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………っ。 は、はいっ!
[自分を《人狼》になったと認めてくれる声。
どきりと波打つ心臓の音]
どちらの占い師さんが本物か、ですか…。
つまり、僕らを人間だって言うか、
僕ら以外の人を人狼だって言い出したら、
その人が嘘吐きさんってことですね。
[頭の中を整理しつつ、ふむ、と頷いた]
うーん…。
[郵便屋と薬屋。
二つの顔をぐるぐると思い浮かべてみるけれど]
………もし、見分けがつかなかったら、どうします?
そう言うことだ。
その偽物が俺達に協力するつもりなのか。それが解れば上々だ。
だが…見分けが付かないなら。殺してみるしかないだろうな。
そう言う意味では…
今のサイラスを敢えて生かす理由は無い。
[前言を翻すような事を言う。
他人の運命を手の上で転がすようで、転がされている現実を感じていた。]
![]() | 【人】 掃除夫 ラルフ[にこりと微笑むメアリーを見ると、...も表情を崩して] (104) 2010/02/21(Sun) 22時頃 |
![]() | 【人】 掃除夫 ラルフ[顔色の悪いベネットが近づいて来ると、ベネットの傍に行き] (113) 2010/02/21(Sun) 22時半頃 |
[結社員の言葉を思い出す]
……駆除。
…………人狼は殺意を持っている、ですか。
こんな所に閉じ込めなければ、
僕は誰かを襲う心算なんてなかったのに。
[それはそれで、自らの緩やかな死を意味していたのだが。
少なくとも親しんだ村人達を襲うことなんて
考えもしなかっただろう]
………変なの。
[言い表わせない複雑な感情は、
ぽつりと一言の言葉として零れ出た]
![]() | 【人】 掃除夫 ラルフ―ベネットの所へ向かう前― (120) 2010/02/21(Sun) 23時頃 |
![]() | 【人】 掃除夫 ラルフやっぱり…分からないですよね。 (122) 2010/02/21(Sun) 23時頃 |
……襲う。
サイラス先生を、襲う―――…。
[ヤニクの言葉
…………。
僕、ウェーズリーさんを、探してみますね。
![]() | 【人】 掃除夫 ラルフそっか、喜んでくれたか。 (155) 2010/02/22(Mon) 00時頃 |
![]() | 【人】 掃除夫 ラルフえっと、大丈夫だよ。きっとなんとかなるって。 (157) 2010/02/22(Mon) 00時頃 |
![]() | 【人】 掃除夫 ラルフウェーズリーさん (168) 2010/02/22(Mon) 00時頃 |
![]() | 【人】 掃除夫 ラルフ―ウェーズリーに話しかける前― (193) 2010/02/22(Mon) 00時半頃 |
![]() | 【人】 掃除夫 ラルフ[ウェーズリーからピッパが人間だと聞けば安心した様子で] (206) 2010/02/22(Mon) 01時頃 |
ウェーズリーさんは、ピッパさんを調べたみたいです。
……人間、だそうですよ。
――…さぁ、
どうしましょうかね…。
[じっと伺うように、郵便屋の男を見つめていた**]
[ピッパに語った後、それを継いで囁きに述懐が漏れる。]
カリフは俺に興味を持った。
他にも俺のような人狼が居るのなら、強力な手駒になると言う。
なかなか面白い話だと思ったが、力を手に入れた人狼の集団をいつまでもカリフは信用しないだろう。だから「未だ見付からず」と手紙で毎年報告してはぐらかしている。それだけだ。
カルヴィン。
お前にその気があるなら、いつでもバグダドに連れて行ってやる。
カリフに気に入られれば、万軍を指揮するも栄華を誇るも求むるがままだ。
もっとも…、その前にまずカリフの褥に呼ばれるだろうがな。
[そう意地悪く笑って、ラルフに懐く様を揶揄した。]
それにしてもメアリーもピッパも人間か。占いは正確だ。
[皮肉めいた声。]
少なくとも…
偽物も身を捨てて俺達に尻尾を振るつもりはないらしい。
まあいい。
これで確信の無い疑惑が漂う。
処刑された者の正体も判らぬまま右往左往しているなら、それほど分は悪くない。
その間に邪魔な奴から殺せばいい。
……強力な、手駒。
人狼を武器にしようとした、と言うことですか。
なんで。そんな、ことを…。
[呟く声は、何処か悲しげで]
やっぱり人狼と人間は、本当に仲良くは出来ない。
仕方が無いこと、なんでしょうね…。
[彼の国では、人狼は珍しいが特別では無い――。
そんな話を聞いて、人狼が
ひょっとしたら受け入れられているのかもしれないと思った。
でも、そんな筈は無かった。よく考えれば、分かること]
だって、僕も。
サイモンさんを殺した時、きっと悲しかったり、
苦しかったりするだろうなって、思ったんです。
そんなこと思っちゃ駄目だけど、
…でも、どうしようもないだろうなって。
けれどね。何も、感じなかったんです。
[平坦な声は、嘘を言っている風ではなかった]
驚くほどに、何も、感じなかったんですよ…。
[そこで本当に確信した。あぁ、僕は、人狼なんだと]
[直ぐに声はいつもの調子に戻り、くすくすと笑う]
………ふふ。
栄華は素敵かもしれませんが、
人間さんにお仕えするのは、父が怒るかもしれませんね。
[続く言葉は、よく意味が分からなくて]
かりふのしとね……?
