という言葉には少し語弊がある。
彼らはずっと、そこにいた、ということらしい。
宴の後飲み足りないと船で飲み明かしてた。
互いが互いの証言者となり容疑からは外れるらしい。

安心する半面、女には疑いが残るわけで
やはり暢気に笑ってばかりもいられなかった。
船乗り達の中で容疑が残る者の名も教えてもらう。
ホレーショーと、それからヒューの名前も挙げられた。]

…あいつは、

[怪我をしているじゃないか、そう言っても。
自警団の容疑リストからヒューの名が外されることはなかった。]

(191) 2013/12/23(Mon) 22時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

にいさんの名前も残ったままだったねえ。
あたしもヤニクのにいさんも、
容疑者仲間ってわけだ。

人狼の可能性、ねえ。

[声に出してみたらやっぱり笑えなかった。
大きく溜息を吐く。目の前が白く染まった。]

野犬ってことじゃ、だめなのかね…。

[ぽつりと呟いてから、首を横に振った。]

――…薄情なもんだ。

[ポケットを探る。
掌に出したのはぎりぎりパンプキンパイが4つ買えるかどうか、
くらいの小銭。]

(192) 2013/12/23(Mon) 22時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

はい、にいさん。
用心棒代だよ。
ついでにあたしらの分のパイも3つ、
買っておいておくれよ。
ああ、ない場合は何かハナの喜びそうなもの。

[当然、ホレーショーの分け前のことなど頭にない。]

容疑者となっちまった以上、
いつとっ捕まっちまって、
いつ出られなくなるかもわかんないからねえ。

ちょいと、用事を済ませてくるさ。

[言ってから、歯を見せて笑い]

ああ、ヒューに会いに行くだけだよ。
宴の晩にゃ話をしそびれちまったからさ。

(194) 2013/12/23(Mon) 22時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

ああ、うん。
薄情ってのは、あたしのことだね。

[宿に、その言葉に頷いて返す。]

まあ、あっちにはあっちで、
適当になんか果物でも拾ってくさ。

んじゃ、
おつかい頼んだよ。

[小さい子供に言うようなからかい口調で
銭を渡してからヤニクに手を振り港から離れる。

ヒューは今はどこで生活をしているのか。
手紙などのやり取りはヒューとはこの一年しなかった。
一度だけ、ヒューを診てもらった町医者から、寄港した港で手紙を受け取った。
ヒューの怪我の経過と、ワンダという名前があったのを覚えている。
途中立ち寄った果物屋でワンダの名前を聞いてみると、魚屋だということが教えられた。]

(198) 2013/12/23(Mon) 23時頃

……私の弟はね、
この町の教会の司祭様に、
正体を暴かれたのよ。

[ぽつりと零して]

……知らせは聞いた?
しばらくはこの町を離れるのは難しそうね。


【人】 洗濯婦 セレスト

―市場―
ああ、あんたがワンダかい?
いや買い物じゃないんだすまないね、
ヒューって男がここで働いてるって聞いたんだけど…

それにしてもお腹大きいねえ!
あとどれくらいだい?

[店先であっけらかんとした声を放つ。
女主人に声を掛けていると子供が脇を通り過ぎて
走り去っていった。子供が先程までいた場所を覗く。]

ああ、ヒュー、そこにいたのか。
土産に持ってきたリンゴはねえさんに渡しちまったよ。
そっちに栄養とってほしいからねえ。

[笑ってヒューに手ぶらになった両手を見せて]

熱心…って感じでもないね。
ちょいと話そうか。ねえさんに許可も貰ったさ。

(206) 2013/12/23(Mon) 23時頃

 あぁ、こっちも聞いた。

[予想の範囲内ではあるので、そちらは殊更驚かないが。]

 そっか。

 そんな事があっても、この町に来るんだな。

[彼女にとっては予定外の寄港だったのかも知れない、が、
 その事は己には解らない。

 何の為にか。
 例えば故郷は、ただ故郷というだけで訪れる価値があるのか。
 あるいは――生きる意味に関わるのか。]


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