[しかし彼の意地悪そうな笑みも含めて、
多分、深追いしない方が良い話だと判断した。
困ったような焦ったような声を零して、
ちらりと恨めしそうな視線を送る]
……嘘吐きさんにも、
誰が人狼なのか分かっていないのかも、しれません。
[どちらも対象を人間だといった占い師達を思い浮かべつつ]
そうだ。処刑。
でも、処刑したところで、その人の正体も分らないのに…。
[一体結社員は何を考えているのか]
僕達も、選ばれないようにしないと、ですね。
……………。
[けれどそれはつまり、別の誰かが処刑されるということで。
呟く声は決して、明るいものではない]
まあいい。
[カリフの元では、人間も人狼も等しく奴隷なのだという価値観を無理に説明するのは、少し疎ましかった。その悲しげな声に続き、意味を捉えかねた言葉を鸚鵡返しにする様子に、低く笑う。]
なるほどな。それは偽占い師もさぞ心細かろう。
だが、占えと名乗り出てやる訳にもいかぬ。いや、それも一つの手ではあるが。
選ばれないためにどうするか…。誰を処刑させるか…。
出来れば俺達の2票を有効に使いたいが、唐突な名前を書く訳にも行かない。
そして時期にまた…俺達の夜が来る。
……。殺してみるのもいいかもしれない。やはり今危険なのは占い師だ。
お前は、どう思う?**
でもなんだか、誰の名前を書いても唐突になりそうですね…。
[コルクボードを見上げる。
其処には集会所に集められた者の名が、リストとして並んでいた。
誰もが名を書く相手を決めかねているのだろう]
ええ。僕も、占い師さんが危険だと思います。
残念ながら誰が本物なのかは、まだ、分らないのですが…。
…………。
信頼を得ているのは、どちらかというと、
サイラス先生かもしれません。
[薬屋と郵便屋。
この場の者との日常生活での関わりなどを考えた感想]
ふむ…
ならば敢えてサイラスを殺し、ウェーズリーの信頼を地に落とすか。
だが…サイラスが死ねば、奴が保証したメアリーの疑いは綺麗に晴れるだろう。
そしてその兄ベネットもそれなりに。少し…勿体ない。
どちらでもいい。だがどちらしかない…。
…よし。俺はウェーズリーを殺す。あの兄妹には使いでがあるかもしれん。
ついでに喰らう。俺の獲物だ。
もしお前が反対なら…夜、コインでも投げて決めよう。
[そう言って、少し晴れたような笑い声。**]
[誰を殺せば、誰の疑いが晴れて…。
そんなまるでパズルゲームのような論理展開に、
真剣な様子で耳を傾けている。
そうだ、生き残らなくてはいけないのだ。生きて、――]
…………う。
[ヤニクが殺すと決めたのは、郵便屋の男だった。
よく自分と話をしてくれた人。さっきも、料理を教えてくれた。
勿論馴染みがあるのは同じ占い師候補のサイラスも、
同じことではあるのだけれど]
……………。
[思案するように、暫くの時が流れ]
………いえ。
ヤニクさんがウェーズリーさんが良いなら、彼で構いません。
[返した返事は、了承。
決定権を彼に任せると言う意味の囁きを、静かに返す]
[郵便屋に関しても。他の誰に関しても。
死んで欲しくないというのは、嘘ではない。
悲しい思いをして欲しくないと言うのも、嘘ではない。
ただ、それよりも、自分の生きたいという気持ちが強いだけ。
人間として人間を殺すことへの抵抗は大きい。
ただ、人狼として人間を喰らうことへの抵抗は、きっと――]
そういえば、狩人の話は聞きましたか?
この集会所内にいるのかは分かりませんが……。
僕達の襲撃から、誰かを守ることの出来る能力者、
というのが存在するらしいです。
どうか、お気をつけてくださいね。
[自分の先輩にも当たる同属。
きっと心配は無いだろうと、思いつつも]
だが…
[自らの迷いに失笑するような響きが混じる。]
もしウェーズリーが結社員の獲物になるなら、俺はサイラスを喰らう。
みすみす指を銜えてみているのは性に合わない。ふふ…夜が待ち遠しいな。
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